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2019年04月29日

さよならクリスマスキャロル83その老人の正体は??!

ど。。。どうしたらいい。。

音鳴り町の、幼い頃に、サンタクロースと遭遇して。。

懐かしくなり、さりげなくふらっと訪れた、
励ましをもらった小さな古いあの教会で。
祭壇に隠れたら。。。突然、誰かやってきた。

ヨボヨボなご老人。お爺さん、
まさかの予想もしていなかった、生きる菩薩の様なご老人の懺悔。、クライド・フォレスター氏は、

ドキドキ。。。

だけど。。。きっとこの人は。認知症のご老人なんだ。

サン太や、ワシの、神様の声に反応して
なんの疑いすらなく、
神様がいると素直に思っていらっしゃる
認知症
だから。神様の声に違和感がないんだ。

ふつうなら、誰もいない場で神様の声がしたらびっくりするし。

サン太は、クライド・フォレスター氏にウインクしました。

きっと。映画やドラマファンのテレビの見過ぎだったご老人が認知症になって。。


趣味が映画好きな人が、認知症になれば、
日ごろの願望もあいまって。
きっと、その人は、自分が映画やドラマの主人公になったかのごとく、混在してって
それは、おおいにあるかもしれない。


だけど、神様として。お話しを聞いてあげよう。

それとも、もしかすると、仙人のようないでたちで。。実は、半生以上、刑務所ですごした本当に人殺しをした。。。

極悪犯かもしれない。反省に反省を重ねて菩薩の域に達したのかもしれない。。

まぁ。。。自分は。。

フィクションだろうが、ノンフィクションだろうが。。。
この老人の、話し相手になるだけだ。
このご老人がどうあろうと。。。傾聴は、現代。なかなか、他人の話に耳を傾ける、という事は貴重な癒しだ。

万が一にも、このお爺さんが、凶悪犯で、
見つかって神様じゃないことがばれても、

わしも、おじいさんだけど、このヨボヨボのおじいさんには、さすが襲いかかられることは、ないだろうさ。

誰しも、聞いてもらうと悩みが半減するような気持ちになる。

幼い頃ここで、サンタクロースに会った。

今日は、ワシは、このご老人の、サンタクロース。。

クライド・フォレスター氏は、そんな気持ちになるのでした。

ガラッと
場面は変わりまして。
さて。。。こちらは、その。

例の福の神家の、ゲストハウスにて。

デミグラス系のハンバーグと、シュナ坊の大好きな甘いコンスープ。鮮やかでみずみずしいサラダ。

福の神家の福の神達は、年末の忘年会や、接待で全員留守で、
久しぶり、シュナ坊は、元飼い主さんの帰郷で、元飼い主さん三木龍馬氏ファミリーに甘えます。

神楽町小学校近所の喫茶店南風で、
幼なじみの浅見先輩や、ミージイサンと、
三木龍馬氏が、会う約束をすると、
シュナ坊を連れてきたヴィーナスに会ったので。

ヴィーナスや、福ちゃんは、就労児童として、親元から離れて神楽町に住んでいると聞き、

ヴィーナスや、同居の福ちゃんも、
福の神家のゲストハウスにて。
三木龍馬氏の家族と、奥様のローズ夫人の手作りディナーに招かれました。

年末の忘年会や接待続き。。で、シュナ坊の晩ごはんをどうするか、ですが、三木龍馬氏ファミリーが、いま、
神楽町に里帰りしてるし。

福の神家の、他の同居人のワンコたちは、
福の神のタチバナ、ラブのワンコ
チワワララ尾やトイプードル小雪は、

それぞれ教育係りの福の神の忘年会について行っています。

シュナ坊は、
小姑みたいな、なにかと小うるさい教育係りの福の神の笑〜についていきたくないし。途中からついてって、眠くなるのもめんどくさいし。

笑〜が、僕の教育係からハズレたらいいんだ。

笑〜は、問題児赤ちゃんチワワのチーコのめんどうを見ればいいのにさっ。

あんだけパワフル同士ならば、笑〜がチーコを教育係に責任持てばお似合いどうしなのに。。。

シュナ坊は、ここぞとばかりに、ついつい。
三木龍馬氏やローズ夫人に甘えました。

福ちゃんも、両親や他の兄妹は南極に帰り、ヴィーナスも金星からやってきて。

ふたりとも、家庭の味にはこのところご縁がなく。
家庭の味には、と言っても、ローズ夫人は、カリスマお料理講師でプロフェッショナル中のプロフェッショナルですが、

なんだか、シュナ坊も含め。福ちゃんも、ヴィーナスもホッとしました。

そろそろ、神楽町小学校と、音鳴り町小学校の合同クリスマスパレードがあります。

「明日の夜なら、グリちゃんに、クリスマスパレードのサンタクロースの衣装ができるわ。グリちゃんは、ホワイトサンタクロースね。
サイズは、私達ミニチュアシュナウザーを少し小さく、シュナ坊より少し大きく、ね。」

シュナ坊の姉の、イチゴ姫が言います。

「グリナラソレグライ。」ヴィーナスが、パクパク美味しそーに、ごはんを食べるので、

「わ、ダイエット中って、学校で言ってなかった?
イジワルげ。
シュナ坊が、突っ込みます。

給食ビュッフェのときと、年末の忘年会接待、。、ヴィーナスも、自分で仕事をする身ではあるので、

接待や忘年会が、あるのですが、夜は眠いやら、長話してダラダラって相手もいるので、適当にダイエット中だとか、

子供なんで、夜は早寝早起きします、
と、嘘も方便と。

もちろん、全部断るわけじゃないけど、気楽なパッとした付き合いなら、楽しくて。いいけどね。酒癖が悪い相手に、
アーだこーだくだをまかれたり。
アチコチ仕切り振り回すのはいいけど、
あちらからは、
拘束されるのってやだしね。

次の日学校があるし疲れる。

なら、シュナ坊のファミリーのご飯にお招き預かった方がいい。

三木龍馬氏夫婦は、子供好きで親切だしね。


さて。。。音鳴り町の、音鳴り病院に隣接する施設では、、、

「大変だ、大変だ。。。ラファエルさんが、ラファエルさんが。。。ラファエルさんがいないぞ!!!」

施設のスタッフが、見回りをすると、ラファエルさんの部屋のドアが開いています。。。

ラファエルさんは、もう、100歳前後で、

マダラ認知症。正常なときと、認知症の症状が。交互に来るときがあるのです。

ヨボヨボながら、昔っから足腰は鍛えていたらしく、ほおっておくと、徘徊の恐れがありますが、

普段きっちり施錠をしているので、安心していますが、、今日は、はっ

しまった、施錠をしわすれた!

スタッフ手分けしてくまなく施設をさがしましたが、見当たらないので、隣の音鳴り病院にも、

ビアンカ院長先生のもと、
音鳴り病院に、連絡がきました。


「な、、、、なんですと??!

なんですと、ち、養父がいなくなった?

そうです、
ラファエルという認知症のおじいさんは、
ビアンカ院長先生を大事に育ててくれた養父なのでした。




2019年04月28日

さよならクリスマスキャロル82懺悔と贖罪。

ホットショコラ

福の神家に、三木龍馬氏が、シュナ坊と、
福ちゃんヴィーナスのゲストを連れて帰って
帰ってくると、

三木龍馬氏のミニチュアシュナウザーの兄妹ポポロ、コモモが、ホットショコラを飲んでいたので、

ローズ夫人のお料理のお手伝いをしていた
イチゴ姫が、シュナ坊とヴィーナスと福ちゃんのぶんのホットショコラを入れてくれました。

見た目はコモモも女の子らしいのですが、コモモは、ズボラで。
姉の
イチゴ姫が女の子らしい性格で、

お料理もお裁縫も大好きなので、
ローズ夫人のお手伝いをよくしています。

「ご飯作らないと、笑〜みたいになるよ、笑〜は、ゆで卵をゆでるので、いっぱいいっぱいなんだ、
福の神家に来てから。
シュナ坊が、イチゴ姫がかいがいしくお手伝いをするのを見がてらに。姉のコモモに言うので、

「何言ってるの、笑〜ちゃんみたいになるって、笑〜ちゃんわたしより歳下でちいさいし。それに、笑〜ちゃんみたいに、仕事ができて可愛くてお金持ちなら、そーなって上等でしょ。

「可愛くないじゃん。笑〜うるさい鬼ババだし。ヴィーナスもうるさいけど、ヴィーナスは、チワワみたいなやかましさだけど、
笑〜は、鬼ババのうるささだしい。ふたりともお金持ちだけど、うるさいし。


南風で、ヴィーナスちゃんと福ちゃんのお客さんがくるね。と三木龍馬氏が奥様
ローズ夫人にLINEすると、ローズ夫人が、、ハンバーグを作ると、言っていました。

ヴィーナスちゃんも福ちゃんも、用事がある事がたくさんあるだろうし。
無理は言わないよ。わしら、ローズのお料理
家で食べる時で、時間があるときに、ヴィーナスちゃんも福ちゃんも、
よかったら、一緒に
どうぞ。

お客様用のスペースにも
ちゃんとキッチンがあり。
ローズ夫人が、神楽町にいるあいだ、できるだけは、シュナ坊に、手料理を食べさせたいのと三木龍馬氏に言っていたので、願い立って。
そして。
明日は、朝、神楽町小学校にグリが直接登校してくるという話しでした。

だからね、明日の夕ごはんは、グリちゃんに御礼でグリちゃんの大好きなラザニア。

惑星のかけら、虹のかけらをシュナ坊にくれて。

グリちゃんは、甘いものも好きだから、甘いものも。

ヴィーナスも、福ちゃんも、明日はお仕事で、人に会うやら接待もないし。
また、明日の夜も福の神のゲストハウスで晩ごはん。

キッチンからは、ただよう美味しそうなハンバーグのいい香りがしてきます。

「ローズサンミタイニ、ソコマデハ
オイシクハナイケド、キンセイニイタコロ
グリンチデ
グリノオヤガゴハンヲツクッテクレテヨクダベタワ。オモイダシチャウナ
ヴィーナスが言いました。

グリの親は、地球旅行マニアで、両親地球好き
特に。一致する趣味で、
二人とも日本大好き。
でも。
真逆な
一方は
北海道が好きで、もう一人が沖縄が、好きだし、
グリの親は、
おりょうりすらも、
真逆な薄味と濃い味のパートナーで、どっちが料理を作ったかが、おもしろいぐらいに、すぐわかるし。
グリの両親に言わせますと、グリの両親は、旅行が好きで地域文化、いろいろ郷土料理を食べるので
こいも薄いも、日々によりけり、だし。
グリのきょうだいも、旅行慣れや、親がこいも薄いもかわるがわる気まぐれにお料理を出されて、
日々によりけり、変化あり、で。
薄味生まれで濃い味のお料理は、蛇道だなんだがやー、なんて言う人なんか、旅行を楽しめないじゃん、
なんて、幅広く?雑食気味にいうのでした。

ヴィーナスは、ぐりんちで、
おかずを取り合うのもきょうだいがいないわたしは、醍醐味
と、いうのでした。

ヴィーナス自体は。。。
ほとんど家族の事は言わないし。

うるさいし。ベラベラペラペラ。。毎日毎日天麩羅を食べてるかのように。
オシャベリなのに。
金星人とタコのハーフちゃんですから、

タコなら、地球生命体で、地球にいると思うのですが。。。
ちいさなシュナ坊すら、なんだか悪くて
いまだに、ヴィーナスに、

ファミリーのことを聞けませんでした。

いきなり、金星から、
ヴィーナスは、
寝相が悪くて。。。笑〜のビジネスの真珠養殖場に落ちてきて。

福ちゃんに発見されて、すぐに福ちゃんと、
神楽町の海辺の南新町に住み、

家族は、心配してないのかな?

