2019年05月09日
さよならクリスマスキャロル93クリスマスパレードはじまる。
クリスマス前の日曜日。
神楽町、音鳴り町境界王様のもみの木広場にて。
お約束恒例行事となりました、
神楽町、音鳴り町小学生の、
クリスマスパレードが開催されました。
メリークリスマスは、ご家族団らんで。
クリスマスの前は、今日、クリスマスパレードを。神楽町音鳴り町団らんで。
わーい
キャッキャキャッキャ。。と。
サンタクロースのコスプレや衣装をまとう
神楽町と、音鳴り町の生徒が、
みんなが、拍手喝采。
神楽町小学校生徒会長、マドンナ
笑〜が、神楽町音鳴り町の小学生のクリスマスパレードの挨拶をしました。
ここは、神楽町と音鳴り町の境界線の王様のもみの木広場です。王様のもみの木広場は
公園で、神楽町と音鳴り町をまたいで広がります。
公園のトレードマークな
大きな大きな大きな天まで届きそうな王様のもみの木には、
神楽町小学校と、音鳴り町小学校の生徒の、惑星のかけらに結ばれた短冊が鈴なりです。
公園の広間のホールでは、
今年のスタッフとなった父兄が。お茶や夕食の準備をしています。
今年は、寄付の関係でおでんと
天ぷらとゆで、または、焼きとうもろこしになりました。
あとは、ケーキです。
時間がないやら、父兄がお料理が苦手な場合は、
オーダーする年もありましたが、お料理好きなスタッフメンバーの場合
手作りになります。
今年は人気お料理講師ローズ夫人もいるし、
もともとのスタッフメンバーが、お料理好きな人々でしたので、手作りになります。
クリスマスパレードに、
三木龍馬氏や、龍馬氏の奥さんのローズ夫人、
家族のミニチュアシュナウザー兄妹、
ポポロ、イチゴ姫、コモモも臨時スタッフとしてお手伝いしました。
パステルカラーの雲の袋。。、いただきましたプレゼント入れの希望の袋と、それより小さなお金を入れる夢袋。
これに、担当地域の方々からの贈り物を入れて。
お金の袋を持つ人もいて、
贈り物が、お金や金券の場合は、そちらに入れました。
笑〜、茶目コ。普段いくら多忙なる二人も
このクリスマスパレードは、欠かさず今年も来ました。
ピンクのパステルカラーの希望袋、
笑〜、茶目コ。ヴィーナス、シュナ坊、
蜜蜂のハニー。
神楽町臨時生徒で、金星から来た金星人グリ。
それから、音鳴り町のメンバーは、偶然
音鳴り町病院に入院中の
ホワイトシュナウザーのひかるちゃんのお兄さんのヨルザがいました。
音鳴り町小学校からは、
ヨルザと、
牛柄チワワの女の子夢ちゃんと、オバケの男の子のサイモン。像の男の子のバレンシア。。。
ヨルザの弟の
ホワイトシュナウザーのひかるちゃんは、入院なので欠席メンバーです。
笑〜達の
グループは、
もも組の3グループで、ピンクのパステルカラーの雲のプレゼント袋でした。
グループの名前は、各種
ピンク、ミント、アクアマリン、、パール、レモン、などなどと。
雲のカラーで。組と、後ナンバーがあります。
神楽町も音鳴り町もともに。
街は。クリスマスも近くのいつもとはまた違う様な雰囲気が、
おめかしした様にきらきら輝いています。
今年最高の誰もがだいすきな
喜びを迎える期間はすでに準備期間からワクワクがあふれて、
おもちゃ箱や宝石箱をひっくり返した様な楽しさとおもしろさ、美しさにあふれかえっていました。
「こんにちは〜。よろしくねー」グループの子同士が、仲良く握手をし合いました。
担当地域の家をまわって、
各家庭からのプレゼントをいただきます。まわった各ご家族で、いただきました
プレゼントは、雲の袋に入れて。
プレゼントの
お礼にランダムな子供達のクリスマスカードをくじの様に引いてもらいますが、
クリスマスカードにはナンバーがあるのですが、
後日、当選ナンバーには、神楽町や音鳴り町の企業からの商品や、
お食事券や、神楽町や音鳴り町内のリゾートの宿泊券が当たります。
プレゼントをくれた家庭に、
クリスマスカードと、生徒が調理実習で作ったクッキーを配られます。
福の神の町の神楽町は、北部が、山地で温泉や宿泊施設がありますし。
笑〜は、自社のエステの券を寄付しました。
神楽町や音鳴り町の就労児童で、
高額納税者は、クリスマスパレードのイベントへのプレゼントの寄付があります。
ヴィーナスも、高額納税者になるので、
家庭で
ほとんど使わなくなってしまったコーヒーのサイフォンを寄付しました。
神楽町小学校の近所の
南風で、コーヒー豆を買っていましたが、
やっぱり素人が、入れてもなー、
マスターのコーヒーを飲んだら、
家で飲むのは美味しいけれど。。。なんかが足りないなーと、
最近は、ホコリをかぶってもったいないし。
だから、ほとんど新品同様ですから、
クリスマスパレードに寄付することにしました。コーヒーは、南風でマスターの淹れたてを美味し〜く、飲む。
で。。あとは、ヴィーナスの耳掃除無料券を寄付したので、シュナ坊が、
「サイテー、ヴィーナスは、他人の耳掃除、自分が喜んでやりたいだけなのに。僕の耳の中は、ヴィーナスが耳掃除しすぎてツルツルになるし。」
「ミンナヨロコブヨ。キモチイインダト
ミンナモアタシモヨロコブカラモンクナイモン」
もも組の3、
笑〜グループは、
つい昨日、音鳴り病院から退院したばかりの
クライド・フォレスターさんのお屋敷もまわる地域に入っていました。
以前までは、小学生のクリスマスパレードを、コジキと悪態をついたり、
だから、怖いしクライド・フォレスターさんのお屋敷を避けると、仲間はずれにしたとクレームを市役所にしたり。
じゃあ、どうするの??
と呆れた悪魔対応のクライド・フォレスターさんでしたが、
いろいろな経験が彼の財産や宝物になり、
今年はもう違いました。
今年は、既に、クリスマスパレードに、今までのお詫びとして寄付をたくさんあらかじめいただきました。
笑〜グループが、
担当地域の
クライド・フォレスターさんのお屋敷に行くと
クライド・フォレスターさんは、
みんなにみえない天使のサン太が、
お庭の
クチナシの、挿し木を何本か寄付しなよ。
クチナシは、天使が地上に持ってきた花だよ。とウインク
するので、サン太の希望通りに、クチナシの挿し木を何本か
屋敷に希望袋を持って訪れたサンタクロースの
もも組3のグループの子供達に寄付しました。
香りもいいし、縁起もいいし。
天使の花なので、と、クライド・フォレスター氏は、照れながら子供達にプレゼントします。
子供達は、喜んで、
ありがとう
クライド・フォレスターさん。
クライド・フォレスター氏は、退院してすぐに、
フォレスター一族の元お手伝いマリーナの孫のルーベラとマリンの言うように、
お庭のクチナシの木の根元を掘りました。
「ああ、
こんな、近くにいたんだね。」ちいさな動物の古い骨らしきものが出てきたのです。
クライド・フォレスター氏は、
ゆくゆくは、自分のお墓をマルベリー教会にと手続きをし、
ヤクザの息子も行方不明ですし、身寄りなしみたいなものなので、
お墓をマルベリー教会に決め、お墓の手続きをしました。生前からお墓をつくり、
出来たら先にこのサン太も自分のお墓に入れて弔うと決めました。
2019年05月08日
さよならクリスマスキャロル、92きっとどこかでサンタクロースが。。。
クリスマス前の日曜日。
神楽町と、音鳴り町の小学生のイベント。
クリスマスパレードの日がやってきました。
ところで。
昨日は。
音鳴り町の癌治療をしていた
クライド・フォレスター氏の退院でした。
しかし、クライド・フォレスター氏は、
ビアンカ院長先生から。、退院、
おめでとうございます、クライド・フォレスターさん。
と、退院をお祝いされまして。のち、
「もう、養父が危ないかもしれません。先に天国で待っている
養母が、お迎えに来ているって。」
科学万能主義の
ビアンカ院長先生が、そんなことを言いはじめました。
しかし。。。見えないエンジェルのサン太にずーっと守られて愛されて来たクライド・フォレスター氏は、
ビアンカ院長先生のその言葉には違和感がなく、スンナリと、
マルベリー教会にいらっしゃったのも、
ご縁だし、お見舞いに行く。
クライド・フォレスター氏は、
音鳴り町病院の隣り合わせ施設。富裕層老人達の施設があり、
そちらの、ビアンカ院長先生の養父の病室へ顔を出そうと考えました。
それから、
ホワイトシュナウザーの
小児病棟のひかるちゃん。
ひかるちゃんには、たびたびお見舞いに行くので、
行くたびに元気になるように。
ワシは祈る、と。
ホワイトシュナウザーのひかるちゃんは、早めの手術が必要で、
謎のサンタクロースからの寄付があり
怖いながらも、クリスマスイヴに手術が決まりました。
クリスマスが、クライド・フォレスター氏の誕生日という事をひかるちゃんは知り
じゃあ、
僕は良くなって、クライド・フォレスターさんのお祝いをするからね、
と。
だって。もう、謎のサンタクロースがあらわれて治療費をくださってる。
手術を受けなさい、よくなるからと。
姿は見せてくれないけれど、どこかで。
がんばってる僕を見つめて見守って助けてくれるサンタクロースがいる。
勇気を出すよう。
僕はもう、病気に負けない。
クライド・フォレスター氏は、サンタクロースに、会えるようにしてあげるからね。
と。ホワイトシュナウザーのひかるちゃんに言いました。
クリスマスイヴに手術、
手術の終わる翌日あさ、
幼い頃。
クリスマスにも近いある日、クライド・フォレスター氏は
いつの日かマルベリー教会で、見知らぬおじいさんに、
サンタクロースのふりをして、なぐさめられた事があり。ホンモノのサンタクロースに会ったんだと感動した子どもの日を思い出しました。
多分、どこかで、サンタクロースのケーキ屋かチキン屋のアルバイトの衣装を拾ったか盗んだかもしれない、
そのへんのホームレスが、新しい温かい服があると、サンタクロースの衣装を着ただけかもしれません。
認知症のおじいさんが、サンタクロースの衣装を着ていたずら心を出したのかもしれません。
でもね、クライド・フォレスター氏は
嬉しかったんです。
泥棒だろうと、ホームレスがだろうと、認知症のおじいさんがだろうと。
サンタクロースになって。幼いクライド・フォレスター氏に、
優しく温かい勇気をくれたことが。
サンタクロースだと。
無償に優しくしてくれる人がいた事が。
本当のサンタクロースに会ったのかもしれないし。。
だから。なんとなく、さりげない優しさが、
さりげない無償の優しさが、身にしみて。
自分もそうしたくなった。
クリスマスには、サンタクロースの衣装を着て
ひかるちゃんの手術の成功を祈り、ひかるちゃんの目の前にあらわれよう。
それが、ワシだって、ひかるちゃんにばれても。サンタクロースは、わしが化けてるってわかっても。
ひかるちゃんさえ助かってくれたら。
手術は、むずかしく。
助かるのは、五分五分らしいが。
こんな年寄りなワシでも回復に向かっているんだ、
人生これからの。ひかるちゃんが、だめになるわけない。。
ヤブの腕を、いやいや、名医の腕を信じよう。
クライド・フォレスター氏にしか見えない
エンジェルのサン太は嬉しそうにしっぽをふります。
そしてさらには。。。。
「クライドさん、ありがとうございます。」
ビアンカ院長先生が言いました。
ビアンカ院長先生は、日々戦場のように人の生死、死線を多忙にかけまわり。
人の生死。。は、あたりまえ、目のあたりにして。
だけど。。やっぱり。。
養父の死線をさまよう姿はこたえるのだろう。医者もやはり、血の通った人間。
クライド・フォレスター氏は、
音鳴り町病院の隣接の老人の施設の
ビアンカ院長先生の養父のラファエルおじいさんのお見舞いをしました。
ラファエルおじいさんは、ポヤポヤしています。子どものように。。。
認知症のおじいさん。。
あの日のマルベリー教会での出来事が、
嘘みたいなぐらい。
あんな頭がハッキリしていて明確に自分の罪を懺悔していて。
きっとあれは、
マルベリー教会で、神様がそうさせた。
クライド・フォレスター氏は、ラファエルおじいさんの手を取ると
ラファエルおじいさんは、
「神様。、、神様だ、このあいだは。。。わしは、嬉しいです。わしは。ありがとうございます、神様。」
神様??わしは、祭壇に隠れ姿を見せずにラファエルおじいさんに神様のフリをしたけれど。。
ラファエル
おじいさん?
