2012年09月12日
53歳で出産した坂上みきがもたらす危険な風潮
以前にも取り上げた坂上みきが、
不妊治療の末、
10日に53歳の超高齢にもかかわらず無事に出産しましたね。
「53歳か凄いなぁ」
っていうのが正直な感想です。
高度生殖医療の凄さと、
出産に対する執念。
子供への思いをまざまざと見せつけられた感じ。
頑張った甲斐がありましたね。
これはこれでおめでとうなのですが、
でも
ちょっと心配していることが一点あります。
私が心配していることは、
「53歳でも出産できるんだし、
あなたもまだ産めるんでしょ?」
と、40代の女性に対して周りがプレッシャーをかけ始めること。
なぜなら
日本人の大半は卵子の老化の事なんか知らないし、
マスコミは高齢出産を美化して報道するだけだから。
例えば、
お悩みQ&Aにこのような書き込みがありました。
子供のいない40代女性が、
子を持つ同じ40代女性にこのように言われたそうです。
「最近は40代でも出産するのが普通。
だからあなたも産みなさい。」
この、【普通】という言葉ものすごく怖いです。
昔だったら40代で出産と言ったら、
全然普通じゃないですよね?
でもそれが最近だと【普通】。
このように認識されているのです。
確かに、
今の時代40代でも大分若く見える人もいます。
しかし
いくら表面が30代に見えたとしても、
卵子は老化していくのでやっぱり40代。
つまり
妊娠出産に関しては、
今も昔も変わりはなく、リスクを伴うものだという事。
このような風潮になった根源は教育不足と言うものあるでしょうけど、
やはり無責任にはやし立てるだけのマスコミの存在でしょうね。
やっぱり、
TV等のメディアの影響力は強いですし。
40代になると子供を諦めるか、
不妊治療を頑張るかのどちらかになるはずです。
(最初から子供産まない主義の人は別として)
子供を諦めた女性に対して
「53歳でも出産できるんだから、あなたも頑張りなさい!」
なんて絶対に言ってはいけないこと。
だって、
当人も相当悩んだ末の結論なんだし、
それに対して他人がとやかく言うことなんて無いでしょう。
逆に不妊治療を頑張ってる女性に対しても
「53歳でも出産できるんだから、あなたも頑張りなさい!」
こちらは正気の沙汰とは思えない。
もしあなたが子供が欲しくて、
必死につらい不妊治療に立ち向かっている時に周りから
「40代ならまだまだ産めるんだから、もっと頑張りなさい」
なんて言われたらどう感じますか?
「ふざけんな!」
こうなるでしょう。
ありえませんね。
まとめると
53歳で無事出産した坂上みきは、
あくまでも特例であって尋常ではない事例。
超高齢出産は誰にでもできると考えてはならないという事。
マスコミは賛美するだけだが、それに踊らされずに
高齢出産がどのようなリスクを伴っているのかをもっと知るべき。
本当はマスコミが、高齢出産のリスクについて
一言だけでも付け加えてくれるようになれば
いいんですけどね・・・・。
とりあえず、
少なくともこの記事を読んでくれたあなただけでも
53歳で出産する事とはどういう事なのかを
考えるてくれるようになってもらえたら嬉しいです。
不妊治療の末、
10日に53歳の超高齢にもかかわらず無事に出産しましたね。
「53歳か凄いなぁ」
っていうのが正直な感想です。
高度生殖医療の凄さと、
出産に対する執念。
子供への思いをまざまざと見せつけられた感じ。
頑張った甲斐がありましたね。
これはこれでおめでとうなのですが、
でも
ちょっと心配していることが一点あります。
あなたもまだ産めるでしょ?
私が心配していることは、
「53歳でも出産できるんだし、
あなたもまだ産めるんでしょ?」
と、40代の女性に対して周りがプレッシャーをかけ始めること。
なぜなら
日本人の大半は卵子の老化の事なんか知らないし、
マスコミは高齢出産を美化して報道するだけだから。
例えば、
お悩みQ&Aにこのような書き込みがありました。
子供のいない40代女性が、
子を持つ同じ40代女性にこのように言われたそうです。
「最近は40代でも出産するのが普通。
だからあなたも産みなさい。」
この、【普通】という言葉ものすごく怖いです。
昔だったら40代で出産と言ったら、
全然普通じゃないですよね?
でもそれが最近だと【普通】。
このように認識されているのです。
確かに、
今の時代40代でも大分若く見える人もいます。
しかし
いくら表面が30代に見えたとしても、
卵子は老化していくのでやっぱり40代。
つまり
妊娠出産に関しては、
今も昔も変わりはなく、リスクを伴うものだという事。
このような風潮になった根源は教育不足と言うものあるでしょうけど、
やはり無責任にはやし立てるだけのマスコミの存在でしょうね。
やっぱり、
TV等のメディアの影響力は強いですし。
40代になると子供を諦めるか、
不妊治療を頑張るかのどちらかになるはずです。
(最初から子供産まない主義の人は別として)
子供を諦めた女性に対して
「53歳でも出産できるんだから、あなたも頑張りなさい!」
なんて絶対に言ってはいけないこと。
だって、
当人も相当悩んだ末の結論なんだし、
それに対して他人がとやかく言うことなんて無いでしょう。
逆に不妊治療を頑張ってる女性に対しても
「53歳でも出産できるんだから、あなたも頑張りなさい!」
こちらは正気の沙汰とは思えない。
もしあなたが子供が欲しくて、
必死につらい不妊治療に立ち向かっている時に周りから
「40代ならまだまだ産めるんだから、もっと頑張りなさい」
なんて言われたらどう感じますか?
「ふざけんな!」
こうなるでしょう。
ありえませんね。
まとめると
53歳で無事出産した坂上みきは、
あくまでも特例であって尋常ではない事例。
超高齢出産は誰にでもできると考えてはならないという事。
マスコミは賛美するだけだが、それに踊らされずに
高齢出産がどのようなリスクを伴っているのかをもっと知るべき。
本当はマスコミが、高齢出産のリスクについて
一言だけでも付け加えてくれるようになれば
いいんですけどね・・・・。
とりあえず、
少なくともこの記事を読んでくれたあなただけでも
53歳で出産する事とはどういう事なのかを
考えるてくれるようになってもらえたら嬉しいです。
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