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posted by fanblog

2019年04月09日

大腸CTアカデミア アメリカではガイドラインに基づいて検診大腸CT検査が実施されれば毎年180万件以上の大腸CT検査が実施される!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
お陰様で、第14回消化管先進画像診断研究会 (GAIA)が盛会に終了いたしました。

ご来場の皆様、ご協賛いただきました関係企業の皆様に心より感謝申し上げます。

メディカルアイ様に取材していただきました。
ありがとうございます!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★




PubMedから、今日のつぶやき − 461 −


Sawhney TG, et al. Computed Tomography Colonography Less Costly Than Colonoscopy for Colorectal Cancer Screening of Commercially Insured Patients. Am Health Drug Benefits 2018; 11: 353-361.




深い創傷の治療はナート(縫合)かスキンステープラー(stapler)ですね。
ステープラーが出てきたとき、
従来のナートに比べて簡単・短時間・跡が残りにくいと感動しました。
でも、当たり前ですがナートセットやステープラーがなければ
治療できません。
自宅でも使えればという思いがありました。

最近、ZipStitchというものが登場しました!
ナイスアイデアですね。
一般の方にキチンと消毒できるのか、
動物の咬傷に使いはしないかという懸念はあるものの便利そうです。
医療費が高いアメリカではとくにマッチするんでしょうね。

ところが、発見をしてしまいました。
スキンステープラーって楽天でもアマゾンでも買えるんですね!!


医療器具が買えるとは驚きです。
ご丁寧にリムーバーまで変えてしまいます。

自分は元外科なので使い慣れていますが、
一般の方も大丈夫なのかな!?


さて、それでは
論文「民間保険に加入している患者の大腸癌検診は
大腸内視鏡検査よりも大腸CT検査の方がローコストである」
のご紹介です。

【考察】
大腸CT検査の普及拡大による影響と可能性は大きい。

大腸癌検診を受けていない50-65歳で
民間健康保険に加入している1,800万人の半数が
ガイドラインに基づいて検診大腸CT検査を受診するようになれば、
毎年180万人以上の大腸CT検査が実施されることとなる。

(補足;1,800万人の半分は900万人、大腸CT検査による大腸がん検診は5年に1度と
ガイドラインで推奨されているので、900万人/5年=180万人/年という計算ですね)

現在、60%となっている検診受診率の改善は
すべての検診方法の増加によってなしえることであり
内視鏡検査の検査増加と
大腸CT検査の検査数増加は伴うものである。


今日はこのあたりにしますね。

それでは、また。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30647823

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。








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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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