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2019年03月02日
さよならクリスマスキャロル。17,記憶と思い出の断片は、ジグゾーパズルの様に。
ヴィーナスと、ちいさいちゃん。(ちいちゃん)
名前もつけられず、飼い主に放棄され、ちいさい方が、と、忌み嫌われ呼ばれた。

さすがのチワワ愛好家の元飼い主さんも、
ちいさいちゃんは、
底なし地獄胃袋の為、福の神の家の近所に捨てられる。

食料の福の神。
。。。福の神、タチバナが引き取り。

すると、ちいさいちゃんの兄のララ尾君が心を痛め、福の神の家に家出。

それで、元飼い主さんが、ちいさいちゃんを逆恨みする。。。
ミニチュアシュナウザーと、ヴィーナス。ミニチュアシュナウザーの、シュナレモン、(シュナ坊)ヴィーナスは、シュナ坊を尻に敷かないと気が済まない。

イラストでした。

さて。。。入院必須の民生委員さんが、
人道的に、クライド・フォレスターさんの家を訪問しようとしましたが、
クライドさんは、拒否。ストーカー迷惑行為で、通報するぞ、と、クライドさんから追い返されました。

手術、入院をすれば、万に一、助かる可能性があるんですよ。

院長先生は、人の命をかける問題ですので、こうなったら、クライドさんが嫌われもの、と、いうことすら、忘れ、説得を試みました。

でも、完全なる拒否。

個人の意思の尊重が、優先当たり前。

とうとう、周りの人は、クライド・フォレスターさんの説得やコミニケーションを諦めました。

ですが。。。
当の。。。本人様、クライド・フォレスターさんは。。。

実は揺れていたのです。

蘇る、遥か遠く昔の、まだまだ幼いころの夢を見て。うずらぼんやり、
暖かい気持ちが湧いて来て。

サンタクロースみたいな、犬がいて。。
ずいぶんな、昔々。
パズルのピースのように、ばらばらだけど、幸せのカケラ。
寄せ集めたいけれど、なかなか、そろわない、暖かい断片。。?
こんな、人生でも、幸せで暖かい冬の陽だまりがあった。。はず。。

わずかに光が差して?

封印した幸せな記憶が???
遥か遠くの悲しみと苦しみな連続な。。その向こう側に。。

さて。。。。
「ん、どー、じゃったんだー、リョウ。」
三木龍之介は、妻の実家に遊びに行って、白いミニチュアシュナウザーのサン太と帰ってきた孫の龍馬に言いました。

サン太は、もうちょっとしたら、おんなじ白い女の子のお嫁さんを見つけるらしい。

いままで、コアラみたいなカラーのミニチュアシュナウザーを販売していましたが、
ホワイトも、繁殖しようと、龍之介は、そうするらしい。

「そうそう、そうさね、リョウとおんなじぐらいな坊ちゃん達が二人、一人、赤ちゃんをさっき迎えて行ったよ。

そしたら、サンタクロースみたいだってさ、可愛いね。


「二人の男の子かー、

あっ。いつか、会った、一人の男の子みたいに、、、
パパが、ワンちゃん大嫌いだから、飼えないんだってさ。

せっかく、お金持ちそうなワンちゃんが、喜ぶおーきなお庭で、
でも。
あの子も、サンタクロースが来るといいなー。

幼いころの、三木龍馬は、いつか会った
あの、一緒にワンちゃんと遊んだ、ワンちゃん好きな同じぐらいの歳の男の子を思い出して、
サンタクロースが、来ますように

と、切に、願いました。


さよならクリスマスキャロル。16,余命宣告。
あくる日。
「きのー、はおもしろかったねー。
」シュナ坊が、ヴィーナスに学校で、言います。
時間空間。
ヴィーナスは、作品のファンからの贈り物のココアクッキーを、時間空間で、宇宙空間に預けて、学校で取り出しました。
昨日の御礼に。
朝、掃き掃除をしていた、用務員さんのミーじいさんに、キノーハゴチソーサマ
と。お年寄りなので、ホロホロ目の柔らかクッキーを、時間空間から取り出しました。
「わー、わー。いーな、それ、」シュナ坊は、ココアクッキーのセットにわー、わー言ってますが。
「コレハオキャクサンヨウ。シュナボーハ、イツモアマイモノタベスギ
」と、たしなめて、
ミーじいさんが、
お酒があまり強くないのを知ると。ヴィーナスは、たくさん届くファンからの贈り物の中から、日持ちする甘いお菓子を選びました。
ファンには、ありがたくいただきますが、福ちゃんと二人暮らし。
わたくしどもは、小さいので。。。ほぼ、好き嫌いなく、倫理的な事情で、タコさん以外は、なんでもいただきますが、
ファンの皆様からのいただきものが、
食べものの場合は、期限がありますので、お友達、仲良しさん、大好きな仲間とワイワイ、楽しく分けあう場合があります、
いつもありがとうございます。
と、ヴィーナスは、
VENUS♀ブランドの
ホームページに、ファンの人達に、
プレゼントが届くようになりだした頃から、
ひとことメッセージをあらかじめ、御断りを申し上げておきました、
シュナ坊は、甘いものに目がなく、毎日毎日来る日も来る日も。甘いものを、食べない日がないぐらいに甘党です。
だから、甘いものにあふれていても、
食べられないとわかると、
なんでも欲しがるし、シュナ坊に言わせると
自分のものにならない
食べられない甘いものは、究極の旨味らしく。
冷蔵庫にある、お客様用だとか、みんなの調理用の食材やお菓子が好きなわけで。
Free!スペースに美味しいものがあっても、嬉しいけど、それより、tabooなみんなのもの、が大好きな
だから、みんなの調理用、手を出すな!の、薄くかまぼこを切って知らん顔したり。
ジュースを飲んで水を入れたり
だけど。。。
「ハー。。。。マンビキスルナヨー、
」ヴィーナスが、シュナ坊は、将来そんなんなら、万引きしないか?と、言うので、
「アホー、そんな、刑事事件なよそさまのものには、興味ないよ。おうちのイタズラみたいなのが、旨味なだけだよ!!!
」と、シュナ坊が怒り出すのでした。
まぁ。シュナ坊が、ぶちぶち、ヴィーナスに、
ココアクッキーをよこせ、
というのを尻目に、ヴィーナスは、無視して、ミーじいさんの用務員室をノックしました。
なんだかんだ、どーでもいいシュナ坊もくっついてきました。
「チワワちゃんの親分さんかい、
」ミーじいさんは、ヴィーナスを見るとからかうので、
「チワワノハナシハヤメテヨウ。コムスメヲオモイダシテトリハダガタツー、
」
コムスメヲ、の、小娘とは、福の神の家の、大食いチワワの赤ちゃん、ちいさいちゃんの事です。
「そこまで言わなくっても。ヴィーナスは、まんざらじゃないし。
ヴィーナスは、僕をお尻に敷かないと気が済まないし。。。順位づけウルサイしね。
」シュナ坊もからかうと、ヴィーナスは、
シュナ坊をお尻でキックしました。
ヴィーナスは、ミーじいさんにココアクッキーを渡すと。
「コノサクジイサントメイバアサンハ、キノーノスキヤキノオンレイモウシアゲ。スキナモノヲジカンクウカンデ、アチラニオクロウカナートオモッテルケド。ナニガスキナノ
」
時間空間という、ヴィーナスの離れ技は、
ヴィーナスの荷物運搬だけでなく、
住所と時間を唱えると、
贈り物の宅配もできます。
「そうじゃのう。甘いもんだと、メイばあさんはますます。ブクブクブク、
の。おデブになるし、あっ、
ヴィーナス、言うたらいかんぞー。ま、食いもんは、なんでも、太るかなー、」
あははは、ミーじいさんが、大笑いしました。
そして。。。
一か八かの勝負。賭け
ですが、
クライドさんは、余命宣告をされ、
なにもしないなら、余命宣告一年。
でも。。。補償は、ないけれども、
手術、入院。治療すれば、、、
もっと、生きられるかもしれませんが、
と、ドクターに言われたのです。
さぁ。。。
クライドさんは、
どうするのでしょうね。


「きのー、はおもしろかったねー。


時間空間。

ヴィーナスは、作品のファンからの贈り物のココアクッキーを、時間空間で、宇宙空間に預けて、学校で取り出しました。

昨日の御礼に。

朝、掃き掃除をしていた、用務員さんのミーじいさんに、キノーハゴチソーサマ

と。お年寄りなので、ホロホロ目の柔らかクッキーを、時間空間から取り出しました。

「わー、わー。いーな、それ、」シュナ坊は、ココアクッキーのセットにわー、わー言ってますが。

「コレハオキャクサンヨウ。シュナボーハ、イツモアマイモノタベスギ


ミーじいさんが、
お酒があまり強くないのを知ると。ヴィーナスは、たくさん届くファンからの贈り物の中から、日持ちする甘いお菓子を選びました。

ファンには、ありがたくいただきますが、福ちゃんと二人暮らし。

わたくしどもは、小さいので。。。ほぼ、好き嫌いなく、倫理的な事情で、タコさん以外は、なんでもいただきますが、
ファンの皆様からのいただきものが、
食べものの場合は、期限がありますので、お友達、仲良しさん、大好きな仲間とワイワイ、楽しく分けあう場合があります、

いつもありがとうございます。

と、ヴィーナスは、
VENUS♀ブランドの
ホームページに、ファンの人達に、
プレゼントが届くようになりだした頃から、
ひとことメッセージをあらかじめ、御断りを申し上げておきました、
シュナ坊は、甘いものに目がなく、毎日毎日来る日も来る日も。甘いものを、食べない日がないぐらいに甘党です。

だから、甘いものにあふれていても、
食べられないとわかると、

なんでも欲しがるし、シュナ坊に言わせると
自分のものにならない
食べられない甘いものは、究極の旨味らしく。

冷蔵庫にある、お客様用だとか、みんなの調理用の食材やお菓子が好きなわけで。

Free!スペースに美味しいものがあっても、嬉しいけど、それより、tabooなみんなのもの、が大好きな

だから、みんなの調理用、手を出すな!の、薄くかまぼこを切って知らん顔したり。

ジュースを飲んで水を入れたり

だけど。。。

「ハー。。。。マンビキスルナヨー、

「アホー、そんな、刑事事件なよそさまのものには、興味ないよ。おうちのイタズラみたいなのが、旨味なだけだよ!!!