だけど、なんだかサミシイのかなぁ。

芸術家のわりに人と一緒に集まったり仕切ったり、世話を焼いたりが大好きで。

グリの親からよくごはんを食べさせてもらった、って。
家族は、どうしたんだろう。

でも、グリちゃんも、ヴィーナスの家族については、なんにも言わず、
神楽町にたまに、
フツーに遊びにきてるし。

グリは親友、福ちゃんは親友。シュナ坊は親友、と、調子よく言っては、いるものの。

未だに。ヴィーナスの家族のことは、ミステリーと謎に包まれていますが、

それは。またの、次回のおはなしで。

とにかく、いまは、クライド・フォレスター氏のおはなしを。

クライド・フォレスター氏は、誕生日のクリスマス前に無事退院の運びでは

あるものの、いっこうに気持ちが晴れません。

ヒカルちゃんが、手術を受けられますように、と。影から支援しましたが、

ヒカルちゃんは、怖がっているのです。

それもそう。あんなにちいさい身体で。

クライドさんは、そっと裏口から散歩に行くふりをして、音鳴り町の病院を抜け出しました。
「どこへ行くの?僕もいくよ。」
エンジェルのサン太もついてきます。

音鳴り町の、ちいさな教会。。。
クライドさんは。
ここは、ずっときていませんでした、神様なんか信じなかったからです。

だけど、ちいさな頃に、お手伝いのマリーナに連れられて、弟のひかると一緒に何度か来た事がありましたし。

確か。。。確かある日。恰幅のいい、サンタクロースを見たのもこの、
神楽町との境目の、クリスマスパレードの王様のもみの木の見える

このちいさな教会だった気がします。

確か!!!そう、サンタクロースのおじいさんは、頭を撫でてくれた。

父親のジェイ・フォレスター氏に叱られて、家出がてら、みたいに家を出たけど

いくところもなくて。

ちいさな白い仔犬と暮らしたいよ。お父さんは。だめ、だって。。。ねぇ。。

なんでもお金で買えるものなら、って。言っておきながらだよ。嘘つきだよね。

お父さんは、サンタクロースがいるって方が嘘つきだろう。

嘘をつく大人になるな、
って僕に言うくせにだよ。。。
なんなのもうさ。

たまりかね、あまりにちいさなときに、フォレスター一族の不穏な空気を察して

父親となんらかぶつかり家出した。

クリスマスも近い日だったな。。。

誕生日が近いし。他の子はクリスマスの準備で、誰もがうきうきする頃に。。

なんで、自分は、こんな家。フォレスター一族に産まれたんだろう、って。

僕は。。。大嘘付きの家に産まれたし
これから、大嘘付きの大人になり。
これから大人になっていくのが怖くなった。
なんだかわからないけど、泣き疲れ果て。
誰もいないちいさな
教会で、神様に見よう見まねで、お祈りしていて。
いつのまにか、眠って。

気づいたら。。。サンタクロースが、そこにいた。

頭を撫でてくれて。
もうすぐだね。
ハッピーバースデイアンドクリスマス。
サンタクロースそのもの、目の前の白い髭。
恰幅のいいおじいさんは、、、

サンタクロース??サンタクロースなの?

うなずいて。

さぁ。。。

サンタクロースのおじいさんは、きみにも、ハッピーがやってくるよ、

さぁ。

おうちへお帰り。

と。

思えばあのときに、あのサンタクロースに会ってから。。。

仔犬のサン太が、気づかないけど、僕のもので。

あのときにサンタクロースは、わしに。

きっと、贈り物をくれていたのだろうけど、ワシは。気づかず。

きっと。。あのときの、サンタクロースは、きっと、

ホームレスが、ひろった、チキンやかケーキ屋のアルバイトの服を着て

ワシをからかったんじゃろうな。

でも、考えてみたらだけどな。

サンタクロースが、いないってばかにした父親たち。彼らにくらべて、

あの見知らぬじいさんは、ホームレスじゃろうと、泥棒じゃろうと。

わしに、ロマンを与えてくれていたんじゃな。真冬なのに、なぜか、とても暖かいものが流れる。。。

あれから。。。70年ぐらいか。。

ワシも。ほんとうに悲しいぐらいに歳をとった。いま、生きてるのが嘘みたいに。

クライド・フォレスター氏が、しんと静まり返っている教会で。。トイレに行きたくなり。トイレにいき。。。

また、祭壇に向かおうとすると。。誰か。。。

誰かが、いる。
クライド・フォレスター氏は、
こっそり、裏からまわり、祭壇の影に隠れた。。。

なんだか、、、ドキドキ。別に泥棒に入ったわけじゃないし、出入り自由なこの古いちいさな教会で。祭壇から、

クライドさんは、ちらっと様子を伺いました。

あっ。。。もう、すごい、、、ヨボヨボのおじいさんです。。
生きている。。仙人みたいだけど。。。

90歳代かな??いやいや。。

もっと、いってるな。
きっと、もう、100歳は近いのかもしれません。。。
そのおじいさんは、まわりを見て、誰もいないのを確認すると、お祈りを、はじめました。

モゴモゴ。。、何を言っているのだろう?

懺悔いたします。神様。。。神様。。わしは、もう。おそらくはながくは、ないと思われますじゃ。。。

懺悔

贖罪

長き歳を重ねてきて。。人に言えないことや、あやまちを。、仙人のような、このご老人も。

こんな穏やかな菩薩のオーラというか慈悲深い、仏様の様な表情の老人が。。懺悔。

ああ。。。生きるとは、なんと罪深い事でしょう。
「よかろう、」えっ、

エンジェルサン太が、祭壇の前で祈りを捧げる老人に天からの声を出した。

サン太は、祭壇に隠れたクライド・フォレスター氏の背中をポンと押してウインクする。

えっ。。。
わしに、神様の声をかわれと?

サン太は、クライド・フォレスター氏に、神様の声をしなよ、クライドさん。

あなは、後悔した人生って悲観にあけくれても。なにもはじまらないでしょ!
あなたも、人を幸せにできるんだよ。
さぁ、
あなただって。微笑みのサンタクロース。
そうか、

このおじいさんは、きっと。。認知症とか、マダラ認知症なのかもしれないな。
さっきの、
サン太の神様の声に驚きもしないで。

神様が本当にお返事をくださってると思っていらっしゃるんだ。
それに、
サン太は、クライド・フォレスター氏が少しでも後悔しない様にって。

人の役に立たせるチャンスを与えて。

ヨシッ。

人は、話しを聞いてあげるだけで。傾聴は、よい安らぎや癒しになるという。

特に、老人は孤独な人が多い。。

「告白してごらんなさい。なんでも。。」クライド・フォレスター氏は、祭壇の裏から

神様の声のふりをしました。

「神様。。、神様。。わしは、。わしは。わしは、、、息子には言っておりませんが。。。」クライド・フォレスター氏は、黙って聞いていました。

「息子には言っておりませんが。。息子は、ワシを信じてくれていますが。。。

わしは、人を殺しました。ワシは。。どうしたらいいのでしょうか。。もう。。多分、わしも、そんなにながくは生きられないと思います。
このまま。、、このままにして、よい人の顔をして。。息子を裏切ったまま。。にして。!。良いのでしょうか。。」