「神様。生まれてきてよかった、みんなに会えてありがとう。」
ラファエルおじいさんは、一人でブツブツ言うばかりでした。
神楽町と、音鳴り町の小学生のイベント。
クリスマスパレードの日がやってきました。
ところで。
昨日は。
音鳴り町の癌治療をしていた
クライド・フォレスター氏の退院でした。
しかし、クライド・フォレスター氏は、
ビアンカ院長先生から。、退院、
おめでとうございます、クライド・フォレスターさん。
と、退院をお祝いされまして。のち、
「もう、養父が危ないかもしれません。先に天国で待っている
養母が、お迎えに来ているって。」
科学万能主義の
ビアンカ院長先生が、そんなことを言いはじめました。
しかし。。。見えないエンジェルのサン太にずーっと守られて愛されて来たクライド・フォレスター氏は、
ビアンカ院長先生のその言葉には違和感がなく、スンナリと、
マルベリー教会にいらっしゃったのも、
ご縁だし、お見舞いに行く。
クライド・フォレスター氏は、
音鳴り町病院の隣り合わせ施設。富裕層老人達の施設があり、
そちらの、ビアンカ院長先生の養父の病室へ顔を出そうと考えました。
それから、
ホワイトシュナウザーの
小児病棟のひかるちゃん。
ひかるちゃんには、たびたびお見舞いに行くので、
行くたびに元気になるように。
ワシは祈る、と。
ホワイトシュナウザーのひかるちゃんは、早めの手術が必要で、
謎のサンタクロースからの寄付があり
怖いながらも、クリスマスイヴに手術が決まりました。
クリスマスが、クライド・フォレスター氏の誕生日という事をひかるちゃんは知り
じゃあ、
僕は良くなって、クライド・フォレスターさんのお祝いをするからね、
と。
だって。もう、謎のサンタクロースがあらわれて治療費をくださってる。
手術を受けなさい、よくなるからと。
姿は見せてくれないけれど、どこかで。
がんばってる僕を見つめて見守って助けてくれるサンタクロースがいる。
勇気を出すよう。
僕はもう、病気に負けない。
クライド・フォレスター氏は、サンタクロースに、会えるようにしてあげるからね。
と。ホワイトシュナウザーのひかるちゃんに言いました。
クリスマスイヴに手術、
手術の終わる翌日あさ、
幼い頃。
クリスマスにも近いある日、クライド・フォレスター氏は
いつの日かマルベリー教会で、見知らぬおじいさんに、
サンタクロースのふりをして、なぐさめられた事があり。ホンモノのサンタクロースに会ったんだと感動した子どもの日を思い出しました。
多分、どこかで、サンタクロースのケーキ屋かチキン屋のアルバイトの衣装を拾ったか盗んだかもしれない、
そのへんのホームレスが、新しい温かい服があると、サンタクロースの衣装を着ただけかもしれません。
認知症のおじいさんが、サンタクロースの衣装を着ていたずら心を出したのかもしれません。
でもね、クライド・フォレスター氏は
嬉しかったんです。
泥棒だろうと、ホームレスがだろうと、認知症のおじいさんがだろうと。
サンタクロースになって。幼いクライド・フォレスター氏に、
優しく温かい勇気をくれたことが。
サンタクロースだと。
無償に優しくしてくれる人がいた事が。
本当のサンタクロースに会ったのかもしれないし。。
だから。なんとなく、さりげない優しさが、
さりげない無償の優しさが、身にしみて。
自分もそうしたくなった。
クリスマスには、サンタクロースの衣装を着て
ひかるちゃんの手術の成功を祈り、ひかるちゃんの目の前にあらわれよう。
それが、ワシだって、ひかるちゃんにばれても。サンタクロースは、わしが化けてるってわかっても。
ひかるちゃんさえ助かってくれたら。
手術は、むずかしく。
助かるのは、五分五分らしいが。
こんな年寄りなワシでも回復に向かっているんだ、
人生これからの。ひかるちゃんが、だめになるわけない。。
ヤブの腕を、いやいや、名医の腕を信じよう。
クライド・フォレスター氏にしか見えない
エンジェルのサン太は嬉しそうにしっぽをふります。
そしてさらには。。。。
「クライドさん、ありがとうございます。」
ビアンカ院長先生が言いました。
ビアンカ院長先生は、日々戦場のように人の生死、死線を多忙にかけまわり。
人の生死。。は、あたりまえ、目のあたりにして。
だけど。。やっぱり。。
養父の死線をさまよう姿はこたえるのだろう。医者もやはり、血の通った人間。
クライド・フォレスター氏は、
音鳴り町病院の隣接の老人の施設の
ビアンカ院長先生の養父のラファエルおじいさんのお見舞いをしました。
ラファエルおじいさんは、ポヤポヤしています。子どものように。。。
認知症のおじいさん。。
あの日のマルベリー教会での出来事が、
嘘みたいなぐらい。
あんな頭がハッキリしていて明確に自分の罪を懺悔していて。
きっとあれは、
マルベリー教会で、神様がそうさせた。
クライド・フォレスター氏は、ラファエルおじいさんの手を取ると
ラファエルおじいさんは、
「神様。、、神様だ、このあいだは。。。わしは、嬉しいです。わしは。ありがとうございます、神様。」
神様??わしは、祭壇に隠れ姿を見せずにラファエルおじいさんに神様のフリをしたけれど。。
ラファエル
おじいさん?
「神様。生まれてきてよかった、みんなに会えてありがとう。」
ラファエルおじいさんは、一人でブツブツ言うばかりでした。
2019年05月07日
さよならクリスマスキャロル、91クチナシの香る季節に。
「クライドさん。クライド・フォレスターさん、あなたに面会ですよ。退院のお祝いだって。。。」
ビアンカ院長先生が、クライド・フォレスター氏の病室にやってきました。
クライドさんは、着々と退院の準備をしています。
「三木さんかな?三木さん、退院のお祝いに来るって。。」
パアッとクライド・フォレスター氏の顔が明るくなりました。
「いや、私たちとおんなじぐらいの年齢の男性女性で、なんでも、フォレスター家のお手伝いをしていたマリーナさんという方のお孫さんみたいですね、」
「なんだって、あ、あの兄妹か、確か、ルーベラと、マリン。。」
ハッ。
友達が少なくできなかったクライド・フォレスター氏の幼い頃の思い出。
大人になった、おじいさんになった今でも。。。心の奥底に抱える幼き日の自分がいる事に、触れた様な気がして。
確か、ルーベラの兄に虫取りや木登りを教えて貰ったし、妹のマリンは活発な男の子みたいな子だった。。
しかし、しばらくして。フォレスター家の帝王学の為に、父親に友人を作ることや、
虫取りや木登りを、庶民派な遊びは下品だと禁じられた遊びで、
しだいに、兄妹は、フォレスター家には来なくなったんだ。
だけど、よくしてくれたし、太陽の恵みの元に育った兄妹がうらやましいなといつも思った。マリーナは、良い人だったし。
ああ懐かしい。。。
子供時代と言ったら、
お手伝いのマリーナ、その孫の兄妹。
このルーベラとマリン、
三木龍馬氏とのほんの一瞬のサン太を交えた出来事。
それから、弟のヒカル。
わずか、それぐらいが、子供時代の幸せな記憶。
クライドさんの部屋に、
クライドさんと同じ七十代ぐらいの白人の男女が来ました。
「突然、失礼します。。。最近、クライドさんをマスコミ記事で拝見いたしまして、懐かしくなりまして、
もっともわたくしたちは、下働きものがおこがましい限りです。」
兄のルーベラが言いました。
クライドさんが、寄付をはじめ、マスコミにインタビューされ、
公開捜査というか、
ハタチの頃に突然消えた弟のヒカル・フォレスターの事も、マスコミに告白しました。
これが、少しでも、
ヒカル失踪の糸口になればと思いましたし、
ヒカルの息子、西園寺玲泉さんも、マスコミに訴えかけました。
いろいろなマスコミとの関わりで、まず、
旧知の、
お手伝いマリーナの孫の
ルーベラとマリンが動きました。
クライド・フォレスターは、ヒール役の社会の嫌われものてましたが、
マリーナの孫の兄妹、ルーベラとマリンは、幼き無邪気なクライド・フォレスター氏の関わりしかありません。
以後は、主人と下働き、住む世界も違うし。。。それぞれ、成長して世界観が広がり深い接触はありませんでした。
「懐かしい。。。覚えてるなぁ。。みんな、じーさんばーさん、だけど。。」
クライド・フォレスターは、笑いながら、お互いに歳をとったなー、と。二人に言いました。
あの頃から分かれ目。。。
クライド・フォレスター氏は、
フォレスター一族の帝王学、しかもスペアの保険でしたが、、、幼い頃は無邪気だったので、そのままフォレスター一族の帝王学に染まりました。
しかし、クライド・フォレスター氏だって人間です。
だんだん、父親と、惣領息子の兄と、溝ができながらも、弟、ヒカルの様には自由に羽ばたけませんでした。
最終的には、フォレスター一族の崩壊と、崩壊前に、水面下で、フォレスター一族から逃げる準備をして逃げましたが。
「クライド様、、、
お元気になられてなによりです。
それにしても。。。ヒカルさんが、いなくなってしまったとは、、、ご無事でありますと、いいのですが。。」
マリンが言いました。
「うん。。。もう、歳が歳だし。。。諦めてもいるけれど、、、失踪した時に、同棲していた女性が、妊娠していたらしく、
息子がいる事がわかって。。
もしもいま。生存していても、私は、いちおう、社会に面が割れているし戻りたければ私を訪ねてくる。。だけど、なんの連絡もないし。
生きていたとて、消えたいからいなくなったんじゃろうな。。」
クライド・フォレスター氏は、ガンで入院か??と、マスコミで騒がれた。
SCANDAL雑誌や新聞マスコミは、嘘か本当かわからないが、
もしも、ヒカルが生きていてなんの障害もなければ、
まず、
クライド・フォレスター氏に、連絡があるだろう。。。
「クライド様。。。クライド様は、マスコミで。ですが。犬の話しをしていらっしゃいましたね。
」ルーベラが言います。
「うんうん、ワシが、犬が嫌いな反面、どっか、犬に襲われて、
瀕死の重傷でトラウマとなった、けど、どっか、、、犬が好きなんじゃないかといつも思えてきて。
違和感ばかり。
どうしてかわからんかった。。。だけど、、、
ホワイトシュナウザーが、欲しいって言ってて。。すっかり忘れていた、マリーナも、ホワイトじゃないけど、
コアラみたいな色の方のシュナウザーを、
確か、孫のクリスマスプレゼントにするって。。。で、シュナウザーのブリーダーに、マリーナについて行った事があったし。」
「祖母が、クリスマスに、ミニチュアシュナウザーをプレゼントしてくれましたよ。
そうですか、クライド様、クライド様は、、、ホワイトシュナウザーの事を思い出されたそうですね、」ルーベラが言います。
「もっとも。
謎が解けた、わしは、ワシの代わりにイキナリやってきて現われたホワイトシュナウザーの仔犬が、猛犬からワシをかばって殺された記憶を封印していた。
猛犬に襲われ、猛犬が、目の前で父親のジェイに射殺されたのを見て、犬が嫌いになったんじゃが。しかし、私をかばって犬が死んだのも、大きなトラウマになっていたんじゃ。」
かわいそうな事をした。
わしは、、、被害者になったばかりじゃなくて。。自分のせいで、
小さな命が目の前で絶たれた事に、
深いトラウマを負って
犬を避けていたんじゃな。
そして、マリンが、
「ヒカル様に。。。ヒカル様が、いなくなる前に聞いていたのかもしれませんが、、、
私と兄と。ヒカルさんは、、クライド様が、猛犬に噛まれて重症だった時に、
3人で、、、お庭に、そのホワイトシュナウザーを埋めて、お葬式を、、お弔いを致しました。。。」
「えっ、、、、うちの庭に?」
今度は、兄のルーベラが、
「ええ。その、亡くなったホワイトシュナウザーの遺体を、行方不明のブリーダーさんに、警察が連絡したそうですが、、
ご主人様、お父様のジェイ様が、
そのブリーダーさんに、ホワイトシュナウザーの代金と、慰謝料をお支払いしたみたいで。。。ブリーダーさんは、ウチの犬が家出した先での事故ですから、とお金を辞退なさいましたが、でも、
強引に、ブリーダーさんにお金を置いてきて、
クライド様が意識不明の時に、ヒカル様が、
クライド様と、自分の誕生日のプレゼントは、合同でいいから、犬が欲しいと言っていたのだし、
小さいお兄ちゃんと僕は、ちょうどこんな子が欲しかったんだ。
このワンちゃんは、小さいお兄ちゃんの恩人だし。
小さいお兄ちゃんの為に。このワンちゃん、、
僕がお葬式を出します。と、ヒカル様が引き取りました。
ブリーダーさんのおうちでも大切な子だったかもしれない。だけど。。。
僕は、小さいお兄ちゃんと、僕と、誕生日は、一緒でいいから犬が欲しい、
僕は、この子がいいって。
ヒカル様は、お父様が犬嫌いで、犬と一緒に暮らすのは反対だろうし、
小さいお兄ちゃんの命をかけて守ってくれたんだから、と。ヒカル様は、手厚くお弔いをするのが筋だと、
それで、息子の命を救ってくれたのだしそれもあり、ジェイ様が、ブリーダーさんにお金を置いて、ヒカル様は、ホワイトシュナウザーの仔犬の遺体を引き取りました。」
小さいお兄ちゃんと言うのは、ヒカルの、次男の兄のクライドさんの事です。
「ええ、。そんな事。。わしは、わしはナンにも。。聞かされていないし。
恩のある、ホワイトシュナウザーのサン太、、、記憶に封印していて。。
やっと、思い出して。」
「ヒカル様は、クライド様が、瀕死の重症で、、、
もしも、クライド様のご容態が回復され、あのワンちゃんの事を、思い出して聞かれたら。。。
亡くなった、と言ったら、犬の好きなクライド様が傷つく。。
もしも、あのワンちゃんの事を聞かれた場合は、遠くの人に引きとられた、って言おう。
と、ヒカル様は言いました。
しかし、クライド様は、あのホワイトシュナウザーちゃんの記憶を封印されていらっしゃいましたので、あえて、傷をつける様な事はやめよう、と。。。」
ルーベラが言うと、クライドさんは、
「それで、、、ヒカルと、ルーベラとマリンで、、、サン太を?」
マリンは言いました、
「はい。。。未だにお庭の隅に眠っていらっしゃいます。
あの、、、クチナシの花の木の根元に。。」
「な、なんだって?あの。。クチナシの?」
それは、初夏の頃に風邪爽やかに香る可憐なクチナシの木。。。
いつからか??
