クライド・フォレスターさんは、病室で、
聞いているのか、聞いていないのか、起きているのかいないのか果たしてそんな事は、反応もなく、よくわからなかったが、
怒涛があふれる様に、音鳴り町病院のビアンカ院長先生は、一人で語り出していました。
ビアンカ院長先生は、実の母親から、男性を繋ぎ止める為に生まれ、失敗したら用がないと捨てられ、
お金の無心を怒るとはっきりそうブチ切れられて。。。
成長してお金を稼いで優秀な地位ができたら若いから、育てられない、止むを得ずと、泣いて芝居を打つ実の母親から嘘をつかれてお金目当てですがりつかれ、
断ったら、暴言を吐かれ、外見だけは、自分そっくりな父親にも見つかり、お金目当てでつきまとわれました。
支払いをやめると、夜中に、養父母や自分の元にやってきては、わめいたり、中傷ビラをまかれ、実の母親や、父親は、逮捕されました。
軽犯罪で拘置所から出てきてしまうので、
手切れ金を何度も、ビアンカ院長先生は、感覚が、ついつい、麻痺して渡してしまいましたが、
これではキリがないと、とうとう、実の母親や父親を殺そうとしましたが、
立派なお医者さんの前途、奥さんや子供もできて、慕われる病院やたくさんの患者さんや、なによりそれだけはやめて、と、
養父母に必死で止められました。
愛情いっぱい。今までの人生にお釣りがくるぐらいな、素晴らしい、
養父母に引き取られ、
有り余るほどに、幸せになったバチなんかあたるもんだろうか。。。
いつまでも、こんなつきまとい行為が続くのか、自分だけならまだしも、養父母や、妻子もいるし。。。
なにか、これ以上に、、、危害が
若き日のビアンカ院長先生は、天国から地獄へ。。。
それに、
ビアンカ院長先生は、当時、ある宗教団体からも目をつけられていました。
実の親に悩まされながらも。ビアンカ院長先生は、
ある宗教団体から無理やり脱会した信者を、何人か助けました。修業と言って熱湯をかけられたり、家族や子供を無理やり入信を強制したり、
ビアンカ院長先生は、ケガをした元信者達を何人か助けていくうちに、
救済活動をはじめ、、悪徳宗教団体に目をつけられ、、、、
そんなある日、、、あの事件は起こったのです。
義理の父親が、お金の無心を断られた事に腹を立て、若き日のビアンカ院長先生の車を盗んだのです。
ところが、、、当時の最近お酒の接待が続きましたビアンカ院長先生は、
しばらく、車の運転をやめていました。奥さんは、免許がないので、車に乗りません。
ビアンカ院長先生の、義理の父親は、酒に酔って、ヤケになり、ビアンカ院長先生の車庫から車を盗みました。
ところが。。。
なんと、悪徳宗教団体に、ビアンカ院長先生は、命を狙われていたのです。
恐ろしい悪徳宗教団体の幹部が、
ビアンカ院長先生の
車に、細工をしたのです。。
飲酒もあり、ブレーキも効かず、義理の父親は、事故死してしまいました。
あっけない幕切れでした。。。
もしも。。。気づかず、自分が車に乗っていたら。。。
これは、父親が、助けてくれたと言えるのか。。。
どうしようもなんとも、なんと言っていいのか。。。
あの日の事に、、ビアンカ院長先生は、重い十字架を背負いました。
ビアンカ院長先生の告白を、黙って、、、
クライドさんは、聞いているのかいないのか、ただ、ただ目を閉じていました。
2019年03月06日
さよならクリスマスキャロル。23.過去と懺悔と。。
「あ。。。クライドさん。目覚めましたか?」
多忙にも関わらず、音鳴り病室の院長先生、ビアンカは、クライドさんをほうってはおけませんでした。ビアンカ院長先生も、クライドさんとは、同世代ぐらいですし。
ビアンカ院長先生は、クライドさんは、あの、青年や、チビちゃんの、おじいさんみたいな顔をした可愛い犬に、なにか
あったのか聞いてみたくもなりましたが、
クライド・フォレスターさんは、軍用犬に噛まれた過去と傷は、ご本人がよくわかっているのでしょうが、
あの、可愛い犬に、関しては、記憶の底の本人も忘れていて潜在意識だけが知っているなにかの思い出かもしれませんし。
それに、
あのワンちゃんを見た後は、またまた、
穏やかな顔をして眠っていましたし、
なにかあったかもしれないけれど。。。。
「あ。。。ここは。。。病院か。。どうせ、ワシは死ぬんだ。よけいなことをしおってからに、もっと早くに、死なせてくれ、」
相変わらず、クライド・フォレスターさんは、悪態をつきます。
「早く死なせてくれって、できませんよ、長生きや健康の方向に進んでいく協力なら、喜んで、わずかばかりにもお力になればとおもいますがね、」ビアンカ院長先生は、
悪態をつきますクライド・フォレスターさんを優しくなだめました。
「うるさいな、ヤブ。どうせあんたみたいな、優秀な挫折を知らないような奴には、わしの苦しみなんて、少しもわからんだろうさ。よけいないらん世話だ、」。
幸せな奴なんか、顔も見たくもない。
クライドさんは、プイと横を向いてしまいました。
痛っ。クライドさんの、お腹の傷が痛みました。
「痛み止めを飲んでください。」院長先生は、クライドさんは、冬になると犬に噛まれて瀕死になった時の傷が痛むと、何度か昔から病院にきて悪態をついては、繰り返し
クライドさんの、よく効く傷の痛み止めを用意していたのでした。
「挫折を知らない、ですって??クライド・フォレスターさん。。。私は、もう少しで、実の親を本気で殺そうとした事があるんですよ。。。」ビアンカ院長先生は、懺悔する様に言いました。
「まさか。。。」クライド・フォレスターさんは、驚きました。
「私は、ハイスクールの生徒同士だった男女から産まれ、母親が、男性の気持ちを繋ぎ止める為の切り札として、、、産まれたんです。
だけど、父親に拒否されて、それなら意味はないと、孤児院にすぐ捨てられました。」ビアンカ院長先生が、話し始め
クライド・フォレスターさんは、黙ってしまいました。
クライドさんは、
ビアンカ院長先生は、裕福な優秀な挫折知らずの、同じ年代ぐらいで、たくさんの人に慕われて、最初から銀のスプーンを加えてきた産まれなんだろう、
クライド・フォレスターさんは、そんなビアンカ院長先生を妬み、
だけど。。。
クライド・フォレスターさんは、、、大地主で、人より抜きん出た裕福な財閥家の産まれではあります。
ビアンカ院長先生は、ひとりごとの様に、クライド・フォレスターさんが、聴く聞かないにも関わらず、話しを続けます。
「わたしは、施設で暮らしていた事もうっすらぼんやり覚えています。。。男の子を亡くして、もう子供を産めなくなった義理母は、最初は、わたしは、その子の代理だろう、としか、思ってませんでした。」
だけど、ビアンカ院長先生は、里親さんの元で暮らしているうちに、真心をもって、ビアンカ院長先生を愛情いっぱいに育ててくれた養父母に、
ビアンカ院長先生は、心を開いていきました。
ビアンカ院長先生は、一生懸命勉強して優秀なドクターになりましたし。
養父母は、小さな商店をやっていましたが、ビアンカ院長先生が、勉強ができ、ドクターにらなりたいと言うと、快く応援してお金も出してくれました。
ビアンカ院長先生は、幸せいっぱいで、生い立ちの事をすっかり忘れていましたが、
若手優秀なドクター、と、新聞で表彰されたり、雑誌に載った時に、
アッ。。。それは、実の母親が、あまりにも昔の恋人に、たまたま新聞で見た、ビアンカ院長先生を見つけて、ちょうどこの年齢ならば、わたしの産んだ子供かもしれない、
この顔は、昔の恋人にそっくり
イザベラというその女性は、ビアンカ院長先生の若い頃に、自分が母親に違いないと名乗り出ました。
ビアンカ院長先生は、びっくりしましたが、まだまだこの時点では、実の親が、止むを得ず自分を養子に出した、高校生だったから
育てられないから、という。イザベラの言葉をまんまと鵜呑みにしてしまい、素直にDNA鑑定をし、やっぱり、イザベラの子供である事が判明しましたが、それから。。。
イザベラの化けの皮が剥がれたのです。
イザベラは、優秀な前途洋々とした、ビアンカ院長先生を、養父母に返せと脅迫してきたのです。
えっ。。。まさか。。。まさか。。
ビアンカ院長先生は、、実の母親を、良い人だと信じたいと思い込んでいましたが、
イザベラは、ビアンカ院長先生や、養父母に、金をよこせと無心ばかりしにきたのです。
泥棒、子供を盗みやがって、と、養父母の家に返せと張り紙をしたり、嫌がらせをしました。
ビアンカ院長先生は、もしも、実の母親は、自分がお金がないとか、ヤクザとか、
そんな人になっていたら、果たして自分に会いたいと言ってくるのだろうか??