まぁ。シュナ坊が、ぶちぶち、ヴィーナスに、
ココアクッキーをよこせ、

というのを尻目に、ヴィーナスは、無視して、ミーじいさんの用務員室をノックしました。

なんだかんだ、どーでもいいシュナ坊もくっついてきました。

「チワワちゃんの親分さんかい、

「チワワノハナシハヤメテヨウ。コムスメヲオモイダシテトリハダガタツー、

コムスメヲ、の、小娘とは、福の神の家の、大食いチワワの赤ちゃん、ちいさいちゃんの事です。

「そこまで言わなくっても。ヴィーナスは、まんざらじゃないし。


シュナ坊をお尻でキックしました。

ヴィーナスは、ミーじいさんにココアクッキーを渡すと。
「コノサクジイサントメイバアサンハ、キノーノスキヤキノオンレイモウシアゲ。スキナモノヲジカンクウカンデ、アチラニオクロウカナートオモッテルケド。ナニガスキナノ

時間空間という、ヴィーナスの離れ技は、
ヴィーナスの荷物運搬だけでなく、
住所と時間を唱えると、
贈り物の宅配もできます。

「そうじゃのう。甘いもんだと、メイばあさんはますます。ブクブクブク、


ヴィーナス、言うたらいかんぞー。ま、食いもんは、なんでも、太るかなー、」
あははは、ミーじいさんが、大笑いしました。

そして。。。
一か八かの勝負。賭け

ですが、
クライドさんは、余命宣告をされ、
なにもしないなら、余命宣告一年。
でも。。。補償は、ないけれども、
手術、入院。治療すれば、、、
もっと、生きられるかもしれませんが、

と、ドクターに言われたのです。

さぁ。。。
クライドさんは、
どうするのでしょうね。


2019年03月01日
さよならクリスマスキャロル。15。団欒。
「さぁ、仔犬ちゃんたち、たくさん食べてね〜。
」
「コイヌチャン
」。
木の咲じいさんのおうちのふとっちょなおかみさんが、すき焼きを作ると、シュナ坊と、ヴィーナスに言いました。
「あらららら、ごめんね、コッチの坊ちゃんは、タコさんかなー。」木の咲じいさんのおかみさんのメイさんは、ヴィーナスに、ケラケラ笑って言いました。
「タコ。ハンブンハ、アタリーデッスー、
デモ、ボッチャンデモナイシー。」
ヴィーナスは、自分とも同類と言える、こういう世話好きなタイプの人が、嫌いではありませんでした。
「メイさん、この子、かの有名な、ヴィーナスブランドのヴィーナス先生じゃよー、」あはははー、ミーじいさんが笑います。
「あらまあらま。えー、す、すごーい。確かに、小さな宇宙人の、ヴィーナス先生って、聞いたことあるけど、
なんとも、ま。。。ま。」メイさんは、驚いて言いました。
「ワンちゃん達って、チワワみたいでしょ、ヴィーナスは。」シュナ坊が笑って言いました。「ボーズの毛があんまりない方のチワワみたいじゃのう。
」
木の咲じいさんもあははは〜と、笑いました。
ヴィーナスは、赤くて丸くて。。。でも、なんとなく、空気がチワワみたいな雰囲気を醸し出しています。
それを言うと、ヴィーナスは、
チワワの赤ちゃんのちいちゃんからいじり倒されるので、いつも怒るのでした。
チワワの赤ちゃんのちいちゃんは、ヴィーナスが大好き
です。だから、ヴィーナスが、仕事の取引先やお客さんの、ワンちゃんや、チワワの赤ちゃんの耳掃除のアルバイトや、
女の子のワンちゃんとアクセスすると、匂いがつくらしく、そのまま、
福の神家に行くと、嗅覚の地獄鼻のチワワのちいちゃんが飛んできて、いつもは、ヴィーナスを取り押さえて、ベロベロなめたり、じゃれて甘噛みしたりですが、
女性のワンちゃんのアクセス後の場合、
ちいちゃんが飛んできて、ひっかいたり、叩いたり、それはもう、暴れてヴィーナスをいじめるのでした。
「浮気がばれたー、」福の神たちは、ヴィーナスに、あははは〜〜とわらいころげますが、
ヴィーナスは、理不尽きわまりない。
福の神の家には、クリエイターであり、美術家のヴィーナスは、美容の福の神笑〜をメインに、お料理、食料の神の、タチバナ、
車や交通神の大蔵とも、ともにお仕事をするので、
よく出入りしますが、
その、タチバナの引き取りチワワの赤ちゃんの、ちいさいちゃんに、一方的に熱を上げられています。

さ。すき焼き、すき焼き。
ヴィーナスは、ミンナのぶんの卵を器用に割りました。
「お利口さんねー、
」メイばあさんは、喜びました。
「ヴィーナスは、鍋奉行なんだよねー、あれこれ、仕切らないと気が済まないし。肉ばっかり食べると怒ってくるし。
」シュナ坊が笑います。
木の咲じいさんは、名前通り、木花咲耶姫から名付けられた通り、線が細くて、
若い頃はさぞかし、もてたんじゃないかな、と言った雰囲気な、品の良い老紳士です、
メイばあさんは、気さくな下町の雰囲気なおっかさんですが、
案外、イケメンは、素の自分で気楽に一緒にいられるこんな、世話好きなタイプの女性が良いのかもしれないなー。
と、ヴィーナスは、感心しました。
「それにしてもな、プライバシーじゃからの、わしら、席を外してかえってきたものの、クライドさん、心配じゃのう。」木の咲じいさんが心配しました。
「ちょっとかわいそうじゃの。だーれも、身内がいないっぺよな。って言っとったが、かなりな、資産家じゃのう、だれもおらんのか?」ミーじいさんも言いました。
「おるは、おるかも、、、でもな、息子さんがおったとは、確かそんなん。でも、ヤーさんか、ギャングかわからんが、行方不明さぁ。」メイばあさんは言いました。
ヴィーナスも、シュナ坊も、
どちらともに、
親元を離れた子どもでしたが、平均的に幸せな子どもや幸せな人々しかまわりにいなかったし、それほど偏屈な人もいなかったし。
なので、あまり想像はできませんが、
なんだか、クライドさんが、かわいそうになってきました。



「コイヌチャン


木の咲じいさんのおうちのふとっちょなおかみさんが、すき焼きを作ると、シュナ坊と、ヴィーナスに言いました。

「あらららら、ごめんね、コッチの坊ちゃんは、タコさんかなー。」木の咲じいさんのおかみさんのメイさんは、ヴィーナスに、ケラケラ笑って言いました。

「タコ。ハンブンハ、アタリーデッスー、

ヴィーナスは、自分とも同類と言える、こういう世話好きなタイプの人が、嫌いではありませんでした。

「メイさん、この子、かの有名な、ヴィーナスブランドのヴィーナス先生じゃよー、」あはははー、ミーじいさんが笑います。

「あらまあらま。えー、す、すごーい。確かに、小さな宇宙人の、ヴィーナス先生って、聞いたことあるけど、


「ワンちゃん達って、チワワみたいでしょ、ヴィーナスは。」シュナ坊が笑って言いました。「ボーズの毛があんまりない方のチワワみたいじゃのう。

木の咲じいさんもあははは〜と、笑いました。

ヴィーナスは、赤くて丸くて。。。でも、なんとなく、空気がチワワみたいな雰囲気を醸し出しています。

チワワの赤ちゃんのちいちゃんからいじり倒されるので、いつも怒るのでした。

チワワの赤ちゃんのちいちゃんは、ヴィーナスが大好き

女の子のワンちゃんとアクセスすると、匂いがつくらしく、そのまま、
福の神家に行くと、嗅覚の地獄鼻のチワワのちいちゃんが飛んできて、いつもは、ヴィーナスを取り押さえて、ベロベロなめたり、じゃれて甘噛みしたりですが、

女性のワンちゃんのアクセス後の場合、

ちいちゃんが飛んできて、ひっかいたり、叩いたり、それはもう、暴れてヴィーナスをいじめるのでした。

「浮気がばれたー、」福の神たちは、ヴィーナスに、あははは〜〜とわらいころげますが、

ヴィーナスは、理不尽きわまりない。

福の神の家には、クリエイターであり、美術家のヴィーナスは、美容の福の神笑〜をメインに、お料理、食料の神の、タチバナ、
車や交通神の大蔵とも、ともにお仕事をするので、
よく出入りしますが、

その、タチバナの引き取りチワワの赤ちゃんの、ちいさいちゃんに、一方的に熱を上げられています。

さ。すき焼き、すき焼き。

ヴィーナスは、ミンナのぶんの卵を器用に割りました。

「お利口さんねー、


「ヴィーナスは、鍋奉行なんだよねー、あれこれ、仕切らないと気が済まないし。肉ばっかり食べると怒ってくるし。


木の咲じいさんは、名前通り、木花咲耶姫から名付けられた通り、線が細くて、
若い頃はさぞかし、もてたんじゃないかな、と言った雰囲気な、品の良い老紳士です、
メイばあさんは、気さくな下町の雰囲気なおっかさんですが、