エッ。。。老人が意外な深刻な懺悔をしはじめ、クライド・フォレスター氏は、

戸惑い。。。どうしよう。神様のふりなんて。いまさら。






さよならクリスマスキャロル、 81幸せのビッグウェーブ。

クライド・フォレスター氏は、

もうすぐ。。。
音鳴り病院を奇跡的に退院する事になる


もうすぐ。。。
これで、今年は。。。
76歳の誕生日クリスマス。
早めにたくさんのサンタクロースが、
ワシにやってきたのだ。

誕生日前にて。。。
びっくりするぐらいな、追風と、幸運のビッグウェーブが押し寄せる。

三木龍馬氏の友情。。。

入院患者小さなホワイトシュナウザーのヒカルちゃんの友情。

あの日命をかけて、守ってくれていて、
ずっとずっと一緒にいてくれていた、
サン太の存在と、

病気の治った奇跡と。

ヤブ、、、いやいや、知らないあいだに、
ワシは、彼を
ヤブと、呼ぶのをやめた、ワシを救ってくれた
ビアンカ院長先生は名医。


かたくなで、孤独で意地悪で偏屈な
いままでの人生は、
小さなサンタ。

サンタクロースの存在に気づかずにいた。
気づかずにいた、というか、忘れて、いた、のか。。。

小さなサンタ

ずっとあれから、実は、わしのそばにいて、ワシを支えて励ましてくれていたのに。

過去の道のりのわしは、それに気づかずに。

ずいぶん無駄な人生を過ごしてきた。

今日も、クライド・フォレスター氏は、
小児科病棟で、
ホワイトシュナウザーのヒカルちゃんを見舞っていました。

「クリスマスも、近いねクリスマス、プレゼント、なにが欲しい?
それから、
サンタクロースには、なにが欲しいって?」

クライド・フォレスター氏は、内緒で、サンタクロースより。。と、

まずは。。
ヒカルちゃんの治療費を!と、音鳴り病院宛に。
寄付金を身を伏せて振り込み。

それから。。。幼い
病気の子供、世界の環境のどうしようもない子供の、生活や教育へ。。。

それから。。、サンたに感謝を込めて、犬へ。。病気の人や身寄りないお年寄りと

暮らす犬が増えてきたらしい。

おこがましいけれども、身を伏せて、

サンタクロースより、と。

いつも、クライド・フォレスター氏のそばにいるとわかった
エンジェルになったサン太は、

「わあっ。
サンタクロースだ。」と、きやっ、きやっと喜び。

孤独な人が、犬に支えられるのは、素敵なことだから。

隣の町の神楽町は、セラピードッグのドッグセラピスト、
身寄りのないお年寄りや、子供や、介助の必要な人に適して、犬と生活をする、

犬のセラピストを賞賛して、推奨しているらしい。

わしは、実は、犬は大好きだったんだ。

それを、忘れていた。いままでの
犬嫌いで、なんか、違和感はあった。

犬に襲われたのと、

それから、目の前で、父親が、襲った犬を射殺したのと。。。

あと。。。
封印していた犬嫌いなトラウマの引き金。
小さなサン太が、自分をかばい死んでしまったから。。。犬が怖かった。

スーパーかコンビニで、小銭を、、

地震を含めて、
災害に見舞われた人や、食べられない貧困な地域に生まれた人や。。
一円やら、5円。。、小銭はジャマだと、

クライド・フォレスター氏は、ほんの小銭を募金していたけれども。

だけど、盲導犬とか、犬関連は。。

寄付したい気持ちがあっても、犬が怖くてできなかったが、やっぱり寄付したいし。

そんな、
妙な違和感があった。
ずっと。ずっと。

振り返り振り返り。やっぱり寄付をやめ、

目をつむって通り過ぎて。。の繰り返し。

サンタクロースは、実際はいる。。
だけど、いないと思えば、いないし。

いても、サンタクロースがいる喜びに気づかないだけだ。

サンタクロースがいることに気づかない人の人生は悲しい。

病室で、
ひかるちゃんは、ポロっと涙をこぼして。

サンタクロースさんが、僕に。。
僕に手術代をくれたってお母さんが泣いていて。

ビアンカ院長先生は、もしかして、早いなら、ひかるちゃん、手術しようか、助かるかもしれない、と、

言われたけど、怖いよう

エーン、エーン。

ひかるちゃんは、なきじゃくって。。。

ヨシッ

クライド・フォレスター氏は、

きっと、サンタクロースが助けてくれるさ、だから、サンタクロースは、ひかるちゃんにお金を送ったんだよ。
助かるから。

だから、くれたのさ、サンタクロースを信じてあげたら。

「僕は、サンタクロースに会いたいって願ったんだよ。。。

そしたら、、、サンタクロースが、黙って治療費をくれて。

「手術。がんばったら、サンタクロースが、ヒカルちゃんに会いにくるよ。

クライド・フォレスター氏は、ヒカルちゃんの手を握りしめました。


さてな。。。

クライド・フォレスター氏の退院のお祝いをさせて貰おう、と。

それから、クライド・フォレスター氏の行方不明の弟さんの、

ヒカル・フォレスター氏の捜査協力を、と。

三木龍馬氏や。浅見先輩やミージイサンも、

南風で、会っていたオジイたちは、解散し、

三木龍馬氏は、ヴィーナスと、シュナ坊を
福の神から貸してもらった車に乗せて

アザラシの福ちゃんを迎えにいきました。

福ちゃんが、仕事が終わり、ヴィーナスが携帯に電話して。

ローズ夫人が晩ご飯を作って待ってるから、
一緒に食べましょうと。

福ちゃんも喜んで。

シュナ坊は、前髪をキッとかきあげ、ひっぱって、目をおーきく見開いて。ギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウギャウ、が、

寝てるから大丈夫だよー。
と、福の神家のチワワちゃんの、チーコのマネをするのでした。

チワワのモノマネ。
おしりをプルプル振って。

メッ、シュナ坊、コラッ

三木龍馬氏は、シュナ坊を叱りました。

ヴィーナスは、福の神家の福の神達とお仕事コラボが多くて。

福の神達の家に。抜き足差し足と、

チワワちゃんのチーコに見つからないように。シーッ。


三木龍馬氏達は、、、福の神家の、裏口から入ればいいし、福の神家のゲストハウス部分は、

チーコが、お客様の食べ物を盗んだり勝手に食べないように、チーコが入れないような造りになっているので、安心です。

「サミシイ?
ちーちゃんに会えなくて。」シュナ坊が、

ヴィーナスをからかうので、

ヴィーナスは、いつものごとくに。

シュナ坊をお尻でキックしました。






2019年04月26日

さよならクリスマスキャロル。80.カフェ南風での会議。

神楽町小学校の近隣の喫茶店南風。。


三木龍馬氏が、音鳴り町のクライド・フォレスター氏のお見舞いに行き、

遠き幸せな思いでのひとつ。
幼い頃に。ホワイトシュナウザーのサン太を通して友情をはぐくんだ。。

その、一緒に遊んだ外国人の男の子は、クライド・フォレスター氏だったんだ、

そして、
ホワイトシュナウザーのパピー、
サン太は、家出をし、三木龍馬氏が、祖父や両親から言われていた、サンタの死因の
交通事故死したわけではなく。。。
サンタは、ご主人になるべく人、
クライド・フォレスター氏を助けるがゆえ、家出をし。最後は、クライド・フォレスター氏のサン太になっていた、

三木龍馬氏の家もじゅうぶんに幸せだったし。いいけど
サン太の主人は。クライド・フォレスター氏と、サン太が選んだのだった。

サン太は、、クライド・フォレスター氏を守る為に。。。虹の橋を渡って。。

それからも、
彼は、
見えないけれども。
ご主人が、幸せになりますように、と。切に
いつも。クライド・フォレスター氏をそっと見守っていたのでした。

ホワイトシュナウザーのサン太が亡くなった、という話しをすると、ミージイサンが、泣き出しました。

ミージイサンのうちには、ホワイトシュナウザーのパピルスが息子としていて、

ただいま、科学者の卵として、神楽町の東部、イーストサイエンス大学研究所の寮にいるのです。
幼少期の悲しい
ホワイトシュナウザー、サン太の死亡
事故で、
三木龍馬氏の祖父と、父親は、
ミニチュアシュナウザーのブリーダーの三木センチュリオンで、
ホワイトシュナウザーを、サンタの事故以来は、育てなかったと、ミージイサンは、聞いていて、

三木龍馬氏が、サン太の供養の為にもと、ホワイトシュナウザー解禁をして、
ちょうどその頃のタイミングで、

ミージイサンは、歳をとったので、
定年退職後、
ゆるゆる、小学校の用務員さんのアルバイトに応募しました。
子供もいないしと、亡くなった奥様と、三木センチュリオンから
ホワイトシュナウザーのパピルスを家族として迎えました。

夫婦、どちらかが先には亡くなるものの、ひとりになっても、家族がいますように。と。

それで、ミージイサンの奥様は、亡くなり。

ミージイサンは、一緒に住んでいないけど、息子になった優秀なパピルスとふたりきりの家族なので、
もしも。。。もしもワシのパピルスが、突然不慮の事故で亡くなったら。

と、急に思うと泣けてきたのでした。

「ナニナイテンノヨウ
ミージイサン、
シュナボーノオジイサマモ、ゴイッショ
「ジイジイ。座っていい?ビーナスが、喉かわいたー、喫茶店いこ〜って、引っ張ってきたけど、席、空いてないんだもん。
ニコニコしながら。
シュナ坊が、ヴィーナスに連れられて、学校帰りに、南風にやってきました。

ミージイサンと、浅見先輩と、三木龍馬氏で、四人がけのテーブルに、スタッフさんが、子供用の椅子を持ってきてくれました。

「モシカシテ、ダイジナオハナシデシタカ」じい様三人そろい。ハッ、とヴィーナスは、気づいたのですが。

「南風で、内緒話は、できんだろー、こんな混み合ってする方が、オカシイぞい。
ミージイサンは、言いました。

「ま、大事な話しなんだけど。。。シュナ坊、ちゃんと、お金、持ってきた?
三木龍馬氏が、シュナ坊に聞くので、

「シュナベーハ、アタシノオツキアイダイキン。シュナベー。」ヴィーナスが、苦笑いしました

「ヴィーナスが、いつも、奢ってくれるの。疲れたー、喫茶店いこー、とか。喉かわいたー、喫茶店いこー、とか、学校の帰りの会が終わって、ヴィーナスに児童会の会議がないとか、お仕事がすぐないと。南風に、よく引っ張られるの。ヴィーナスは、喫茶店ババアだし。

シュナ坊が言いました

「今日は、シュナ坊のも、ヴィーナスちゃんのも、ジイジイが、支払い出すからね。ヴィーナスちゃん、なんかいつも、悪いね、、、あまえんぼうだからね、シュナ坊は。
三木龍馬氏が、ヴィーナスに、お礼を言うと、
ヴィーナスは、「イイエー、アタシガシュナボーヲカクホシテ、フリマワシテシマイマスカラ。
アハハハハ。

と。賑やかなテーブルには、南風のマスターのハリネズミのグーがやってきました。
「オヤ?こんにちは、いつもありがとう。ヴィーナスや。ミージイサンのお友達?」

「トユウカ、シュナボーノオジイサマト、オジイサマノオトモダチ。

「オヤ。どうも。ご来店ありがとうございます。
南風のマスターのグーです。


三木龍馬です。シュナ坊がお世話になってます、お洒落た
センスのある雰囲気がいい喫茶店ですねー、
カフェというのかなー、でも、お得というのか、そのギャップがいいですね〜、
コーヒーを頼んだのに、ピーナッツやら卵やらクッキーやら。

わしが、神楽町から、引っ越してから出来たんだね。


「名古屋出資で、名古屋の喫茶店文化です。週によって、ランチタイム後は、サービスも違いますよ。
兄の、シェフのピースと一緒に、
名古屋から出てきて、最初、福の神タチバナさんのお店で修行して、それから独立して2年ぐらいにはなりますかねぇ〜。
シュナ坊ちゃんのおじいちゃん、て、ことは、お料理研究家の三木ローズ先生の旦那様?
グーは、
いつもシュナ坊、シュナ坊と呼び捨てのくせに、
シュナ坊ちゃん、と三木龍馬氏の前でマスターのグーがいうので、シュナ坊もヴィーナスも、気持ち悪くなりました。