子供の頃から知らない間に、フォレスター家にありました。
ルーベラが、
「祖父が、選んでくれました。
クチナシは、喜びを運ぶ、今、幸せという花言葉があります。
クライド様が、意識を取り戻され回復に向かっているというので、
クチナシの白い花、美しい香りは、
あの、白いワンちゃんみたいで。。」
そうだ、、ルーベラと、マリンの祖母のお手伝いのマリーナの旦那は、庭師だった。
もともとうちに出入りしていた、マリーナの旦那のロバート。
出入りの庭師業者の
旦那のロバートのつてで、マリーナは
お手伝いになったのだ。
「妹と私は、祖父の庭師の仕事の雑用のアルバイトをお小遣い稼ぎに時々していましたから、
男勝りでも、マリンは女の子だし、花言葉なんか好きでしたからね、
私も自然と少しづつ覚えて。
それで、ヒカル様が、あのワンちゃんのお墓の目印に木を植えよう!と、お話をご提案なさいました。」
元フォレスター家にいたお手伝いのマリーナの孫の兄妹の、ルーベラとマリンの話しによると、
ワンちゃんのお墓をつくりましたが、
ワンちゃんが寂しがらない様にと
お墓の目印で、
白い可愛いワンちゃんみたいで、
クライド様が、回復に向かっていらっしゃる喜びも兼ねて。
花言葉も縁起が良いクチナシの花にしようと。
この、美しい喜びの香り高い花を、小さいお兄ちゃんを救ってくれたワンちゃんに捧げよう。。
クチナシ。口無し。口が無い、で、内緒。
クライド様からおっしゃるならば、
ワンちゃんの真実をお話ししますが、
クライド様が、ワンちゃんの事を記憶になくて、知ったら、
クライド様は、大変心を痛められるから。
小さいお兄ちゃんの命を救ってくれたんだから
石碑でも良かったが、だけどもしも小さいお兄ちゃんが、
ワンちゃんが亡くなった事を知らずに知らされたら、、、
どんな気持ちだろうかと。
それで、3人で、手厚くお弔いを致しました。
そうだったんだ。
知らず知らずに、毎年クチナシの甘い香りに癒されて。
風が喜びを運んでくるのさ。
悲しみを知らずに。。。
ハッ
そうか、
そうだったんだ、
クライド・フォレスター氏は、
フォレスター家から破産寸前で独立し、自分は事なきを得ました。
クライドさんが、何度か、父親のジェイや総領息子の長男オリバーに忠告しても、
しょせん、次男のスペアの保険のクライドさんは、まともに取り合われずに、
副業やら、水面下で勝手に独立の準備を着々として、フォレスター家から逃げ、
父や兄とは、
わざと大喧嘩をし、独立しました。
フォレスター家は、破産崩壊。
しかし、クライドさんは成功し。。また、フォレスター屋敷を買い戻したのです。
音鳴り町から出たのに。。。
わざわざ音鳴り町に戻って。
ざまあみろ、と、嫌味で、抵当に入った実家を買い戻した??
気持ちもありましたが、
もしかして。心のどこかに、、
気づかないけれども、
うちの、フォレスター屋敷の庭に、サン太が眠っているのを察知して
知らず知らずと、
なんだか、実家を買い戻したくなったのかもしれない。
みんなには、見えないエンジェルのサン太は、ニコニコ尻尾を振って、
クライド・フォレスター氏を見つめています。
退院したら。。。きちんと、、お墓を整えよう、
サン太のやつ、水臭い、教えてくれていれば、と、チラッとクライドさんは、
ルーベラとマリンニコニコきづかれない様にと
サン太の方を見ましたが、サン太は、、
簡単に教えたら。。クライドさん、
クライドさんは、もっともっと、
自分で、気づいて
いろいろ感じて経験して、、本当のクライドさんに戻って欲しいの。
経験は財産になるし、あっ、経験は、学び。
それを、文句タラタラ言うだけなのか、
はたまた、輝かしい
財産とするかは、
その人しだいなんだけどね。
ビアンカ院長先生が、クライド・フォレスター氏の病室にやってきました。
クライドさんは、着々と退院の準備をしています。
「三木さんかな?三木さん、退院のお祝いに来るって。。」
パアッとクライド・フォレスター氏の顔が明るくなりました。
「いや、私たちとおんなじぐらいの年齢の男性女性で、なんでも、フォレスター家のお手伝いをしていたマリーナさんという方のお孫さんみたいですね、」
「なんだって、あ、あの兄妹か、確か、ルーベラと、マリン。。」
ハッ。
友達が少なくできなかったクライド・フォレスター氏の幼い頃の思い出。
大人になった、おじいさんになった今でも。。。心の奥底に抱える幼き日の自分がいる事に、触れた様な気がして。
確か、ルーベラの兄に虫取りや木登りを教えて貰ったし、妹のマリンは活発な男の子みたいな子だった。。
しかし、しばらくして。フォレスター家の帝王学の為に、父親に友人を作ることや、
虫取りや木登りを、庶民派な遊びは下品だと禁じられた遊びで、
しだいに、兄妹は、フォレスター家には来なくなったんだ。
だけど、よくしてくれたし、太陽の恵みの元に育った兄妹がうらやましいなといつも思った。マリーナは、良い人だったし。
ああ懐かしい。。。
子供時代と言ったら、
お手伝いのマリーナ、その孫の兄妹。
このルーベラとマリン、
三木龍馬氏とのほんの一瞬のサン太を交えた出来事。
それから、弟のヒカル。
わずか、それぐらいが、子供時代の幸せな記憶。
クライドさんの部屋に、
クライドさんと同じ七十代ぐらいの白人の男女が来ました。
「突然、失礼します。。。最近、クライドさんをマスコミ記事で拝見いたしまして、懐かしくなりまして、
もっともわたくしたちは、下働きものがおこがましい限りです。」
兄のルーベラが言いました。
クライドさんが、寄付をはじめ、マスコミにインタビューされ、
公開捜査というか、
ハタチの頃に突然消えた弟のヒカル・フォレスターの事も、マスコミに告白しました。
これが、少しでも、
ヒカル失踪の糸口になればと思いましたし、
ヒカルの息子、西園寺玲泉さんも、マスコミに訴えかけました。
いろいろなマスコミとの関わりで、まず、
旧知の、
お手伝いマリーナの孫の
ルーベラとマリンが動きました。
クライド・フォレスターは、ヒール役の社会の嫌われものてましたが、
マリーナの孫の兄妹、ルーベラとマリンは、幼き無邪気なクライド・フォレスター氏の関わりしかありません。
以後は、主人と下働き、住む世界も違うし。。。それぞれ、成長して世界観が広がり深い接触はありませんでした。
「懐かしい。。。覚えてるなぁ。。みんな、じーさんばーさん、だけど。。」
クライド・フォレスターは、笑いながら、お互いに歳をとったなー、と。二人に言いました。
あの頃から分かれ目。。。
クライド・フォレスター氏は、
フォレスター一族の帝王学、しかもスペアの保険でしたが、、、幼い頃は無邪気だったので、そのままフォレスター一族の帝王学に染まりました。
しかし、クライド・フォレスター氏だって人間です。
だんだん、父親と、惣領息子の兄と、溝ができながらも、弟、ヒカルの様には自由に羽ばたけませんでした。
最終的には、フォレスター一族の崩壊と、崩壊前に、水面下で、フォレスター一族から逃げる準備をして逃げましたが。
「クライド様、、、
お元気になられてなによりです。
それにしても。。。ヒカルさんが、いなくなってしまったとは、、、ご無事でありますと、いいのですが。。」
マリンが言いました。
「うん。。。もう、歳が歳だし。。。諦めてもいるけれど、、、失踪した時に、同棲していた女性が、妊娠していたらしく、
息子がいる事がわかって。。
もしもいま。生存していても、私は、いちおう、社会に面が割れているし戻りたければ私を訪ねてくる。。だけど、なんの連絡もないし。
生きていたとて、消えたいからいなくなったんじゃろうな。。」
クライド・フォレスター氏は、ガンで入院か??と、マスコミで騒がれた。
SCANDAL雑誌や新聞マスコミは、嘘か本当かわからないが、
もしも、ヒカルが生きていてなんの障害もなければ、
まず、
クライド・フォレスター氏に、連絡があるだろう。。。
「クライド様。。。クライド様は、マスコミで。ですが。犬の話しをしていらっしゃいましたね。
」ルーベラが言います。
「うんうん、ワシが、犬が嫌いな反面、どっか、犬に襲われて、
瀕死の重傷でトラウマとなった、けど、どっか、、、犬が好きなんじゃないかといつも思えてきて。
違和感ばかり。
どうしてかわからんかった。。。だけど、、、
ホワイトシュナウザーが、欲しいって言ってて。。すっかり忘れていた、マリーナも、ホワイトじゃないけど、
コアラみたいな色の方のシュナウザーを、
確か、孫のクリスマスプレゼントにするって。。。で、シュナウザーのブリーダーに、マリーナについて行った事があったし。」
「祖母が、クリスマスに、ミニチュアシュナウザーをプレゼントしてくれましたよ。
そうですか、クライド様、クライド様は、、、ホワイトシュナウザーの事を思い出されたそうですね、」ルーベラが言います。
「もっとも。
謎が解けた、わしは、ワシの代わりにイキナリやってきて現われたホワイトシュナウザーの仔犬が、猛犬からワシをかばって殺された記憶を封印していた。
猛犬に襲われ、猛犬が、目の前で父親のジェイに射殺されたのを見て、犬が嫌いになったんじゃが。しかし、私をかばって犬が死んだのも、大きなトラウマになっていたんじゃ。」
かわいそうな事をした。
わしは、、、被害者になったばかりじゃなくて。。自分のせいで、
小さな命が目の前で絶たれた事に、
深いトラウマを負って
犬を避けていたんじゃな。
そして、マリンが、
「ヒカル様に。。。ヒカル様が、いなくなる前に聞いていたのかもしれませんが、、、
私と兄と。ヒカルさんは、、クライド様が、猛犬に噛まれて重症だった時に、
3人で、、、お庭に、そのホワイトシュナウザーを埋めて、お葬式を、、お弔いを致しました。。。」
「えっ、、、、うちの庭に?」
今度は、兄のルーベラが、
「ええ。その、亡くなったホワイトシュナウザーの遺体を、行方不明のブリーダーさんに、警察が連絡したそうですが、、
ご主人様、お父様のジェイ様が、
そのブリーダーさんに、ホワイトシュナウザーの代金と、慰謝料をお支払いしたみたいで。。。ブリーダーさんは、ウチの犬が家出した先での事故ですから、とお金を辞退なさいましたが、でも、
強引に、ブリーダーさんにお金を置いてきて、
クライド様が意識不明の時に、ヒカル様が、
クライド様と、自分の誕生日のプレゼントは、合同でいいから、犬が欲しいと言っていたのだし、
小さいお兄ちゃんと僕は、ちょうどこんな子が欲しかったんだ。
このワンちゃんは、小さいお兄ちゃんの恩人だし。
小さいお兄ちゃんの為に。このワンちゃん、、
僕がお葬式を出します。と、ヒカル様が引き取りました。
ブリーダーさんのおうちでも大切な子だったかもしれない。だけど。。。
僕は、小さいお兄ちゃんと、僕と、誕生日は、一緒でいいから犬が欲しい、
僕は、この子がいいって。
ヒカル様は、お父様が犬嫌いで、犬と一緒に暮らすのは反対だろうし、
小さいお兄ちゃんの命をかけて守ってくれたんだから、と。ヒカル様は、手厚くお弔いをするのが筋だと、
それで、息子の命を救ってくれたのだしそれもあり、ジェイ様が、ブリーダーさんにお金を置いて、ヒカル様は、ホワイトシュナウザーの仔犬の遺体を引き取りました。」
小さいお兄ちゃんと言うのは、ヒカルの、次男の兄のクライドさんの事です。
「ええ、。そんな事。。わしは、わしはナンにも。。聞かされていないし。
恩のある、ホワイトシュナウザーのサン太、、、記憶に封印していて。。
やっと、思い出して。」
「ヒカル様は、クライド様が、瀕死の重症で、、、
もしも、クライド様のご容態が回復され、あのワンちゃんの事を、思い出して聞かれたら。。。
亡くなった、と言ったら、犬の好きなクライド様が傷つく。。
もしも、あのワンちゃんの事を聞かれた場合は、遠くの人に引きとられた、って言おう。
と、ヒカル様は言いました。
しかし、クライド様は、あのホワイトシュナウザーちゃんの記憶を封印されていらっしゃいましたので、あえて、傷をつける様な事はやめよう、と。。。」
ルーベラが言うと、クライドさんは、
「それで、、、ヒカルと、ルーベラとマリンで、、、サン太を?」
マリンは言いました、
「はい。。。未だにお庭の隅に眠っていらっしゃいます。
あの、、、クチナシの花の木の根元に。。」
「な、なんだって?あの。。クチナシの?」
それは、初夏の頃に風邪爽やかに香る可憐なクチナシの木。。。
いつからか??