案外、イケメンは、素の自分で気楽に一緒にいられるこんな、世話好きなタイプの女性が良いのかもしれないなー。

と、ヴィーナスは、感心しました。

「それにしてもな、プライバシーじゃからの、わしら、席を外してかえってきたものの、クライドさん、心配じゃのう。」木の咲じいさんが心配しました。

「ちょっとかわいそうじゃの。だーれも、身内がいないっぺよな。って言っとったが、かなりな、資産家じゃのう、だれもおらんのか?」ミーじいさんも言いました。

「おるは、おるかも、、、でもな、息子さんがおったとは、確かそんなん。でも、ヤーさんか、ギャングかわからんが、行方不明さぁ。」メイばあさんは言いました。

ヴィーナスも、シュナ坊も、
どちらともに、
親元を離れた子どもでしたが、平均的に幸せな子どもや幸せな人々しかまわりにいなかったし、それほど偏屈な人もいなかったし。

なので、あまり想像はできませんが、
なんだか、クライドさんが、かわいそうになってきました。


さようならクリスマスキャロル。14。覚めない 夢の中で。。。
ホラほらほら。。。
あっ、ほんとだー。サンタクロースだ、
サンタクロースが、いっぱい。
ワン、ワン。。。
まだまだ穢れを知らない、ちょうど五歳になるクリスマス前に。
お手伝いさんと、隣町の神楽町へ行って、
お手伝いさんが、ワンちゃんを飼うので、と話していて、
それじゃあ、一緒にいくー。
と、ワシと弟のヒカルはお手伝いさんについて行った。
父親には内緒。。。というか、ほとんど海外で、フォレスター一族の帝王学を学ばせる前の子どもには、
父親は、興味はなかったのだ。
ましてや、長男ではなく、次男三男は、スペア。
もともと、父親は、子ども嫌いで、ただの資産管理や家の道具としか、
子どもをみなしてないし、
帝王学を学ばせてからの、子どもにしか興味はなかったし。
だから。それまでは、お手伝いさんに金を渡して預けっぱなし。
父親も、わしと同様、ずるい性格で、
自分を棚に上げ、お手伝いさんは、親切で、お人好しで、安く使えるタイプを好み、
犬嫌いな父親に、犬を見に行ったのがバレたら大変だ。。。
犬と遊ぶなんて女みたいなことをするな、
あるひ、父親が帰ってきて、
テレビに犬が出ていて、
可愛い。欲しいな、見て見て、とお手伝いさんと話しているのを聞かれたら怒鳴りつけられた。
ビクッ。
普通は海外から帰ってきた父親が、しばらくぶりに子どもと再会、なんて言ったら、甘いムードが、大の大人の男でもメロメロにとろけるらしい。。?
らしい??と、断定できないのは、わしには、そんなことは、わからん。アホなドラマみたいなので、ふだんはビシッとしたビジネスマンや、男らしいライオンみたいな経営者も、
子どもには、ヘロヘロ
メロメロに、
らしく。。。
わしは、父親というものは、子どもの頃は怖くて近づけなかったし、ピリピリした、人を寄せ付けないような、厳格なオーラは、子どもながらにも感じ取れたし。
だから、帰ってこない方が気楽だし。帰ってきても嬉しくないし。お金だけ置いといてくれたら。あとは、もう、どっかへ行ってくれと祈った。
殴るけるわけではないが。存在が暴力と言ったらおかしいだろうか。。
存在が威圧的で、、、威圧と無視の繰り返し。。?
多分。。。いない方が幸せ、
存在が威圧と無視の繰り返しの暴力。
それは。鏡のように、きっと今の自分も他の人々から見て。そうなんだろう。
まぁ。まだまだ、五歳になるクリスマス前。
神楽町へお手伝いさんの車で行って、
お手伝いさんは、
わあ。ほらほら、やっぱり、そうだろー、
僕の言ったとおり
「ほんとだー、クライド、すごーい、すごーい、サンタクロースの赤ちゃんがいっぱい
」
キャッ、キャッ、ひかるは、
その犬達を見て喜んだ。犬やの主人は、そのサンタクロースみたいな犬によく似ていて、
「うちも、孫がいましてね。孫は、嫁の実家に遊びに行ってるんですが、多分、坊ちゃんたちと一緒ぐらいな歳かなぁ〜」ニコニコ、
その犬みたいなおじいさんは、ひかるとわしに、犬と遊ばせてくれた。
あっ。。。いつだったか、、、このサンタクロースみたいな犬、、、この子達は、ねずみ色だけど。
白い子。。。多分。あの子は白い子のお犬さんの家のこ、サン太って白い、
この、赤ちゃんなのに、サンタクロースみたいな幸せなワンちゃんのお店の子なんだろう。。でも。
この、ねずみ色の小さなサンタクロース達も可愛いな。
小さなサンタクロース達は、あらそうように、わしとひかるに。じゃれついてとびまわっていた。
これからだんだん寒くなるというのに、冬の陽だまり。。
陽だまりのようににっこり暖かな日だった。
お手伝いさんは、オスかメスか、すっかり忘れていたが。一匹のサンタクロースを、契約していたらしく、
受け取っていった。「孫のクリスマスプレゼントなんです。わたしも、もう、あと何年生きられるかわかりませんが、だから、最愛の孫に最高のクリスマスプレゼントを、と主人とお金を出し合って、買うことにしましたわ。」お手伝いさんは、ニコニコしていた。
お手伝いさんの受け取った
一匹の小さなサンタクロースは、家族と別れるのが、さみしいのか。クーン、クーン、クーンと鳴いていた。
どうも、親らしき犬が、見送りに来た。
お手伝いさんと、ヒカルと、また、車に乗って、ウチに戻った。
車に乗っていると、悲しいけど、諦めたように、しだいに犬は、ヒカルとわしにじゃれついてきた。
サンタクロース、サンタクロース
ヒカルは犬とはしゃぎ、ワシとヒカルはいぬを取り合った。
なんて。。。ある。晴れた。。。寒い日の。。寒い日のはずが、冬の陽だまり。
暖かな封印したはずな、陽だまりのような記憶が。。。
と。。。
「あれっ、、」院長先生が見ると
薄っすら。。。あの。。。クライドさんが泣いている。。。
鬼の目にも涙
シュナ坊とヴィーナスは。子供だし、どうも。クライドさんが犬嫌いらしいから、と。席を外し。また、外へ出ていきました。
クライドさんが、こんこん眠っているので、身元も知れてるし、と、後から、ミーじいさんと、木の咲じいさんも、
お大事に、と、病室をあとにしました。
それから、どれぐらいたったのかは。
はっきりわかりませんが、
クライドさんは、ゆっくり目を覚ました。
なんだか、とても幸せな夢を見ていた気がする。そんな。気がするけど、
忘れてしまった。バカだ。こんな幸せな夢を見て。ケチケチ金を使いたくないワシが、
高い金を払っても見たい夢だったようだ。いや、金で買えない夢か?
目を覚ましたら。。。大嫌いな病院だった。
頭がボーッとする。
「目が覚めましたか、クライドさん。あなたは、気を失って、路上で倒れたんですよ。覚えてませんか、」院長先生が言いました。
「や。。。。はっきりとは、、、なにがなんだか。。。。な。
」
「あなたは、、、入院が必要です。」
院長先生が、言うと、
「悪いんか。。。どっか、悪いんか。。」
ブツブツ、クライドさんは、言います。
「あなたには、身寄りがありませんね、」
院長先生が、言います。
「そんなもん、おるわけない。めんどくさい、サッサと、どうにかしてくれ。わしは、どうせ。死ぬんじゃろ、」
「クライドさん、、、クライドさん、あなたは、あなたは癌です。余命宣告一年ぐらいでしょう。。。手術など、入院が必要です、、」
「死ぬんなら、
入院が必要、って、、、死ぬんなら、そんなもん、入院も、手術もいらん。死ぬんだからな。」
クライドさんは、言いました。



あっ、ほんとだー。サンタクロースだ、

サンタクロースが、いっぱい。

ワン、ワン。。。
まだまだ穢れを知らない、ちょうど五歳になるクリスマス前に。

お手伝いさんと、隣町の神楽町へ行って、
お手伝いさんが、ワンちゃんを飼うので、と話していて、

それじゃあ、一緒にいくー。

と、ワシと弟のヒカルはお手伝いさんについて行った。

父親には内緒。。。というか、ほとんど海外で、フォレスター一族の帝王学を学ばせる前の子どもには、
父親は、興味はなかったのだ。

ましてや、長男ではなく、次男三男は、スペア。
もともと、父親は、子ども嫌いで、ただの資産管理や家の道具としか、
子どもをみなしてないし、
帝王学を学ばせてからの、子どもにしか興味はなかったし。
だから。それまでは、お手伝いさんに金を渡して預けっぱなし。

父親も、わしと同様、ずるい性格で、
自分を棚に上げ、お手伝いさんは、親切で、お人好しで、安く使えるタイプを好み、

犬嫌いな父親に、犬を見に行ったのがバレたら大変だ。。。

犬と遊ぶなんて女みたいなことをするな、
あるひ、父親が帰ってきて、
テレビに犬が出ていて、
可愛い。欲しいな、見て見て、とお手伝いさんと話しているのを聞かれたら怒鳴りつけられた。

ビクッ。
普通は海外から帰ってきた父親が、しばらくぶりに子どもと再会、なんて言ったら、甘いムードが、大の大人の男でもメロメロにとろけるらしい。。?
らしい??と、断定できないのは、わしには、そんなことは、わからん。アホなドラマみたいなので、ふだんはビシッとしたビジネスマンや、男らしいライオンみたいな経営者も、
子どもには、ヘロヘロ


わしは、父親というものは、子どもの頃は怖くて近づけなかったし、ピリピリした、人を寄せ付けないような、厳格なオーラは、子どもながらにも感じ取れたし。

だから、帰ってこない方が気楽だし。帰ってきても嬉しくないし。お金だけ置いといてくれたら。あとは、もう、どっかへ行ってくれと祈った。

殴るけるわけではないが。存在が暴力と言ったらおかしいだろうか。。

存在が威圧的で、、、威圧と無視の繰り返し。。?
多分。。。いない方が幸せ、
存在が威圧と無視の繰り返しの暴力。
それは。鏡のように、きっと今の自分も他の人々から見て。そうなんだろう。
まぁ。まだまだ、五歳になるクリスマス前。
神楽町へお手伝いさんの車で行って、
お手伝いさんは、