三木龍馬氏の奥様のカリスマ料理講師の
三木ローズ夫人は、料理人たちの憧れです。

グーの目もキラキラ輝いています。

ミニチュアシュナウザーに似た
優しそうな品の良いジェントルマンな三木龍馬氏と

いつまでも可愛らしくて若々しい人気者お料理講師の三木ローズ夫人は

とってもお似合いのご夫婦です。

「そうですね〜、妻のローズもいま、久しぶりにシュナ坊が元気にしてるかって、顔見にきたところです。
セーギ。。。あっ、ミージイサンとは、神楽町生まれ神楽町育ちの幼なじみじゃし。こっちの浅見先輩も。小さい時からみんな友達。

「わしも、最近、喫茶店行ってなかったけど、なかなかいいもんじゃね。」浅見先輩が言いました。

「マスタ。。ホット。」ヴィーナスが、いつものようにコーヒーをオーダーすると、

「ヴィーナスちゃん、遠慮することないのに、いつも、シュナ坊がお世話になります、なんでも食べていいのに。
三木龍馬氏は、ヴィーナスが、子供なのに、ホットしかオーダーしないのにびっくりしました。

早めな
クリスマスと、混ぜ混ぜシュナ坊と、よつごの福の神の福の神家での誕生日パーティー
こないだのパーティーでも、

確かにヴィーナスは、コーヒーを飲んでいましたよ。

でも。ジュースやら、スイーツ、もちろん切り分けたシュナ坊とよつごのバースデーケーキも食べていたので、

まさか。子供が、ホットだけ、って渋すぎる

シュナ坊がスイーツばかり。
三木龍馬氏家族のミニチュアシュナウザー達も、スイーツか、ミルクやココアやジュースやらで、

コーヒーをオーダーする子供にびっくりしました。

マスターが、笑って、
「こー見えても、ヴィーナス氏は、違いがわかるんです。やたらコーヒーにうるさいんです。
香りを楽しむ飲み物らしいですな、ヴィーナス氏に言わせると。

「んじゃ、ジイジイ、なんでもいいなら、プリンあらどうも。
と、ソーセージ。」シュナ坊が言いました。

「プリンアラモードデショ。ナンカイマチガエルノアラドーモ、アラアラ、ア・ラ・モード
ヴィーナスが、呆れます。

「通じるよー、通じるよ。あらどうも。ポットペトルも通じるよ。

シュナ坊がちいさいので、ペットボトルをポットペトルやら、

エレベーターとエスカレーターがこんがらがったり、エレベーターが、エベレストになっていたり。

「マスター、スプーンとフォーク2個ちょうだい。どうせ、ヴィーナス、甘いのいつも盗むし。
ソーセージも、何個かあるし、半分こする。あと、フルーツヨーグルトね。
ヴィーナスとふたり分だから足りないし。それに、ウチのジイジイがお金払うから、

「おー、今日は、お兄さんだね、シュナちゃん。
子供用のかわいらしい
スプーンや、フォークを、ヴィーナスと、シュナ坊の前にそろえた
マスターが、シュナちゃんというので、

いつも呼び捨てのくせにー、なんか、キモー。

「ヴィーナスちゃんは、こないだのアザラシちゃんと、二人暮らしなの?」

三木龍馬氏がヴィーナスに聞きました。

「アザラシノフクチャント、ミナミシンマチニスンデマス。
アタシモフクチャンモ、シゴトシナガラガッコウデス

神楽町には、働きながら学校へ行く、既に就労児童がいるので、子供のみで暮らす親から独立した子もなかにはいるのです。

福の神天職プロジェクトで、

個別の素質や資質、長所を社会に生かして

働く本人も社会もお客様も神様も、みーんな喜びましょうの精神で、

早くから、自分の社会の役割を自覚したり、生かしたり。福の神のもと、面談、筆記実技や試験を受け、

福の神の元に預けられ、福の神丁稚奉公。

親元から離れ、卵やらプロフェッショナルやらと、影なり日向なりして

神楽町で働く子供がいます。
親も、福の神の元なら、エリート。将来困りませんし、安心して自立を早くさせる人々もいました。

「かわいらしいねー、うちは子供いないけどさ。
嫁さんが、嫌いじゃないけど、、、産んで育てるまでは好きではないみたいだし、
あ、よその子なら、責任ないからね、可愛がるんだけども。。。
わしも、特に、仕事が忙しくて、子育てできるわけなかったからさ。
うちは、あえて、子供作らなかったんだけど。。。セーギんちは、パピルス君がいるし。
なんか。。。わしも、子供いても、良かったかな。
今からでも。。。わんちゃんと暮らそうかな。。。妻も、犬は好きだし。
ヴィーナスや、シュナ坊が、キャッキャはしゃいでるのを、

浅見先輩が羨ましそうに見て言いました。

浅見先輩は、元ジャーナリストで、

いまは、ジャーナリストや、記者の育成や指導を、奥様ともしています。
奥様も、元ジャーナリストで、

浅見先輩とは、夫婦別姓だし。
浅見先輩も飛び回る性質の性格や仕事で、わずらわしい、ビイビイビービー仕事が忙しくてかえってこないだの、メソメソめそめそした依存的な
女性ならば、いっそ、夫婦別姓だろうが、
奥様の倉橋麻美さんみたいな、女性がさっぱりしていて、いいと結婚したのでした。

「じゃ、チワワちゃんなんて、どう?
テヘッ。シュナ坊は、からかうように、ヴィーナスの方をチラッと見ながら浅見先輩に言いました。

「んぎゃ。
チワワは、嫁さんが、ヤカマシイのに。。。怒るよ。家に嫁さんが、2人いるみたいじゃん。

ムギュッと、ヴィーナスが、
ナイショで
手をシュルッとのばして横に座っていたシュナ坊のおしりをつねりました。

ま。それはそれ。。。

どうも。。。クライド・フォレスター氏の弟さんと、

浅見先輩が、新人記者時代に、インタビューしたんじゃないか、、

三木龍馬氏も、クライド・フォレスター氏のお見舞いで、

甥の、西園寺玲泉氏が言うには、母親の桃子の一家が、セントラル美術大学の学生時代、

クライド・フォレスター氏の弟のひかるさんと同棲していて、

桃子と、桃子の家族が、悪徳宗教の、北斗山水から、洗脳を目覚めさせて、

救った、という話しでした。

やはり。。。。

北斗山水という、新興宗教は怪しい。

北斗山水からの、信者の救済活動をメジャーにしていた
音鳴り町の、音鳴り病院の、ビアンカ院長先生も、車に細工をされて、

命をねらわれそうになり、実際、ビアンカ院長先生は無事で、

ビアンカ院長先生の車を盗んだ実の父親が、
その車で事故死したし。

クライド・フォレスター氏は、もう、音鳴り町の病院をそろそろ退院するらしいので、

アポを取って

音鳴り町の病院に、退院のお祝いと、

弟さんの行方捜査の情報提供に、

お伺いしようか。と、いうことになりました。

ヴィーナスちゃん、福ちゃんも呼んで、
私たちがいるときは、だいたいローズが晩ご飯をつくるので、
福の神さんちに。
夜ご飯食べに来たら、と、三木龍馬氏は、言いました。

「キモチハアリガタインデスガ。イキタイケド。。。コムスメガ、ソノ

「小娘?」

「アノ。。。オニミタイナ、チビデス。ワタシヲミルト。。コウソクシタリ、ストーカースルノデス。トホホ。。

「ちーちゃんだよ、見てたでしょう、オジイもさ。パーティーの時に、僕が、チワワの他の女の子のはなしをして、ヴィーナスも、僕も、
クリスマスパレードが、チーム一緒だね、って言っただけで、ぎゃーぎゃー、怒り出した

「あー、、そっか、、
あ、あはは。、。あれは。。。スゴイね。。あのチビチビが、寝てる時にどうだい。
ふだん、かわいそうだけど、他の人の
食べものがらあるから、タチバナちゃんの、お部屋に入っているでしょ、チーコちゃんは。」

ローズが、ごはんをつくるので。。

少しでも、みんな、たくさん一緒に食べると
私達も嬉しいしね。


三木龍馬氏は、優しく、

まだまだとても
ちいさいのに、
遠く親元から離れ、神楽町に、働きにきている、ヴィーナスや福ちゃんを気づかって言いました。





2019年04月24日

さよならクリスマスキャロル。79三人で集まる。。。

「えっ、
いいのー。」、金星人
グリが、地球の神楽町にいく準備中に、
地球にいるヴィーナスからテレパシーがあり、


シュナウザーが、ホシノカケラや虹のかけらをくれたので、
御礼として、シュナ坊のおばあちゃんの、
ローズ夫人が、グリの好きな甘いものとラザニアを作ってくれることになり、

シュナ坊のお姉さんのイチゴ姫が、グリのクリスマスパレードの、サンタクロースの衣装を縫ってくれることになりました。
子供の将来をみんなでお祝いする。。
1人でも。クリスマスパレードの参加者が、多い方がいいので。

わぁ〜感激。

シュナ坊に、お兄ちゃんお姉ちゃんがいたんだ。よく考えたら、そうか。
それもそうだわね。

ヴィーナスからは、また。
そうそう。
最近変わったこととして。
こないだ、グリが探してくれて。
以前にいなくなって見つかった、福の神家の大食いチワワちゃんの赤ちゃんのちぃちゃんが、チーコという名前が決まったと、いう話も聞きました。

相変わらず、チーコは、大食いで、

ヴィーナスが、大好きで。

ねぇ、グリ、グリにあの小娘、チーコの、片思いを誰かになすりつけたい。
ウーン。
ヴィーナスは、とっても、
私は幸せだけど、チワワの小娘。あれだけが悩みなの。

嫌いじゃないんだけど、小娘は、強引だし。
ちょっと、女の子と喋るのを嗅ぎつけると滅茶滅茶狂ったように怒るし。

もちろん、チーコも知ってるような、
クラスメイト、蜜蜂ハニーとか、シーズー犬のボタンとか、ザックバランでフレンドリーな女の子なら、いくら可愛くても安心して問題はなく、いいけど。

