2018年02月20日
ブログ「大腸CTアカデミア」のご紹介 改めまして
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大腸がんを減らすために役立つ
最新情報をご提供しています。
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PubMedから、今日のつぶやき − 179 −
今回のつぶやきは年末に配信されたラインコミュティの内容となります。
そこで、今日は文献紹介ではなく、
改めてブログの紹介と2018年の企画をご紹介します。
ブログ「大腸CTアカデミア」は2017年6月7日(水)から
お陰様で、毎日休みなしで更新しています。
2017年11月から、1日にだいたい400〜550PV(ページビュー)、
月間で1万PVを余裕で越えるようになってきました。
どうもありがとうございます!!
(2018年2月現在では1日に800PVを越えています。
月間では2万PVを越えてきています! 感謝です)
ところで、
記事の下のほうに3種類のブログランキングをリンクしています。
皆様、お気づきになりましたでしょうか?
一番上は
「にほんブログ村」さまのリンク
https://www.blogmura.com/point/01581858.html
「大腸がん」のジャンルでは、順位はだいたい10台半ばから30台半ばです(256サイト)
「医学」、「生命科学」のジャンルでは1〜3位
このジャンルは、登録サイトが少ないので上位なのですが、1位は嬉しいですね
総合ランキングは1万7000〜9000位(92万8千超サイト中)
・・・いいんだか、悪いんだかよく分かりませんね。
真ん中は
「人気ブログランキング」さまのリンク
「大腸がん」のジャンルでは3位前後
登録サイトが少ないからな〜
一番下は
「FC2ブログランキング 」さまのリンク
「病気・症状ランキング」の順位は非常に変動が激しいです。
先ほどは61位でしたが、見るたびに違うような。
エビデンスの普及・啓蒙に向けてコツコツ頑張ろうと思います。
改めまして、コンテンツの内容のご紹介です。
平日:医療従事者の方を中心とした最新情報
(ラインコミュニティから約1.5ヶ月遅れの配信です)
土曜日:Cho-Cho Derby(腸長ダービー)
日曜日・祝日:一般の方向け
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&Aや画像の紹介などしています。
一般の方にもお役に立つ情報をお伝えしています。
来年から土曜日の企画を複数の企画を交互にやっていこうかなと
思っています。
Cho-Cho Derbyは続けるのですが、
画像クイズなども考えていますが、
面白いかな・・、どうでしょうか?
最近、岡山のF先生や奈良のSさんから
「こんな症例や画像は珍しいのでしょうか?」
とご連絡をいただきました。
英文誌のケースレポートが狙える場合には、
もちろんそちらに誘導するのですが、
貴重だけれど論文までは厳しい場合もあります。
そうした場合には、
ブログ投稿していただくのはどうかなと思っています。
翌週に答えと解説を発表するような構成で。
岡山のF先生や奈良のSさん、ご投稿をお願いすることはできますか?
スルーしていただいても構いません笑
今後さらにブログも充実していきたいと思っておりますので、
何卒、よろしくお願い致します。
2018年末までに、
1ヶ月に10万PV、1日に3000PV越えたらいいですね。
アカデミックなんだけれども、分かりやすく面白いをモットーにしていきます。
次回は、「メルマガ」のご紹介です。
それでは、また。
【おすすめ人気記事】
医師がすすめる非常時の備え その1「飲料水」
大腸CT検査のポイント集
毎日のつぶやきを経て増えていきますね。
<適応>
・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。
<検診>
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸CT検査による検診受診率は735%増加した。
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸内視鏡検査による検診受診率は38%増加した。
・腸管外病変診断による利益・不利益バランスには注意が必要。
<検査食は不要>
・低容量腸管前処置においても、ガストログラフィンを使えば食事制限は不要。
・腸管残渣の状態は食事制限の有無に左右されない。
・水溶性造影剤によるタギングの質は食事制限の有無に左右されない。
・食事制限の撤廃は患者の受容性向上に寄与する。
<腸管前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。
<腸管拡張>
・右側臥位は最適な腸管拡張を得るためのベストポジションである。
・炭酸ガス自動送気装置は良好な腸管拡張を得るのに有用である。
・ブスコパンは腸管拡張の改善に寄与しない。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。
<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。
・検診目的の大腸CT検査は有症状者に対する大腸CT検査よりも、病変をみつけづらく読影には注意が必要。
<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)
・便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が10ヶ月以上になると大腸がん全般・進行がんのリスクが高まる。
<受診者の受容性>
・患者さんの苦痛度は炭酸ガス自動送気装置の使用やブスコパンの使用は影響しない。
<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。
・術前検査目的の大腸CT検査の穿孔率は0.028%。
・検診目的の大腸CT検査の穿孔率は0.003%。
・精検目的の大腸CT検査の穿孔率は0.014%。
・穿孔率は術前検査目的に比べて検診目的で有意に低い。
・穿孔症例の81%では外科治療が不要。
・自動送気装置の使用は穿孔のリスクを低減する。
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日本の大腸CT検査の知識のボトムアップを狙っています。
最新の世界の知識を身につけることで、患者さんに還元するのはもちろんですが、
きっと新しい研究の芽も生まれると信じています。
皆でパワーアップしていきたいですね!!
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【76名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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(ラインコミュニティから約1.5ヶ月遅れの配信です)
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英文誌のケースレポートが狙える場合には、
もちろんそちらに誘導するのですが、
貴重だけれど論文までは厳しい場合もあります。
そうした場合には、
ブログ投稿していただくのはどうかなと思っています。
翌週に答えと解説を発表するような構成で。
岡山のF先生や奈良のSさん、ご投稿をお願いすることはできますか?
スルーしていただいても構いません笑
今後さらにブログも充実していきたいと思っておりますので、
何卒、よろしくお願い致します。
2018年末までに、
1ヶ月に10万PV、1日に3000PV越えたらいいですね。
アカデミックなんだけれども、分かりやすく面白いをモットーにしていきます。
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それでは、また。
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医師がすすめる非常時の備え その1「飲料水」
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毎日のつぶやきを経て増えていきますね。
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・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。
<検診>
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸CT検査による検診受診率は735%増加した。
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸内視鏡検査による検診受診率は38%増加した。
・腸管外病変診断による利益・不利益バランスには注意が必要。
<検査食は不要>
・低容量腸管前処置においても、ガストログラフィンを使えば食事制限は不要。
・腸管残渣の状態は食事制限の有無に左右されない。
・水溶性造影剤によるタギングの質は食事制限の有無に左右されない。
・食事制限の撤廃は患者の受容性向上に寄与する。
<腸管前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。
<腸管拡張>
・右側臥位は最適な腸管拡張を得るためのベストポジションである。
・炭酸ガス自動送気装置は良好な腸管拡張を得るのに有用である。
・ブスコパンは腸管拡張の改善に寄与しない。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。
<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。
・検診目的の大腸CT検査は有症状者に対する大腸CT検査よりも、病変をみつけづらく読影には注意が必要。
<診断>
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・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)
・便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が10ヶ月以上になると大腸がん全般・進行がんのリスクが高まる。
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<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。
・術前検査目的の大腸CT検査の穿孔率は0.028%。
・検診目的の大腸CT検査の穿孔率は0.003%。
・精検目的の大腸CT検査の穿孔率は0.014%。
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【76名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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