2020年06月21日
こだわり
ブログを書くとき、言い回しに、あるこだわりがあります。
それは「〇〇〇〇です。」と書くことをなるべく避けています。
そりゃ「それが私の考え方です。」とか「私は寿司が大好きです。」という書き方はします。
避けているのは、「昨日は暑かったです。」とか「とても辛かったです。」これらのもの。
「暑かった」も「辛かった」も過去形にしてありますが、「暑い」「辛い」といった形容詞に「です」を付けて無理やり敬語にしているようだからです。
「考え方」は名詞(形容動詞)、「大好き」は形容動詞です。(いま調べました^^;)
調べた結果、過去形にした形容詞に「です」を付けるのがイヤなんですね。
形容動詞が形容詞と違うのは、「である」が付けられるところです。
「大好きである」は良いですけど、「暑いである」も「辛いである」も変ですね。
「である」を敬語にしたのが「です」。すなわち、おかしいのです。
「だ」にすることもできますね。「大好きだ」は良いです。でも「暑いだ」「辛いだ」ではどこかの方言になってしまいます。w
と少し面倒なこと書きました。
ではなぜイヤなのかというと、小学4年生頃によく教室で聞こえてきた「考え中です」を思い出すからです。
授業中に先生から解答を求められ指名されたとき、そう言えばパスできます。
という、飛び道具的にステキな言葉でした。
でも当時から感じていた不自然な言い回し。
「考え中」だけでは敬語じゃないから、無理っくり「です」を付けて敬語にしているようです。
そう、「なるほどですね」に近いんです。
「考え中です」というくらいなら「まだ(いま)考えています」が適切だと思います。
または「わかりません」が本当なのかも知れませんね。
「昨日は暑かったです。」
なら、
「昨日はとても暑い日でした。」
が良いでしょうし、
「とても辛かったです。」
は、
「とても辛い思いをしました。」
が、自然に耳に入ってくる言葉だと思うんです。
ちなみに「なるほどですね」は「なるほど」に無理やり「ですね」を付けて敬語にしています。
しかし何でも「です」を付けておけばとりあえず敬語になるわけではありません。
「なるほど」と返した側が、相手を評価しているから失礼です。
〜 確かにあんたの言ったことは正しい 〜と。「確かに」も失礼ですね。
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