子供の頃から知らない間に、フォレスター家にありました。
ルーベラが、
「祖父が、選んでくれました。
クチナシは、喜びを運ぶ、今、幸せという花言葉があります。
クライド様が、意識を取り戻され回復に向かっているというので、
クチナシの白い花、美しい香りは、
あの、白いワンちゃんみたいで。。」
そうだ、、ルーベラと、マリンの祖母のお手伝いのマリーナの旦那は、庭師だった。
もともとうちに出入りしていた、マリーナの旦那のロバート。
出入りの庭師業者の
旦那のロバートのつてで、マリーナは
お手伝いになったのだ。
「妹と私は、祖父の庭師の仕事の雑用のアルバイトをお小遣い稼ぎに時々していましたから、
男勝りでも、マリンは女の子だし、花言葉なんか好きでしたからね、
私も自然と少しづつ覚えて。
それで、ヒカル様が、あのワンちゃんのお墓の目印に木を植えよう!と、お話をご提案なさいました。」
元フォレスター家にいたお手伝いのマリーナの孫の兄妹の、ルーベラとマリンの話しによると、
ワンちゃんのお墓をつくりましたが、
ワンちゃんが寂しがらない様にと
お墓の目印で、
白い可愛いワンちゃんみたいで、
クライド様が、回復に向かっていらっしゃる喜びも兼ねて。
花言葉も縁起が良いクチナシの花にしようと。
この、美しい喜びの香り高い花を、小さいお兄ちゃんを救ってくれたワンちゃんに捧げよう。。
クチナシ。口無し。口が無い、で、内緒。
クライド様からおっしゃるならば、
ワンちゃんの真実をお話ししますが、
クライド様が、ワンちゃんの事を記憶になくて、知ったら、
クライド様は、大変心を痛められるから。
小さいお兄ちゃんの命を救ってくれたんだから
石碑でも良かったが、だけどもしも小さいお兄ちゃんが、
ワンちゃんが亡くなった事を知らずに知らされたら、、、
どんな気持ちだろうかと。
それで、3人で、手厚くお弔いを致しました。
そうだったんだ。
知らず知らずに、毎年クチナシの甘い香りに癒されて。
風が喜びを運んでくるのさ。
悲しみを知らずに。。。
ハッ
そうか、
そうだったんだ、
クライド・フォレスター氏は、
フォレスター家から破産寸前で独立し、自分は事なきを得ました。
クライドさんが、何度か、父親のジェイや総領息子の長男オリバーに忠告しても、
しょせん、次男のスペアの保険のクライドさんは、まともに取り合われずに、
副業やら、水面下で勝手に独立の準備を着々として、フォレスター家から逃げ、
父や兄とは、
わざと大喧嘩をし、独立しました。
フォレスター家は、破産崩壊。
しかし、クライドさんは成功し。。また、フォレスター屋敷を買い戻したのです。
音鳴り町から出たのに。。。
わざわざ音鳴り町に戻って。
ざまあみろ、と、嫌味で、抵当に入った実家を買い戻した??
気持ちもありましたが、
もしかして。心のどこかに、、
気づかないけれども、
うちの、フォレスター屋敷の庭に、サン太が眠っているのを察知して
知らず知らずと、
なんだか、実家を買い戻したくなったのかもしれない。
みんなには、見えないエンジェルのサン太は、ニコニコ尻尾を振って、
クライド・フォレスター氏を見つめています。
退院したら。。。きちんと、、お墓を整えよう、
サン太のやつ、水臭い、教えてくれていれば、と、チラッとクライドさんは、
ルーベラとマリンニコニコきづかれない様にと
サン太の方を見ましたが、サン太は、、
簡単に教えたら。。クライドさん、
クライドさんは、もっともっと、
自分で、気づいて
いろいろ感じて経験して、、本当のクライドさんに戻って欲しいの。
経験は財産になるし、あっ、経験は、学び。
それを、文句タラタラ言うだけなのか、
はたまた、輝かしい
財産とするかは、
その人しだいなんだけどね。
2019年05月06日
さよならクリスマスキャロル90誰にも罪はなくて。
クライド・フォレスター氏は、
養父のラファエルおじいちゃんの前で
まるで幼い子どもの様に、
なきじゃくるビアンカ院長先生を羨ましげに眺めました。
「ヤブ?ヤブの。オヤジサンか。。
わしは、今までの事をどうしても感謝したくて、子どもの頃に来ていた、マルベリー教会で、感謝を捧げようとしたら。。祭壇の前に。。。
誰か、倒れていると思って。
病院に運ばないかん、でも、車は屋敷だし。
わしは何年も、運転手任せで
ハンドルを握る事を忘れていたし。。。
あまりにも、びっくりしてま、まさか、人がいるなんて、
救急車。呼ぶ手段をすっかり忘れて
で、三木龍馬氏に助けを求めてしまったんじゃ。」
クライド・フォレスター氏は、神様のフリをしたのを伏せて、ビアンカ院長先生に言いました。
ビアンカ院長先生の奥さんらしき女性や、孫やその子達も、わざわざ、
ラファエルおじいちゃんが見つかった
と、音鳴り町病院にやってきました。
ビアンカ院長先生一家は、奥さんも子どもも孫も、
みんな。ラファエルおじいちゃんが大好きなのです。
ビアンカ院長先生は、最初、養父は、自宅に帰ったのか?と家族に連絡をして、
自宅近辺をさがしましたが
いなくて、再び、音鳴り町病院に戻ってきたようです。
ラファエル氏がまるで、あどけなく
夢見る子どもみたいに。。
ぽやっとして。「サンタクロースが、サンタクロースが、わしの部屋の鍵をな、開けた。
でな、、おじいちゃん、おじいちゃん、
早いけど。。。教会にクリスマスプレゼントだよー、と。
おじいちゃん、おじいちゃんて、サンタクロースも。。ジイさんだの。なんか、
ソリに乗って、教会に来たんじゃけどう。
さて。。。神様と話したんじゃあ。。」
馬鹿みたいな
妄想話にも思われるような
トンチンカンに聞こえる様なことを、ラファエルおじいちゃんは、言いましたが、
ビアンカ院長先生は、全く否定せずに、
「よかった、おとうさん、おとうさんが無事でいてくれる事がプレゼントだし。
サンタクロースが、助けてくれたんだね、」
クライド・フォレスター氏は、そういうビアンカ院長先生や、ニコニコする、養父のラファエルおじいちゃんを
まぶしく見ていました。
認知症老人のたわ言でしょうか?いいえ、
クライド・フォレスター氏も、サンタクロースが、ラファエルおじいちゃんをセントマルベリー教会に連れて帰りたのは、
そうなんだろうな、と感じました。
ラファエルおじいちゃんは、教会で、若い時間を一瞬取り戻し、全て背負った十字架。。懺悔の告白をし、
神様の最後の審判を受けたのでしょう。
ラファエルおじいちゃんニコニコ。。
そんな。菩薩様みたいな、ラファエルさんが?
まさかの
殺人を。。。
しかし。
クライド・フォレスター氏は、
認知症、過去を忘れりって。。時には。神様からのプレゼントかもしれない。
都合がいい考えかもしれないが。
認知症なんてやっかいで、家族は大変だ。。。だけど。本人は、忘れたい過去を勝手に忘れられる幸せもある。
なかなか、忘れられずに、ずっとずっと重みや苦しみをしょわなければならないが、
認知症は。。。
時の女神も微笑んで。。。
と、
最後の優しい時の女神の介護かもしれない。
ビアンカ院長先生は、お金もあるし、施設にコネもある。
忘れる幸せ。。??!
ご長寿の
ラファエルさんは、なるべくして認知症になったんだ、
思いました。
クライド・フォレスター氏にしか見えない
天使のサン太は。ニコニコシッポを振っています。
喜びも悲しみも。それぞれに、どの型も全く違ったパズルピースの欠けらは、
どれ一つ同じ形がなく。どれ一つ欠けても、
人の幸せな人生、すべてが、これでよかったんだという人生の巨大なパズルは
美しく完成しないのです。
ああ
そうか。すべてこれで、よかったんだなぁ。
お互いに、
愛する人を幸福にしあう。
メリットデメリットを超えたところで思いやり合って。
ビアンカ院長先生と、ラファエルおじいちゃんが。。。まぶしく。
そして。。。
また、来ますね、退院のお祝いに。
三木龍馬氏は、クライド・フォレスター氏に言いました。
明くる日。
金星からグリがやってきて、直接神楽小学校に行く事にしましたが、
時間空間で、適当に、空間に駐車するから、グリは、
自分のお祝いイベントサプライズグッズの商売の
グリエンタテインメントサプライズの繁盛のお祝いで、UFOを買ったので、お土産を乗せてワープする。
と、言っていました。
グリのクリスマスパレードの服を作ってくれたり、グリをご飯にお呼ばれしてくれる
三木龍馬氏家族の暖かみに感謝して、
グリは、気を利かせて
三木龍馬氏ファミリーを、年末年始の帰省渋滞事情を避けて、
UFOワープで、帰りしな送ってあげたいと言っていました。
グリは、あたしも、
確かに、旅好き家族育ちで、飛行機に乗るのは好きだけど。
年末年始だと。なにかと公共はラッシュアワーだわね〜?