ちょっとでも、謎めいた、未知の知らない女性や、女の子らしくてちっちゃな女性だと。

チワワ独特目がとれそうなぐらい目をむき出しにして、ギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンヤキモチが、
オッカナイし。
短気ですぐ怒るのはそりゃあ。
あたしも人の事は言えないけど。
いつまでもうるさいし。
つきあってもないよー。
彼女じゃないし。
だけど、おもしろがって。
まわりからは、
彼女とひやかされるし。
赤ちゃんのくせに。おこリンボのあたしすら。
赤ちゃんだから、かわいそうで、怒れないし。
あちらが、一方的に。ヴィーナスを好きなだけで。
まわりからは。
似たようなもんじゃん!
ヴィーナスだって、チワワみたいな顔して。
BOSEな方の髪の短いスムースチワワ、チーコと一緒だし。
と、あはははーーと。
それこそ、チワワ同士のチワチワな夫婦喧嘩痴話喧嘩、とか、あははは〜、と。
ギャグもイイトコじゃん。って
大笑いされてからかわれるし。
楽天的で気ままな
ヴィーナスには、珍しく、

愚痴と悩み相談を、グリにしはじめ。。。

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だけど、グリは、ヴィーナス。。。やりたい放題、自由気ままな奔放なあなたは、
たまには、ちょっと。ふっ、と立ち止まる。
歯止やくさびがないとだめよ。

向かう所敵なし!天敵なし、で、戒めなしだと調子に乗るし、

それより、弱みもないと。弱みと強みのブレンドのバランスで、人は魅力的で、イキイキするんだし。
ヴィーナスは、ちょっと性格的に仕切り屋でお殿や、お大尽なところが昔っからあるし。
ちょっとは、思うままにしていられないひとの立場になって考えないと。あなたには、いい修行じゃない。
それに。
ヴィーナスは、美術家、デザイナーとして。もう公人なんだし。
控えめにしないといけないところも、世の中にあるってこと。
なーんて。他人事を。
グリは笑うだけ。

そうよ、赤ちゃん、チワワちゃん、赤ちゃんチワワちゃん、で。

小さくて可愛いのを武器にして。

あたしだって、負けないぐらいに。小さくて可愛いのに。
イヤイヤ。。どー考えても。
あたしのが可愛いかしら。jp/_images_g/a15.png">

それにしても。。。グリめ。
グリはもてるけど、変わった人には、好かれた事ないから、。あたしの苦労がわからないんだわ。。。
グリめ。
ちっちゃいのを武器にして、
きゃんきゃんやかましいのに好かれてごらんなさい。加害者が、もしも。
大きくてキモいなら、周りも、かわいそうなヴィーナスって、真剣に相談に乗ってくれたりや、同情してくれて、しつこい変な奴だから、とストーカー扱いして助けてくれるけど。

狙ってくるのが、ちいさな
チワワの赤ちゃんじゃねー。。
こっちに勝ち目ないじゃん。いつも、
あたしがチワワの赤ちゃんに冷たくする悪い人みたいにさせられて。

まだまだ。。ヴィーナスの悩みは続くのでしょうね、
これからも。
多分な。




さて、一方、神楽町に里帰りした、

三木龍馬氏達は、昔の神楽町の友人に会ったりしていました。jp/_images_g/a3.png">
そんなおりに。
ところで、また、こないだ、居酒屋金曜日の夜で一緒に飲んだ元ジャーナリストの、浅見実咲先輩から、三木龍馬氏に電話連絡がありました。

神楽町から引っ越して、今は海外住まいの
三木龍馬氏も、神楽町にいる間は、お互い今度はいつ会えるかわからないし。
ついでなので、どっか、喫茶店でも待ち合わせしよう、電話じゃなんだし、と。
元ジャーナリストの
浅見実咲先輩は、
奥様の、倉橋麻美さんも、元ジャーナリストでしたが、
浅見実咲先輩は、むかし、

クライド・フォレスター氏の、弟さんの、ヒカル・フォレスター氏の通うセントラル美大の、買収問題の取材をしていて、

どうも、、、ヒカル・フォレスター氏に、会っているような気がして、と。

浅見実咲先輩は、新人ジャーナリストの時に、クライド・フォレスター氏の弟さんの通っている、セントラル美術大学の、
新興宗教。北斗山水が、買収するかどうかの事件のルポをしていました。

それが、どうもね、、、駆け出し記者取材当時のセン美大の生徒で、
かっこいい男の子で、名前を知って、へー、ハーフかぁ。

どおりで、イケメンさんだなー、と。どうも、名前は、はっきり思い出せないし、わざわざフォレスター財閥の御曹司とか、

自分で言ったわけじゃないから、フォレスター財閥の御曹司の、クライドさんの弟さんと気づかなかったんだけどさ、

どうも、会ってるわ!!!音鳴り町出身の、と、いう事で、三木龍馬氏は、浅見実咲先輩と、神楽町小学校のご近所さん、

こないだいった居酒屋金曜日の夜のお隣の、喫茶店南風で待ち合わせしました。

放課後時間、午後四時ごろは、ランチもおわり、おやつも終わり。まだまだビジネスマン勤務時間で、夕方6時閉店まで、

一番穏やかな時間帯だとは、思ったらけっこう混み合っていて。予約ができないお店なので。。。と、思ったら。

「おゝい。。。お龍。。」呼ばれたと思ったら、

窓側の席に、
既に、浅見実咲先輩がいて、ミージイサンの三ッ蔵正義も座っていました。

浅見実咲先輩が、南風に来たら、ミージイサンが、たまたま、小学校の休憩時間で、アイスコーヒーを飲みに来たらしく。
混んでいたので、相席に願いました。

ミージイサンは、カウンターでもいいけれど、なんだか今日は、誰か知り合いが来るような気がして、
それに、喫煙者用のテラス席もありますが、
さすがに、12月だから、テラス席はね。。

ミージイサンは、南風の常連さんで、顔見知りの常連さんもできて、相席がてら喋る事もあるし。
「ちびっこたちも、くる場合があるからね。」と、

チビ達は、

ヴィーナスやシュナ坊です。ヴィーナスが、南風のコーヒーチケットを持っていて常連さんなので、シュナ坊を連れて学校帰りに南風に立ち寄る事もありました。

「こないだ、の。隣の金曜日の夜の飲み会の続き。。。みたいだけど、ちょうど、セーギもいたし。お龍も来るから、、
だけど、ここ、ひっさしぶりに来るんだけど、、、お菓子やパンや雑貨を置いてショップができて。。。主婦や学生も増えたなー。」
浅見先輩が言いました。
「隣の居酒屋金曜日が、金曜日の夜にリニューアルして。。。こっちも雑貨やらできて。。。四時とか、凪の放課後時間、空いてると思ったら。最近は、いっぱいだしね。
ま。雑貨やらパンだけ買いに来る人もいるけど。コーヒー飲んでたら、浅見先輩が来るんで。。なんだと思ったら、お龍氏と待ち合わせかのう。
ミージイサンは、美味しそうにアイスコーヒーを飲んでいます。

「わ。相変わらずっ。こんなサムイのに。。えー、アイスコーヒーなんだなー。
と、三木龍馬氏は、あきれて。ホットが飲めないのかなというぐらい、

幼なじみのミージイサンは、昔っから寒かろうがアイスコーヒーを飲みます。

浅見先輩と、三木龍馬氏は、お店に香る珈琲の香りにそそられてホットにしました。

三木龍馬氏は、クライド・フォレスター氏のお見舞い状況と、クライド・フォレスター氏の弟さんの絵を、

お見舞いに差し上げたら、それが退院祝いになった、驚くべきこと。だと。。。

そして。浅見先輩が。。。

新人記者時代に、
もしかして、セントラル美術大学で、当時の、クライド・フォレスター氏の弟さんの、ひかるさんに、多分インタビューしていた、

北斗山水の宗教トラブルで、ひかるさんは、メジャーになり、救済活動をしていたとおもう、というと、

三木龍馬氏は、確かに音鳴り病院で、クライド・フォレスター氏の甥の、

西音寺玲泉氏が、
父親のひかるさんは、北斗山水の救済活動をしていて、
北斗山水から、被害者を多数救うのに貢献して、同棲していた
西音寺玲泉氏の母親の桃子さんも、

家族もろとも洗脳から解いて、目を覚まさせた、という話であります。

ジャーナリスト、浅見先輩が、のちのち、10年か、それぐらいたち。

他のジャーナリストの、同僚が、北斗山水に殺害された事件があり。。。

音鳴り町のビアンカ院長先生も。。。

北斗山水に命を狙われた一人であり。車に細工されて、たまたま、ビアンカ院長先生にお金の無心に来ていた
ビアンカ院長先生を捨てた
実の父親が、金の無心を断られた腹いせに

ビアンカ院長先生の新車を盗み、飲酒運転して事故死してしまいました。

北斗山水は、
そんな恐ろしい、宗教団体です。

もしかして。。。
ひかるさん、ひかるフォレスター氏は、

北斗山水に消されたのでは??!