自分のお金目当て、老後の面倒をみさせる目当てなんじゃないか、とだんだん不審に思いました。
お金はもう出せません、
と。ビアンカ院長先生がイザベラの無心をはねつけると、
「チッ、子供が親の面倒を見るのは当たり前だろうに、お前なんか産むんじゃなかった、お前なんか、お前なんか。お前ができたから男に捨てられたし、結婚できるとお前を産んだのに、なんの役にも立たないから施設に捨ててやったよ、、せめて、金ぐらいよこしな、」イザベラは、豹変しました。
イザベラの高校生の時の恋人も、新聞で、ビアンカ院長先生が若い頃、自分の顔にそっくりそのものでしたので、知人から、
これ、あんたにそっくりだ、と教えられ、
久しぶりに捨てたイザベラを訪ね、問い詰めると、
この、ビアンカという若手医師は、あんたとの子供に間違いない、と、昔の恋人イザベラが言いました。
多忙にも関わらず、音鳴り病室の院長先生、ビアンカは、クライドさんをほうってはおけませんでした。ビアンカ院長先生も、クライドさんとは、同世代ぐらいですし。
ビアンカ院長先生は、クライドさんは、あの、青年や、チビちゃんの、おじいさんみたいな顔をした可愛い犬に、なにか
あったのか聞いてみたくもなりましたが、
クライド・フォレスターさんは、軍用犬に噛まれた過去と傷は、ご本人がよくわかっているのでしょうが、
あの、可愛い犬に、関しては、記憶の底の本人も忘れていて潜在意識だけが知っているなにかの思い出かもしれませんし。
それに、
あのワンちゃんを見た後は、またまた、
穏やかな顔をして眠っていましたし、
なにかあったかもしれないけれど。。。。
「あ。。。ここは。。。病院か。。どうせ、ワシは死ぬんだ。よけいなことをしおってからに、もっと早くに、死なせてくれ、」
相変わらず、クライド・フォレスターさんは、悪態をつきます。
「早く死なせてくれって、できませんよ、長生きや健康の方向に進んでいく協力なら、喜んで、わずかばかりにもお力になればとおもいますがね、」ビアンカ院長先生は、
悪態をつきますクライド・フォレスターさんを優しくなだめました。
「うるさいな、ヤブ。どうせあんたみたいな、優秀な挫折を知らないような奴には、わしの苦しみなんて、少しもわからんだろうさ。よけいないらん世話だ、」。
幸せな奴なんか、顔も見たくもない。
クライドさんは、プイと横を向いてしまいました。
痛っ。クライドさんの、お腹の傷が痛みました。
「痛み止めを飲んでください。」院長先生は、クライドさんは、冬になると犬に噛まれて瀕死になった時の傷が痛むと、何度か昔から病院にきて悪態をついては、繰り返し
クライドさんの、よく効く傷の痛み止めを用意していたのでした。
「挫折を知らない、ですって??クライド・フォレスターさん。。。私は、もう少しで、実の親を本気で殺そうとした事があるんですよ。。。」ビアンカ院長先生は、懺悔する様に言いました。
「まさか。。。」クライド・フォレスターさんは、驚きました。
「私は、ハイスクールの生徒同士だった男女から産まれ、母親が、男性の気持ちを繋ぎ止める為の切り札として、、、産まれたんです。
だけど、父親に拒否されて、それなら意味はないと、孤児院にすぐ捨てられました。」ビアンカ院長先生が、話し始め
クライド・フォレスターさんは、黙ってしまいました。
クライドさんは、
ビアンカ院長先生は、裕福な優秀な挫折知らずの、同じ年代ぐらいで、たくさんの人に慕われて、最初から銀のスプーンを加えてきた産まれなんだろう、
クライド・フォレスターさんは、そんなビアンカ院長先生を妬み、
だけど。。。
クライド・フォレスターさんは、、、大地主で、人より抜きん出た裕福な財閥家の産まれではあります。
ビアンカ院長先生は、ひとりごとの様に、クライド・フォレスターさんが、聴く聞かないにも関わらず、話しを続けます。
「わたしは、施設で暮らしていた事もうっすらぼんやり覚えています。。。男の子を亡くして、もう子供を産めなくなった義理母は、最初は、わたしは、その子の代理だろう、としか、思ってませんでした。」
だけど、ビアンカ院長先生は、里親さんの元で暮らしているうちに、真心をもって、ビアンカ院長先生を愛情いっぱいに育ててくれた養父母に、
ビアンカ院長先生は、心を開いていきました。
ビアンカ院長先生は、一生懸命勉強して優秀なドクターになりましたし。
養父母は、小さな商店をやっていましたが、ビアンカ院長先生が、勉強ができ、ドクターにらなりたいと言うと、快く応援してお金も出してくれました。
ビアンカ院長先生は、幸せいっぱいで、生い立ちの事をすっかり忘れていましたが、
若手優秀なドクター、と、新聞で表彰されたり、雑誌に載った時に、
アッ。。。それは、実の母親が、あまりにも昔の恋人に、たまたま新聞で見た、ビアンカ院長先生を見つけて、ちょうどこの年齢ならば、わたしの産んだ子供かもしれない、
この顔は、昔の恋人にそっくり
イザベラというその女性は、ビアンカ院長先生の若い頃に、自分が母親に違いないと名乗り出ました。
ビアンカ院長先生は、びっくりしましたが、まだまだこの時点では、実の親が、止むを得ず自分を養子に出した、高校生だったから
育てられないから、という。イザベラの言葉をまんまと鵜呑みにしてしまい、素直にDNA鑑定をし、やっぱり、イザベラの子供である事が判明しましたが、それから。。。
イザベラの化けの皮が剥がれたのです。
イザベラは、優秀な前途洋々とした、ビアンカ院長先生を、養父母に返せと脅迫してきたのです。
えっ。。。まさか。。。まさか。。
ビアンカ院長先生は、、実の母親を、良い人だと信じたいと思い込んでいましたが、
イザベラは、ビアンカ院長先生や、養父母に、金をよこせと無心ばかりしにきたのです。
泥棒、子供を盗みやがって、と、養父母の家に返せと張り紙をしたり、嫌がらせをしました。
ビアンカ院長先生は、もしも、実の母親は、自分がお金がないとか、ヤクザとか、
そんな人になっていたら、果たして自分に会いたいと言ってくるのだろうか??
自分のお金目当て、老後の面倒をみさせる目当てなんじゃないか、とだんだん不審に思いました。
お金はもう出せません、
と。ビアンカ院長先生がイザベラの無心をはねつけると、
「チッ、子供が親の面倒を見るのは当たり前だろうに、お前なんか産むんじゃなかった、お前なんか、お前なんか。お前ができたから男に捨てられたし、結婚できるとお前を産んだのに、なんの役にも立たないから施設に捨ててやったよ、、せめて、金ぐらいよこしな、」イザベラは、豹変しました。
イザベラの高校生の時の恋人も、新聞で、ビアンカ院長先生が若い頃、自分の顔にそっくりそのものでしたので、知人から、
これ、あんたにそっくりだ、と教えられ、
久しぶりに捨てたイザベラを訪ね、問い詰めると、
この、ビアンカという若手医師は、あんたとの子供に間違いない、と、昔の恋人イザベラが言いました。
2019年03月05日
さよならクリスマスキャロル。22。さ迷える記憶の中で。。。。
ごめんなさい、ごめんなさい。ごめんなさい。。。許してくれ、許してくれ、許してくれ。。。
突然、、、パピルスを見た、患者さん、
パピルスが、恩師の病室と間違えて入っていき、、、その男性は、真っ青になって
サン太、サン太???みたいにブツブツ言って気を失ってしまった。
パピルスは、びっくりして、病室から出ると近くにいた看護師さんに助けを求めました。
全然知らないおじいさん、、、僕、なんか悪い事したっけ。。
看護師さんに助けを求めると、看護師さんは、あっ、サブリナ教授の病室は、南側が空いたので陽当たりの良いところに
変わったばかりです。えっ、、、こちらの患者さんが??苦しんでるですって
看護師さんは、ドクターを呼びました。
看護師さんが、クライド・フォレスターさんが、苦しんでます、というと、院長先生がやってきました。
院長先生は、ご多忙な身ですが、クライド・フォレスターさんをみてくれるドクターが、他にはいないのです。
以前、病院にクライドさんはクレーマーとして要注意人物になり、出入り禁止をドクター達が訴えましたが、それでも、生命の危機の時に、倫理的に、出入り禁止は、
人道としていかがなものか、と、院長先生だけが、理不尽にも、クライド・フォレスターさんが出入り禁止にならない様にかばいました。
定期診断や、街の無料の健康診断、
いつも、
クライド・フォレスターさんは、どうなってもいいからほっといてくれ、と、病院に悪態をついていました。
恩師のサブリナ教授のお見舞いに伺ったパピルスでしたが、
院長先生が、クライド・フォレスターさんの病室に行くと、病室の外のパピルスを見て、
はっ。。。
この人は、白いけどこないだのちっちゃなおじいさんみたいな顔をした、ワンちゃんと一緒の種類の犬だ。。。
「あの。。。僕は、サブリナ教授のお見舞いに来たんですが、、、」パピルスが、なにがなにやら、もうどうしたらいいのか戸惑っていると、
院長先生は、「サブリナ教授は、兼ねてからの希望の南側の陽当たりの良い部屋が空きましたので移ったばかりでした、」と、説明しました。
「僕は、、、そのおじいさんに、なにかしちゃったんでしょうか。」珍しくパピルスが、オロオロしはじめました。
「大丈夫ですよ、サブリナ教授は、病室を移ったばかりでした、」院長先生が言うと、
パピルスは、
「あの。。。ここのおじいさん、僕の顔を見て、びっくりして、サンタ、サンタって言って、、、気を失ってしまって。。。」
「えっ。。え??サンタ?」
院長先生は、ハッとした。
あの小さな、ヴィーナス先生が頭に乗っていた、ワンちゃん、あの子もこの青年と一緒の、ナンチャラサン
テリアかな。。おじいさんみたいな顔のワンちゃんだった。。。
クライド・フォレスターさんは、確か、
あの人は、確か子供時代にドーベルマンかなんかの軍用犬に噛まれて瀕死の重体になり、
目の前で、父親が、ドーベルマンを射殺した、と街の噂になった。。。
確か、、怖い犬だ、大人もどうしようもない、訓練がいる犬だ、。
だけど、どうして、ナンチャラサンテリア
か、おじいさんみたいな顔の優しそうな、犬に反応するんだろう、
こないだもだ。
音鳴り街の院長先生は、首傾げました。
個室に眠る、クライドさんは、、
このまま、入院にもってけるチャンスだ、
治せるだけなおしたい。
院長先生は、医者として、人としての使命に燃えました。
できれば、心の傷も治せるだけなおしたい。
たとえ、最後、ターミナルケアでも、
人として安らかに送ってあげたい。
突然、、、パピルスを見た、患者さん、
パピルスが、恩師の病室と間違えて入っていき、、、その男性は、真っ青になって
サン太、サン太???みたいにブツブツ言って気を失ってしまった。
パピルスは、びっくりして、病室から出ると近くにいた看護師さんに助けを求めました。
全然知らないおじいさん、、、僕、なんか悪い事したっけ。。
看護師さんに助けを求めると、看護師さんは、あっ、サブリナ教授の病室は、南側が空いたので陽当たりの良いところに
変わったばかりです。えっ、、、こちらの患者さんが??苦しんでるですって
看護師さんは、ドクターを呼びました。
看護師さんが、クライド・フォレスターさんが、苦しんでます、というと、院長先生がやってきました。
院長先生は、ご多忙な身ですが、クライド・フォレスターさんをみてくれるドクターが、他にはいないのです。
以前、病院にクライドさんはクレーマーとして要注意人物になり、出入り禁止をドクター達が訴えましたが、それでも、生命の危機の時に、倫理的に、出入り禁止は、
人道としていかがなものか、と、院長先生だけが、理不尽にも、クライド・フォレスターさんが出入り禁止にならない様にかばいました。