サクッとUFOで、ワープしたら海外もすぐだし。渋滞もないし。
神楽小学校から、ヴィーナスと福ちゃんとグリは、シュナ坊と一緒に。
ローズ夫人の手料理を楽しむために、
福の神ゲストハウスに帰りました。
ヴィーナスが帰ってくるまでは、
コモモが、福の神のお庭の方で、チーコと遊んでいるらしいので、
シーッ
みんなに、
シュナ坊が注意します。
抜き足差し足。
ヴィーナスは、オッカナイ追っ掛けギャルに捕まらないように。
チワワちゃんの赤ちゃんの
チーコは、ローズ夫人や、イチゴ姫がご飯を作ってあげました。
チワワちゃんも、可愛いね。
キャッキャ
小鹿の様につぶらな瞳で。赤ちゃんチワワちゃんの
チーコは喜んで飛び跳ねます。
今から
お仕事、年末の接待に出かける福の神タチバナにチーコと、チーコの為のお弁当を渡します。
「わ、残念だなー、ローズ夫人の手料理を食べられるチャンスだけど、俺、料亭接待だしね。お客様の手前食べなきゃいけないし。
チーコ、、、ヴィーナスがくるならデートさせてあげたいけど、
ま。おー騒ぎするからね。」
チーコ、クリームだと思って、みんなには、クリームって説明をしてたけど、、、
フォーンだったんだなぁ。
子鹿みたいだし。
タチバナが、チーコを連れて笑いました。チーコは、タチバナの会社で、寝させます。
チーコの兄のララ尾は小さいけど、躾が良いので、これからシェフ修行もあるし、
タチバナの接待に一緒に弟子見習いとして出席させます。
チーコの教育係の
福の神タチバナとしては。。。チーコの恋を応援したいところ。。
でも、ヴィーナスの気持ちもわかるし。
三木龍馬氏の奥様の、カリスマお料理講師のローズ夫人は、家族の、ミニチュアシュナウザーの、ポポロ、イチゴ姫、コモモと、
神楽町とお隣町の
クリスマスパレードの父兄スタッフのヘルプをする事にしました。
今年は、お料理は、おでんにするみたい。
昨年は炊き込みご飯とけんちん汁の炊き出しでしたが。
父兄スタッフが、みんなで食べられるカレーや、シチューや、焼き芋などまとめて簡単に作れる物を出すのですが。
福の神家や、神楽町と音鳴り町の農家や漁業組合やら、食品会社や、毎年の企業の寄付の
当番によってメニューが、変わってきます、
どうも、
今年は、おでんと天ぷらと焼き、茹でトウモロコシにするらしいし。
、
クリスマスパレードは、
グリも参加に間に合いましたので、
シュナウザーやヴィーナス、笑〜、茶目コのグループに混ざります。
グリが、クリスマスパレードの惑星のかけら、虹のカケラをシュナ坊に送ってくれたので、ローズ夫人が、
グリの大好きなラザニアを中心に、おしゃれなスイーツやら、振る舞ってくれました。
さて。。。勝手に病院を抜け出したものの、クライド・フォレスター氏のおかげ様で、
ビアンカ院長先生の養父のラファエルおじいさんが、施設に無事に帰ってこれました。
最近は、マスコミも、クライド・フォレスター氏の、莫大な財産を病気や身寄りのない子供、お年寄り
サポート犬の施設に寄付し、
人が変わったようになり、がんもよくなった。。。だのと、よい記事が週刊誌やネットの話題になって
たまたまネットで、
それを見ていた、クライド・フォレスター氏の
昔のフォレスター家のお手伝いマリーナの孫のマリンが、兄のルーベラに、
「あら、クライド・フォレスターさん、お元気になったのね、」
マリンは、クライド・フォレスター氏と同じぐらいの年齢で、
ルーベラ兄さんは少し歳上です。
寄付にあたり、マスコミは、クライド・フォレスター氏のインタビューをしました。
クライド・フォレスター氏が、インタビューで、
私が犬を嫌いなのは、幼い頃に犬に噛まれて重傷になりました。。だから、、だとはいえ、実は、その時に、私を助けてくれたホワイトシュナウザーがいて。
私は、記憶にありませんが、それを思い出しました。
ホワイトシュナウザーのサン太が、私を助けてくれて、かわいそうに、私の身代わりになくなりました。
記憶に封印していたようで、そのために私は犬が苦手だったのです。しかし、本来は私は犬好きで、盲導犬やサポート犬の寄付に、
犬が嫌いだからできないはずなのに、なぜか、寄付をできないことをモヤモヤいつも後悔ばかりでした。
しかし、私を重傷に負わせた犬にしろ、犬に罪はなく、悪いのは躾けられない主人です。犬に罪はございません。
父親のジェイ・フォレスターが、私を襲った犬を射殺したのを見て、
私は、犬が生理的に一時的にだめだったのです。。。
という記事があり、マリンが、近所の兄のルーベラに知らせました。
退院祝いにお伺いしましょう、
私たち、マリン、ルーベラをクライド・フォレスター氏は、覚えていないかもしれない、
しかし、マリンや、ルーベラは、マリーナについて、フォレスター家には、何度か行きました。
クライド・フォレスター氏と、弟のヒカル・フォレスターの歳が近い遊び相手に。。
「クライド・フォレスター氏は、ホワイトシュナウザーを思い出したんだね、あの事、、言おうか?」
兄のルーベラが、マリンに言いました。
養父のラファエルおじいちゃんの前で
まるで幼い子どもの様に、
なきじゃくるビアンカ院長先生を羨ましげに眺めました。
「ヤブ?ヤブの。オヤジサンか。。
わしは、今までの事をどうしても感謝したくて、子どもの頃に来ていた、マルベリー教会で、感謝を捧げようとしたら。。祭壇の前に。。。
誰か、倒れていると思って。
病院に運ばないかん、でも、車は屋敷だし。
わしは何年も、運転手任せで
ハンドルを握る事を忘れていたし。。。
あまりにも、びっくりしてま、まさか、人がいるなんて、
救急車。呼ぶ手段をすっかり忘れて
で、三木龍馬氏に助けを求めてしまったんじゃ。」
クライド・フォレスター氏は、神様のフリをしたのを伏せて、ビアンカ院長先生に言いました。
ビアンカ院長先生の奥さんらしき女性や、孫やその子達も、わざわざ、
ラファエルおじいちゃんが見つかった
と、音鳴り町病院にやってきました。
ビアンカ院長先生一家は、奥さんも子どもも孫も、
みんな。ラファエルおじいちゃんが大好きなのです。
ビアンカ院長先生は、最初、養父は、自宅に帰ったのか?と家族に連絡をして、
自宅近辺をさがしましたが
いなくて、再び、音鳴り町病院に戻ってきたようです。
ラファエル氏がまるで、あどけなく
夢見る子どもみたいに。。
ぽやっとして。「サンタクロースが、サンタクロースが、わしの部屋の鍵をな、開けた。
でな、、おじいちゃん、おじいちゃん、
早いけど。。。教会にクリスマスプレゼントだよー、と。
おじいちゃん、おじいちゃんて、サンタクロースも。。ジイさんだの。なんか、
ソリに乗って、教会に来たんじゃけどう。
さて。。。神様と話したんじゃあ。。」
馬鹿みたいな
妄想話にも思われるような
トンチンカンに聞こえる様なことを、ラファエルおじいちゃんは、言いましたが、
ビアンカ院長先生は、全く否定せずに、
「よかった、おとうさん、おとうさんが無事でいてくれる事がプレゼントだし。
サンタクロースが、助けてくれたんだね、」
クライド・フォレスター氏は、そういうビアンカ院長先生や、ニコニコする、養父のラファエルおじいちゃんを
まぶしく見ていました。
認知症老人のたわ言でしょうか?いいえ、
クライド・フォレスター氏も、サンタクロースが、ラファエルおじいちゃんをセントマルベリー教会に連れて帰りたのは、
そうなんだろうな、と感じました。
ラファエルおじいちゃんは、教会で、若い時間を一瞬取り戻し、全て背負った十字架。。懺悔の告白をし、
神様の最後の審判を受けたのでしょう。
ラファエルおじいちゃんニコニコ。。
そんな。菩薩様みたいな、ラファエルさんが?
まさかの
殺人を。。。
しかし。
クライド・フォレスター氏は、
認知症、過去を忘れりって。。時には。神様からのプレゼントかもしれない。
都合がいい考えかもしれないが。
認知症なんてやっかいで、家族は大変だ。。。だけど。本人は、忘れたい過去を勝手に忘れられる幸せもある。
なかなか、忘れられずに、ずっとずっと重みや苦しみをしょわなければならないが、
認知症は。。。
時の女神も微笑んで。。。
と、
最後の優しい時の女神の介護かもしれない。
ビアンカ院長先生は、お金もあるし、施設にコネもある。
忘れる幸せ。。??!
ご長寿の
ラファエルさんは、なるべくして認知症になったんだ、
思いました。
クライド・フォレスター氏にしか見えない
天使のサン太は。ニコニコシッポを振っています。
喜びも悲しみも。それぞれに、どの型も全く違ったパズルピースの欠けらは、
どれ一つ同じ形がなく。どれ一つ欠けても、
人の幸せな人生、すべてが、これでよかったんだという人生の巨大なパズルは
美しく完成しないのです。
ああ
そうか。すべてこれで、よかったんだなぁ。
お互いに、
愛する人を幸福にしあう。
メリットデメリットを超えたところで思いやり合って。
ビアンカ院長先生と、ラファエルおじいちゃんが。。。まぶしく。
そして。。。
また、来ますね、退院のお祝いに。
三木龍馬氏は、クライド・フォレスター氏に言いました。
明くる日。
金星からグリがやってきて、直接神楽小学校に行く事にしましたが、
時間空間で、適当に、空間に駐車するから、グリは、
自分のお祝いイベントサプライズグッズの商売の
グリエンタテインメントサプライズの繁盛のお祝いで、UFOを買ったので、お土産を乗せてワープする。
と、言っていました。
グリのクリスマスパレードの服を作ってくれたり、グリをご飯にお呼ばれしてくれる
三木龍馬氏家族の暖かみに感謝して、
グリは、気を利かせて
三木龍馬氏ファミリーを、年末年始の帰省渋滞事情を避けて、
UFOワープで、帰りしな送ってあげたいと言っていました。
グリは、あたしも、
確かに、旅好き家族育ちで、飛行機に乗るのは好きだけど。
年末年始だと。なにかと公共はラッシュアワーだわね〜?
サクッとUFOで、ワープしたら海外もすぐだし。渋滞もないし。
神楽小学校から、ヴィーナスと福ちゃんとグリは、シュナ坊と一緒に。
ローズ夫人の手料理を楽しむために、
福の神ゲストハウスに帰りました。
ヴィーナスが帰ってくるまでは、
コモモが、福の神のお庭の方で、チーコと遊んでいるらしいので、
シーッ
みんなに、
シュナ坊が注意します。
抜き足差し足。
ヴィーナスは、オッカナイ追っ掛けギャルに捕まらないように。
チワワちゃんの赤ちゃんの
チーコは、ローズ夫人や、イチゴ姫がご飯を作ってあげました。
チワワちゃんも、可愛いね。
キャッキャ
小鹿の様につぶらな瞳で。赤ちゃんチワワちゃんの
チーコは喜んで飛び跳ねます。
今から
お仕事、年末の接待に出かける福の神タチバナにチーコと、チーコの為のお弁当を渡します。
「わ、残念だなー、ローズ夫人の手料理を食べられるチャンスだけど、俺、料亭接待だしね。お客様の手前食べなきゃいけないし。
チーコ、、、ヴィーナスがくるならデートさせてあげたいけど、
ま。おー騒ぎするからね。」
チーコ、クリームだと思って、みんなには、クリームって説明をしてたけど、、、
フォーンだったんだなぁ。
子鹿みたいだし。
タチバナが、チーコを連れて笑いました。チーコは、タチバナの会社で、寝させます。
チーコの兄のララ尾は小さいけど、躾が良いので、これからシェフ修行もあるし、
タチバナの接待に一緒に弟子見習いとして出席させます。
チーコの教育係の
福の神タチバナとしては。。。チーコの恋を応援したいところ。。
でも、ヴィーナスの気持ちもわかるし。
三木龍馬氏の奥様の、カリスマお料理講師のローズ夫人は、家族の、ミニチュアシュナウザーの、ポポロ、イチゴ姫、コモモと、
神楽町とお隣町の
クリスマスパレードの父兄スタッフのヘルプをする事にしました。
今年は、お料理は、おでんにするみたい。
昨年は炊き込みご飯とけんちん汁の炊き出しでしたが。
父兄スタッフが、みんなで食べられるカレーや、シチューや、焼き芋などまとめて簡単に作れる物を出すのですが。
福の神家や、神楽町と音鳴り町の農家や漁業組合やら、食品会社や、毎年の企業の寄付の
当番によってメニューが、変わってきます、
どうも、
今年は、おでんと天ぷらと焼き、茹でトウモロコシにするらしいし。
、
クリスマスパレードは、
グリも参加に間に合いましたので、
シュナウザーやヴィーナス、笑〜、茶目コのグループに混ざります。
グリが、クリスマスパレードの惑星のかけら、虹のカケラをシュナ坊に送ってくれたので、ローズ夫人が、
グリの大好きなラザニアを中心に、おしゃれなスイーツやら、振る舞ってくれました。
さて。。。勝手に病院を抜け出したものの、クライド・フォレスター氏のおかげ様で、
ビアンカ院長先生の養父のラファエルおじいさんが、施設に無事に帰ってこれました。
最近は、マスコミも、クライド・フォレスター氏の、莫大な財産を病気や身寄りのない子供、お年寄り
サポート犬の施設に寄付し、
人が変わったようになり、がんもよくなった。。。だのと、よい記事が週刊誌やネットの話題になって
たまたまネットで、
それを見ていた、クライド・フォレスター氏の
昔のフォレスター家のお手伝いマリーナの孫のマリンが、兄のルーベラに、
「あら、クライド・フォレスターさん、お元気になったのね、」
マリンは、クライド・フォレスター氏と同じぐらいの年齢で、
ルーベラ兄さんは少し歳上です。
寄付にあたり、マスコミは、クライド・フォレスター氏のインタビューをしました。
クライド・フォレスター氏が、インタビューで、
私が犬を嫌いなのは、幼い頃に犬に噛まれて重傷になりました。。だから、、だとはいえ、実は、その時に、私を助けてくれたホワイトシュナウザーがいて。
私は、記憶にありませんが、それを思い出しました。
ホワイトシュナウザーのサン太が、私を助けてくれて、かわいそうに、私の身代わりになくなりました。
記憶に封印していたようで、そのために私は犬が苦手だったのです。しかし、本来は私は犬好きで、盲導犬やサポート犬の寄付に、
犬が嫌いだからできないはずなのに、なぜか、寄付をできないことをモヤモヤいつも後悔ばかりでした。
しかし、私を重傷に負わせた犬にしろ、犬に罪はなく、悪いのは躾けられない主人です。犬に罪はございません。
父親のジェイ・フォレスターが、私を襲った犬を射殺したのを見て、
私は、犬が生理的に一時的にだめだったのです。。。
という記事があり、マリンが、近所の兄のルーベラに知らせました。
退院祝いにお伺いしましょう、
私たち、マリン、ルーベラをクライド・フォレスター氏は、覚えていないかもしれない、
しかし、マリンや、ルーベラは、マリーナについて、フォレスター家には、何度か行きました。
クライド・フォレスター氏と、弟のヒカル・フォレスターの歳が近い遊び相手に。。
「クライド・フォレスター氏は、ホワイトシュナウザーを思い出したんだね、あの事、、言おうか?」
兄のルーベラが、マリンに言いました。
2019年05月05日
さよならクリスマスキャロル89きっと、天使が、ね!
