2020年05月26日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査における残渣の電子クレンジングについて読影医が知るべきこと
日本消化器がん検診学会の大腸CT検査技師認定を受けるためには、学会が主催する大腸CT検査教育研修会に1 回以上の出席が必要です。
第1回大腸CT検査教育研究会および第1回大腸CT検査実践トレーニングコースの受講申し込みは定員に達したため募集開始から2日と待たずに締め切られておりました。
しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡散の状況を踏まえて、WEB配信」となりましたので、追加募集を行っています!
申し込みはこちらから
通常はオンサイトでの講習受講が必要です。
是非、この機会に受講してくださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 731 −
Mang T, et al. Electronic cleansing of tagged residue in CT colonography: what radiologists need to know. Insights Imaging. 2020 Mar 13;11(1):47.
本日から、新しい論文を取り上げていきます。
論文のタイトルは
「大腸CT検査における残渣の電子クレンジングについて読影医が知るべきこと」
です。
大腸CT検査の読影で使用されるソフトの多くには電子クレンジング機能がついています。
読影に携わっていらっしゃる方は電子クレンジングを活用されていますでしょうか?
ナガイチは使用しておりません。
この技術は論理的には素晴らしいのですが、実臨床ではアーチファクトの点で精度上の問題があるように感じているからです。
特に、無症状者に必須となる低線量撮影では、アーチファクトが強度となってしまいます。
電子クレンジング処理後の3次元画像での病変拾い上げに頼るのではなく、「2次元画をきちんと活用すること」、「2体位の比較読影をすること」が確実な読影につながると考えています。
ですが、今回、電子クレンジングに対するレビューが出ましたので、知識のアップデートを皆様と一緒にしてみようと思います。
Figureが豊富なので、Figureを中心に配信していきます。
次回から内容に入っていきたいと思います。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32170498
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
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メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【117名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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