定期診断や、街の無料の健康診断、
いつも、
クライド・フォレスターさんは、どうなってもいいからほっといてくれ、と、病院に悪態をついていました。
恩師のサブリナ教授のお見舞いに伺ったパピルスでしたが、
院長先生が、クライド・フォレスターさんの病室に行くと、病室の外のパピルスを見て、
はっ。。。
この人は、白いけどこないだのちっちゃなおじいさんみたいな顔をした、ワンちゃんと一緒の種類の犬だ。。。
「あの。。。僕は、サブリナ教授のお見舞いに来たんですが、、、」パピルスが、なにがなにやら、もうどうしたらいいのか戸惑っていると、
院長先生は、「サブリナ教授は、兼ねてからの希望の南側の陽当たりの良い部屋が空きましたので移ったばかりでした、」と、説明しました。
「僕は、、、そのおじいさんに、なにかしちゃったんでしょうか。」珍しくパピルスが、オロオロしはじめました。
「大丈夫ですよ、サブリナ教授は、病室を移ったばかりでした、」院長先生が言うと、
パピルスは、
「あの。。。ここのおじいさん、僕の顔を見て、びっくりして、サンタ、サンタって言って、、、気を失ってしまって。。。」
「えっ。。え??サンタ?」
院長先生は、ハッとした。
あの小さな、ヴィーナス先生が頭に乗っていた、ワンちゃん、あの子もこの青年と一緒の、ナンチャラサン
テリアかな。。おじいさんみたいな顔のワンちゃんだった。。。
クライド・フォレスターさんは、確か、
あの人は、確か子供時代にドーベルマンかなんかの軍用犬に噛まれて瀕死の重体になり、
目の前で、父親が、ドーベルマンを射殺した、と街の噂になった。。。
確か、、怖い犬だ、大人もどうしようもない、訓練がいる犬だ、。
だけど、どうして、ナンチャラサンテリア
か、おじいさんみたいな顔の優しそうな、犬に反応するんだろう、
こないだもだ。
音鳴り街の院長先生は、首傾げました。
個室に眠る、クライドさんは、、
このまま、入院にもってけるチャンスだ、
治せるだけなおしたい。
院長先生は、医者として、人としての使命に燃えました。
できれば、心の傷も治せるだけなおしたい。
たとえ、最後、ターミナルケアでも、
人として安らかに送ってあげたい。
2019年03月04日
さよならクリスマスキャロル。21。白い訪問者。
クライド・フォレスター氏は
そのまま病院で、
寝たふりをしました。
これから。。。
どうしたらいいのか、自分でもわからないから。
クライドさんは、
寒くなると、大怪我の、犬に噛まれた傷が未だにズキズキ痛み
そんな、悲しい冬の足音がして、
今年もまた、空虚なクリスマスが近づいて来ます。
馬鹿野郎。
この時期の
世間の浮かれモードに、クライドさんは、毎年、舌打ちと、悪態をつきました。
クリスマスパレード、子供達が、神楽町と音鳴り町をサンタクロースの格好で練り歩く、、、それは、音鳴り町を、神楽町が助け、音鳴り町が平和に独立した記念でもありました。
クライド・フォレスターさんの、元実家の財閥フォレスター一家から、音鳴り町は、独立し、多くの人々には喜びと幸せなお祭りですが、
フォレスター一家にとって、呪わしい
因果あるお祭りです。
それなので、その含みからも、
クライドさんの、ヤクザになって行方不明になった息子は、クライドさんに、クリスマスパレードに、参加させて貰えませんでした。
クライドさんが、わざわざ破産して崩壊したフォレスター一家があった音鳴り街に土地を購入し住み、住民にヤクザみたいな嫌がらせをして、
クライドさんの
息子は、だんだんいじめられっ子になり、
とうとう、最終的にはグレてヤクザになりました。
他人様や世間にヤクザな嫌がらせをして悪態をつき、
息子がヤクザに本当になるとは、
自業自得か、なんたる皮肉か。。。
それに対しても、自分の非を認めることが出来ず。
クライドさんは、逆恨みし、
子供達の、クリスマスパレードにも、コジキみたいに働かずしてものをねたりにくるのは子供達に教える事じゃない、など、役所に毎年怒鳴り込みにきました。
役所の職員が、子供達は、住民にも神様にもサンタクロースにも愛されているのです、
将来を背負って立つ我々の希望です。
感謝の気持ちで、寄付と投資をするのですと、言うので、幼少時代からずーっと愛されていなかったクライドさんの心の傷に火に油を注いで、痛烈にえぐっていました。
クリスマスパレードに
批判的な
クライドさんの家は、
毎年毎年、クリスマス前に、
子供達の、小さなサンタクロースが、やってくることはありませんでした。
神楽町と、音鳴り町の合同イベント、
住民の子供達のクリスマスパレード。
無邪気に、友達同士で、大きな袋をかかえてキャッ、キャッとはしゃぐ小さなサンタクロース達。お菓子やらいろいろ各家庭でいただき、時には、お金をいただき。
プレゼントは、後で、抽選でわけ、お金もみんなでわけ。
それは、
少し早いお年玉の意味もありました。
さて。。。。
「ンモーヤッパリボーシダケカ。。」ヴィーナスが、
手足が8本あるので、クリスマスパレード、帽子だけかぶることになるかなー、と、担任の先生に言われてしまいました。
担任の先生の、セブン先生は、
かわいそうだけど、ヴィーナスの服が着れない困った姿を想像してしまい、必死で、笑いをこらえていました。
これでも、ヴィーナスは、既に就労児童でしっかりしていて、
活発で面倒見が良いので、クラスの学級委員長と。児童会の役員もしていました。
仕切り屋ですからね。
「クリスマスパレード、、、グリちゃんも、呼んであげれば、忙しくなきゃ、太陽系以内ならすぐ来れるんでしょ」
セブン先生は、ヴィーナスの故郷の友達の金星人、神楽町小学校臨時生徒のグリちゃんの事を聞きました。
グリちゃんは、
チワワちゃん行方不明事件の時に、金星からお手伝いにきた、ピンクの可愛い純粋な宇宙人です。
「クリスマスマエダトグリエンタテインメントサプライズノセイヒンデメチャメチャハンボーキカモヨー」
グリちゃんは、趣味で、ハッピーなイベントサプライズの製品を作り、
面白いし、ハッピーに華が添え、評判や、売れ行きが良いので、特にクリスマス前だと繁忙期かも、と、ヴィーナスは言いました。
用務員さんの、ミーじいさんは、ため息をつきました。
もうすぐ、クリスマスパレード。
パピルスが、喜んでクリスマスパレードに参加していた小学校の頃を毎年毎年、思い出します。
パピルスが、
クリスマスパレードで、抽選でプレゼントをもらってきて、お金をもらってくると、
パピルスは、家族のケーキか、チキンとか、家族で食べられるクリスマスみたいなご飯を買ってきました。
パピルスは、暖かくて優しいのです。
クリスマスパレードとは、別にパピルスの枕元には、毎年毎年、眼が覚めると、いつのまにか、やった〜。プレゼントが、
サンタクロースがやってきました。
大人になったら僕もサンタクロースになって、
おじいさんおばあさんを温泉に連れて行って、美味しいものをいっぱい食べさせてあげよう。今度は、僕もサンタクロース。
もともと優秀な白いミニチュアシュナウザーの
パピルスは、必死で勉強して、飛び級で、研究所の博士になり。
いつか、
おじいさんおばあさんの自慢の息子になりました。
優しいし、賢いし、イケメンだし。
ミーじいさん達は、パピルスとのご縁が、それだけでも、十分な贈り物でした。
ところが、当の
パピルスは、研究所の博士になり、
おばあさんの死に目に会えなかった事を、今でも悔やみ、
約束の、親子の温泉旅行も果たせないままなことも悔やみ。
実は、いまだに、
親不孝だと自分を責めてばかりいました。
気持ちがすれ違う。。。
そんなおり、パピルスは、音鳴り町の病院に入院している恩師のお見舞いに行きます。
忙しくて、なかなか、顔を出せなかったのですが、恩のある人に、後悔しない様に。。
恩師は、病気になり、退職なさいました。
えーと?えーと。、、、こちらかな。。。
お金持ちの恩師の先生なので、個室部屋です。
パピルスが、ドアをノックしました。。
誰じゃ。ワシなんぞ、見舞いに来るやつがいるわけない、誰も知らんぞ。ワシの入院なんて、
さては、ヤブ医者め、話し合いか。。。
「入れ」
あ、あれ??入れ、だって。。。。
あの穏やかな紳士の恩師がオカシイな
パピルスは、あれっ、どうしたんだろう、入院で、気が立ってるのかな?と、不審に思いましたが、ドアを開けると。。。
「あっ、、、あ、
すみません。間違えました、ごめんなさい、」
恰幅の良い怖そうな顔色が悪い見知らぬおじいさんが、いました。
しかし。。。
「さ、、、、サンタ、サン太、サン太じゃっ、、、許してくれ、、、サン太」
クライドさんは、白いミニチュアシュナウザー
パピルスの顔を見るとクラクラ
クラクラ気を失ってしまいました。
そのまま病院で、
寝たふりをしました。
これから。。。
どうしたらいいのか、自分でもわからないから。
クライドさんは、
寒くなると、大怪我の、犬に噛まれた傷が未だにズキズキ痛み
そんな、悲しい冬の足音がして、
今年もまた、空虚なクリスマスが近づいて来ます。
馬鹿野郎。
この時期の
世間の浮かれモードに、クライドさんは、毎年、舌打ちと、悪態をつきました。
クリスマスパレード、子供達が、神楽町と音鳴り町をサンタクロースの格好で練り歩く、、、それは、音鳴り町を、神楽町が助け、音鳴り町が平和に独立した記念でもありました。
クライド・フォレスターさんの、元実家の財閥フォレスター一家から、音鳴り町は、独立し、多くの人々には喜びと幸せなお祭りですが、
フォレスター一家にとって、呪わしい
因果あるお祭りです。
それなので、その含みからも、
クライドさんの、ヤクザになって行方不明になった息子は、クライドさんに、クリスマスパレードに、参加させて貰えませんでした。
クライドさんが、わざわざ破産して崩壊したフォレスター一家があった音鳴り街に土地を購入し住み、住民にヤクザみたいな嫌がらせをして、
クライドさんの
息子は、だんだんいじめられっ子になり、
とうとう、最終的にはグレてヤクザになりました。
他人様や世間にヤクザな嫌がらせをして悪態をつき、
息子がヤクザに本当になるとは、
自業自得か、なんたる皮肉か。。。
それに対しても、自分の非を認めることが出来ず。
クライドさんは、逆恨みし、
子供達の、クリスマスパレードにも、コジキみたいに働かずしてものをねたりにくるのは子供達に教える事じゃない、など、役所に毎年怒鳴り込みにきました。
役所の職員が、子供達は、住民にも神様にもサンタクロースにも愛されているのです、
将来を背負って立つ我々の希望です。
感謝の気持ちで、寄付と投資をするのですと、言うので、幼少時代からずーっと愛されていなかったクライドさんの心の傷に火に油を注いで、痛烈にえぐっていました。
クリスマスパレードに
批判的な
クライドさんの家は、
毎年毎年、クリスマス前に、
子供達の、小さなサンタクロースが、やってくることはありませんでした。
神楽町と、音鳴り町の合同イベント、
住民の子供達のクリスマスパレード。
無邪気に、友達同士で、大きな袋をかかえてキャッ、キャッとはしゃぐ小さなサンタクロース達。お菓子やらいろいろ各家庭でいただき、時には、お金をいただき。
プレゼントは、後で、抽選でわけ、お金もみんなでわけ。
それは、
少し早いお年玉の意味もありました。
さて。。。。
「ンモーヤッパリボーシダケカ。。」ヴィーナスが、
手足が8本あるので、クリスマスパレード、帽子だけかぶることになるかなー、と、担任の先生に言われてしまいました。
担任の先生の、セブン先生は、
かわいそうだけど、ヴィーナスの服が着れない困った姿を想像してしまい、必死で、笑いをこらえていました。