わあ。ほらほら、やっぱり、そうだろー、

僕の言ったとおり

「ほんとだー、クライド、すごーい、すごーい、サンタクロースの赤ちゃんがいっぱい

キャッ、キャッ、ひかるは、
その犬達を見て喜んだ。犬やの主人は、そのサンタクロースみたいな犬によく似ていて、

「うちも、孫がいましてね。孫は、嫁の実家に遊びに行ってるんですが、多分、坊ちゃんたちと一緒ぐらいな歳かなぁ〜」ニコニコ、
その犬みたいなおじいさんは、ひかるとわしに、犬と遊ばせてくれた。

あっ。。。いつだったか、、、このサンタクロースみたいな犬、、、この子達は、ねずみ色だけど。
白い子。。。多分。あの子は白い子のお犬さんの家のこ、サン太って白い、
この、赤ちゃんなのに、サンタクロースみたいな幸せなワンちゃんのお店の子なんだろう。。でも。
この、ねずみ色の小さなサンタクロース達も可愛いな。

小さなサンタクロース達は、あらそうように、わしとひかるに。じゃれついてとびまわっていた。
これからだんだん寒くなるというのに、冬の陽だまり。。

陽だまりのようににっこり暖かな日だった。

お手伝いさんは、オスかメスか、すっかり忘れていたが。一匹のサンタクロースを、契約していたらしく、

受け取っていった。「孫のクリスマスプレゼントなんです。わたしも、もう、あと何年生きられるかわかりませんが、だから、最愛の孫に最高のクリスマスプレゼントを、と主人とお金を出し合って、買うことにしましたわ。」お手伝いさんは、ニコニコしていた。

お手伝いさんの受け取った
一匹の小さなサンタクロースは、家族と別れるのが、さみしいのか。クーン、クーン、クーンと鳴いていた。

どうも、親らしき犬が、見送りに来た。

お手伝いさんと、ヒカルと、また、車に乗って、ウチに戻った。


サンタクロース、サンタクロース

ヒカルは犬とはしゃぎ、ワシとヒカルはいぬを取り合った。

なんて。。。ある。晴れた。。。寒い日の。。寒い日のはずが、冬の陽だまり。
暖かな封印したはずな、陽だまりのような記憶が。。。

と。。。

「あれっ、、」院長先生が見ると

薄っすら。。。あの。。。クライドさんが泣いている。。。

鬼の目にも涙

シュナ坊とヴィーナスは。子供だし、どうも。クライドさんが犬嫌いらしいから、と。席を外し。また、外へ出ていきました。
クライドさんが、こんこん眠っているので、身元も知れてるし、と、後から、ミーじいさんと、木の咲じいさんも、
お大事に、と、病室をあとにしました。
それから、どれぐらいたったのかは。
はっきりわかりませんが、
クライドさんは、ゆっくり目を覚ました。

なんだか、とても幸せな夢を見ていた気がする。そんな。気がするけど、
忘れてしまった。バカだ。こんな幸せな夢を見て。ケチケチ金を使いたくないワシが、
高い金を払っても見たい夢だったようだ。いや、金で買えない夢か?
目を覚ましたら。。。大嫌いな病院だった。
頭がボーッとする。
「目が覚めましたか、クライドさん。あなたは、気を失って、路上で倒れたんですよ。覚えてませんか、」院長先生が言いました。
「や。。。。はっきりとは、、、なにがなんだか。。。。な。

「あなたは、、、入院が必要です。」
院長先生が、言うと、
「悪いんか。。。どっか、悪いんか。。」
ブツブツ、クライドさんは、言います。
「あなたには、身寄りがありませんね、」
院長先生が、言います。
「そんなもん、おるわけない。めんどくさい、サッサと、どうにかしてくれ。わしは、どうせ。死ぬんじゃろ、」
「クライドさん、、、クライドさん、あなたは、あなたは癌です。余命宣告一年ぐらいでしょう。。。手術など、入院が必要です、、」
「死ぬんなら、
入院が必要、って、、、死ぬんなら、そんなもん、入院も、手術もいらん。死ぬんだからな。」
クライドさんは、言いました。

2019年02月28日
さようならクリスマスキャロル。13。社会不適合者?
クライドさんは、
病室にこんこんと眠っていました。もう、唸らなくはなりました。
どんな夢を見ているのでしょうか?
「クライド・フォレスター氏ですね。、、」音鳴り町の病院の院長先生も、
さすがに、クライド・フォレスター氏の事はご存知ですが、困った顔をしました。
「身寄りがないんですね、通いの家政婦さんなりも、ほんとビジネスライクなお付き合いですし、親しい友達もいないみたいだしね。」と、院長先生がため息をつきました。
「お金があるなら、入院できます??よね?
息子さんは、もう行方不明みたいだし。弟さんもとうの昔に行方不明だったみたいだし。」近所の木の咲じいさんが言います。
「ええ。このままじゃ、恐らくは入院は必須ですな。。。だけど、個室は、クライドさんが、お金はあるけど、高いだなんだと、喧嘩吹っかけそうだし。」思わず、院長先生が本音をもらいました。
外で遊んでいた、ヴィーナスとシュナ坊が入ってきました。
ハッ
大人は深刻な面々です。
ヴィーナスは、シュナ坊の頭から降りました。
ふだんは、ふざけあって、シュナ坊の頭に乗ったり、髪の毛をイジる癖がある人がいますが、ヴィーナスには、髪の毛がないので。
シュナ坊の頭に乗って、髪の毛をイジる癖がありました。
でも、いまは、深刻なおももち。
ふざけてる場合じゃない、
緊迫した張り詰めたヒシヒシ、、、
そんな、緊張感が、
子どもにすら伝わる。。
そんな空気がありました。
「だいぶ、お悪いのですか?プライバシー、かな、」ミージイさんが言いますと、院長先生は、うなずいて、
「そういうことです。。残念ながら、入院は必須です。覚悟もしておかないと。。。個室は文句言われるだろうし、大部屋だと、、、他の患者さんと大げんかになるし。困ったもんですなぁ。。。」
やっぱり、個室は。。。
提案しても、クライド頑固じいさんが
高額だー、
と、ブチ切れるかな。
だけど、人嫌いで、他人と一緒に生活できないし、
ましてや、病人患者さんに、精神的なストレスがあったら、
この病院も、大問題に発展するし。。。
クライド・フォレスター氏は、
成功しては、いるものの、街の嫌われ者。
ボランティアの、寛大で心の広い器の大きな方々にすら、悪態をつきさじを投げ出され、
相手にされていません、街の鼻摘まみ厄介ものの、トラブルメーカーでした。
あっ、「僕、犬だし。お部屋にいたらヤバいかも!
」
シュナ坊が、かわいそうに、さきほどシュナ坊の顔を見て、クライド・フォレスター氏が、気を失い
犬が大嫌いだ、と、女社長さんから聞いておりましたので、
シュナ坊が、ションボリ病室を出ようとすると、
うずらぼんやり、クライド・フォレスター氏が目を開け。。。。
「さ。。。。サンタ、サンター、」
シュナ坊の方を見ると、サンタ、とうめいて、
また、クライド・フォレスター氏は、
目を閉じて眠りに落ちていきました。


病室にこんこんと眠っていました。もう、唸らなくはなりました。
どんな夢を見ているのでしょうか?
「クライド・フォレスター氏ですね。、、」音鳴り町の病院の院長先生も、
さすがに、クライド・フォレスター氏の事はご存知ですが、困った顔をしました。

「身寄りがないんですね、通いの家政婦さんなりも、ほんとビジネスライクなお付き合いですし、親しい友達もいないみたいだしね。」と、院長先生がため息をつきました。
「お金があるなら、入院できます??よね?
息子さんは、もう行方不明みたいだし。弟さんもとうの昔に行方不明だったみたいだし。」近所の木の咲じいさんが言います。
「ええ。このままじゃ、恐らくは入院は必須ですな。。。だけど、個室は、クライドさんが、お金はあるけど、高いだなんだと、喧嘩吹っかけそうだし。」思わず、院長先生が本音をもらいました。
外で遊んでいた、ヴィーナスとシュナ坊が入ってきました。

ハッ

大人は深刻な面々です。

ヴィーナスは、シュナ坊の頭から降りました。

ふだんは、ふざけあって、シュナ坊の頭に乗ったり、髪の毛をイジる癖がある人がいますが、ヴィーナスには、髪の毛がないので。
シュナ坊の頭に乗って、髪の毛をイジる癖がありました。

でも、いまは、深刻なおももち。
ふざけてる場合じゃない、

緊迫した張り詰めたヒシヒシ、、、
そんな、緊張感が、
子どもにすら伝わる。。
そんな空気がありました。

「だいぶ、お悪いのですか?プライバシー、かな、」ミージイさんが言いますと、院長先生は、うなずいて、
「そういうことです。。残念ながら、入院は必須です。覚悟もしておかないと。。。個室は文句言われるだろうし、大部屋だと、、、他の患者さんと大げんかになるし。困ったもんですなぁ。。。」
やっぱり、個室は。。。
提案しても、クライド頑固じいさんが
高額だー、

だけど、人嫌いで、他人と一緒に生活できないし、
ましてや、病人患者さんに、精神的なストレスがあったら、
この病院も、大問題に発展するし。。。
クライド・フォレスター氏は、
成功しては、いるものの、街の嫌われ者。
ボランティアの、寛大で心の広い器の大きな方々にすら、悪態をつきさじを投げ出され、
相手にされていません、街の鼻摘まみ厄介ものの、トラブルメーカーでした。

あっ、「僕、犬だし。お部屋にいたらヤバいかも!