浅見先輩、ミージイサン、三木龍馬氏は、

なんだか。。。そんな。気になってきました。



さよならクリスマスキャロル。78すべては、これでよかったの。

あのときもしも、あの出会いがなければ、自分は。。。

と、考えることがある反面にして。

あのときもしも。。


わたしが死んでいれば、わたしはあどけない、自分のままで、死ねた

と、何度か思っていた。クライド・フォレスター氏は、
軍用犬に襲われて瀕死だった過去の事件を考えると、

いつも。そう思っていました。あのとき死んでいれば、よかったのに、と。

つらい孤独な人生で。人に嫌われてひとりぼっちで。

だけど。。実は、サン太が、命をかけ、命をかわりに与えてくれた、という事に、75歳になり、やっと気づくと。

それは、大きな間違いで。。。
これで、よかったの、生きていてよかったのと、思えるようになれたんです。

サン太の存在が思い出されて。
サン太の愛情が。クライド・フォレスター氏を救い。

その他。点在する数々の幸運が身近にあることに気づいて。。。

そして、なにより。

サン太は、クライド・フォレスター氏の、自分の犬だったんです。

犬が苦手で、恐怖心を感じたのは、軍用犬に襲われて、だけではなく。自分の為に、大事なサン太の命が奪われたから。

だから、それがトラウマになって。犬を見るとモヤモヤしていました。

苦手で怖い。だけど、なんだろう、ほんとは実は好きなんじゃないかと期待する妙な気持ち。いつも、モヤモヤしていた。

サンタ太との、記憶を思い出し。遠ざけたかった犬。。。

クライド・フォレスター氏は、ガミガミがみがみ街や公共に、文句やクレーマーをしたり。。。

だけど。。。小銭はじゃまだ、フン、と、言って、わずか、小銭とは言えど、

困った人、災害や困った環境。

自分では、どうにもならない環境の、
クライド・フォレスター氏がそうでありましたように。クライド・フォレスター氏は、裕福な家庭財閥育ちではありましたが、

親に厳しいレールを敷かれて、長男のオリバーのスペアの予備保険扱いで育てられて。

子供は、どうすることもできない。

無力だ。
それを感じて、小銭は、時々スーパーで、チラチラと、じゃまだ、うざい、と、

募金箱に小銭は、少しづつ、寄付をしていました。

ほらほら、やっぱり、ね。

クライドさん。優しい、んだよ、ほんとはね。だって、

僕の主人なんだもんね。

もちろん、サン太は、クライド・フォレスター氏とともに見えないけど、いつも一緒にいましたし。いままで、それをちゃんと見ていました。

残念ながら、クライド・フォレスター氏は、サン太の存在に気づいてくれなかった時でも。


どうにか。クライド・フォレスター氏を、彼らしい人間らしい人生を、歩ませてあげなければ、と。

クライド・フォレスター氏に、生命を与えてくれた、サン太の責任でもありました。

「おめでとう。。。クライドさん。。、よかったね、、。

音鳴り町病院の、小児科の、入院患者、ホワイトシュナウザーの、幼児。ひかるちゃんは、ベッドの上で弱々しげに、でも、笑って、

クライド・フォレスター氏の、退院を喜んでくれました。


クライド・フォレスター氏はズキン、と、心が痛みました。

こんな、おじいさんが、元気になってしまい。

自分ばっかり健康になってしまい。
ひかるちゃんの目の前から消えようと、したんだけれど。

だけど、そうしたら、幼いひかるちゃんは、
急に、親しくしていた人がいなくなることに、
どう、思うことでしょうか。


三木龍馬氏が、ある日突然、サン太がなにも言わずに、家出したかのように。

ずっとずっと、、、もしかして、自分が嫌いだったんだね。。。僕は好きだったんだけど、と。

だから、ひかるちゃんには、黙って退院は、できないし、お見舞いや、これからも、

内緒で援助をと。

自分は、すでに死んでいてもおかしくないのですから。

ひかるちゃんは、さらにまた小さくなっていました。

「僕ね。クリスマスに、手術するかもしれないの。。。なんだかもう、そんな、元気がなくて。。。怖い。。

ボチボチ、お兄ちゃんのヨルザちゃんは、神楽町と、音鳴り町のクリスマスパレードで、

担当地区をハロウィンみたいに、サンタクロースになって練り歩くんだって。。

ひかるちゃんは、一生懸命、クライド・フォレスター氏に、クリスマスパレードを説明しました。


知ってます。だって。。いままでは、クライド・フォレスター氏は、クリスマスパレードの邪魔をしたり、悪口を言っていましたからね。

だって。。。自分は、クリスマス産まれなのに、なに一つ、子供のときから、いいことがありませんでしたから。

浮かれていないで、サンタクロースなんか、いやしないだろうに。

あれは、商売用のじいさんのアルバイトだからな、小さな頃に、

クライド・フォレスター氏は、街のサンタクロースを見ると、そう言われてきては、

学校で、サンタクロースなんか、いないと、

親が夜に。プレゼントをおくだけだ、クラスメイトや、他の子供に、いいふらして、

クラスメイトの親から苦情が出たり嫌われてきました。

だけど、今年は、まだ会ったことがない、僕にそっくりの、

ミニチュアシュナウザーの、シュナレモン君というこが、

王様のもみの木の願い事の短冊の、にじのかけら、ホシノカケラを、くれて。

お兄ちゃんの、ヨルザちゃんは、

サンタクロースに会いたい、という、ひかるちゃんの願い事の短冊を、


王様のもみの木の願い事として、飾りにいってくれました。


嬉しそうにひかるちゃんが、クライド・フォレスター氏に言うので、

クライド・フォレスター氏は、

きっと叶うさ。

絶対叶うよ。

と、ひかるちゃんを励ましました。




2019年04月23日

さよならクリスマスキャロル、77ハローサンタクロース。ひとりぼっちの少年へ。

「グリガキソウ。
給食ビュッフェで、ヴィーナスは、サラダを食べながら周りの友達に言いました。

最近、まるくなったんで、ダイエットしようかなー、

と、ヴィーナスが、うさぎみたいに、サラダばっかり食べていますが、


今日は、メインディッシュも、スープも、それほどたいして、ヴィーナスの好物じゃないだけ。
気まぐれ。
明日、好物が出されたら、ダイエットはやめるでしょう。


神楽町小学校では、給食は、ビュッフェスタイルで。

メインディッシュと牛乳以外は、
サラダやパンやスープやお茶は食べ放題です。

「やったー。グリちゃん、久しぶり、元気にしてるかなー、」みんな、会いたいねー。

グリは、ヴィーナスの故郷の金星の幼なじみで、たまに神楽町にやってきては、

神楽町小学校に通った事もありまして。

神楽町小学校の臨時生徒さんです、

神楽町小学校では、寒い時期暑い時期に渡り鳥のように移動する生き物や、
ある期間になると、
親の都合で移動する子どもがいて、

臨時生徒さんを受け付けていました。
グリは、普段は金星住まいです。

ホントは、グリさんの親が、地球旅行大好きで。

グリのきょうだいは、何度か地球に旅行もしていて。

実は、地球に住むまで、全く地球にきたことがなかった
ヴィーナスより、グリの方が、地球に住んでいても、おかしくはないのですが、
運命というのは、不思議なもの。

「ローズおばあちゃんに言う。
グリちゃんに、虹のかけらやホシノカケラを送ってもらったし。御礼に、ローズ
おばちゃんに頼んで、お菓子かケーキをグリちゃんに作ってもらお。」、グリちゃんから、クリスマスパレードの、虹のかけらやホシノカケラを貰った
シュナ坊が言いました。

虹のかけら、ホシノカケラとともに、クリスマスパレードのサンタクロースを彫刻したシュナ坊

虹のかけらもホシノカケラのサンタクロースも逃げ出して、
ぴょんぴょんスキップしながら。
音鳴り町病室の入院患者のホワイトシュナウザーの、ひかるちゃんの元へいきました。

だけど、シュナ坊は、グリに御礼をしたいと思いました。

ヴィーナスは、
福ちゃんと、シュナ坊と、4人の福の神のバースデイと、早めのクリスマスパーティーに、こないだお招きをありがとう。
ヴィーナスは、
シュナ坊に、
福ちゃんと、
あのとき。三木龍馬氏の家族のシュナ坊の兄さん姉さん、

ポポロ、いちご姫、コモモとも仲良くなり。


ヴィーナスは、シュナ坊の兄さん姉さんに、今度上手に耳かきしたげる。スペシャルで、
と、約束したのでした。

「ばっかじゃないの、ヴィーナス。耳かきばっかりして。僕の耳の中も、ヴィーナスが、すぐ耳垢を取っちゃうし耳かきのし過ぎになってるし。ツルツル。」

で、自分が綺麗にしたくせに、綺麗すぎてツマラナイって逆ギレするし。


シュナ坊が、バカにすると、「スヤスヤキモチヨクテイツモネルクセニ
ヴィーナスは、掃除の時間が図書館や視聴覚室だと、


IMG_4378.JPG
パソコンで、
勝手に耳掃除の動画を見て興奮しています。究極の快楽は耳掃除、

ムズムズ。

視聴覚室のパソコンの動画を耳掃除にして、

イケイケ、ソコダー、
バカ。アブナイゾ、バカ、バカ、ミギッ
チガデルヒット
ミルフィーユ、ミルフィーユ。
と、ギャーギャー興奮しはじめるので、

最初先生が、
まさか、だれか、競馬でも見てるのかっ、
行け。行け!
だとっ。
と、慌てて叱りに行ったら、
ヴィーナスが、耳掃除の動画を掃除をサボって他のクラスメイトと、

わー、すごっ。でかっ。きもちいいね、あれ、
ギャーギャー、言って騒いでいるので、それはそれで、

むっちゃムッチャしこたまに叱られましたが、

近所の耳鼻科にわざわざ耳掃除を見に行ったり、アルバイトしたり。

耳鼻科の先生に、
センセーハ、ドーセ、ミミソウジガスキスギテミミノオイシャサンニナッタンデシュナ。
ドーブツガダイスキダトジューイサンニナルシ。

と、真剣に言っているのでした。

それは。。よぶんなおはなしと、しまして。

今度は、ここ。音鳴り町病院にて。


ビアンカ院長先生が、びっくりしたのは、

なんと。
クライド・フォレスター氏の、ガンが嘘の様に消えていたことです。


奇跡、こんなことってあるのでしょうか?