セントマルベリー教会。。。
音鳴り町。
号泣した、ラファエルおじいさんは、疲れ果てたのかそのまま眠ってしまいました。
きっと一人で秘めたる重い真実をしょい込み、神様に懺悔し、赦され安堵したのでしょう。。。
スヤスヤ。。なんてあどけない。
しあわせな寝顔でした。
クライド・フォレスター氏は、
このまんま、救急車を呼び。。。とも思いましたが、
なぜか、最近、再開し、
あのときサン太と一緒にいた男の子、
名刺を交換して、携帯に登録した
三木龍馬氏に無意識にも、電話で助けを求めてしまいました。
三木龍馬氏は、
クライド・フォレスター氏は退院は、決まりましたが、
音鳴り町病院にまだ入院しているものだと思っていましたから、
いったい。。。なにが?あったんだ?
とにかく。助けてください。。。
いま、音鳴り町の、セントマルベリー教会です。。。と、いうことで、
三木龍馬氏は、ローズ夫人に、なんだか、最近、クライド・フォレスター氏と
名刺を交換して、携帯も登録したんだけど、
クライドさん、
なんか、あったみたいで。。音鳴り町の
セントマルベリー教会にいるみたいで。
助けてください、って。
ちょっとなにがあったんだか、行ってみる、
と。。。福の神大蔵が貸してくれた車で、
ヴィーナスとシュナ坊もヤジウマにくつっいてきました。
「シュナ坊、、、おネムじゃないの?」
シュナ坊は、
さっきまで、グズグズ眠いから眠いからとくすぶっていたくせに、
なにか、事件が??と、シャキッと起きだして。さっきまで眠さと闘う事。
知らん顔してくっついてきました。ヴィーナスも、シュナ坊も、ヤジウマ根性というか。
2人とも、好奇心と、実は、車に乗るのが大好きだったのです。3人は、
車に乗り込み、
ナビを音鳴り町のセントマルベリー教会に設ていしました。
音鳴り町教会で。。。
車の音がするので、クライド・フォレスター氏は、教会の庭にでました。
庭に出ると、車から、三木龍馬氏と、
シュナ坊やヴィーナスが、降りてきました。
「こんばんは、いったいどうしましたか?クライドさん。」
三木龍馬氏が、言います。
「三木さん、すみません!!!つい、今までの事を感謝のお祈りに来ましたら。。。この
ご老人が。倒れていたのです。
おそらくは、
かなりの高齢で。。」
クライド・フォレスター氏は、少し嘘をつきました。老人の身元は、
音鳴り町病院のビアンカ院長先生の養父のラファエル氏です、
ハッキリ知っていましたが、神様のふりをして
老人と対話していたことや、もしかして、
ラファエル氏が、ご本人の、告白通りに人殺しかもしれない事は伏せました。
とっさに
自分が、お祈りに来た事にしました。
救急車を呼ばなかったのは、とっさにどう返答したらいいのか、考える間に
また、お見舞い、こんどは帰る前にまた
退院お祝いさせていただきます、と、言ってくれた親切な三木龍馬氏。
サン太は、クライド・フォレスター氏のものと言ってくれた三木龍馬氏。
なんとなく信用出来そうな三木龍馬氏に頼ってしまいました。
三木龍馬氏、
突然。知り合って浅いかもしれないのに呼び出したり頼って。。変に思われる?
と、クライド・フォレスター氏は、思いましたが、
三木龍馬氏は、自然になにも問わず、
すぐに助けにきてくれました。
ラファエルおじいさんは、
多分泣き疲れて眠っているだけだとは思いますが、
とりあえず、倒れていたと嘘をつき、
高齢もあるし、
近くの音鳴り町病院へ、おじいさんを運びました。
クライド・フォレスター氏は、ラファエルおじいさんの懺悔や、
ラファエルおじいさんを知らないふりをしました。
神様のフリをして、時の女神に赦された、
この事は、誰にも言ってはならない。
決して息子にも言うな。
神様のフリをして。。。と言うより、クライド・フォレスター氏は、あの時勝手に
何かに自分を乗っ取られて、
最後の審判を下しました。
あれは、神様が?悪魔が?得体のしれないなにか。。。どうなのかわかりませんが、
良い気分になったのは、確か。
時効。時の女神の解決。。。
きっと奇跡の起きたあの教会は、神様が住んでいるに違いない。
神様が舞い降りたんだ、
クライド・フォレスター氏はそう信じることにしました。
「大丈夫かなぁー、すーごいおじいさんだよね?100歳ぐらいかなぁ」
ジイジイ。七十代の三木龍馬氏やクライド・フォレスター氏が、
この、菩薩様の様なおじいさんの前では、
ずーっと若く見える
相当な長寿の
ラファエル氏を見て、シュナ坊が言うので、ヴィーナスは、
「シュナボーモオジイサンミタイナカオアハハハー、」
「うるさいなっ。チワワのくせに。プルプルプルプル。」シュナ坊は、シュナウザーの顔についておじいさんと言われ
怒っておしりフリフリ、震えるチワワのマネをしてヴィーナスをからかいました。
なんだっ、わーわーわー、シュナ坊とヴィーナスが、ジジイだのチワワだの、ジジイ、チワワギャーギャー喧嘩をしはじめ、
さも。。。
ぶっ叩きあいっこになりそうで、寸前、
「めっ。2人とも、静かにしないと!!!おじいさんに迷惑だぞ、シュナウザーもチワワも可愛いからいいじゃん。ついてきたんなら、ついてきたなりに責任を持って行動しなさい、
ヤンチャっ子は、もう連れて行かないよ」
三木龍馬氏が、シュナ坊とヴィーナスを叱りました。
三木龍馬氏は、優しい紳士でも、躾には厳しいのです。
「うらやましいですな。私も、、、こんな元気な友達がいたら、きっと、、。人生は変わっていたろうに。」あふれる
哀しみをたたえて、クライド・フォレスター氏は言いました。
どこでどう間違えたのか。。。
パズルのピースのはめ違え、?
もしも。あの幼き日、ホワイトシュナウザーのサン太と暮らしたり
三木龍馬氏とそのまま仲良くなっていたりしたら。。。
わたしは。。
どんな人生だったんだろう。、、
特に、男性は性質的に幼なじみの友情が不思議と続くタチの人が多い。。
どこかに、いつまでも、あの頃の少年が棲み合うのだろう。
あっさりサッパリとしながらも、時には深い。。。
きっとこの子ども達も成長して別々の環境に出されても別々の社会や人間関係を持ってしても。
それに、新しい友だちができたとて、
この幼い頃の友情は、
いつまでも、ナチュラルに、自由の中で仲良くしながらそれぞれ羽ばたくのだろうな。
犬や、親。大好きな幼なじみ。一緒に過ごす時間はキラキラして切ないたからもの。
クライド・フォレスター氏は、
三木龍馬氏に、
セントマルベリー教会へ行き
癌が奇跡の回復をして、
退院の感謝と、皆様によくしていただいた感謝のお祈りをしようとしたのと、
あと。、。
私は、父親のジェイフォレスターにサンタクロースを否定されて。
私は、クリスマス生まれなんです。
だけど、
イベントアンチの父親のジェイからは、親から生を受けた
わたしはなにも悪くないというのに。。
年末年始のクソ忙しい時に生まれてチャラチャラと、と、
クリスマス生まれを否定されました。
だけど。。。私は、
その事で、
父親のジェイと喧嘩して
ある、クリスマスも近い日に、
なんとなく、セントマルベリー教会にきてしまいましたが。
そこで。確かに。。。恰幅の良いサンタクロースのおじいさんを見ました。
サンタクロースは。微笑んで、頭をなで、おうちへお帰り。
私が来るのはまだ早いね。
クリスマスには、行くから、おうちへお帰りと言ってくれました。
だけど。。。
サンタクロースは、来なかったなぁ〜。
あの、セントマルベリー教会で、
本当にサンタクロースに会って、
ほら、父親なんか嘘つきだ、って思って。
しかし。。。クリスマスに、あのサンタクロースのおじいさんが来てくれなくて。
だけど。。。幼かったワシは、
家に帰って、たまたま、運が重なりなんと。
その時期に、うちの家は、、
煙突のリノベーションをしていて、
あっ
来てくれなかったのは、父親のジェイがサンタクロースを追い払ったんだと
思っていた。
不審者かなんかだと、カンチガイして、
きっと、そうだ、
父親は、サンタクロースが馬鹿馬鹿しいといつも言うし。だから。父親の家だから追い払ったんだ。
煙突も封鎖したんだ。
サンタクロースをこさせないために、
煙突の
リノベーションを、封鎖工事と間違えて。
クリスマスなのに。。。
工事の
業者のおじさんは、坊っちゃん、そろそろ
クリスマスツリーを出したらどうだい?
サンタクロースが来るといいねー、なんて言ってきて。
サラリとあたりまえのように、、
きっと。うちより、お金持ちじゃないだろうにさ、このおっちゃんち。
だけど、サンタクロースが、毎年毎年来るのか。。。
あっ、普通みんなのおうちには、サンタクロースに、
サンタさん、ここですよ、ってクリスマスツリーが飾ってあるのが常識なんだ。
うちは、変なんだ。だから、クリスマスツリーもないんだ。
目の前が真っ暗になった。
クライドさんは、三木龍馬氏に、馬鹿馬鹿しいけれど、と幼き日の事をいつのまにか話していました。
シュナ坊が、「ほんとーは、来てたんだけど。いらっしゃい」ようこそ
ってしてあげなかったんじゃないかな?だから、サンタクロースも、来ていいのかなーって。」
「ヨロコビハジブンカラトビコンデイカナイトネ。
ジブンカラトビコンデイクヒトガイツモシアワセニナル」
行動派のヴィーナスが言いました。
車は、お隣町病院につきました。
なにやら、おー騒ぎ。。内心、クライドさんは、お隣町病院の隣接施設にヤブの養父
このラファエル氏が入っているので、きっと
ラファエル氏が行方不明徘徊で
おー騒ぎになっているんだろうな、しかし、
ワシは知らんぷり、だ。
ごめん、ヤブ、三木龍馬氏。。
「あっ、あー、と、と、とうさんっ、」
クライドさんと、三木龍馬氏が、車で、行き倒れた老人を発見したので、とインターフォンを鳴らすと、
看護師さんがみえて、あっ、
ビアンカ院長先生の養父のラファエル氏ときづくと、すぐに、ビアンカ院長を呼んできました。
すると、ビアンカ院長先生は、大泣きして。
とうさんっ、とうさんっ、とうさんっ、とうさんっ、もー、
居なくなってかえってこないかと思った。
行っちゃ、やだ、
冷静なビアンカ院長先生が、子どものようになってなきじゃくりました。
ビアンカ院長先生の養父のラファエル氏が目を覚まして。
「あー、あー、どうした?えー、」
なんと、さっきの頭の回転ぶりはどこにもなく。ノンビリのんびり、ぽやっとしています。
きっと。あの教会では。
ラファエル氏が、神様に懺悔し、この世に未練がないために神様に贖罪を告白し、
スッキリさせるために、なにか、神様にのりうつられたのか、天使が奇跡をおこしたのかわかりません。
クライド・フォレスター氏も。不思議な感覚でしたから。きっと、なにか。
奇跡が、起きたのでしょうか。
音鳴り町。
号泣した、ラファエルおじいさんは、疲れ果てたのかそのまま眠ってしまいました。
きっと一人で秘めたる重い真実をしょい込み、神様に懺悔し、赦され安堵したのでしょう。。。
スヤスヤ。。なんてあどけない。
しあわせな寝顔でした。
クライド・フォレスター氏は、
このまんま、救急車を呼び。。。とも思いましたが、
なぜか、最近、再開し、
あのときサン太と一緒にいた男の子、
名刺を交換して、携帯に登録した
三木龍馬氏に無意識にも、電話で助けを求めてしまいました。
三木龍馬氏は、
クライド・フォレスター氏は退院は、決まりましたが、
音鳴り町病院にまだ入院しているものだと思っていましたから、
いったい。。。なにが?あったんだ?