シュナ坊が、かわいそうに、さきほどシュナ坊の顔を見て、クライド・フォレスター氏が、気を失い
犬が大嫌いだ、と、女社長さんから聞いておりましたので、
シュナ坊が、ションボリ病室を出ようとすると、
うずらぼんやり、クライド・フォレスター氏が目を開け。。。。
「さ。。。。サンタ、サンター、」
シュナ坊の方を見ると、サンタ、とうめいて、
また、クライド・フォレスター氏は、
目を閉じて眠りに落ちていきました。


2019年02月27日
さようならクリスマスキャロル。12病室にて。。。
「僕の顔を見て気絶するって。
」
シュナレモンは、ショックを受けましたが、
ヴィーナスが、みすぼらしいおじいさんが気絶してしまったので、
すぐに、携帯を取り出して、救急車に通報し、木の咲じいさんの家にいる、ミージイさんにも連絡しました。
救急車と、ミージイさんは、近所にいたので、同時ぐらいに、ミージイさんも、木の咲じいさんと一緒に駆けつけてきましたが、
「あー、クライドさんだっ、
」
木の咲じいさんは、叫びました。
えー、これが、あの。。。女社長さんも言ってた、ケチケチ意地悪なクライドさん
ホームレスじゃないの、
この人が?
お金持ち
犬嫌い、だから、シュナレモンを見て気絶したのかな。。。
救急車がきたので、付き添いとして、
ミージイさんと木の咲じいさんと、ヴィーナスとシュナレモンは、救急車に一緒に乗り込みました。
クライドさんは、犬嫌いだけど、
気絶してるし。
クライドさんは、ウーン、ウーン、時々うめいて、
サンタクロース、サンタクロース、とうめいています。
「天敵じゃが、、、なんか、こう倒れると、かわいそうじゃのう。クライドさんは、身寄りのないし。」木の咲じいさんが言いました。
「サンタクロース?って言ってる。。?」
ミージイさんもいいました。
なんで、、、サンタクロースなんじゃろ、
病院に着くと、みんな救急車から降りて。クライドさんは、病室に搬送されました。
ミージイさんと木の咲じいさんは、手続きをしています。
ヴィーナスとシュナ坊は。外に出ていました。
「イヌガキライナンダネ。オンナシャチョーサンモイッテタケドモ、」「僕の顔を見て気絶するなんてショックー。
」
「ショーガナイヨ。シュナレモンガワルインジャナイシ。
イヌガキライナヒトモヨノナカニハイル
」
「ヴィーナスも、ちぃちゃんは嫌いだよね、あんな小さくても。」
「キライジャナイケドモネ。コワイモン。アタマヲカジルシ。
」
「でも、チワワのちぃちゃんは、ヴィーナスが大好きなんだよ、多分、お兄ちゃんのララ尾君よりヴィーナスが好きなんだと思う。」
「モーヤメテヨネ
コムスメノハナシハスルナー、
」
「ヴィーナスも、チワワよりちっちゃいし、チワワみたいにちっちゃくて動き回ったり、キャンキャン飛び跳ねるし、ヴィーナスは、お似合いだから、チワワと結婚すればいいのに。」
「バカー、ケッコンナンカマダマダハヤイワー
イヌハダイスキダケド。チイノコムスメトケッコンシタラ、クイスギデハサンスル
イッポーテキニアタシガソンスルダケダー
」
「別に、ちぃちゃんが来たらテレポートとか、消えるとか、デカくなって押さえるとかすればいいのに!!!ヴィーナスは、僕にはお尻でキックしたりするくせに。
」
「フカコウリョク
コムスメノヤツガクルト、テンテキ。アタマガマワラナクナッテトッサノハンダンガデキナクナルノ
」
初対面で、ちぃちゃんを可愛い
赤ちゃんのチワワだと喜んで遊ぼうと思ったヴィーナスは、
まんまと騙され、ギューっと押さえ込まれて、ベロベロ舐められてよだれだらけにされてしまいました。
以来、ヴィーナスが、福の神の家に行くときは、ちぃちゃんに見つからない様に気をつけていますが、ちぃちゃんは、鼻が効くし、ヴィーナスが大好きです。
ちぃちゃんは、赤が好きなので、ヴィーナスは、ムムー、トウギュウ
と、ちぃちゃんを嫌がるのですが、
ヴィーナスを、ストーカーの様に見つけ出そうとするのでした。
福の神家には、シュナ坊、チワワちゃん兄妹、ララ尾とちぃちゃん、
ラブの、トイプードルの赤ちゃんの小雪がいます。
ヴィーナスは、小雪を可愛がると、ちぃちゃんがやきもちを焼いて怒るのでした。
赤ちゃん同士でも、女同士で、福の神家のワンちゃんも、なにかと難しいようです。



シュナレモンは、ショックを受けましたが、
ヴィーナスが、みすぼらしいおじいさんが気絶してしまったので、
すぐに、携帯を取り出して、救急車に通報し、木の咲じいさんの家にいる、ミージイさんにも連絡しました。

救急車と、ミージイさんは、近所にいたので、同時ぐらいに、ミージイさんも、木の咲じいさんと一緒に駆けつけてきましたが、
「あー、クライドさんだっ、

木の咲じいさんは、叫びました。

えー、これが、あの。。。女社長さんも言ってた、ケチケチ意地悪なクライドさん

ホームレスじゃないの、

この人が?
お金持ち

犬嫌い、だから、シュナレモンを見て気絶したのかな。。。

救急車がきたので、付き添いとして、
ミージイさんと木の咲じいさんと、ヴィーナスとシュナレモンは、救急車に一緒に乗り込みました。

クライドさんは、犬嫌いだけど、
気絶してるし。

クライドさんは、ウーン、ウーン、時々うめいて、
サンタクロース、サンタクロース、とうめいています。
「天敵じゃが、、、なんか、こう倒れると、かわいそうじゃのう。クライドさんは、身寄りのないし。」木の咲じいさんが言いました。

「サンタクロース?って言ってる。。?」
ミージイさんもいいました。

なんで、、、サンタクロースなんじゃろ、
病院に着くと、みんな救急車から降りて。クライドさんは、病室に搬送されました。
ミージイさんと木の咲じいさんは、手続きをしています。
ヴィーナスとシュナ坊は。外に出ていました。

「イヌガキライナンダネ。オンナシャチョーサンモイッテタケドモ、」「僕の顔を見て気絶するなんてショックー。

「ショーガナイヨ。シュナレモンガワルインジャナイシ。


「ヴィーナスも、ちぃちゃんは嫌いだよね、あんな小さくても。」
「キライジャナイケドモネ。コワイモン。アタマヲカジルシ。

「でも、チワワのちぃちゃんは、ヴィーナスが大好きなんだよ、多分、お兄ちゃんのララ尾君よりヴィーナスが好きなんだと思う。」
「モーヤメテヨネ


「ヴィーナスも、チワワよりちっちゃいし、チワワみたいにちっちゃくて動き回ったり、キャンキャン飛び跳ねるし、ヴィーナスは、お似合いだから、チワワと結婚すればいいのに。」
「バカー、ケッコンナンカマダマダハヤイワー



「別に、ちぃちゃんが来たらテレポートとか、消えるとか、デカくなって押さえるとかすればいいのに!!!ヴィーナスは、僕にはお尻でキックしたりするくせに。

「フカコウリョク


初対面で、ちぃちゃんを可愛い
赤ちゃんのチワワだと喜んで遊ぼうと思ったヴィーナスは、
まんまと騙され、ギューっと押さえ込まれて、ベロベロ舐められてよだれだらけにされてしまいました。

以来、ヴィーナスが、福の神の家に行くときは、ちぃちゃんに見つからない様に気をつけていますが、ちぃちゃんは、鼻が効くし、ヴィーナスが大好きです。

ちぃちゃんは、赤が好きなので、ヴィーナスは、ムムー、トウギュウ


ヴィーナスを、ストーカーの様に見つけ出そうとするのでした。

福の神家には、シュナ坊、チワワちゃん兄妹、ララ尾とちぃちゃん、
ラブの、トイプードルの赤ちゃんの小雪がいます。

ヴィーナスは、小雪を可愛がると、ちぃちゃんがやきもちを焼いて怒るのでした。

赤ちゃん同士でも、女同士で、福の神家のワンちゃんも、なにかと難しいようです。


さようなら、クリスマスキャロル。キャスト。
いま、書いてます小説は。

さようならクリスマスキャロル。
が、本タイトルです。

主人公。クライド・フォレスター氏。
神楽町の隣町、音鳴り町に住む、
クリスマス生まれのおじいさん。元、財閥資産家のフォレスター一族の役員をしていたが、フォレスター一族に破産の予兆を見出して、父親に、何度も危機を忠告しても鼻であしらわれたりして
ワザと父親や兄と喧嘩を仕掛けて、フォレスター一族をクビになり独立する。
犬とクリスマスが大嫌い。

キャスト、登場人物たち。
三木龍馬。
元シュナ坊の飼い主さん。三木センチュリオンのミニチュアシュナウザーのブリーダーさんをやっていました。

三木家は代々男性が、ミニチュアシュナウザーによく似ているのです。

フランス人のお料理講師のローズさんと結婚しました。

ヴィーナス。
金星人。

金星人と、タコのハーフ

ジッとしていない活発でおしゃべりなあわてんぼう。

短気で世話好き

外見はタコに似ている。

美術クリエイターとして、VENUS♀ブランドの人気デザイナーでもある。

お金持ちですが、お金を持ったらパアパア使う性格。

神楽小学校の低学年児童。
シュナ坊と仲良しで、シュナ坊を尻に敷いて居る。耳かきが大好き。


シュナ坊。
本名シュナレモン。ミニチュアシュナウザーの男の子。人間の年齢で、3歳ぐらいかな。
人間らしい生活を選び、食べたいものが食べられ、長生きをして、を好み、元飼い主さんが、海外に行くので、
福の神の神通力が効く、神楽町に残る。
福の神の家に住んでいる。

やきもち焼きで寂しがりやの
あまえんぼうで、明るい性格。
ミージイさん。
本名、三ッ蔵正義。
神楽町小学校の、用務員さん。奥さんが亡くなり子どもがいないが、パピルスという、白い優秀なミニチュアシュナウザーが、家族。
三木龍馬と幼なじみで、そのきっかけ。
ミニチュアシュナウザーと暮らす事になりましたが、
パピルスが、優秀で自慢反面、実は手がかからないのがさみしい。