でも、昔から、ガンは怒りという説もあるのです。悲しみと怒りが奔流となり、絶望の淵で生きてきたクライド・フォレスター氏が、

まるで、クライド・フォレスター氏が生まれ変わるためにと、がんになったかのごとくにして。。。

あのとき。。。病室に、小さな天使のサン太がやってきて。クライド・フォレスター氏は、いつもひとりぼっちではなく。

いつも、サン太が、実は一緒にいてくれた事に気付いて。本来のクライド・フォレスター氏に戻り。

そうしたら、ガンはいつのまにか、去っていきました。

なんという奇跡でしょうか。それに、幼い日の、友人、三木龍馬氏との再会。

三木龍馬氏は、そうだったんだ。。。多分、祖父も父親も、幼いわたしには、衝撃の事実を伏せたのでしょうね。

犬に、襲われた、って。
祖父も父親も、わたしが、犬嫌いにならないようにと。

悪いのは、襲った犬ではなく躾けられない飼い主の主人に責任が全てあるのですから。

でも、サン太が、サン太がうちを嫌ってイヤになっていなくなったんじゃなくてヨカッタ。

主人のもと、クライドさんの元に行ったんですね。

わたしは、ちいさなサン太が、他の三木センチュリオンのミニチュアシュナウザー親子の中で、仲良く暮らしている様に見えたけど。

やっぱり、自分だけ、ホワイトシュナウザーで、ひとりぼっちが、悲しみと、
それが、イヤで家出したのかと気掛かりでした。

だけど、サン太は、本来のご主人の元へ行きたいから行った。それがわかって。ほんとうに、
よかったんです。

三木龍馬氏の優しさが、クライド・フォレスター氏の心に刺さり、じわっと溶けていきました。

なんて、愛にあふれているのでしょう。

いままでに。。
ずっとずっと、気づかない、サン太が、そばにいる喜びに気づかない愚かなせいかつを送ってきて。

だけど、考えてみれば、ちいさな時も、

お手伝いのマリーナは、優しかったし。
弟のヒカルも。

なんだか、クライド・フォレスター氏は、嬉しくなりました。

真っ黒のオセロも。。。パチンとたったひとつちいさな白いオセロをおくだけで、

たちまち、黒は白にみんなひっくりかえされていく。
そんな、例え、光景を見たように。

三木龍馬氏が、幼い頃、一度だけ偶然にもあって、

大事なサン太を実は譲ってくれていて。


そして。お見舞いまで、きてくれて。

そしてそして。。。弟のヒカルの絵らしき、絵を、お見舞い。。

と、いうか、お見舞いが、それが、再会と、退院祝いのプレゼントになるとは。

ガンも消え、

大切なものをいただき、いただくばかりで。

サン太。。。三木龍馬氏。
おーキナものを、惜しみなく与えてくれて、ありがとう。

なんだ、なんだ。
サンタクロースは、やっぱりいたじゃないか。

ほんとうに、ほんとうに、サンタクロースは、いるんだ。

ありがとう。

幼い頃、ミニチュアシュナウザーのサンタクロースと。

あと、サンタクロースのおじいさんを見た。
確かに。。確かに見た。

だけど、親に言ったら、叱られてさ。

いるわけない、どっかの店の。
商売の宣伝のアルバイトのじいさんだ、と。叱られて。

だけど、あれは、サンタクロースだ、と。

わしは。。どっか。望みをもち。

でも、否定されて。削られ消されて。

今度、わしは、

わしは。サンタクロースに、なりたい。

わたしは、サンタクロースから、こんなに、かかえきれないおーキナものを、

与えられていたのだから。




2019年04月22日

さよならクリスマスキャロル、76一炊の夢。

ピカッ。。。

音鳴り病院。クライド・フォレスター氏の病室で。。。


あっ。。。。クライド・フォレスター氏は。夢うつつと。まぶしくてまぶしくて、一瞬まぶしすぎて記憶を失いかけ、はっ

ここはどこでしょう??霧と謎に包まれた不思議な無限、夢幻空間で。。、


わたしは、死んだのかな?
死んだのなら、死んだので。随分楽に死ねたもんだな。

あっけないな。。。
さっきまでいた、みんなは、何処へ行ったんだろう。。

不思議だなぁ?

モヤモヤした霧の中でひとり。。。

すると。。。

あっ。。。目の前には。。?あっ、、、

フワッ。。

サン太

サン太だっ。

そこには、あの日のホワイトシュナウザーの仔犬がいました。

サン太です。

ただ、サン太と違う事は、サン太の背中に白いエンジェルの羽根が生えていました。

エンジェルのサン太は、フワッと、飛んでいます。

そうか。そうだったのか、みんな居なくなり、

サン太が、現れて。やはりわたしは死んだのだ。。。

やっと、気づいてくれたね、そのときサン太が言いました。

「きみは。サン太、なんだろう。そうなんだろ?」

クライド・フォレスター氏は、言いました。

ふわふわ。。羽根をパタパタさせて。。。

「やっと、僕に気づいてくれたんだね。ずっとずっと。。。そばにいたのに。
ずっとずっと、この時を長い時間かけ待ってた。
サン太は、嬉しそうにしっぽを振りました。

「だけど。。。待ってくれ。。そんな。。わたしは、ずーっと、犬が苦手なのは、軍用犬に襲われて、それがトラウマになってた、とばかりに思ってた。勿論、酷く噛まれてそれもあるけれど。。。その時に、その時に、サン太が、助けてくれて。。。それで。。君は。。。わたしをかばって。。。そんなわたしに。。怨みや憎しみしかないはずだろう。。君には将来があった。まだまだあどけない仔犬で。。。

「ご主人を守るのは、あたりまえでしょう。」サン太は、相変わらず、しっぽを嬉しそうにフリフリ。。。

「ご主人。。。って。。。わたしは、確かに、あなたみたいな犬との生活を夢見ていて、リクエストだ、
と、リクエストしたけど、却下された。弟のヒカルも一緒に、と、懇願したけれどもね、」

「あなたは、私のご主人になる運命だったから。
だから、主人を守るのはあたりまえ。」

あのときは幼すぎて恐怖の記憶で、ただ、軍用犬に襲われた、と。

だけど。。薄らいだ記憶の中で、わたしをちいさいながらにかばうものがあり。

少しづつ少しづつ。。。思い出す。

父親が、慌てて猟銃で軍用犬を射殺したときはもう、サン太は、生き絶えていて。

あんなに小さなサン太を、、死なせてしまった。
あのときは、どこからともなくに、サン太があらわれて。

ほんとにわたしをかばうかのごとく。

警察で、処理をされていたときに、警察に、サン太の行方不明の飼い主の捜索願があり、、
父親は、犬代を支払うし、うちのせがれの命が助かったわけだからと、慰謝料も、と

その家族に言ったようだ。しかし、、その家族は、
うちの犬が勝手に家を出たのだからと、お金の受け取りを拒否したが、

少したち、あの、サン太が、亡くなった事を病院で知った。

幼いわたしは、じゃあ、あれは、僕の犬だ。
僕の犬だよ。。。と、クライド・フォレスター氏が、父親に泣いて言ったので、

さすがに、犬嫌いなクライド・フォレスター氏の父親のジェイ氏も、もしも、あの仔犬がいなければ、息子は亡くなっていましたし、
と、
ホワイトシュナウザーの飼い主さんが、ブリーダーだと知ると、
どうにか、犬代だけでもと、
息子は、あの仔犬が自分の命を救ってくれたので、ちょうど、あの仔犬みたいな、犬が欲しいと懇願していました、
これもご縁だと、

息子がそう言っております。と、犬代をどうにかして、飼い主に、おいてきたのです。

だから、こんな形だったにしろ、サン太は、
クライド・フォレスター氏の犬で、

もしも、サン太が亡くなる目にあわなくても、やっぱり、サン太のご主人さまは、クライド・フォレスター氏で。。。

だけど、三木龍馬氏の話しだと、

三木センチュリオンの、ミニチュアシュナウザーのブリーダーハウスで、のちのち。
サン太は、ホワイトシュナウザーのお嫁さんをもらう、予定だったとか。。。

だけど、サン太は、それでも、

なにが、おころうと、
クライド・フォレスター氏とめぐり合い、あなたは、わたしを選ぶ運命はいつも変わらないのですよ。
と、やっぱりしっぽを振っていました。

三木家が、嫌になって、三木家から飛び出したのではなく、
大事な主人の命が危ないから飛び出したんです。

わたしが、主人を守るのはあたりまえ。

それから。。。わたしは、いつも、姿は見えないでしょうが、


ずっとずーっとあなたのそばにいたのです。
あなたは、残念ながら。。。


長い間、わたしには気付かない生活をしておられ、心を痛めていました。
ほんとうは、あなたは。。。
1人じゃないのに。

ずっとずーっと、どんなときも、ひとりじゃなかったのに。。。

だけど、いつか、あなたは、わたしに気づいてくれるのを信じていましたから。
あなたらしくなれば、あなたは、必ずわたしに、気づくのです。
クライド・フォレスター氏は、小さな頃から、父親に。
サンタクロースが、いないと否定されて、

クリスマスが誕生日で。.jp/_images_g/a2.png">
クリスマス産まれなんて、チャラチャラと。。年末年始の忙しいときにと疎まれて。

長男、オリバーの総領息子のスペアの保険とレールを敷かれて。



クリスマスと誕生日を一緒にお祝いされる悔しさも知らず。。。

なに一つ子供らしく楽しくもなく。。

だけど、やっぱり。サンタクロースが、いないと言われても。。
ちゃんと、
サンタクロースは、いたのだから。
ほんとに、
きづかないだけでね。
あの日、サン太が、身を盾にし、クライド・フォレスター氏を守り。
実は。いつも、そばに、サン太がいて。優しいヒカルもいたのに。

手を伸ばしたところに、実は。
暖かいプレゼントは、そこかしこにあり。

きづかなかった。
お金で買えるものも、買えないものもたくさんの喜びにあふれていたのに。。
「もっともっと。。。わたしが、早く。ありのままのわたしに、気づいていたら、、もしも、、素直に。子どものときに、サン太とともに少年時代を送っていたら。、。」

もしも。サン太が、うちに来て。。一緒に暮らして。

そしたら、人生には、どんなことが、起きていたのだろう?

サンタクロースが、いる。わたしが、もしも。。
そんな、しあわせな、少年だったなら。

だけど、きづいたころには、もう歳をとり、わたしには、もう、時間がないのに。

しかし、サン太は、首を振り、

これからなのに、いまから、なのに。と。

やっぱり。しっぽをふるわけだ。

そう。。。

ハッ。。。またまた、いつの日かの、あの。天使の歌声を聞いたかとおもうと。。。

クライドさん。クライドさん、クライドさん。。、

クライド・フォレスター氏は、目を覚ましました。

気づくと、そこは、元の病室にて。。。


ピカピカひかって。

キラキラと。

クライド・フォレスター氏、
西園寺玲泉氏、
三木龍馬氏。
笑〜。、


天使のイタズラか。
みんな、同時に一瞬にして、同じ夢を見ていたようです。

一炊の夢にして。

あっ。

クライド・フォレスター氏は、ベッドから起き上がると、寒いのに、窓を開けました。

失礼、

ヒラヒラ、、、やっぱり、

天から舞い降りたかの様に。
一枚の、天使の羽根が、窓から入ってきました。




さようならクリスマスキャロル。75その時なにが起こったか?



