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2018年01月06日

“さん”

 どこかへ電話をかけるとします。
コールセンター業務ではなく、あくまで私用です。

例えば「山田さん」に用事があって、
「山田さんはいらっしゃいますか?」
と聞いたとします。
すると、
「山田さんですね、お待ち下さい。」
と言われると、ガクッとなります。

電話を受けた方は、呼ばれた者に「さん」とか、敬称を付けてはいけないだろうが。

例え山田さんが社長だったとしても、
「山田でございますね。お待ち下さい。」
というのが本当です。

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このあたり、民間企業では徹底されていると思います。
が、官庁でたま〜に耳にすることです。

民間に比べると官庁は上下関係に厳しいと思います。
また、官庁は民間に金を交付する立場にあることから、正職員以外にも外部から嘱託職員や臨時職員を募集します。
この臨時職員に先ほどの「山田さんですね。」という傾向があると思うのです。

臨時職員というのは正職員に対して実に弱い立場です。
採用期間も数ヵ月から最長でも1年間という短期間で原則、継続雇用は認められません。

でもそれはあくまで原則としてであって、臨時職員を希望する人たちに均等に機会を与えるためです。
特に人口の少ない田舎町では、なり手がいないという場合もあります。
そんなときは課長の鶴の一声で、継続雇用が認められます。

しかし実際にはそうでなく、臨時職員にも好かれやすいタイプや、仕事を安心して任せられる人材というのはどうしても出てきます。
そんなときにも鶴の一声で継続雇用というのが、よくある気がします。
なので、どうしても○○さんはいつもいる。
そんな状況になりがちだと思います。

ただ、あまりにいつもいるようでは外部から指摘も受けるでしょう。本当に臨時職員になりたい人たちから。
そんなときは、同じ部署で継続するのでなく、部署を変えて雇用というのが手段のようです。

こんな状況が後押しして、臨時職員は正職員に逆らえない土壌ができているのではないかと思います。
まして、そういう過疎地域では臨時職員たちのスキルも期待できません。

だから
「山田さんですね。お待ち下さい。」
こうなってしまうのでしょう。
ビジネス感がないです。

また本来、臨時職員の雇用目的ではありませんが、正職員の嫁さん探しにもなるのかなと思います。





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