木の咲じいさん。
ミージイさんの従兄弟。音鳴り町に住む。子どもの頃から、同じ町の同じぐらいの年齢の、意地悪なクライド・フォレスター氏が嫌い。

2019年02月26日
クリスマス。11。突然の出会いに。。。
「うわー。ホントだね〜。」
幼い頃の、ヒカルと一緒に笑っている。
家出して、
行方不明になった、
クライド・フォレスターの弟のヒカル。
たまに、幼い頃の一緒に過ごしたヒカルが夢に出てきて
ヒカルがいつも笑っている。。。
クライド氏と年子で、
泣き虫だけど、優しくて絵が上手なヒカル。
小さな頃は、仲良しだったヒカル。
ヒカルは、フォレスター家の帝王学に逆らい、ぐれて家出して、放浪の画家になったらしい。。。
ワシは。。。
ワシは、、、フォレスター家に染まって。と、いうか、フォレスター家の人間だから、フォレスター家に染まってごく
あたりまえだと思ってた。
だけど。。。もともと、
次男のワシは、
長男のオリバー兄さんのもしもの時のスペアみたいな扱いだったし、
だんだん時代も変わってきて、無理矢理、嫌なら家業や跡取りなど、
せずに、どんどん自分の人生は自分のもの、という若者が増えてきた。
だけど、ウチは、名門だからと、古いしきたりなプライドと、意地をはり、言い聞かせて。
好きでもないし、好みでもない、人嫌いがますます人嫌いになる様な性格の女と、
フォレスター家のメリットになる政略結婚をさせられて。。。
自分も、相手を好きじゃないけど、資産家の娘だったし。
もともと、商才に敏感で気に聡いところもあり、ビジネスの感に長けるというのか、
このまんまじゃ、
うちの事業は、
危ないと、クライド・フォレスター氏は、父親に、何度も忠告したけれど、次男のスペアの予備保険の
いうことなんか、小馬鹿にされて
聴く耳をもたれなかったので、トレーダーの副業と、水面下で、
フォレスター家からの独立をすすめて。
三男のヒカルが自由なんだから。長男のオリバーには、馬鹿にされるし、と。なにかが弾けて、、。クライドは、ワザと父親を挑発し、ワザと大げんかをして、
お前なんかやめやがれ、
と、父親が、クライドを罵倒しました。
でも、クライド氏は、実はとびきりな策略家で、
その事件は、自分から仕掛けた罠で、
積年の怨みをはらす、
父親にワザとクビを自分に言わすように持って行きました。それで、あちら側の言質を取り、
フォレスター一族が、破産しましたが、
沈む船を予兆して船が沈む前から逃げ出すネズミの様に。
クライド氏は、さっさとフォレスター一族の仕事をやめ、水面下で、副業を本業まで太らせると、
奥さんの浮気や浪費などの、証拠を集めて、仕事ばかりでつまらないあなたが悪いのに、と、
勝手に家を出た妻が、離婚するから慰謝料をよこせと、悪態をつきにきましたが、証拠を突きつけぐうの音も出さないままに
追い払いました。
クライド氏は、後から破産して助けを求めてきた父親や、兄一族を見捨てて、
ほらみたことか、と心中に追いやりましたが、クライド氏は、心も痛まずに、兄一族の、子供の引き取りも拒否しました。
子供は嫌いだし。息子はいますが、
自分の家や財産のためにつくったもので、自分自身、そうやって利用道具、しかも兄のスペアの予備保険の為に生まれたという扱いが、あからさまだったのです。
でも、そんなものかとも思いましたし。息子はいますがほとんど、自分もそうだったし、家政婦や教育係りにめんどうを見させました。
家政婦や、教育係りは、優しく良い人たちでしたが、
クライド氏は、トレーダーと、金融業をやりはじめ。あくどい高利貸しをしはじめたので
それが原因で、
息子はいじめられるようになり、しだいにグレてしまいました。
息子は、クライド氏の預金の引き出しを勝手にしましたが、クライド氏は、ケチケチなのに、息子が勝手に金を引き出すのに関しては、金で済むならめんどうをみたくない、息子と関わりたくないと、
変なお金の使い方をしていました。
そんな、クライド氏。。。
人嫌いがますます歳をとるにつれて酷くなり、
だけど、たまには、外に出たり、
役所にクレームの電話をかけたり、嫌がらせの電話をしたり。
嫌なことに、だんだん寒くなって。
誕生日が近づいてきて。
クライド氏は、何気なく、ふと、外に久しぶりに出ました。。
さてさて。。。
お菓子をいっぱいお土産に貰って、またきてねー、バイバイ
と、音鳴り町の若い女社長さんに、ヴィーナスと、シュナ坊は、見送られました。
秘書の旦那さんが帰ってきたので、二人を神楽町まで送っていこうかと言われましたが、
早めに終わったら、その女社長さんのおうちは、木の咲の近所だから、
おいでね、
と、ミージイさんの約束がありましたので、ヴィーナスは、ミージイさんを気遣い
ミージイさんの従兄弟の木の咲じいさんの家まで歩く事にしました。
「あーゆー優しそうな女社長さんもいるんだねー。」シュナ坊は、お菓子をたくさん貰って上機嫌でニコニコしていました。
福の神
笑〜は、気が強いし
ヒグマの洒落柿社長は、優しいけど男みたいだし。
「ソリャイルデショー
イロイロダヨー。
ダンナサンハ、ヒショダケド、オクサンハシリニシイテナイシ。
」
「僕はお金持ってても尻に敷く女の人はやだなー。
」
二人で、ベラベラ話していると。。。
うう〜うー、
「ヘンナコエガシナイ
」
うう〜うー、うめき声がします。
「うん。うーうー、って。ウンチがでるのかな
」
「アホーバカスギ。
マレニミルバカシュナボーハ
ヒトガクルシンデルコエダローニサ
」
ヴィーナスは、シュナ坊をポンと叩くと、
うめき声がする方に急ぎました。
アッ。。。
「タ。。。たすけて。。。くれ。。。ウッ。。。」
みすぼらしい格好のおじいさんが倒れています。
「大変だー、」シュナ坊が言うと、
ヴィーナスは、時間空間から、携帯電話を取り出して、
時間空間というのは、ヴィーナスは、小さいので、荷物が邪魔なので、宇宙空間に荷物を預けて、
ヴィーナスとともに荷物がヴィーナスと一緒に移動して、
必要な時に、ポンと取り出すヴィーナスの離れわざでした。
これなら、小さくても、しかも。
落し物が多いヴィーナスも、大丈夫。
なんですが、おじいさんが、シュナ坊の
顔を見て。。。
ハッ
「さ、、、サンタ。サンタクロースじゃ。。。わ、、、」
と、言うと気を失ってしまいました。


幼い頃の、ヒカルと一緒に笑っている。
家出して、
行方不明になった、
クライド・フォレスターの弟のヒカル。
たまに、幼い頃の一緒に過ごしたヒカルが夢に出てきて
ヒカルがいつも笑っている。。。

クライド氏と年子で、
泣き虫だけど、優しくて絵が上手なヒカル。

小さな頃は、仲良しだったヒカル。
ヒカルは、フォレスター家の帝王学に逆らい、ぐれて家出して、放浪の画家になったらしい。。。
ワシは。。。

ワシは、、、フォレスター家に染まって。と、いうか、フォレスター家の人間だから、フォレスター家に染まってごく
あたりまえだと思ってた。
だけど。。。もともと、
次男のワシは、
長男のオリバー兄さんのもしもの時のスペアみたいな扱いだったし、
だんだん時代も変わってきて、無理矢理、嫌なら家業や跡取りなど、
せずに、どんどん自分の人生は自分のもの、という若者が増えてきた。
だけど、ウチは、名門だからと、古いしきたりなプライドと、意地をはり、言い聞かせて。
好きでもないし、好みでもない、人嫌いがますます人嫌いになる様な性格の女と、
フォレスター家のメリットになる政略結婚をさせられて。。。
自分も、相手を好きじゃないけど、資産家の娘だったし。
もともと、商才に敏感で気に聡いところもあり、ビジネスの感に長けるというのか、
このまんまじゃ、
うちの事業は、
危ないと、クライド・フォレスター氏は、父親に、何度も忠告したけれど、次男のスペアの予備保険の
いうことなんか、小馬鹿にされて
聴く耳をもたれなかったので、トレーダーの副業と、水面下で、
フォレスター家からの独立をすすめて。
三男のヒカルが自由なんだから。長男のオリバーには、馬鹿にされるし、と。なにかが弾けて、、。クライドは、ワザと父親を挑発し、ワザと大げんかをして、
お前なんかやめやがれ、

と、父親が、クライドを罵倒しました。

でも、クライド氏は、実はとびきりな策略家で、
その事件は、自分から仕掛けた罠で、

積年の怨みをはらす、
父親にワザとクビを自分に言わすように持って行きました。それで、あちら側の言質を取り、
フォレスター一族が、破産しましたが、

沈む船を予兆して船が沈む前から逃げ出すネズミの様に。
クライド氏は、さっさとフォレスター一族の仕事をやめ、水面下で、副業を本業まで太らせると、
奥さんの浮気や浪費などの、証拠を集めて、仕事ばかりでつまらないあなたが悪いのに、と、

勝手に家を出た妻が、離婚するから慰謝料をよこせと、悪態をつきにきましたが、証拠を突きつけぐうの音も出さないままに
追い払いました。

クライド氏は、後から破産して助けを求めてきた父親や、兄一族を見捨てて、
ほらみたことか、と心中に追いやりましたが、クライド氏は、心も痛まずに、兄一族の、子供の引き取りも拒否しました。
子供は嫌いだし。息子はいますが、
自分の家や財産のためにつくったもので、自分自身、そうやって利用道具、しかも兄のスペアの予備保険の為に生まれたという扱いが、あからさまだったのです。