これでも、ヴィーナスは、既に就労児童でしっかりしていて、
活発で面倒見が良いので、クラスの学級委員長と。児童会の役員もしていました。
仕切り屋ですからね。
「クリスマスパレード、、、グリちゃんも、呼んであげれば、忙しくなきゃ、太陽系以内ならすぐ来れるんでしょ」
セブン先生は、ヴィーナスの故郷の友達の金星人、神楽町小学校臨時生徒のグリちゃんの事を聞きました。
グリちゃんは、
チワワちゃん行方不明事件の時に、金星からお手伝いにきた、ピンクの可愛い純粋な宇宙人です。
「クリスマスマエダトグリエンタテインメントサプライズノセイヒンデメチャメチャハンボーキカモヨー」
グリちゃんは、趣味で、ハッピーなイベントサプライズの製品を作り、
面白いし、ハッピーに華が添え、評判や、売れ行きが良いので、特にクリスマス前だと繁忙期かも、と、ヴィーナスは言いました。
用務員さんの、ミーじいさんは、ため息をつきました。
もうすぐ、クリスマスパレード。
パピルスが、喜んでクリスマスパレードに参加していた小学校の頃を毎年毎年、思い出します。
パピルスが、
クリスマスパレードで、抽選でプレゼントをもらってきて、お金をもらってくると、
パピルスは、家族のケーキか、チキンとか、家族で食べられるクリスマスみたいなご飯を買ってきました。
パピルスは、暖かくて優しいのです。
クリスマスパレードとは、別にパピルスの枕元には、毎年毎年、眼が覚めると、いつのまにか、やった〜。プレゼントが、
サンタクロースがやってきました。
大人になったら僕もサンタクロースになって、
おじいさんおばあさんを温泉に連れて行って、美味しいものをいっぱい食べさせてあげよう。今度は、僕もサンタクロース。
もともと優秀な白いミニチュアシュナウザーの
パピルスは、必死で勉強して、飛び級で、研究所の博士になり。
いつか、
おじいさんおばあさんの自慢の息子になりました。
優しいし、賢いし、イケメンだし。
ミーじいさん達は、パピルスとのご縁が、それだけでも、十分な贈り物でした。
ところが、当の
パピルスは、研究所の博士になり、
おばあさんの死に目に会えなかった事を、今でも悔やみ、
約束の、親子の温泉旅行も果たせないままなことも悔やみ。
実は、いまだに、
親不孝だと自分を責めてばかりいました。
気持ちがすれ違う。。。
そんなおり、パピルスは、音鳴り町の病院に入院している恩師のお見舞いに行きます。
忙しくて、なかなか、顔を出せなかったのですが、恩のある人に、後悔しない様に。。
恩師は、病気になり、退職なさいました。
えーと?えーと。、、、こちらかな。。。
お金持ちの恩師の先生なので、個室部屋です。
パピルスが、ドアをノックしました。。
誰じゃ。ワシなんぞ、見舞いに来るやつがいるわけない、誰も知らんぞ。ワシの入院なんて、
さては、ヤブ医者め、話し合いか。。。
「入れ」
あ、あれ??入れ、だって。。。。
あの穏やかな紳士の恩師がオカシイな
パピルスは、あれっ、どうしたんだろう、入院で、気が立ってるのかな?と、不審に思いましたが、ドアを開けると。。。
「あっ、、、あ、
すみません。間違えました、ごめんなさい、」
恰幅の良い怖そうな顔色が悪い見知らぬおじいさんが、いました。
しかし。。。
「さ、、、、サンタ、サン太、サン太じゃっ、、、許してくれ、、、サン太」
クライドさんは、白いミニチュアシュナウザー
パピルスの顔を見るとクラクラ
クラクラ気を失ってしまいました。
2019年03月03日
さよならクリスマスキャロル、19。喫茶店。南風。ヴィーナぽん。
ヴィーナスは、
久しぶりに、同居人のアザラシの福ちゃんと一緒に、
神楽小学校の登校前に、学校付近の喫茶店南風でモーニングをしました。
最近は、ヴィーナスが、冬の朝。。ぎりぎりまで、寒いので。お布団で寝バルとか。
福ちゃん、ヴィーナス、二人とも
どちらも、就労児童により、
どちらかが、早朝から、学校前に
仕事に出たり。
朝のすれ違いで。
しばらくは、南風のモーニングに、福ちゃんと一緒には、来てません。
南風の。
モーニングには、常連客の神楽小学校用務員さんのミーじいさんがいました。
相変わらず、南風は、混んでいたし。
福ちゃんと、ヴィーナスは、ミーじいさんと相席をしました。
「ヴィーナぽん、昨日は、ありがとう、クッキー、、、ワシも、お酒はあんまり飲めんでの、コップ一杯でもー、真っ赤っか、じゃから、だから、アマイモンをついつい。。。」ミーじいさんは相変わらず冬だと言うのに、アイスコーヒーの
モーニングでした。
「ジャッドーウ。」ヴィーナスが、
ミーじいさんの、冬の
アイスコーヒーを見てそう言ってくるので、ミーじいさんも、
「ジャッドーウ。ヴィーナス、珈琲に納豆とお味噌汁だし。」
ミーじいさんは、ヴィーナスをからかって、
ヴィーナスのモノマネをしました。
ヴィーナスは、気まぐれに、モーニングは、パンの日もご飯の日もありましたが、
珈琲は、いつも変わりません。
納豆も、大好きな食べもののうち、でした。
ヴィーナスは、お尻でミーじいさんをキックしました。
ヴィーナスは、グミみたいにプヨプヨで柔らかいので、全然痛くはないのですが。
「ココノコーヒーノマメヲキノサクサントメイサンニオクローケドコーヒーノサイフォンキノサクサンモッテルノ?」
気を取り直し、ヴィーナスは、ミーじいさんに言いました。
「あるよー。木の咲コーヒー大好きだし、木の咲も、あんまり酒は飲まんからなー。南風の珈琲なら、木の咲も喜ぶだろーし、メイさんは、酒豪だけどねー、」。
「メイサンハ、サケモツヨソーカエリニコーヒーカッテオンレイモウシアゲルカラ。キノサクサンジュウショ、ミージイサン、インプットシテネ。」
ヴィーナスが、
ミージイサンに、
時間空間で、木の咲じいさんとメイばあさんに、こないだのすき焼きの御礼の珈琲を、送るので、木の咲さんの住所インプットを頼みました。
「アマイモン、オウチイッパイアルケドモウ。
メイサンハオデブニシタライカンネ」
ヴィーナスは、
テヘッ
と、笑いました。
ヴィーナスは、自分の珈琲豆も買おうとしましたが、マスターの珈琲を飲むと、
家で自分で、サイフォンで淹れても
なんか、物足りないので、最近は珈琲サイフォンを使わなくなりました。
福ちゃんは、まだまだ珈琲は、飲めないので、宝の持ち腐れとゆうか?
「見て見て、これ。」ミーじいさんは、大切そうに、一枚の、自慢の息子、パピルスからの
ポストカードを、福ちゃんとヴィーナスに、大事そうに見せてきます。
ミーじいさんは、自慢の
パピルスの事が嬉しくて嬉しくてたまりません。
「ミーじいさんは、パピルス以外のワンちゃんと暮らさないの??もっとちっちゃい子なら、一緒に暮らせるんじゃないの。」福ちゃんが、言いました。
「ワンちゃんは、パピルスが、最初で最後のワンちゃんじゃな。それにしても、ミッキーも、よく白いミニチュアシュナウザーを、扱う覚悟をしてくれたモンジャの。シュナ坊みたいなねずみ色みたいな感じも、可愛いけど、」
ミッキーは、元シュナ坊の飼い主、幼なじみの三木龍馬の事です。
ミージイサンが言うと、
「ネズミイロッテイウトシュナボーハオコルヨ。
ソルトペッパートカ、コアラミタイナイロッテイワナイトネ。」
「まぁ、ねずみ色じゃん。ねずみ色も可愛いけど、やっぱりわしは、白が好きじゃな。たまたま、白いミニチュアシュナウザーも
、最後だし、息子は海外だし、時代も時代。自分で、三木センチュリオンは、最後だと思うから、
白いサン太の冥福を祈る為にも、白いミニチュアシュナウザーも取り扱う事にする、と、
やっと、白いミニチュアシュナウザーの封印を解いて、産まれたのが、パピルスでした。」
ミーじいさんは、白いミニチュアシュナウザーの封印を解くと、龍馬が言うので、
子供もいないし、そろそろ。犬と一緒に暮らしたい、と当時はまだ元気な奥様と一緒にパピルスを迎えました。
ミーじいさんは、実家にいるときに犬がいましたが、自分で犬を迎えた事がありません。奥様も共働きで、お互いほとんど家にいなかったからです。
しかし、ご夫婦が、落ち着いて年をとると、子供もいないし、と。
たまたま、龍馬と話していて、子供の頃から三木センチュリオンに、遊びに行っては犬を可愛がり、
龍馬が。白いミニチュアシュナウザーも、扱う覚悟をした。
サン太の事は思い出すのは辛いけど、これも、サン太のお弔いになればと。
ミーじいさんは、白いミニチュアシュナウザーサン太の悲しい事件を知っています。
龍馬、ミーじいさんとも幼なじみの水谷和尚も、このあと、シュナ坊と一緒の色の女の子、メグちゃんを三木センチュリオンから迎えたのでした。
「ジケンデ。シロシュナボーヲ、アツカワナクナッテタノ??シュナボーハ、モシモシロイトトロイカラ、スグヨゴレルダローネ。
シュナボーハ、ネズミイロガベスト」
今ごろは、シュナ坊が、くしゃみをしているのでしょう。
久しぶりに、同居人のアザラシの福ちゃんと一緒に、
神楽小学校の登校前に、学校付近の喫茶店南風でモーニングをしました。
最近は、ヴィーナスが、冬の朝。。ぎりぎりまで、寒いので。お布団で寝バルとか。
福ちゃん、ヴィーナス、二人とも
どちらも、就労児童により、
どちらかが、早朝から、学校前に
仕事に出たり。
朝のすれ違いで。
しばらくは、南風のモーニングに、福ちゃんと一緒には、来てません。
南風の。
モーニングには、常連客の神楽小学校用務員さんのミーじいさんがいました。
相変わらず、南風は、混んでいたし。
福ちゃんと、ヴィーナスは、ミーじいさんと相席をしました。
「ヴィーナぽん、昨日は、ありがとう、クッキー、、、ワシも、お酒はあんまり飲めんでの、コップ一杯でもー、真っ赤っか、じゃから、だから、アマイモンをついつい。。。」ミーじいさんは相変わらず冬だと言うのに、アイスコーヒーの
モーニングでした。
「ジャッドーウ。」ヴィーナスが、
ミーじいさんの、冬の
アイスコーヒーを見てそう言ってくるので、ミーじいさんも、
「ジャッドーウ。ヴィーナス、珈琲に納豆とお味噌汁だし。」
ミーじいさんは、ヴィーナスをからかって、
ヴィーナスのモノマネをしました。
ヴィーナスは、気まぐれに、モーニングは、パンの日もご飯の日もありましたが、
珈琲は、いつも変わりません。
納豆も、大好きな食べもののうち、でした。
ヴィーナスは、お尻でミーじいさんをキックしました。
ヴィーナスは、グミみたいにプヨプヨで柔らかいので、全然痛くはないのですが。
「ココノコーヒーノマメヲキノサクサントメイサンニオクローケドコーヒーノサイフォンキノサクサンモッテルノ?」
気を取り直し、ヴィーナスは、ミーじいさんに言いました。
「あるよー。木の咲コーヒー大好きだし、木の咲も、あんまり酒は飲まんからなー。南風の珈琲なら、木の咲も喜ぶだろーし、メイさんは、酒豪だけどねー、」。
「メイサンハ、サケモツヨソーカエリニコーヒーカッテオンレイモウシアゲルカラ。キノサクサンジュウショ、ミージイサン、インプットシテネ。」
ヴィーナスが、
ミージイサンに、
時間空間で、木の咲じいさんとメイばあさんに、こないだのすき焼きの御礼の珈琲を、送るので、木の咲さんの住所インプットを頼みました。
「アマイモン、オウチイッパイアルケドモウ。
メイサンハオデブニシタライカンネ」
ヴィーナスは、
テヘッ
と、笑いました。
ヴィーナスは、自分の珈琲豆も買おうとしましたが、マスターの珈琲を飲むと、
家で自分で、サイフォンで淹れても
なんか、物足りないので、最近は珈琲サイフォンを使わなくなりました。
福ちゃんは、まだまだ珈琲は、飲めないので、宝の持ち腐れとゆうか?
