2020年09月24日
大腸CTアカデミア 不完全な内視鏡検査に大腸カプセル内視鏡検査の結果を組み合わせた場合の全大腸観察率は!?
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2021年度 第60回本消化器がん検診学会総会
会長:小川 眞広 先生(日本大学病院消化器肝臓内科)
会期:2021年6月4日(金)〜6日(日)(6日は研修会のみ)
会場:ステーションコンファレンス東京
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PubMedから、今日のつぶやき − 813 −
Deding U, Herp J, Havshoei AL, et al. Colon capsule endoscopy versus CT colonography after incomplete colonoscopy. Application of artificial intelligence algorithms to identify complete colonic investigations. United European Gastroenterol J. 2020;8(7):782-789.
それでは
論文「内視鏡挿入不能症例に対する大腸カプセル内視鏡検査 vs. 大腸CT検査:人工知能アルゴリズムによる全大腸検索」
のご紹介です。
【アブストラクト】
目的:
本研究は、内視鏡挿入不能症例の後に実施する大腸CT検査と比較した大腸カプセル内視鏡検査の相対的な感度を検討した。
さらに、不完全な内視鏡検査に大腸カプセル内視鏡検査の結果を組み合わせた場合の全大腸観察率を調査し、両検査の組み合わによる調査法の安全性を担保する前方追跡アルゴリズムの開発を目的とする。
(感想)
現在まで、大腸カプセル内視鏡検査の臨床応用では課題が多い中で、現実的な活用法を模索しているとようですね。
バッテリ切れや停滞の課題のほかにも、少なくない腸管前処置の負担やコストの課題もあります。
個人的には、大腸カプセル内視鏡検査は光学的アプローチから脱却するようなブレイクスルーがないとまだまだ厳しいかとも感じています。あくまで私見ですが。
コロナ禍にご注意のうえ、良い連休をお過ごしくださいね。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32731841/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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