でも、そんなものかとも思いましたし。息子はいますがほとんど、自分もそうだったし、家政婦や教育係りにめんどうを見させました。
家政婦や、教育係りは、優しく良い人たちでしたが、
クライド氏は、トレーダーと、金融業をやりはじめ。あくどい高利貸しをしはじめたので
それが原因で、
息子はいじめられるようになり、しだいにグレてしまいました。
息子は、クライド氏の預金の引き出しを勝手にしましたが、クライド氏は、ケチケチなのに、息子が勝手に金を引き出すのに関しては、金で済むならめんどうをみたくない、息子と関わりたくないと、
変なお金の使い方をしていました。

そんな、クライド氏。。。

人嫌いがますます歳をとるにつれて酷くなり、

だけど、たまには、外に出たり、
役所にクレームの電話をかけたり、嫌がらせの電話をしたり。

嫌なことに、だんだん寒くなって。
誕生日が近づいてきて。

クライド氏は、何気なく、ふと、外に久しぶりに出ました。。
さてさて。。。
お菓子をいっぱいお土産に貰って、またきてねー、バイバイ

と、音鳴り町の若い女社長さんに、ヴィーナスと、シュナ坊は、見送られました。

秘書の旦那さんが帰ってきたので、二人を神楽町まで送っていこうかと言われましたが、
早めに終わったら、その女社長さんのおうちは、木の咲の近所だから、
おいでね、

ミージイさんの従兄弟の木の咲じいさんの家まで歩く事にしました。

「あーゆー優しそうな女社長さんもいるんだねー。」シュナ坊は、お菓子をたくさん貰って上機嫌でニコニコしていました。

福の神
笑〜は、気が強いし

ヒグマの洒落柿社長は、優しいけど男みたいだし。

「ソリャイルデショー



「僕はお金持ってても尻に敷く女の人はやだなー。

二人で、ベラベラ話していると。。。
うう〜うー、
「ヘンナコエガシナイ

うう〜うー、うめき声がします。
「うん。うーうー、って。ウンチがでるのかな

「アホーバカスギ。


ヒトガクルシンデルコエダローニサ

ヴィーナスは、シュナ坊をポンと叩くと、
うめき声がする方に急ぎました。

アッ。。。
「タ。。。たすけて。。。くれ。。。ウッ。。。」
みすぼらしい格好のおじいさんが倒れています。
「大変だー、」シュナ坊が言うと、
ヴィーナスは、時間空間から、携帯電話を取り出して、

時間空間というのは、ヴィーナスは、小さいので、荷物が邪魔なので、宇宙空間に荷物を預けて、
ヴィーナスとともに荷物がヴィーナスと一緒に移動して、
必要な時に、ポンと取り出すヴィーナスの離れわざでした。

これなら、小さくても、しかも。


なんですが、おじいさんが、シュナ坊の
顔を見て。。。
ハッ

「さ、、、サンタ。サンタクロースじゃ。。。わ、、、」
と、言うと気を失ってしまいました。


クリスマス。10。赤ちゃんの耳掃除のアルバイト。
「かわいいね〜、この子がもっと大きくなったら、あたしも、シュナレモンちゃんみたいなワンちゃんと暮らそうかしら。」
ヴィーナスは、お仕事関係の音鳴り町の
赤ちゃんのいる女社長さんの家に、今日は、
赤ちゃんの耳掃除のアルバイトにきました。
ヴィーナスは、なにより、耳掃除が大好き
自分の耳は中身がツルツルしていつも綺麗なので、つまらないし、自分の耳は、イヤースコープでも覗かない限りは、中も見られないし、で、こんなつまらないものは、ないのです。
音鳴り町の、
女社長さんは、ヴィーナスのデザインの宝石を贔屓にしてくれていました。
犬が大好きな女社長さんですが、先代のワンちゃんが亡くなり、赤ちゃんができて、まだまだ赤ちゃんなので、
新しい犬と暮らすのは、時期も早いかな、と、言っていて福の神笑〜の、宝石店や、エステのクライアントさんでも
ありますので、笑〜や、ヴィーナスが、ミニチュアシュナウザーのシュナレモンと、仲が良いのを話していて
今日は、ヴィーナスが、シュナ坊を女社長さんの家に連れてきました。
赤ちゃんが、耳掃除を嫌がり、耳鼻科に連れて行くと泣くので、女社長さんは、ヴィーナスに、赤ちゃんの耳掃除のアルバイトを依頼しました。
ヴィーナスは、優秀なクリエイターさんで、VENUS♀で、
人気もありますが、
神楽小学校低学年児童で、学校の宿題の絵日記で、今日は、だれだれさんの耳掃除をしました。とか、耳掃除のアルバイトにいきました。
とか、大きな耳あかがとれました、スッキリしました。とか、綺麗でつまらない、とか、
そればっかり毎日書くので、
ヴィーナスは、お仕事もしていて、フットワークが軽く、いろんな場所で、いろんな人にも会うので、
変化や話題も、他にたくさんあるでしょうに、と、
担任のセブン先生に叱られました。
シュナ坊は、シュナ坊で、雲の観察日記と、言って、ずーっとわたがしみたい、ひつじみたい、わたあめみたい、
モコモコ先生の頭みたい。先生が、白髪になったら、あんなんかなー?とか、
そればかり繰り返し書くので、セブン先生に叱られるし。
まぁ。ヴィーナスも、素は、あどけない一人の子どもです。
女社長さんは、小さな頃から犬が大好きで、
犬好きな旦那さんと結婚したので、
今度は、ミニチュアシュナウザーと一緒に暮らしてみたいなー、と、シュナ坊に、
たくさんお菓子を出してくれました。
ヴィーナスは、シュナ坊も、いいことあるし、お客様も喜ぶし。いろいろな、楽しい接待を考えるのが大好きです。
「ハァー。でもな、ワンちゃんと暮らしたら。、。。楽しみだけど、クライドじいさんが、怒鳴り込んでくるかなー、」女社長さんは、ため息をつきました。
「犬が、いたずらしたの?」シュナ坊が言うので、女社長さんは、
「そうじゃないんだけど、近所にお金持ちだけど、変人みたいな、頑固じいさんがいて。。。。引きこもりみたいなくせに、たまに気まぐれで、外に出ると、ワンちゃんと一緒にいるだけで、ワンちゃんが睨んだとか、おしゃべりしてるだけで、うるさいとか、
引きこもりなのによ
そんな変な人がいるのよ。」
「ニンチショーカナ?」ヴィーナスが、赤ちゃんの耳掃除をしながら言いましたが、
「認知症ってより。昔から、犬に文句を言うとか。。。市役所に。クリスマスパレードを中止せよ、と、脅迫文を送ったり、
みたいだわよ。自分が、クリスマス生まれで。
クリスマスパレードは、子どもが、お金や物をもらいにくるので、こじきみたいだとか。お金持ちなのに、全然、街を良くする寄付もしないし。
ケチケチケチケチ
守銭奴みたいだとか。。?」
「エー。キモ。
」ヴィーナスは、自身が浪費家というか。お金を持ったらパッと使ってしまう性質なので、
お金がたくさんあるのに、使わないとに、無駄遣いはともかく、快適に使わないことに気持ち悪い、
と。言っています。
ネット検索で、お金がたくさんあるのに、
もったいないから、
お風呂の水を真っ黒になるまでためたり、
ヴィーナスも。スーパーの半額のシールは、大好きでしたが、
かと。言って、無理矢理。。。欲しくないものまでして、安いから、半額だから買うとか。。。
で、食べたくないものを安いから買って無理矢理食べるとか。
ネットで、楽しくないのに、無理をしただけの、変な節約自慢みたいな
記事を見て倒れてしまいました。
「また、今年も、クライドじいさんが、クリスマスパレードを、妨害するかも。この子が、大きくなったら、スムーズに、クリスマスパレードをさせてあげたいなー。」
女社長さんは、ヴィーナスに気持ちよさそうに耳かきをして貰って喜んでる
赤ちゃんを見て言いました。


ヴィーナスは、お仕事関係の音鳴り町の
赤ちゃんのいる女社長さんの家に、今日は、
赤ちゃんの耳掃除のアルバイトにきました。

ヴィーナスは、なにより、耳掃除が大好き

自分の耳は中身がツルツルしていつも綺麗なので、つまらないし、自分の耳は、イヤースコープでも覗かない限りは、中も見られないし、で、こんなつまらないものは、ないのです。

音鳴り町の、
女社長さんは、ヴィーナスのデザインの宝石を贔屓にしてくれていました。

犬が大好きな女社長さんですが、先代のワンちゃんが亡くなり、赤ちゃんができて、まだまだ赤ちゃんなので、
新しい犬と暮らすのは、時期も早いかな、と、言っていて福の神笑〜の、宝石店や、エステのクライアントさんでも
ありますので、笑〜や、ヴィーナスが、ミニチュアシュナウザーのシュナレモンと、仲が良いのを話していて

今日は、ヴィーナスが、シュナ坊を女社長さんの家に連れてきました。

赤ちゃんが、耳掃除を嫌がり、耳鼻科に連れて行くと泣くので、女社長さんは、ヴィーナスに、赤ちゃんの耳掃除のアルバイトを依頼しました。

ヴィーナスは、優秀なクリエイターさんで、VENUS♀で、
人気もありますが、

神楽小学校低学年児童で、学校の宿題の絵日記で、今日は、だれだれさんの耳掃除をしました。とか、耳掃除のアルバイトにいきました。
とか、大きな耳あかがとれました、スッキリしました。とか、綺麗でつまらない、とか、
そればっかり毎日書くので、
ヴィーナスは、お仕事もしていて、フットワークが軽く、いろんな場所で、いろんな人にも会うので、
変化や話題も、他にたくさんあるでしょうに、と、
担任のセブン先生に叱られました。