「見て見て、これ。」ミーじいさんは、大切そうに、一枚の、自慢の息子、パピルスからの
ポストカードを、福ちゃんとヴィーナスに、大事そうに見せてきます。
ミーじいさんは、自慢の
パピルスの事が嬉しくて嬉しくてたまりません。
「ミーじいさんは、パピルス以外のワンちゃんと暮らさないの??もっとちっちゃい子なら、一緒に暮らせるんじゃないの。」福ちゃんが、言いました。
「ワンちゃんは、パピルスが、最初で最後のワンちゃんじゃな。それにしても、ミッキーも、よく白いミニチュアシュナウザーを、扱う覚悟をしてくれたモンジャの。シュナ坊みたいなねずみ色みたいな感じも、可愛いけど、」
ミッキーは、元シュナ坊の飼い主、幼なじみの三木龍馬の事です。
ミージイサンが言うと、
「ネズミイロッテイウトシュナボーハオコルヨ。
ソルトペッパートカ、コアラミタイナイロッテイワナイトネ。」
「まぁ、ねずみ色じゃん。ねずみ色も可愛いけど、やっぱりわしは、白が好きじゃな。たまたま、白いミニチュアシュナウザーも
、最後だし、息子は海外だし、時代も時代。自分で、三木センチュリオンは、最後だと思うから、
白いサン太の冥福を祈る為にも、白いミニチュアシュナウザーも取り扱う事にする、と、
やっと、白いミニチュアシュナウザーの封印を解いて、産まれたのが、パピルスでした。」
ミーじいさんは、白いミニチュアシュナウザーの封印を解くと、龍馬が言うので、
子供もいないし、そろそろ。犬と一緒に暮らしたい、と当時はまだ元気な奥様と一緒にパピルスを迎えました。
ミーじいさんは、実家にいるときに犬がいましたが、自分で犬を迎えた事がありません。奥様も共働きで、お互いほとんど家にいなかったからです。
しかし、ご夫婦が、落ち着いて年をとると、子供もいないし、と。
たまたま、龍馬と話していて、子供の頃から三木センチュリオンに、遊びに行っては犬を可愛がり、
龍馬が。白いミニチュアシュナウザーも、扱う覚悟をした。
サン太の事は思い出すのは辛いけど、これも、サン太のお弔いになればと。
ミーじいさんは、白いミニチュアシュナウザーサン太の悲しい事件を知っています。
龍馬、ミーじいさんとも幼なじみの水谷和尚も、このあと、シュナ坊と一緒の色の女の子、メグちゃんを三木センチュリオンから迎えたのでした。
「ジケンデ。シロシュナボーヲ、アツカワナクナッテタノ??シュナボーハ、モシモシロイトトロイカラ、スグヨゴレルダローネ。
シュナボーハ、ネズミイロガベスト」
今ごろは、シュナ坊が、くしゃみをしているのでしょう。
2019年03月02日
さよならクリスマスキャロル。18。眠れる記憶の底で。。。なぜ?
それは、それは。。。一枚の美しいポストカード。
ミーじいさんは、家族の白いミニチュアシュナウザーの
パピルスから。。おじいさん、クリスマスはムリだけど、
お正月には帰るからね。元気でいてね。あまり無理しないで、お金なら、僕が十分だし、でも、ミーじいさんは、子どもが大好きだから、小学校のお仕事が楽しくて、楽しくて仕方ないみたいだし。
なーんて、絵葉書がきた。パピルスのヤツめ、どーも、海外で、研究やら論文やら、、、わしのちんぷんかんぷんな、
むずかしな、ナントヤラを平気で、やってのけ。
自慢反面。。。、彼が、ますます、遠くなるようだ。
減らず口な生意気先生、
ヴィーナスは、シュナ坊みたいに甘えん坊で、てがかかるちょっとアホぐらいが、尻にしけて犬はステキ
なーーんて、生意気なことを、南風で珈琲を飲みながらいっちょ前に言うし。
だけど、シュナ坊、あの子も今はまだまだ幼いから、どうじゃろう。
将来は、パピルスみたいな優秀な博士に、案外なるかもしれんなー。
福の神の家で育ってるし。。。
確か。小学校では、科学実験クラブに入ってる、と言っていた。
ミニチュアシュナウザーが大好きなわしは、
あの子も楽しみだ。。。
それにしても、息子。パピルスのやつめ、
どこまでも透き通る吸い込まれそうな、海のポストカードだ。
パピルスが、。
小さい頃は、ばあさんとも、海で泳いで。
旅行は、なんとなく、3人とも喜んで、海が一番だった。
パピルスは、僕が、仕事をするようになったら。温泉へ連れて行ってあげる、と、
ワシと妻に言ってくれたけど、
パピルスが働くうち、どんどん忙しくなり、その、わしら夫婦を温泉へ連れていく、の約束が果たせないまま、
ミーじいさんの奥様は、お亡くなりになりました。
だけど、
優秀なパピルスの姿を、ミーじいさんの奥様は涙を流しては、喜び。。。
犬が大好きな人は、知らず知らずなうちに、
貴重な、犬からの共に過ごす安らぎと愛しい時間を積み重ね積み重ね積み重ね、
プレゼントされる。
猫は猫で、可愛いけれど、猫は、独立心が強すぎる。それはそれで、いいかもしれないが、
ミーじいさんは、思わず、嬉しくてパピルスからのポストカードを学校に郵便受けからそのまんま、持ってきてしまった。
お正月には、帰ってくるからね、か。。。
龍馬。。。。もっともっと、お馬鹿ちゃんな手のかかるワンコなら、と思ったけど、
結局パピルスで、良かったんじゃ。
シュナ坊の、元飼い主さんの、三木龍馬じいさんは、ミーじいさんの幼なじみ。
パピルスは、白いミニチュアシュナウザー。。。。
三木龍馬の、ミニチュアシュナウザーのブリーダー、三木センチュリオンは、
龍馬が、三代目。
龍馬は、、、龍馬のおじいちゃんの代の頃に、ミニチュアシュナウザーのブリーダー、三木センチュリオンを開業し、
シュナ坊もだけど、よくあるスタンダードな、
コアラみたいなカラーのミニチュアシュナウザーと、あとで、パピルスみたいな、白い
ミニチュアシュナウザーも。。。と、まずは、白い男の子が来たらしいが、
その、白いミニチュアシュナウザーの仔犬が、悲しい事件に巻き込まれ
わしも。三木とは、幼なじみで近所の悪ガキ仲間だったし。よーく、遊びに行って、知っているが、
それから、コアラみたいな色や、黒いミニチュアシュナウザーは、いたけれど、
パピルスみたいな白いミニチュアシュナウザーを扱う事はなくなり、
やっと、三木が、龍馬が、
もう、自分で、三木センチュリオンも最後だと思うので、サン太の為にも。。。と。
やっと、
パピルスみたいな白いミニチュアシュナウザーも、扱う様になっていた。。。
ミーじいさんは、遠い目をしていました。
ミーじいさんは、家族の白いミニチュアシュナウザーの
パピルスから。。おじいさん、クリスマスはムリだけど、
お正月には帰るからね。元気でいてね。あまり無理しないで、お金なら、僕が十分だし、でも、ミーじいさんは、子どもが大好きだから、小学校のお仕事が楽しくて、楽しくて仕方ないみたいだし。
なーんて、絵葉書がきた。パピルスのヤツめ、どーも、海外で、研究やら論文やら、、、わしのちんぷんかんぷんな、
むずかしな、ナントヤラを平気で、やってのけ。
自慢反面。。。、彼が、ますます、遠くなるようだ。
減らず口な生意気先生、
ヴィーナスは、シュナ坊みたいに甘えん坊で、てがかかるちょっとアホぐらいが、尻にしけて犬はステキ
なーーんて、生意気なことを、南風で珈琲を飲みながらいっちょ前に言うし。
だけど、シュナ坊、あの子も今はまだまだ幼いから、どうじゃろう。
将来は、パピルスみたいな優秀な博士に、案外なるかもしれんなー。
福の神の家で育ってるし。。。
確か。小学校では、科学実験クラブに入ってる、と言っていた。
ミニチュアシュナウザーが大好きなわしは、
あの子も楽しみだ。。。
それにしても、息子。パピルスのやつめ、
どこまでも透き通る吸い込まれそうな、海のポストカードだ。
パピルスが、。
小さい頃は、ばあさんとも、海で泳いで。
旅行は、なんとなく、3人とも喜んで、海が一番だった。
パピルスは、僕が、仕事をするようになったら。温泉へ連れて行ってあげる、と、
ワシと妻に言ってくれたけど、
パピルスが働くうち、どんどん忙しくなり、その、わしら夫婦を温泉へ連れていく、の約束が果たせないまま、
ミーじいさんの奥様は、お亡くなりになりました。
だけど、
優秀なパピルスの姿を、ミーじいさんの奥様は涙を流しては、喜び。。。
犬が大好きな人は、知らず知らずなうちに、
貴重な、犬からの共に過ごす安らぎと愛しい時間を積み重ね積み重ね積み重ね、
プレゼントされる。
猫は猫で、可愛いけれど、猫は、独立心が強すぎる。それはそれで、いいかもしれないが、
ミーじいさんは、思わず、嬉しくてパピルスからのポストカードを学校に郵便受けからそのまんま、持ってきてしまった。
お正月には、帰ってくるからね、か。。。
龍馬。。。。もっともっと、お馬鹿ちゃんな手のかかるワンコなら、と思ったけど、
結局パピルスで、良かったんじゃ。
シュナ坊の、元飼い主さんの、三木龍馬じいさんは、ミーじいさんの幼なじみ。
パピルスは、白いミニチュアシュナウザー。。。。
三木龍馬の、ミニチュアシュナウザーのブリーダー、三木センチュリオンは、
龍馬が、三代目。
龍馬は、、、龍馬のおじいちゃんの代の頃に、ミニチュアシュナウザーのブリーダー、三木センチュリオンを開業し、
シュナ坊もだけど、よくあるスタンダードな、
コアラみたいなカラーのミニチュアシュナウザーと、あとで、パピルスみたいな、白い
ミニチュアシュナウザーも。。。と、まずは、白い男の子が来たらしいが、
その、白いミニチュアシュナウザーの仔犬が、悲しい事件に巻き込まれ
わしも。三木とは、幼なじみで近所の悪ガキ仲間だったし。よーく、遊びに行って、知っているが、
それから、コアラみたいな色や、黒いミニチュアシュナウザーは、いたけれど、
パピルスみたいな白いミニチュアシュナウザーを扱う事はなくなり、
やっと、三木が、龍馬が、
もう、自分で、三木センチュリオンも最後だと思うので、サン太の為にも。。。と。
やっと、
パピルスみたいな白いミニチュアシュナウザーも、扱う様になっていた。。。
ミーじいさんは、遠い目をしていました。
さよならクリスマスキャロル。17,記憶と思い出の断片は、ジグゾーパズルの様に。
ヴィーナスと、ちいさいちゃん。(ちいちゃん)
名前もつけられず、飼い主に放棄され、ちいさい方が、と、忌み嫌われ呼ばれた。
さすがのチワワ愛好家の元飼い主さんも、
ちいさいちゃんは、
底なし地獄胃袋の為、福の神の家の近所に捨てられる。
食料の福の神。
。。。福の神、タチバナが引き取り。
すると、ちいさいちゃんの兄のララ尾君が心を痛め、福の神の家に家出。
それで、元飼い主さんが、ちいさいちゃんを逆恨みする。。。
ミニチュアシュナウザーと、ヴィーナス。ミニチュアシュナウザーの、シュナレモン、(シュナ坊)ヴィーナスは、シュナ坊を尻に敷かないと気が済まない。
イラストでした。
さて。。。入院必須の民生委員さんが、
人道的に、クライド・フォレスターさんの家を訪問しようとしましたが、
クライドさんは、拒否。ストーカー迷惑行為で、通報するぞ、と、クライドさんから追い返されました。
手術、入院をすれば、万に一、助かる可能性があるんですよ。
院長先生は、人の命をかける問題ですので、こうなったら、クライドさんが嫌われもの、と、いうことすら、忘れ、説得を試みました。
でも、完全なる拒否。
個人の意思の尊重が、優先当たり前。
とうとう、周りの人は、クライド・フォレスターさんの説得やコミニケーションを諦めました。
ですが。。。
当の。。。本人様、クライド・フォレスターさんは。。。
実は揺れていたのです。
蘇る、遥か遠く昔の、まだまだ幼いころの夢を見て。うずらぼんやり、
暖かい気持ちが湧いて来て。
サンタクロースみたいな、犬がいて。。
ずいぶんな、昔々。
パズルのピースのように、ばらばらだけど、幸せのカケラ。
寄せ集めたいけれど、なかなか、そろわない、暖かい断片。。?