ある日突然。三木家を出て行った、

白いミニチュアシュナウザーのサン太。。

サン太は、仔犬の男の子で、ゆくゆく、落ち着いたら、白いお嫁さんを迎えようとしていました。


三木センチュリオンには、コアラみたいな色の。夫婦と、当時は、赤ちゃんが4人いて、赤ちゃんに混じって、
ミニチュアシュナウザーの夫婦が、サン太の面倒をみていました。

音鳴り町病院、クライド・フォレスター氏の特別個室にて。

クライド・フォレスター氏、
西園寺玲泉氏
三木龍馬氏、
笑〜。
「祖父や、両親からは、サン太は、交通事故に遭ったって、聞かされていました。
サン太は、元気に暮らしていたけど、よそのミニチュアシュナウザーのファミリーに混ぜられて、パピーなのに、
自分だけ親子離され、三木家にやってきて、だんだん、それがわかるようになって、
三木家を飛び出したと思ってて。。。

「そうじゃないと思います。あの日は、、父親が、海外から帰ってきて。。。弟が、風邪をひいて、寝込んでいました。。
うちの母親のイライザは、、愛人の子ヒカルをうとましく思って、風邪が私にうつらない様に、隔離してお手伝いのマリーナに看病させていました。マリーナに、
お見舞いする、と言ったら、母親に見つかり、風邪がうつったらどうするの、
と、したたかに叱られましたから。」

「まあっ。。。
お母さんは、、、?失礼ながら、ヒカルさんに、つらくあたっていたの、、
笑〜は、小さな子供がつらく当たられることに心を痛めました。


「父親が、帰っていたので、角部屋でしたが、父親が仕事でいなければ、納屋か、屋根裏にヒカルは入れられたでしょう。。私は、ヒカルを差別することに、反対しましたが、母親に叱られました。
兄のオリバーや、母親のイライザは、父親に隠れてヒカルをいじめていましたから。
ヒカルは、愛人の子でしたが、私は恥ずかしながら、ヒカルの母親のハタチぐらいの祐希さんという女性を父親の書斎で見つけ、初恋の人でしたし。
それ以前にも、はっきりフォレスター家の惣領の長男と差別され、フォレスター家には、逆らえないけれど、、、私も反発をしていました。。。、だから、ヒカルとはよく遊んでいましたし。年子、、というか。私がクリスマス産まれ、ヒカルが、4ヶ月後の四月産まれで、歳も一緒みたいなものでしたし。。。」


「サン太は、、サン太が、いきなりうちからいなくなったのは。。。クライドさんに買われていき、それで、犬に噛まれて、、だから、うちの大人は、交通事故に遭ったって言ったんでしょうか?」
クライドさんに、
三木龍馬氏が訪ねました。


「いいえ、、、私は、私は父親に、五歳の誕生日に、ひと目見て気に入った、白いサン太ちゃんみたいな犬が欲しいと父親の、ジェイ・フォレスターにねだったのは確かです!!父親は、フォレスター一族の帝王学をこれから学ばせる五歳の誕生日に、金で買えるものなら、という記念のリクエストがあり、犬。と言ったら馬鹿にされたんです。

クライドさんは、悲しそうでした。弟のヒカルも、僕も四月にすぐ誕生日がくるから、クライドさんと合同でいいから、犬と暮らしたい、お金で買えるならなんでもいいって、
お父様は言ったじゃないか、って。。。

さっきから、ヒカルの息子。西園寺玲泉氏は、黙ってうつむいていました。

きっと、泣いているのでしょう。

その時でした。。。

「ねぇ。。。やっと、僕のこと、気づいてくれたんだね。。。」

ハッ。。。
どこからか、時々聞こえる天使のような、あの声がして。。。

クライド・フォレスター氏の、、、病室がピカッ、、、

まぶしくて、まぶしくて、みんな、目があけていられないほどに。。。ピカピカ部屋中が、まぶしくて金色の光に包まれあふれだしました。


そのころ。神楽町小学校。。。

グリからテレパシー?

ヴィーナスに、故郷の金星の幼なじみのグリからテレパシーがありました。

ねえ、
ね、、ヴィーナス!!
やっと、年末年始の、サプライズグッズをお客様に納めたわよ。

グリは、趣味で、サプライズな可愛い仕掛けを作るのがうけて、いまは、
趣味が、仕事に繋がっていきました。
グリエンタテインメントサプライズという祝福用のサプライズ、ワクワクと夢を売る!

幸せにさらに華をそえてが、コンセプトな幸せのお手伝いオモチャは、結婚式の時期や、クリスマスになると、超繁忙期になるようでした。

最近は。
カラフルな、お花のごとく蜂蜜キャラメル味のポップコーンが、はじけるクラッカーとか。。。
見た目も、綺麗で美味しくて。お部屋も蜂蜜のとろける香りで、で。が、売り上げが良く。

またまた、

秘密の宝箱。

幾つになっても、だいたいの女性は、
甘いものとキラキラしたものが、大好きな性質を利用して。

バレンタインじゃなく、反対に、やっぱり贈り物は、男性から、女性へ。

男性も、この女性のためにいろいろしてあげたいな!って。もともと男性の方が女性を、尽くしたり守ったり。。。

女性は、好きな男性から尽くされてうまくいく好きな男性には、どんどん可愛く尽くされ
ましょう
と、いうのがグリの狙いで。

シャイな男性が、お菓子の宝箱にキラキラした薔薇の形のチョコレートがあり、

実は。中には、

お母さんありがとう、誕生日おめでとう、
大好きです、だとか。

チョコレートの中にはカプセルがあり、カプセルを開けると、ホシノカケラのキラキラした、薔薇の形のアクセサリーと、メッセージが出てくるのでした。

あらかじめ。この薔薇にはトゲはありませんが、愛と喜びとワクワクが詰まった種があります。

種とは別にお楽しみくださいませね。
と、カプセルを飲み込まないように、注意を促すのでした。

もらった方は、一瞬、あら、フォーチュンクッキー、おみくじクッキー?

だと思って食べると、

びっくり。

特別に、プロポーズ用で、シャイな男性が、彼女へ、、、と、メッセージと婚約指輪を入れるタイプもありました。

まぁ。グリは、神楽町小学校の臨時生徒。

たまに、金星から神楽町に遊びにきたり、神楽町小学校に勉強にきますが、

年末年始のグリエンタテインメントサプライズの繁忙期に向け、

仕事でおー忙しいのをやっとひと段落つけたので、クリスマスもあるし。

福ちゃんも良ければ、しばらく福ちゃんとヴィーナスの、神楽町の海辺の白い家に遊びに行こうかなー。と、通信がありました。

グリ、ヴィーナスと。
金星人同士なので、ここはひとつ。カタコトカタカナ、じゃなく。ヴィーナスも、通常会話で。

「あら、グリ。神楽町小学校と、音鳴り町小学校の、合同で

もーすぐクリスマスパレードがあるし、そうそう、シュナ坊の元飼い主さんのファミリー、三木さん達もいま、神楽町の福の神さんちに遊びにきてるわよ。
より、モアベターおもしろい時よ。
グリもクリスマスパレードに混ざったら?

ヴィーナスは、ウエルカムです。

シュナ坊に、ホシノカケラ、虹のかけらをグリが送ってくれたお礼もあります。




グリの子守唄むかし話。かぐや姫編再び。




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ちゃんちゃらチャン。おしまい。



グリです。

かぐや姫。。。私は好きなんですが、ドーもイマドキの子どもの友人たちには、
評判が悪く。

かなり、性悪オンナラシイ。。

最初っから月に帰るくせに、結婚する気もないのに。。興味がない、鼻から相手にしない男性に、何人も!!!メチャメチャな要求をしといて。


んで、ヌクヌクちやほや、老人にさせときながら、ある日突然、いきなり。月に帰るとかって、なにそれ〜
だって。。。

まぁ、それって。子どもは、無償で可愛いから、親の愛で。幸せになれって自立するまで育て、

だいたい女性は、お嫁に行く、って。
事の象徴なんでしょうか。

おじいさんおばあさんが、ヨボヨボしてきて介護をしたくないから、ヤバイと思って、
かぐや姫は、逃げたんじゃないかね?と、

ヴィーナス達は言っております。

だって、その気がない男性を散々振り回し翻弄した女だよー。

自分の子どもじゃないのに育ててくれた老人の介護をする様な性格じゃないじゃん!って。。。

綺麗に育ったんだから。なんにも差し上げないで、じゃ、帰る時間だから、帰るっ。

とな。。

まぁ。シュナ坊も、かぐや姫が、
結婚を申し込んでくる男性達に、
あれ持ってこいな、これ持ってきたら結婚してやってもいいとか。。。

マボロシの、あってないようなもの、簡単に手に入るわけないじゃん!みたいなものを、
持ってこいと、言われた時点で、

女性に振られてる事に気付かない男性もアホだしなー。

それを、平気で言う詐欺師みたいな女に顔だけで惚れるのもどうかと??

と。まだまだちいさいので、シュナ坊は、あんまり女性にいまは興味がないみたいなんだけど。

今のところ、ドンナに美人でも。。。メチャメチャな女は、ヤダとゆうか、女性の外見だけになびかないところは、
シュナ坊の良いところですね。

あたしの持ってる絵本の、
いつも、綺麗なお姫様が出てきても、
評論、ワガママだと叩くシュナ坊。

かぐや姫をよしんば、嫁さんにしても。

こんな性格の女は一緒に暮らす女じゃないし。あとが大変だっ。

て、事をさっさと気づけ尻軽男たちめ、
だって。
働くだけ働かされて、あっ、あたし、

月に帰るからサヨナラー。って、最初っから重要なことを隠しといて、ドタンバで、わたし用事があるから、

シーらない。
って、まんまと、旦那が、働くばっかりでつまらない男だからとか、

家庭を顧みない男が悪い、って。
慰謝料を取れるだけ取って、バイバーイ。
美味しいところだけ、だってわたしはお姫様なんだモード、、、だな
って。。

性格なんだろーね、


と。シュナ坊は。。
あたしの持ってる、むかし話の絵本に、

ねー、ねぇ。グリちゃん。
むかし話ってさ。
日本も外国も、変わらず、イケメン美人が、

すべてよし、だよね。

昔っから、国境を超えて。。。
可愛いものは、許されるんだろーね?

みんな。だいたい主人公は、可愛いよね?
相手役も、可愛いよね?

って言ってきたから。

ま。、なんだかんだなんだかんだ。。

今も昔も、海外も日本も、共通して、結局人間は、魅力。魅力にワクワクするんじゃない?

って言っておいたの。

ものでも人でも、お話しでも、

魅力があるから、ひきつけられたり、興味を持ったり、魅力を感じざるを得ないものがいいんでしょうね。


お話しズレましたが。
かぐや姫は、、、娘は大事に育てても、
どんなに大事でも、所有物じゃないし。
宝を手に入れて。娘は、宝物だけれど。
いずれは、嫁に行く。。。
ってことが、いいたいのかな。

ん?最近は、嫁に行けない行かず後家やら、出戻りが多いですって?

それはそれは。。。

宝の持ち腐れですね〜え。