シュナ坊は、シュナ坊で、雲の観察日記と、言って、ずーっとわたがしみたい、ひつじみたい、わたあめみたい、
モコモコ先生の頭みたい。先生が、白髪になったら、あんなんかなー?とか、
そればかり繰り返し書くので、セブン先生に叱られるし。

まぁ。ヴィーナスも、素は、あどけない一人の子どもです。

女社長さんは、小さな頃から犬が大好きで、
犬好きな旦那さんと結婚したので、
今度は、ミニチュアシュナウザーと一緒に暮らしてみたいなー、と、シュナ坊に、
たくさんお菓子を出してくれました。

ヴィーナスは、シュナ坊も、いいことあるし、お客様も喜ぶし。いろいろな、楽しい接待を考えるのが大好きです。

「ハァー。でもな、ワンちゃんと暮らしたら。、。。楽しみだけど、クライドじいさんが、怒鳴り込んでくるかなー、」女社長さんは、ため息をつきました。

「犬が、いたずらしたの?」シュナ坊が言うので、女社長さんは、
「そうじゃないんだけど、近所にお金持ちだけど、変人みたいな、頑固じいさんがいて。。。。引きこもりみたいなくせに、たまに気まぐれで、外に出ると、ワンちゃんと一緒にいるだけで、ワンちゃんが睨んだとか、おしゃべりしてるだけで、うるさいとか、
引きこもりなのによ

「ニンチショーカナ?」ヴィーナスが、赤ちゃんの耳掃除をしながら言いましたが、

「認知症ってより。昔から、犬に文句を言うとか。。。市役所に。クリスマスパレードを中止せよ、と、脅迫文を送ったり、

クリスマスパレードは、子どもが、お金や物をもらいにくるので、こじきみたいだとか。お金持ちなのに、全然、街を良くする寄付もしないし。

守銭奴みたいだとか。。?」
「エー。キモ。


お金がたくさんあるのに、使わないとに、無駄遣いはともかく、快適に使わないことに気持ち悪い、

と。言っています。
ネット検索で、お金がたくさんあるのに、
もったいないから、
お風呂の水を真っ黒になるまでためたり、
ヴィーナスも。スーパーの半額のシールは、大好きでしたが、

かと。言って、無理矢理。。。欲しくないものまでして、安いから、半額だから買うとか。。。
で、食べたくないものを安いから買って無理矢理食べるとか。
ネットで、楽しくないのに、無理をしただけの、変な節約自慢みたいな
記事を見て倒れてしまいました。

「また、今年も、クライドじいさんが、クリスマスパレードを、妨害するかも。この子が、大きくなったら、スムーズに、クリスマスパレードをさせてあげたいなー。」
女社長さんは、ヴィーナスに気持ちよさそうに耳かきをして貰って喜んでる
赤ちゃんを見て言いました。


2019年02月25日
クリスマス。。。9。遠い記憶の奥には。。。
どうも。。。。最近は
身体の調子が良くない。。。
クライド・フォレスター氏は、人嫌いなので、投資などの、資産運用で生活していました。
フォレスター一家関連の役員や、
会社経営者だった時期もありましたが、やっぱり、人とつきあえない。
最低限度の人間関係で済ませたい。
若い頃から、
フォレスター家が危ないと、察すると、
小狡くたちまわり、
フォレスター家が破産する前に、
それまで、仲良くなかったし、喧嘩だらけな、親と大げんかをわざとして、
水面下で、
元々福業でやっていた、
トレーダーとして、
成功をして、結婚は、親に無理矢理な形、させられたものの、
ミスタークライドの
奥さんは、浪費家で遊び好き。息子はぐれる。
近い人間関係なんか、ろくでもない。わずらわしいと、
人と一緒にいるとイライラしてくるのでした。
ズキン。。。寒くなると、誕生日に近くなるのに、、、
昔、ドーベルマンに噛まれたお腹の傷が、クライド・フォレスター氏はズキンズキン痛むのでした。
小学生の頃、ドーベルマンに襲われて、
父親が、たまたま家にいて、クライド・フォレスターを襲ったドーベルマンを、
バーンと、情け容赦なく、
クライドの目の前で、猟銃で射殺してしまいました。
クライドは、自分が、ドーベルマンに襲われて重傷になったのと、
父親が、目の前で、犬を射殺したのを目の当たりにして、
以来。大きなトラウマになり、
小さな犬すら、恐ろしくなってしまいました。
幸い、父親のフォレスター氏はが、生き物が嫌いでしたし、
妻も、生来なまけものの浪費家で、動物のめんどうなんてもってのほか、だし。
クライドの
息子は、ペットが欲しいと、子どもの頃は、ねだりましたが、
生き物は、
夫婦が大嫌いだし。
それでも、時に。
なぜだろう?
もしかして、遥か昔に、犬との幸せな記憶があるかもしれないと
甘酸っぱく切ないまるで初恋のように、
胸に浮かんでは消える刹那な不思議な感情があるのでした。
犬を飼った経験はないのに。。。
どうしてなんだ。。。
と、クライド・フォレスター氏は、
そんな、
戸惑いの感情に惑わされることがありました。
さて。。。。。ミーじいさんは、隣町の、音鳴り町の、従兄弟の、木の咲じいさんのうちへやってきました。
木の咲じいさんは、男性ですが、
生まれた日は、
あまりに満開の桜が美しい頃に生まれ、親が桜に感動して、木花咲耶姫から、木の咲と名付けられました。
木の咲じいさんの妹も、桜子ばあさんという、桜にちなんだ名前ですが、
木の咲じいさんの家は、見事な、大きな桜の木が目印となっています。
桜子ばあさんは、おんなじ町内の近所に嫁ぎました。
たまたま、学校で顔を合わせた、
ヴィーナスが、音鳴り町に、仕事の打ち合わせがある、と、言っていたので、
別にヴィーナスも、サッとテレポートすれば、いいのですが、
なぜか、犬大好きな社長さんで、犬を見ると機嫌がいいから、と、
ヴィーナスは、
シュナ坊をうまく丸め込んで、同行しようとしていて、
んじゃ、、乗ってくか、と、ヴィーナスとシュナ坊は、
ミーじいさんの車に乗せてってもらいました。
別に。手をつないでテレポートやワープをしたら、すぐ、ですが。。
時間もあるし、
ヴィーナスは、なかなか、楽しいコミニケーションを、と、
社交上手でしたので、
ミーじいさんが、寂しくて寂しくて仕方ないのを知っていたし、お心遣い、
ここは、素直に甘えてみようとしたのでした。

身体の調子が良くない。。。

クライド・フォレスター氏は、人嫌いなので、投資などの、資産運用で生活していました。
フォレスター一家関連の役員や、
会社経営者だった時期もありましたが、やっぱり、人とつきあえない。

最低限度の人間関係で済ませたい。

若い頃から、
フォレスター家が危ないと、察すると、
小狡くたちまわり、
フォレスター家が破産する前に、
それまで、仲良くなかったし、喧嘩だらけな、親と大げんかをわざとして、
水面下で、
元々福業でやっていた、
トレーダーとして、
成功をして、結婚は、親に無理矢理な形、させられたものの、
ミスタークライドの
奥さんは、浪費家で遊び好き。息子はぐれる。
近い人間関係なんか、ろくでもない。わずらわしいと、
人と一緒にいるとイライラしてくるのでした。

ズキン。。。寒くなると、誕生日に近くなるのに、、、
昔、ドーベルマンに噛まれたお腹の傷が、クライド・フォレスター氏はズキンズキン痛むのでした。
小学生の頃、ドーベルマンに襲われて、
父親が、たまたま家にいて、クライド・フォレスターを襲ったドーベルマンを、
バーンと、情け容赦なく、
クライドの目の前で、猟銃で射殺してしまいました。
クライドは、自分が、ドーベルマンに襲われて重傷になったのと、
父親が、目の前で、犬を射殺したのを目の当たりにして、

以来。大きなトラウマになり、
小さな犬すら、恐ろしくなってしまいました。

幸い、父親のフォレスター氏はが、生き物が嫌いでしたし、
妻も、生来なまけものの浪費家で、動物のめんどうなんてもってのほか、だし。

クライドの
息子は、ペットが欲しいと、子どもの頃は、ねだりましたが、
生き物は、
夫婦が大嫌いだし。

それでも、時に。
なぜだろう?

もしかして、遥か昔に、犬との幸せな記憶があるかもしれないと
甘酸っぱく切ないまるで初恋のように、
胸に浮かんでは消える刹那な不思議な感情があるのでした。
犬を飼った経験はないのに。。。
どうしてなんだ。。。
と、クライド・フォレスター氏は、
そんな、
戸惑いの感情に惑わされることがありました。
さて。。。。。ミーじいさんは、隣町の、音鳴り町の、従兄弟の、木の咲じいさんのうちへやってきました。
木の咲じいさんは、男性ですが、
生まれた日は、
あまりに満開の桜が美しい頃に生まれ、親が桜に感動して、木花咲耶姫から、木の咲と名付けられました。

木の咲じいさんの妹も、桜子ばあさんという、桜にちなんだ名前ですが、
木の咲じいさんの家は、見事な、大きな桜の木が目印となっています。

桜子ばあさんは、おんなじ町内の近所に嫁ぎました。

たまたま、学校で顔を合わせた、
ヴィーナスが、音鳴り町に、仕事の打ち合わせがある、と、言っていたので、
別にヴィーナスも、サッとテレポートすれば、いいのですが、
なぜか、犬大好きな社長さんで、犬を見ると機嫌がいいから、と、
ヴィーナスは、
シュナ坊をうまく丸め込んで、同行しようとしていて、
んじゃ、、乗ってくか、と、ヴィーナスとシュナ坊は、
ミーじいさんの車に乗せてってもらいました。

別に。手をつないでテレポートやワープをしたら、すぐ、ですが。。

時間もあるし、
ヴィーナスは、なかなか、楽しいコミニケーションを、と、

ミーじいさんが、寂しくて寂しくて仕方ないのを知っていたし、お心遣い、
ここは、素直に甘えてみようとしたのでした。