こんな、人生でも、幸せで暖かい冬の陽だまりがあった。。はず。。
わずかに光が差して?
封印した幸せな記憶が???
遥か遠くの悲しみと苦しみな連続な。。その向こう側に。。
さて。。。。
「ん、どー、じゃったんだー、リョウ。」
三木龍之介は、妻の実家に遊びに行って、白いミニチュアシュナウザーのサン太と帰ってきた孫の龍馬に言いました。
サン太は、もうちょっとしたら、おんなじ白い女の子のお嫁さんを見つけるらしい。
いままで、コアラみたいなカラーのミニチュアシュナウザーを販売していましたが、
ホワイトも、繁殖しようと、龍之介は、そうするらしい。
「そうそう、そうさね、リョウとおんなじぐらいな坊ちゃん達が二人、一人、赤ちゃんをさっき迎えて行ったよ。
そしたら、サンタクロースみたいだってさ、可愛いね。幸せを、くれる小さいサンタクロースみたいだね、」龍之介は、龍馬に言う。
「二人の男の子かー、
あっ。いつか、会った、一人の男の子みたいに、、、
パパが、ワンちゃん大嫌いだから、飼えないんだってさ。
せっかく、お金持ちそうなワンちゃんが、喜ぶおーきなお庭で、
でも。
あの子も、サンタクロースが来るといいなー。」
幼いころの、三木龍馬は、いつか会った
あの、一緒にワンちゃんと遊んだ、ワンちゃん好きな同じぐらいの歳の男の子を思い出して、
サンタクロースが、来ますように
と、切に、願いました。
さよならクリスマスキャロル。16,余命宣告。
あくる日。
「きのー、はおもしろかったねー。」シュナ坊が、ヴィーナスに学校で、言います。
時間空間。
ヴィーナスは、作品のファンからの贈り物のココアクッキーを、時間空間で、宇宙空間に預けて、学校で取り出しました。
昨日の御礼に。
朝、掃き掃除をしていた、用務員さんのミーじいさんに、キノーハゴチソーサマ
と。お年寄りなので、ホロホロ目の柔らかクッキーを、時間空間から取り出しました。
「わー、わー。いーな、それ、」シュナ坊は、ココアクッキーのセットにわー、わー言ってますが。
「コレハオキャクサンヨウ。シュナボーハ、イツモアマイモノタベスギ」と、たしなめて、
ミーじいさんが、
お酒があまり強くないのを知ると。ヴィーナスは、たくさん届くファンからの贈り物の中から、日持ちする甘いお菓子を選びました。
ファンには、ありがたくいただきますが、福ちゃんと二人暮らし。
わたくしどもは、小さいので。。。ほぼ、好き嫌いなく、倫理的な事情で、タコさん以外は、なんでもいただきますが、
ファンの皆様からのいただきものが、
食べものの場合は、期限がありますので、お友達、仲良しさん、大好きな仲間とワイワイ、楽しく分けあう場合があります、
いつもありがとうございます。
と、ヴィーナスは、
VENUS♀ブランドの
ホームページに、ファンの人達に、
プレゼントが届くようになりだした頃から、
ひとことメッセージをあらかじめ、御断りを申し上げておきました、
シュナ坊は、甘いものに目がなく、毎日毎日来る日も来る日も。甘いものを、食べない日がないぐらいに甘党です。
だから、甘いものにあふれていても、
食べられないとわかると、
なんでも欲しがるし、シュナ坊に言わせると
自分のものにならない
食べられない甘いものは、究極の旨味らしく。
冷蔵庫にある、お客様用だとか、みんなの調理用の食材やお菓子が好きなわけで。
Free!スペースに美味しいものがあっても、嬉しいけど、それより、tabooなみんなのもの、が大好きな
だから、みんなの調理用、手を出すな!の、薄くかまぼこを切って知らん顔したり。
ジュースを飲んで水を入れたり
だけど。。。
「ハー。。。。マンビキスルナヨー、」ヴィーナスが、シュナ坊は、将来そんなんなら、万引きしないか?と、言うので、
「アホー、そんな、刑事事件なよそさまのものには、興味ないよ。おうちのイタズラみたいなのが、旨味なだけだよ!!!」と、シュナ坊が怒り出すのでした。
まぁ。シュナ坊が、ぶちぶち、ヴィーナスに、
ココアクッキーをよこせ、
というのを尻目に、ヴィーナスは、無視して、ミーじいさんの用務員室をノックしました。
なんだかんだ、どーでもいいシュナ坊もくっついてきました。
「チワワちゃんの親分さんかい、」ミーじいさんは、ヴィーナスを見るとからかうので、
「チワワノハナシハヤメテヨウ。コムスメヲオモイダシテトリハダガタツー、」
コムスメヲ、の、小娘とは、福の神の家の、大食いチワワの赤ちゃん、ちいさいちゃんの事です。
「そこまで言わなくっても。ヴィーナスは、まんざらじゃないし。ヴィーナスは、僕をお尻に敷かないと気が済まないし。。。順位づけウルサイしね。」シュナ坊もからかうと、ヴィーナスは、
シュナ坊をお尻でキックしました。
ヴィーナスは、ミーじいさんにココアクッキーを渡すと。
「コノサクジイサントメイバアサンハ、キノーノスキヤキノオンレイモウシアゲ。スキナモノヲジカンクウカンデ、アチラニオクロウカナートオモッテルケド。ナニガスキナノ」
時間空間という、ヴィーナスの離れ技は、
ヴィーナスの荷物運搬だけでなく、
住所と時間を唱えると、
贈り物の宅配もできます。
「そうじゃのう。甘いもんだと、メイばあさんはますます。ブクブクブク、の。おデブになるし、あっ、
ヴィーナス、言うたらいかんぞー。ま、食いもんは、なんでも、太るかなー、」
あははは、ミーじいさんが、大笑いしました。
そして。。。
一か八かの勝負。賭け
ですが、
クライドさんは、余命宣告をされ、
なにもしないなら、余命宣告一年。
でも。。。補償は、ないけれども、
手術、入院。治療すれば、、、
もっと、生きられるかもしれませんが、
と、ドクターに言われたのです。
さぁ。。。
クライドさんは、
どうするのでしょうね。
「きのー、はおもしろかったねー。」シュナ坊が、ヴィーナスに学校で、言います。
時間空間。
ヴィーナスは、作品のファンからの贈り物のココアクッキーを、時間空間で、宇宙空間に預けて、学校で取り出しました。
昨日の御礼に。
朝、掃き掃除をしていた、用務員さんのミーじいさんに、キノーハゴチソーサマ
と。お年寄りなので、ホロホロ目の柔らかクッキーを、時間空間から取り出しました。
「わー、わー。いーな、それ、」シュナ坊は、ココアクッキーのセットにわー、わー言ってますが。
「コレハオキャクサンヨウ。シュナボーハ、イツモアマイモノタベスギ」と、たしなめて、
ミーじいさんが、
お酒があまり強くないのを知ると。ヴィーナスは、たくさん届くファンからの贈り物の中から、日持ちする甘いお菓子を選びました。
ファンには、ありがたくいただきますが、福ちゃんと二人暮らし。
わたくしどもは、小さいので。。。ほぼ、好き嫌いなく、倫理的な事情で、タコさん以外は、なんでもいただきますが、
ファンの皆様からのいただきものが、
食べものの場合は、期限がありますので、お友達、仲良しさん、大好きな仲間とワイワイ、楽しく分けあう場合があります、
いつもありがとうございます。
と、ヴィーナスは、
VENUS♀ブランドの
ホームページに、ファンの人達に、
プレゼントが届くようになりだした頃から、
ひとことメッセージをあらかじめ、御断りを申し上げておきました、
シュナ坊は、甘いものに目がなく、毎日毎日来る日も来る日も。甘いものを、食べない日がないぐらいに甘党です。
だから、甘いものにあふれていても、
食べられないとわかると、
なんでも欲しがるし、シュナ坊に言わせると
自分のものにならない
食べられない甘いものは、究極の旨味らしく。
冷蔵庫にある、お客様用だとか、みんなの調理用の食材やお菓子が好きなわけで。
Free!スペースに美味しいものがあっても、嬉しいけど、それより、tabooなみんなのもの、が大好きな
だから、みんなの調理用、手を出すな!の、薄くかまぼこを切って知らん顔したり。
ジュースを飲んで水を入れたり
だけど。。。
「ハー。。。。マンビキスルナヨー、」ヴィーナスが、シュナ坊は、将来そんなんなら、万引きしないか?と、言うので、
「アホー、そんな、刑事事件なよそさまのものには、興味ないよ。おうちのイタズラみたいなのが、旨味なだけだよ!!!」と、シュナ坊が怒り出すのでした。
まぁ。シュナ坊が、ぶちぶち、ヴィーナスに、
ココアクッキーをよこせ、
というのを尻目に、ヴィーナスは、無視して、ミーじいさんの用務員室をノックしました。
なんだかんだ、どーでもいいシュナ坊もくっついてきました。
「チワワちゃんの親分さんかい、」ミーじいさんは、ヴィーナスを見るとからかうので、
「チワワノハナシハヤメテヨウ。コムスメヲオモイダシテトリハダガタツー、」
コムスメヲ、の、小娘とは、福の神の家の、大食いチワワの赤ちゃん、ちいさいちゃんの事です。
「そこまで言わなくっても。ヴィーナスは、まんざらじゃないし。ヴィーナスは、僕をお尻に敷かないと気が済まないし。。。順位づけウルサイしね。」シュナ坊もからかうと、ヴィーナスは、
シュナ坊をお尻でキックしました。
ヴィーナスは、ミーじいさんにココアクッキーを渡すと。
「コノサクジイサントメイバアサンハ、キノーノスキヤキノオンレイモウシアゲ。スキナモノヲジカンクウカンデ、アチラニオクロウカナートオモッテルケド。ナニガスキナノ」
時間空間という、ヴィーナスの離れ技は、
ヴィーナスの荷物運搬だけでなく、
住所と時間を唱えると、
贈り物の宅配もできます。
「そうじゃのう。甘いもんだと、メイばあさんはますます。ブクブクブク、の。おデブになるし、あっ、
ヴィーナス、言うたらいかんぞー。ま、食いもんは、なんでも、太るかなー、」
あははは、ミーじいさんが、大笑いしました。
そして。。。
一か八かの勝負。賭け
ですが、
クライドさんは、余命宣告をされ、
なにもしないなら、余命宣告一年。
でも。。。補償は、ないけれども、
手術、入院。治療すれば、、、
もっと、生きられるかもしれませんが、
と、ドクターに言われたのです。
さぁ。。。
クライドさんは、
どうするのでしょうね。
2019年03月01日
さよならクリスマスキャロル。15。団欒。
「さぁ、仔犬ちゃんたち、たくさん食べてね〜。」