とにかく。助けてください。。。
いま、音鳴り町の、セントマルベリー教会です。。。と、いうことで、
三木龍馬氏は、ローズ夫人に、なんだか、最近、クライド・フォレスター氏と
名刺を交換して、携帯も登録したんだけど、
クライドさん、
なんか、あったみたいで。。音鳴り町の
セントマルベリー教会にいるみたいで。
助けてください、って。
ちょっとなにがあったんだか、行ってみる、
と。。。福の神大蔵が貸してくれた車で、
ヴィーナスとシュナ坊もヤジウマにくつっいてきました。
「シュナ坊、、、おネムじゃないの?」
シュナ坊は、
さっきまで、グズグズ眠いから眠いからとくすぶっていたくせに、
なにか、事件が??と、シャキッと起きだして。さっきまで眠さと闘う事。
知らん顔してくっついてきました。ヴィーナスも、シュナ坊も、ヤジウマ根性というか。
2人とも、好奇心と、実は、車に乗るのが大好きだったのです。3人は、
車に乗り込み、
ナビを音鳴り町のセントマルベリー教会に設ていしました。
音鳴り町教会で。。。
車の音がするので、クライド・フォレスター氏は、教会の庭にでました。
庭に出ると、車から、三木龍馬氏と、
シュナ坊やヴィーナスが、降りてきました。
「こんばんは、いったいどうしましたか?クライドさん。」
三木龍馬氏が、言います。
「三木さん、すみません!!!つい、今までの事を感謝のお祈りに来ましたら。。。この
ご老人が。倒れていたのです。
おそらくは、
かなりの高齢で。。」
クライド・フォレスター氏は、少し嘘をつきました。老人の身元は、
音鳴り町病院のビアンカ院長先生の養父のラファエル氏です、
ハッキリ知っていましたが、神様のふりをして
老人と対話していたことや、もしかして、
ラファエル氏が、ご本人の、告白通りに人殺しかもしれない事は伏せました。
とっさに
自分が、お祈りに来た事にしました。
救急車を呼ばなかったのは、とっさにどう返答したらいいのか、考える間に
また、お見舞い、こんどは帰る前にまた
退院お祝いさせていただきます、と、言ってくれた親切な三木龍馬氏。
サン太は、クライド・フォレスター氏のものと言ってくれた三木龍馬氏。
なんとなく信用出来そうな三木龍馬氏に頼ってしまいました。
三木龍馬氏、
突然。知り合って浅いかもしれないのに呼び出したり頼って。。変に思われる?
と、クライド・フォレスター氏は、思いましたが、
三木龍馬氏は、自然になにも問わず、
すぐに助けにきてくれました。
ラファエルおじいさんは、
多分泣き疲れて眠っているだけだとは思いますが、
とりあえず、倒れていたと嘘をつき、
高齢もあるし、
近くの音鳴り町病院へ、おじいさんを運びました。
クライド・フォレスター氏は、ラファエルおじいさんの懺悔や、
ラファエルおじいさんを知らないふりをしました。
神様のフリをして、時の女神に赦された、
この事は、誰にも言ってはならない。
決して息子にも言うな。
神様のフリをして。。。と言うより、クライド・フォレスター氏は、あの時勝手に
何かに自分を乗っ取られて、
最後の審判を下しました。
あれは、神様が?悪魔が?得体のしれないなにか。。。どうなのかわかりませんが、
良い気分になったのは、確か。
時効。時の女神の解決。。。
きっと奇跡の起きたあの教会は、神様が住んでいるに違いない。
神様が舞い降りたんだ、
クライド・フォレスター氏はそう信じることにしました。
「大丈夫かなぁー、すーごいおじいさんだよね?100歳ぐらいかなぁ」
ジイジイ。七十代の三木龍馬氏やクライド・フォレスター氏が、
この、菩薩様の様なおじいさんの前では、
ずーっと若く見える
相当な長寿の
ラファエル氏を見て、シュナ坊が言うので、ヴィーナスは、
「シュナボーモオジイサンミタイナカオアハハハー、」
「うるさいなっ。チワワのくせに。プルプルプルプル。」シュナ坊は、シュナウザーの顔についておじいさんと言われ
怒っておしりフリフリ、震えるチワワのマネをしてヴィーナスをからかいました。
なんだっ、わーわーわー、シュナ坊とヴィーナスが、ジジイだのチワワだの、ジジイ、チワワギャーギャー喧嘩をしはじめ、
さも。。。
ぶっ叩きあいっこになりそうで、寸前、
「めっ。2人とも、静かにしないと!!!おじいさんに迷惑だぞ、シュナウザーもチワワも可愛いからいいじゃん。ついてきたんなら、ついてきたなりに責任を持って行動しなさい、
ヤンチャっ子は、もう連れて行かないよ」
三木龍馬氏が、シュナ坊とヴィーナスを叱りました。
三木龍馬氏は、優しい紳士でも、躾には厳しいのです。
「うらやましいですな。私も、、、こんな元気な友達がいたら、きっと、、。人生は変わっていたろうに。」あふれる
哀しみをたたえて、クライド・フォレスター氏は言いました。
どこでどう間違えたのか。。。
パズルのピースのはめ違え、?
もしも。あの幼き日、ホワイトシュナウザーのサン太と暮らしたり
三木龍馬氏とそのまま仲良くなっていたりしたら。。。
わたしは。。
どんな人生だったんだろう。、、
特に、男性は性質的に幼なじみの友情が不思議と続くタチの人が多い。。
どこかに、いつまでも、あの頃の少年が棲み合うのだろう。
あっさりサッパリとしながらも、時には深い。。。
きっとこの子ども達も成長して別々の環境に出されても別々の社会や人間関係を持ってしても。
それに、新しい友だちができたとて、
この幼い頃の友情は、
いつまでも、ナチュラルに、自由の中で仲良くしながらそれぞれ羽ばたくのだろうな。
犬や、親。大好きな幼なじみ。一緒に過ごす時間はキラキラして切ないたからもの。
クライド・フォレスター氏は、
三木龍馬氏に、
セントマルベリー教会へ行き
癌が奇跡の回復をして、
退院の感謝と、皆様によくしていただいた感謝のお祈りをしようとしたのと、
あと。、。
私は、父親のジェイフォレスターにサンタクロースを否定されて。
私は、クリスマス生まれなんです。
だけど、
イベントアンチの父親のジェイからは、親から生を受けた
わたしはなにも悪くないというのに。。
年末年始のクソ忙しい時に生まれてチャラチャラと、と、
クリスマス生まれを否定されました。
だけど。。。私は、
その事で、
父親のジェイと喧嘩して
ある、クリスマスも近い日に、
なんとなく、セントマルベリー教会にきてしまいましたが。
そこで。確かに。。。恰幅の良いサンタクロースのおじいさんを見ました。
サンタクロースは。微笑んで、頭をなで、おうちへお帰り。
私が来るのはまだ早いね。
クリスマスには、行くから、おうちへお帰りと言ってくれました。
だけど。。。
サンタクロースは、来なかったなぁ〜。
あの、セントマルベリー教会で、
本当にサンタクロースに会って、
ほら、父親なんか嘘つきだ、って思って。
しかし。。。クリスマスに、あのサンタクロースのおじいさんが来てくれなくて。
だけど。。。幼かったワシは、
家に帰って、たまたま、運が重なりなんと。
その時期に、うちの家は、、
煙突のリノベーションをしていて、
あっ
来てくれなかったのは、父親のジェイがサンタクロースを追い払ったんだと
思っていた。
不審者かなんかだと、カンチガイして、
きっと、そうだ、
父親は、サンタクロースが馬鹿馬鹿しいといつも言うし。だから。父親の家だから追い払ったんだ。
煙突も封鎖したんだ。
サンタクロースをこさせないために、
煙突の
リノベーションを、封鎖工事と間違えて。
クリスマスなのに。。。
工事の
業者のおじさんは、坊っちゃん、そろそろ
クリスマスツリーを出したらどうだい?
サンタクロースが来るといいねー、なんて言ってきて。
サラリとあたりまえのように、、
きっと。うちより、お金持ちじゃないだろうにさ、このおっちゃんち。
だけど、サンタクロースが、毎年毎年来るのか。。。
あっ、普通みんなのおうちには、サンタクロースに、
サンタさん、ここですよ、ってクリスマスツリーが飾ってあるのが常識なんだ。
うちは、変なんだ。だから、クリスマスツリーもないんだ。
目の前が真っ暗になった。
クライドさんは、三木龍馬氏に、馬鹿馬鹿しいけれど、と幼き日の事をいつのまにか話していました。
シュナ坊が、「ほんとーは、来てたんだけど。いらっしゃい」ようこそ
ってしてあげなかったんじゃないかな?だから、サンタクロースも、来ていいのかなーって。」
「ヨロコビハジブンカラトビコンデイカナイトネ。
ジブンカラトビコンデイクヒトガイツモシアワセニナル」
行動派のヴィーナスが言いました。
車は、お隣町病院につきました。
なにやら、おー騒ぎ。。内心、クライドさんは、お隣町病院の隣接施設にヤブの養父
このラファエル氏が入っているので、きっと
ラファエル氏が行方不明徘徊で
おー騒ぎになっているんだろうな、しかし、
ワシは知らんぷり、だ。
ごめん、ヤブ、三木龍馬氏。。
「あっ、あー、と、と、とうさんっ、」
クライドさんと、三木龍馬氏が、車で、行き倒れた老人を発見したので、とインターフォンを鳴らすと、
看護師さんがみえて、あっ、
ビアンカ院長先生の養父のラファエル氏ときづくと、すぐに、ビアンカ院長を呼んできました。
すると、ビアンカ院長先生は、大泣きして。
とうさんっ、とうさんっ、とうさんっ、とうさんっ、もー、
居なくなってかえってこないかと思った。
行っちゃ、やだ、
冷静なビアンカ院長先生が、子どものようになってなきじゃくりました。
ビアンカ院長先生の養父のラファエル氏が目を覚まして。
「あー、あー、どうした?えー、」
なんと、さっきの頭の回転ぶりはどこにもなく。ノンビリのんびり、ぽやっとしています。
きっと。あの教会では。
ラファエル氏が、神様に懺悔し、この世に未練がないために神様に贖罪を告白し、
スッキリさせるために、なにか、神様にのりうつられたのか、天使が奇跡をおこしたのかわかりません。
クライド・フォレスター氏も。不思議な感覚でしたから。きっと、なにか。
奇跡が、起きたのでしょうか。
さよならクリスマスキャロル88神様は、こう思います。
セントマルベリー教会で。。。
さて。?
なんて言うのかな?
この人が、次はなんて言うのかな?と、
解答、返答に機転が利く人や、
おもしろい人やワクワクされたり、
それで、尊敬されたりする人がいて。
クライド・フォレスター氏は、そういうタイプではありませんが、
天使のサン太は、ジッとクライド・フォレスター氏を見つめています。
さっきまで。。。喜んでしっぽを振っていましたが。。。
こんどは、
サン太は、真面目な顔つきです。
クライド・フォレスター氏は、言いました。
時効です。
と、ポツリと言いました。
時効です、時の解決です。。。時間は薬です。
時間が過ぎた殺人事件は裁く事ができません、しかし、
良いも悪いもなくよろこびも悲しみも、
時の女神の解決です。
それを。。。
どうとらえますかは、十人十色千差万別なり。とらえますかは、その人の生き方です。
クライド・フォレスター氏は、
頭が真っ白くなり、それから何かがのりうつったかのごとく、
自分自身が乗っ取られた様な気持ちになりました。
神様か、悪魔がのりうつった?
時効は、神か悪魔か?