「コイヌチャン」。
木の咲じいさんのおうちのふとっちょなおかみさんが、すき焼きを作ると、シュナ坊と、ヴィーナスに言いました。
「あらららら、ごめんね、コッチの坊ちゃんは、タコさんかなー。」木の咲じいさんのおかみさんのメイさんは、ヴィーナスに、ケラケラ笑って言いました。
「タコ。ハンブンハ、アタリーデッスー、デモ、ボッチャンデモナイシー。」
ヴィーナスは、自分とも同類と言える、こういう世話好きなタイプの人が、嫌いではありませんでした。
「メイさん、この子、かの有名な、ヴィーナスブランドのヴィーナス先生じゃよー、」あはははー、ミーじいさんが笑います。
「あらまあらま。えー、す、すごーい。確かに、小さな宇宙人の、ヴィーナス先生って、聞いたことあるけど、なんとも、ま。。。ま。」メイさんは、驚いて言いました。
「ワンちゃん達って、チワワみたいでしょ、ヴィーナスは。」シュナ坊が笑って言いました。「ボーズの毛があんまりない方のチワワみたいじゃのう。」
木の咲じいさんもあははは〜と、笑いました。
ヴィーナスは、赤くて丸くて。。。でも、なんとなく、空気がチワワみたいな雰囲気を醸し出しています。それを言うと、ヴィーナスは、
チワワの赤ちゃんのちいちゃんからいじり倒されるので、いつも怒るのでした。
チワワの赤ちゃんのちいちゃんは、ヴィーナスが大好きです。だから、ヴィーナスが、仕事の取引先やお客さんの、ワンちゃんや、チワワの赤ちゃんの耳掃除のアルバイトや、
女の子のワンちゃんとアクセスすると、匂いがつくらしく、そのまま、
福の神家に行くと、嗅覚の地獄鼻のチワワのちいちゃんが飛んできて、いつもは、ヴィーナスを取り押さえて、ベロベロなめたり、じゃれて甘噛みしたりですが、
女性のワンちゃんのアクセス後の場合、
ちいちゃんが飛んできて、ひっかいたり、叩いたり、それはもう、暴れてヴィーナスをいじめるのでした。
「浮気がばれたー、」福の神たちは、ヴィーナスに、あははは〜〜とわらいころげますが、
ヴィーナスは、理不尽きわまりない。
福の神の家には、クリエイターであり、美術家のヴィーナスは、美容の福の神笑〜をメインに、お料理、食料の神の、タチバナ、
車や交通神の大蔵とも、ともにお仕事をするので、
よく出入りしますが、
その、タチバナの引き取りチワワの赤ちゃんの、ちいさいちゃんに、一方的に熱を上げられています。
さ。すき焼き、すき焼き。
ヴィーナスは、ミンナのぶんの卵を器用に割りました。
「お利口さんねー、」メイばあさんは、喜びました。
「ヴィーナスは、鍋奉行なんだよねー、あれこれ、仕切らないと気が済まないし。肉ばっかり食べると怒ってくるし。」シュナ坊が笑います。
木の咲じいさんは、名前通り、木花咲耶姫から名付けられた通り、線が細くて、
若い頃はさぞかし、もてたんじゃないかな、と言った雰囲気な、品の良い老紳士です、
メイばあさんは、気さくな下町の雰囲気なおっかさんですが、
案外、イケメンは、素の自分で気楽に一緒にいられるこんな、世話好きなタイプの女性が良いのかもしれないなー。
と、ヴィーナスは、感心しました。
「それにしてもな、プライバシーじゃからの、わしら、席を外してかえってきたものの、クライドさん、心配じゃのう。」木の咲じいさんが心配しました。
「ちょっとかわいそうじゃの。だーれも、身内がいないっぺよな。って言っとったが、かなりな、資産家じゃのう、だれもおらんのか?」ミーじいさんも言いました。
「おるは、おるかも、、、でもな、息子さんがおったとは、確かそんなん。でも、ヤーさんか、ギャングかわからんが、行方不明さぁ。」メイばあさんは言いました。
ヴィーナスも、シュナ坊も、
どちらともに、
親元を離れた子どもでしたが、平均的に幸せな子どもや幸せな人々しかまわりにいなかったし、それほど偏屈な人もいなかったし。
なので、あまり想像はできませんが、
なんだか、クライドさんが、かわいそうになってきました。
「コイヌチャン」。
木の咲じいさんのおうちのふとっちょなおかみさんが、すき焼きを作ると、シュナ坊と、ヴィーナスに言いました。
「あらららら、ごめんね、コッチの坊ちゃんは、タコさんかなー。」木の咲じいさんのおかみさんのメイさんは、ヴィーナスに、ケラケラ笑って言いました。
「タコ。ハンブンハ、アタリーデッスー、デモ、ボッチャンデモナイシー。」
ヴィーナスは、自分とも同類と言える、こういう世話好きなタイプの人が、嫌いではありませんでした。
「メイさん、この子、かの有名な、ヴィーナスブランドのヴィーナス先生じゃよー、」あはははー、ミーじいさんが笑います。
「あらまあらま。えー、す、すごーい。確かに、小さな宇宙人の、ヴィーナス先生って、聞いたことあるけど、なんとも、ま。。。ま。」メイさんは、驚いて言いました。
「ワンちゃん達って、チワワみたいでしょ、ヴィーナスは。」シュナ坊が笑って言いました。「ボーズの毛があんまりない方のチワワみたいじゃのう。」
木の咲じいさんもあははは〜と、笑いました。
ヴィーナスは、赤くて丸くて。。。でも、なんとなく、空気がチワワみたいな雰囲気を醸し出しています。それを言うと、ヴィーナスは、
チワワの赤ちゃんのちいちゃんからいじり倒されるので、いつも怒るのでした。
チワワの赤ちゃんのちいちゃんは、ヴィーナスが大好きです。だから、ヴィーナスが、仕事の取引先やお客さんの、ワンちゃんや、チワワの赤ちゃんの耳掃除のアルバイトや、
女の子のワンちゃんとアクセスすると、匂いがつくらしく、そのまま、
福の神家に行くと、嗅覚の地獄鼻のチワワのちいちゃんが飛んできて、いつもは、ヴィーナスを取り押さえて、ベロベロなめたり、じゃれて甘噛みしたりですが、
女性のワンちゃんのアクセス後の場合、
ちいちゃんが飛んできて、ひっかいたり、叩いたり、それはもう、暴れてヴィーナスをいじめるのでした。
「浮気がばれたー、」福の神たちは、ヴィーナスに、あははは〜〜とわらいころげますが、
ヴィーナスは、理不尽きわまりない。
福の神の家には、クリエイターであり、美術家のヴィーナスは、美容の福の神笑〜をメインに、お料理、食料の神の、タチバナ、
車や交通神の大蔵とも、ともにお仕事をするので、
よく出入りしますが、
その、タチバナの引き取りチワワの赤ちゃんの、ちいさいちゃんに、一方的に熱を上げられています。
さ。すき焼き、すき焼き。
ヴィーナスは、ミンナのぶんの卵を器用に割りました。
「お利口さんねー、」メイばあさんは、喜びました。
「ヴィーナスは、鍋奉行なんだよねー、あれこれ、仕切らないと気が済まないし。肉ばっかり食べると怒ってくるし。」シュナ坊が笑います。
木の咲じいさんは、名前通り、木花咲耶姫から名付けられた通り、線が細くて、
若い頃はさぞかし、もてたんじゃないかな、と言った雰囲気な、品の良い老紳士です、
メイばあさんは、気さくな下町の雰囲気なおっかさんですが、
案外、イケメンは、素の自分で気楽に一緒にいられるこんな、世話好きなタイプの女性が良いのかもしれないなー。
と、ヴィーナスは、感心しました。
「それにしてもな、プライバシーじゃからの、わしら、席を外してかえってきたものの、クライドさん、心配じゃのう。」木の咲じいさんが心配しました。
「ちょっとかわいそうじゃの。だーれも、身内がいないっぺよな。って言っとったが、かなりな、資産家じゃのう、だれもおらんのか?」ミーじいさんも言いました。
「おるは、おるかも、、、でもな、息子さんがおったとは、確かそんなん。でも、ヤーさんか、ギャングかわからんが、行方不明さぁ。」メイばあさんは言いました。
ヴィーナスも、シュナ坊も、
どちらともに、
親元を離れた子どもでしたが、平均的に幸せな子どもや幸せな人々しかまわりにいなかったし、それほど偏屈な人もいなかったし。
なので、あまり想像はできませんが、
なんだか、クライドさんが、かわいそうになってきました。
さようならクリスマスキャロル。14。覚めない 夢の中で。。。
ホラほらほら。。。
あっ、ほんとだー。サンタクロースだ、
サンタクロースが、いっぱい。
ワン、ワン。。。
まだまだ穢れを知らない、ちょうど五歳になるクリスマス前に。
お手伝いさんと、隣町の神楽町へ行って、
お手伝いさんが、ワンちゃんを飼うので、と話していて、
それじゃあ、一緒にいくー。
と、ワシと弟のヒカルはお手伝いさんについて行った。
父親には内緒。。。というか、ほとんど海外で、フォレスター一族の帝王学を学ばせる前の子どもには、
父親は、興味はなかったのだ。
ましてや、長男ではなく、次男三男は、スペア。
もともと、父親は、子ども嫌いで、ただの資産管理や家の道具としか、
子どもをみなしてないし、
帝王学を学ばせてからの、子どもにしか興味はなかったし。
だから。それまでは、お手伝いさんに金を渡して預けっぱなし。
父親も、わしと同様、ずるい性格で、
自分を棚に上げ、お手伝いさんは、親切で、お人好しで、安く使えるタイプを好み、
犬嫌いな父親に、犬を見に行ったのがバレたら大変だ。。。
犬と遊ぶなんて女みたいなことをするな、
あるひ、父親が帰ってきて、
テレビに犬が出ていて、
可愛い。欲しいな、見て見て、とお手伝いさんと話しているのを聞かれたら怒鳴りつけられた。
ビクッ。
普通は海外から帰ってきた父親が、しばらくぶりに子どもと再会、なんて言ったら、甘いムードが、大の大人の男でもメロメロにとろけるらしい。。?
らしい??と、断定できないのは、わしには、そんなことは、わからん。アホなドラマみたいなので、ふだんはビシッとしたビジネスマンや、男らしいライオンみたいな経営者も、
子どもには、ヘロヘロメロメロに、らしく。。。
わしは、父親というものは、子どもの頃は怖くて近づけなかったし、ピリピリした、人を寄せ付けないような、厳格なオーラは、子どもながらにも感じ取れたし。
だから、帰ってこない方が気楽だし。帰ってきても嬉しくないし。お金だけ置いといてくれたら。あとは、もう、どっかへ行ってくれと祈った。
殴るけるわけではないが。存在が暴力と言ったらおかしいだろうか。。
存在が威圧的で、、、威圧と無視の繰り返し。。?
多分。。。いない方が幸せ、
存在が威圧と無視の繰り返しの暴力。
それは。鏡のように、きっと今の自分も他の人々から見て。そうなんだろう。
まぁ。まだまだ、五歳になるクリスマス前。
神楽町へお手伝いさんの車で行って、
お手伝いさんは、
わあ。ほらほら、やっぱり、そうだろー、
僕の言ったとおり
「ほんとだー、クライド、すごーい、すごーい、サンタクロースの赤ちゃんがいっぱい」
キャッ、キャッ、ひかるは、
その犬達を見て喜んだ。犬やの主人は、そのサンタクロースみたいな犬によく似ていて、
「うちも、孫がいましてね。孫は、嫁の実家に遊びに行ってるんですが、多分、坊ちゃんたちと一緒ぐらいな歳かなぁ〜」ニコニコ、
その犬みたいなおじいさんは、ひかるとわしに、犬と遊ばせてくれた。
あっ。。。いつだったか、、、このサンタクロースみたいな犬、、、この子達は、ねずみ色だけど。
白い子。。。多分。あの子は白い子のお犬さんの家のこ、サン太って白い、
この、赤ちゃんなのに、サンタクロースみたいな幸せなワンちゃんのお店の子なんだろう。。でも。
この、ねずみ色の小さなサンタクロース達も可愛いな。
小さなサンタクロース達は、あらそうように、わしとひかるに。じゃれついてとびまわっていた。
これからだんだん寒くなるというのに、冬の陽だまり。。
陽だまりのようににっこり暖かな日だった。
お手伝いさんは、オスかメスか、すっかり忘れていたが。一匹のサンタクロースを、契約していたらしく、
受け取っていった。「孫のクリスマスプレゼントなんです。わたしも、もう、あと何年生きられるかわかりませんが、だから、最愛の孫に最高のクリスマスプレゼントを、と主人とお金を出し合って、買うことにしましたわ。」お手伝いさんは、ニコニコしていた。
お手伝いさんの受け取った
一匹の小さなサンタクロースは、家族と別れるのが、さみしいのか。クーン、クーン、クーンと鳴いていた。
どうも、親らしき犬が、見送りに来た。
お手伝いさんと、ヒカルと、また、車に乗って、ウチに戻った。車に乗っていると、悲しいけど、諦めたように、しだいに犬は、ヒカルとわしにじゃれついてきた。
サンタクロース、サンタクロース
ヒカルは犬とはしゃぎ、ワシとヒカルはいぬを取り合った。
なんて。。。ある。晴れた。。。寒い日の。。寒い日のはずが、冬の陽だまり。
暖かな封印したはずな、陽だまりのような記憶が。。。
と。。。
「あれっ、、」院長先生が見ると
薄っすら。。。あの。。。クライドさんが泣いている。。。
鬼の目にも涙
シュナ坊とヴィーナスは。子供だし、どうも。クライドさんが犬嫌いらしいから、と。席を外し。また、外へ出ていきました。
クライドさんが、こんこん眠っているので、身元も知れてるし、と、後から、ミーじいさんと、木の咲じいさんも、
お大事に、と、病室をあとにしました。
それから、どれぐらいたったのかは。
はっきりわかりませんが、
クライドさんは、ゆっくり目を覚ました。
なんだか、とても幸せな夢を見ていた気がする。そんな。気がするけど、
忘れてしまった。バカだ。こんな幸せな夢を見て。ケチケチ金を使いたくないワシが、
高い金を払っても見たい夢だったようだ。いや、金で買えない夢か?
目を覚ましたら。。。大嫌いな病院だった。
頭がボーッとする。
「目が覚めましたか、クライドさん。あなたは、気を失って、路上で倒れたんですよ。覚えてませんか、」院長先生が言いました。
「や。。。。はっきりとは、、、なにがなんだか。。。。な。」
「あなたは、、、入院が必要です。」
院長先生が、言うと、
「悪いんか。。。どっか、悪いんか。。」
ブツブツ、クライドさんは、言います。
「あなたには、身寄りがありませんね、」
院長先生が、言います。
「そんなもん、おるわけない。めんどくさい、サッサと、どうにかしてくれ。わしは、どうせ。死ぬんじゃろ、」
「クライドさん、、、クライドさん、あなたは、あなたは癌です。余命宣告一年ぐらいでしょう。。。手術など、入院が必要です、、」
「死ぬんなら、
入院が必要、って、、、死ぬんなら、そんなもん、入院も、手術もいらん。死ぬんだからな。」
クライドさんは、言いました。
あっ、ほんとだー。サンタクロースだ、
サンタクロースが、いっぱい。
ワン、ワン。。。
まだまだ穢れを知らない、ちょうど五歳になるクリスマス前に。
お手伝いさんと、隣町の神楽町へ行って、
お手伝いさんが、ワンちゃんを飼うので、と話していて、
それじゃあ、一緒にいくー。
と、ワシと弟のヒカルはお手伝いさんについて行った。
父親には内緒。。。というか、ほとんど海外で、フォレスター一族の帝王学を学ばせる前の子どもには、
父親は、興味はなかったのだ。
ましてや、長男ではなく、次男三男は、スペア。
もともと、父親は、子ども嫌いで、ただの資産管理や家の道具としか、
子どもをみなしてないし、
帝王学を学ばせてからの、子どもにしか興味はなかったし。
だから。それまでは、お手伝いさんに金を渡して預けっぱなし。
父親も、わしと同様、ずるい性格で、
自分を棚に上げ、お手伝いさんは、親切で、お人好しで、安く使えるタイプを好み、
犬嫌いな父親に、犬を見に行ったのがバレたら大変だ。。。
犬と遊ぶなんて女みたいなことをするな、
あるひ、父親が帰ってきて、
テレビに犬が出ていて、
可愛い。欲しいな、見て見て、とお手伝いさんと話しているのを聞かれたら怒鳴りつけられた。
ビクッ。
普通は海外から帰ってきた父親が、しばらくぶりに子どもと再会、なんて言ったら、甘いムードが、大の大人の男でもメロメロにとろけるらしい。。?
らしい??と、断定できないのは、わしには、そんなことは、わからん。アホなドラマみたいなので、ふだんはビシッとしたビジネスマンや、男らしいライオンみたいな経営者も、
子どもには、ヘロヘロメロメロに、らしく。。。
わしは、父親というものは、子どもの頃は怖くて近づけなかったし、ピリピリした、人を寄せ付けないような、厳格なオーラは、子どもながらにも感じ取れたし。
だから、帰ってこない方が気楽だし。帰ってきても嬉しくないし。お金だけ置いといてくれたら。あとは、もう、どっかへ行ってくれと祈った。
殴るけるわけではないが。存在が暴力と言ったらおかしいだろうか。。
存在が威圧的で、、、威圧と無視の繰り返し。。?
多分。。。いない方が幸せ、
存在が威圧と無視の繰り返しの暴力。
それは。鏡のように、きっと今の自分も他の人々から見て。そうなんだろう。
まぁ。まだまだ、五歳になるクリスマス前。
神楽町へお手伝いさんの車で行って、
お手伝いさんは、
わあ。ほらほら、やっぱり、そうだろー、
僕の言ったとおり
「ほんとだー、クライド、すごーい、すごーい、サンタクロースの赤ちゃんがいっぱい」
キャッ、キャッ、ひかるは、
その犬達を見て喜んだ。犬やの主人は、そのサンタクロースみたいな犬によく似ていて、
「うちも、孫がいましてね。孫は、嫁の実家に遊びに行ってるんですが、多分、坊ちゃんたちと一緒ぐらいな歳かなぁ〜」ニコニコ、
その犬みたいなおじいさんは、ひかるとわしに、犬と遊ばせてくれた。
あっ。。。いつだったか、、、このサンタクロースみたいな犬、、、この子達は、ねずみ色だけど。
白い子。。。多分。あの子は白い子のお犬さんの家のこ、サン太って白い、
この、赤ちゃんなのに、サンタクロースみたいな幸せなワンちゃんのお店の子なんだろう。。でも。
この、ねずみ色の小さなサンタクロース達も可愛いな。
小さなサンタクロース達は、あらそうように、わしとひかるに。じゃれついてとびまわっていた。
これからだんだん寒くなるというのに、冬の陽だまり。。
陽だまりのようににっこり暖かな日だった。
お手伝いさんは、オスかメスか、すっかり忘れていたが。一匹のサンタクロースを、契約していたらしく、
受け取っていった。「孫のクリスマスプレゼントなんです。わたしも、もう、あと何年生きられるかわかりませんが、だから、最愛の孫に最高のクリスマスプレゼントを、と主人とお金を出し合って、買うことにしましたわ。」お手伝いさんは、ニコニコしていた。
お手伝いさんの受け取った
一匹の小さなサンタクロースは、家族と別れるのが、さみしいのか。クーン、クーン、クーンと鳴いていた。
どうも、親らしき犬が、見送りに来た。
お手伝いさんと、ヒカルと、また、車に乗って、ウチに戻った。車に乗っていると、悲しいけど、諦めたように、しだいに犬は、ヒカルとわしにじゃれついてきた。
サンタクロース、サンタクロース
ヒカルは犬とはしゃぎ、ワシとヒカルはいぬを取り合った。
なんて。。。ある。晴れた。。。寒い日の。。寒い日のはずが、冬の陽だまり。
暖かな封印したはずな、陽だまりのような記憶が。。。
と。。。
「あれっ、、」院長先生が見ると
薄っすら。。。あの。。。クライドさんが泣いている。。。
鬼の目にも涙
シュナ坊とヴィーナスは。子供だし、どうも。クライドさんが犬嫌いらしいから、と。席を外し。また、外へ出ていきました。
クライドさんが、こんこん眠っているので、身元も知れてるし、と、後から、ミーじいさんと、木の咲じいさんも、
お大事に、と、病室をあとにしました。
それから、どれぐらいたったのかは。
はっきりわかりませんが、
クライドさんは、ゆっくり目を覚ました。
なんだか、とても幸せな夢を見ていた気がする。そんな。気がするけど、
忘れてしまった。バカだ。こんな幸せな夢を見て。ケチケチ金を使いたくないワシが、
高い金を払っても見たい夢だったようだ。いや、金で買えない夢か?
目を覚ましたら。。。大嫌いな病院だった。
頭がボーッとする。
「目が覚めましたか、クライドさん。あなたは、気を失って、路上で倒れたんですよ。覚えてませんか、」院長先生が言いました。
「や。。。。はっきりとは、、、なにがなんだか。。。。な。」
「あなたは、、、入院が必要です。」
院長先生が、言うと、
「悪いんか。。。どっか、悪いんか。。」
ブツブツ、クライドさんは、言います。
「あなたには、身寄りがありませんね、」
院長先生が、言います。
「そんなもん、おるわけない。めんどくさい、サッサと、どうにかしてくれ。わしは、どうせ。死ぬんじゃろ、」
「クライドさん、、、クライドさん、あなたは、あなたは癌です。余命宣告一年ぐらいでしょう。。。手術など、入院が必要です、、」
「死ぬんなら、
入院が必要、って、、、死ぬんなら、そんなもん、入院も、手術もいらん。死ぬんだからな。」
クライドさんは、言いました。