クライド・フォレスター氏は、勝手にスラスラと、
神様になりきり。。
ラファエル殿、、聞いてください。
ビアンカの実の父親は、ベノムは産まれながらの小悪党でした。
たくさんの女性をひっかけ騙して振り回し、
まぁ。どちらかというと、口がうまくて、
調子がよくて、勝手に女性が寄ってきたり、世話したりで、
異性には強いタイプです。ハッキリ言って、
ビジュアルばかりを重視してボケる尻軽
女性も悪いのです、こんなダメ男に惚れ込んで、言いなりに中絶したり。。。
ベノムは小悪党と言いましたが、いつのまにか、さんざヤンチャした小悪党から、ひき逃げをし、あなたの3歳になる息子さんを殺害し、本当の悪魔になりました。
ベノムは、このまんま生きていたら、
保険金殺人や、さらにまたひき逃げや、年老いて、カーマニアにて老害運転や、大量殺人者となり、
世の中の罪のない方々の幸せを奪うところでした。
ベノムを殺害することにより、
あなたは、それを未然に防ぐ事になりました。
確かに、あなたは、人を殺したかもしれませんが、
ベノムがこのまんま生きていたら、たくさんの命が犠牲になるところでした!
必要な人々のたくさんの将来を守り、
ビアンカの実の父親ベノムが生きていたら、
ビアンカ院長先生は、
大量殺人者の息子の汚名がつくところでした。
あなたは、息子さん、ビアンカ氏も守ったのです。
血は繋がっていなくとも、あなたは、真の父親だからだ。
クライド・フォレスター氏は、教会のなかで、まるで神様が降りてきたかのごとく、話しをスラスラとすすめます。
こんな事を神の私が言うのはどうかと思いますのは、覚悟で、生態系を守る為に、あなたは神に殺人者に選ばれたのです。
あなたは、実は被害者です。
だから、あなたは、法で裁かれずに、
神がうまく仕組み、
罪をま逃れたのです。
クライド・フォレスター氏は、こんなことあるのか?果たして?ほんとなのか?
しかし、
神様に身体を乗っ取られたように、勝手にスラスラと話しをすすめていきました。
どうにもとまりません。
ホワイトシュナウザーのエンジェルサン太が、黙ってジッと、クライド・フォレスター氏を見つめながら
見守りながら、静かに
そばにたたずんでいました。
罪を懺悔した、ビアンカ院長先生の養父の
ラファエル老人は、号泣していました。
ビアンカ院長の実の父親ベノムを殺したのは、ビアンカが実の父親に取られるかもしれない血縁に嫉妬したのかもしれない、と。
そんな、下心もあったんだ、、、
さて。。。
福の神家ゲストハウスで。。
えっとー。
ヴィーナスと、シュナウザーの姉コモモは、ローズ夫人と、一緒に、食器を洗い、
イチゴ姫は、グリのクリスマスパレードの衣装の仕上げをしています。
シュナ坊の兄の
ポポロが、地球儀を回して、福ちゃんが世界地図を広げてアレコレ話していました、
福ちゃんが、授業中、社会地図を眺めるのが好き。ここに行ったらどうなるか?って考えたり、と、地理の宿題をしながら、ポポロと
話していました。
ポポロも、小学校の時に、自分もそうだった!この、湖が気になるとか、地図を見ていたなー、
おなかいっぱい
シュナ坊が、ウツラウツラしていたので、三木龍馬氏が、キチンと歯を磨いてお風呂に入ってから寝なさいと、シュナ坊の世話を焼いていました。
明日は、またグリちゃんも来るし。ゲストハウスは、お部屋がたくさんあるし。
シュナ坊は、ポポロ、福ちゃん、ヴィーナスとふとんを敷いて寝る。。。のですが、
シュナ坊が、ベッドじゃないふとんを敷くと、
夜中、部屋中芋虫みたいにゴロゴロ転がって、アチコチぶつかったり、人の上に乗ったり。。。
ヴィーナスも、寝相が悪く、ベッドから落ちてそのまま、地球の神楽町にやってきましたから。。
この2人が一緒に寝ると、以前自然にいつのまにか、起きて、叩きあいの喧嘩に発展していました。
しかし、それでも、一緒の部屋で寝たいから不思議なものです。
すると。。。
三木龍馬氏の携帯が鳴りました。
あれっ
名前は。。。さいきん、再開し名刺を交換したクライド・フォレスター氏です。
「クライドさんだ。。。あれ?
クライドさんは、病院?じゃないのかな?」
三木龍馬氏は、神楽町からまた帰る前に、クライド・フォレスター氏のお見舞いにいこうと思っていましたが、、、
三木龍馬氏は、どうしたのかな?と、
電話に出ますと。。
「た。。。助けて。。助けてください。。三木さん。。」
2019年05月04日
さようならクリスマスキャロル87ある真実
チワコウニハ、フセロヨ
チワワの赤ちゃん、チーコに、福の神家のゲストハウスに、自分が、出入りしている事は、伏せろ!と、
ヴィーナスは、しーっ、シュナ坊に注意しました。
福の神の家のゲストハウス部分に宿泊している、シュナ坊の元飼い主さんの三木龍馬氏や、奥様のローズ夫人、
シュナ坊の兄や姉に、ヴィーナスと福ちゃんはお呼ばれして、ゲストハウスも広く
男女別の露天風呂やサウナもあるし、
もー、このまんま、朝ごはんも出すから
泊まり〜、
無理には拘束しないけどね、
三木龍馬氏が、ヴィーナスや福ちゃんに言いました。
ローズ夫人も、お料理のしがいがあるのよね、明日は、夕方グリちゃんも、来る約束だし。にぎやかで楽しいわね。
シュナ坊のお兄さんのポポロは、福ちゃんに、
後から宿題見たげるー、と言いました。
シュナ坊も、ヴィーナスも、低学年クラスで、低学年クラスは、
セブン先生が、アトランダムに気まぐれに課題を出します。
漢字の練習など、
シュナ坊は、工場のライン作業のように、上のマスから順にしたまで、棒を一本サーッと書いて、次は縦線で上のマスから自殺したまで、サーッと書いて、と、練習帳を流れ作業みたいに。
めんどくさいのでやったのがバレて
こってりシボラレました。
ヴィーナスも、絵日記で、耳かき観察記録で、耳かきの話しばかり書いて
こってりシボラレるし。
既に美術家なのにもかかわらず、将来の夢の作文を書いて、耳鼻科になりたい、
耳のお医者さんは、イイなー
毎日、毎日、ギッシリ耳掃除をスッキリできて。ゴロゴロが。スッキリ、あんな感動はないし。
毎回毎回、絵日記の課題を耳掃除にするのです。
他に、ネタはたくさんあるでしょ!
美術家でクリエイターが、なにやってんの?
フットワークは、ちょこまかちょこまか軽いし、
あんた、それに友達たくさんいるのにっ。
友達との交流を描けばいいでしょっ。
担任の先生がいつもガミガミ怒っても、楽しい事を書けというから書いたんだっ。
と、逆ギレするし。
まっ、それは、別に。。ですが、
音鳴り町の、セント・マルベリー教会では、その頃。。。
号泣した、ラファエルおじいさん。
ビアンカ院長先生の、優しい養父のラファエルおじいさんは。。実は。。
ラファエルおじいさんは、車の整備士をしていて、車に細工を施して
わざと、養子に迎えたビアンカ院長先生に、
車好きのビアンカ院長先生の実の父親好みの車をすすめて、
このまんまだと、実の父親を殺害しかねるビアンカ院長先生と、自分を守るために、
お金の無心や脅迫を続けるビアンカ院長先生の実の父親を罠にかけました。
案の定、ビアンカ院長先生の実の父親のベノムは、セキュリティーを緩めた車を
酔って盗み事故を起こしました。
そこまで、やらなくとも、死まで追い込むのか?と。。思われるのでしょうが、
実は。。。
ビアンカ院長先生は、養父のラファエルおじいさんに、
もう、こうなっては、我慢の限界がある、
ベノム氏は、
実の父親とは言え、
脅迫やストーカーで警察に被害届を出すから、
ベノムは、今まで女性を何人もたらして中絶させてきた!!!
確かにやすやす妊娠すればこっちのものみたいなアーパー女達も悪いが、
堕ろせとしゃあしゃあ言うベノムも悪人だ!
ビアンカ院長先生は、たまたま、望まない子ではありましたが、出産されました。
ビアンカ院長先生は、いま、幸せで、養父や養母に恵まれましたから、結果オーライで、
ひどい母親、ベノムの気をひくための道具としか考えない、利用価値を見出すような女、
それでも産んでくれてありがとう、とも思いましたが。
あるビアンカ院長先生の実の父親が、酔った日に、
むかし、ひき逃げを酔っ払いしたかもしれないなー、ま、多分違うかも、
酔っ払いよく覚えてないけど。昔は、きちんと、警察の捜査もアイマイだったし、DNA鑑定もないしなー、ま、お気の毒
だけど、時効だし、小さな子どもだったしと、しゃあしゃあ言うのです。。
おそろしい事に、時間、場所。。
私には
思い当たるフシがありすぎました。
そうです、ベノム氏は、私の三歳になる息子をひき逃げして、
時効を迎えていたのです。
何という因果でしょうか、しかも、
ベノム氏は、自慢の様に酔っ払い。
全く悪い様に思っていないのです。
私は、自分の息子をひき逃げした殺人犯の息子を育てていたのです、いいえ、
ビアンカには罪は一切ありません。
しかし、ひき逃げ当時、もしも犯人がわかっていたら、私は、犯人の息子ビアンカを殺していたかもしれません。
ラファエルおじいさんは、さらに号泣しましたが、
しかし、神様の代役をする、
クライド・フォレスター氏は、
あなたには、例えその時に、ベノムを逮捕していても
ビアンカを殺しては、いないと思います。
悪い事をした
ベノムを殺していたかもしれません、
報復は、当人にしても、
あなたは。犯人の子どものビアンカを殺すことはないでしょう。
ひき逃げ犯が、ビアンカの父親のベノムであると知り、
ビアンカがにくいと思いましたか?
それで、ビアンカに引き、嫌いになりましたか?
そんなことないはずだ、
それでも、あなたはビアンカが大好きなはずだ。どんなにビアンカの実の父親を憎んで
殺したくても、
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、とは、ならないはずだ?
ビアンカは、あなた達の夫婦に支えられ成功して、たくさんの人を救える名医に成長したし、
あなた達は、ビアンカにたくさん幸せを与えられてきた。
ビアンカが今日名医にて、たくさんの人々を救い続けることができたのは、
ビアンカの才能だけでは、成し得ない事だ。。。
神様のふりをした、クライド・フォレスター氏の口からスラスラ、言葉があふれてきました。どんどん頭の中に、言葉があふれ浮かんできます。
それは、驚くべきことでした。
何を言ってどう接するのかと。悩む暇やスキもなく、
いったいわたしは、どうしたんだろう
天使の、サン太は、クライド・フォレスター氏のそばでしっぽをふるばかり。
しかし。。わたしは人殺しには違いありません。。
自首しようとしました、、、しかし。
わたしは、名誉あるビアンカ院長の父親です、
しかも、ビアンカが、救済活動をしていた、
悪徳宗教団体、北斗山水の、鴻山という男が、
脱退した信者や家族を殺害したと
逮捕される前に、
口封じで、北斗山水に殺害され、
ビアンカも、何度か後ろから階段からやホームから突き落とされそうになり、
そのため、ビアンカの車に細工を施したのも鴻山のせいになりました。
あの日偶然にも、鴻山が、うちの近所をうろちょろしていたのと、
鴻山は、車のマニアでした。
だから、車をいじることなど、鴻山ならすぐ発想すると。
だから、わたしは罪を逃れてここまできたのです。でも、殺人犯なんです。。
これで。。。いいのでしょうか。地獄に堕ちるのはもう覚悟しています。
わたしは。。。わたしは大事なビアンカの実の父親を殺した。
このまんまで、いいのでしょうか。。
ラファエルおじいさんは、うなだれました。
天使のサン太は、さぁ、と、チラッと
クライド・フォレスター氏を見つめます。
クライド・フォレスター氏は。。。
チワワの赤ちゃん、チーコに、福の神家のゲストハウスに、自分が、出入りしている事は、伏せろ!と、
ヴィーナスは、しーっ、シュナ坊に注意しました。
福の神の家のゲストハウス部分に宿泊している、シュナ坊の元飼い主さんの三木龍馬氏や、奥様のローズ夫人、
シュナ坊の兄や姉に、ヴィーナスと福ちゃんはお呼ばれして、ゲストハウスも広く
男女別の露天風呂やサウナもあるし、
もー、このまんま、朝ごはんも出すから
泊まり〜、
無理には拘束しないけどね、
三木龍馬氏が、ヴィーナスや福ちゃんに言いました。
ローズ夫人も、お料理のしがいがあるのよね、明日は、夕方グリちゃんも、来る約束だし。にぎやかで楽しいわね。
シュナ坊のお兄さんのポポロは、福ちゃんに、
後から宿題見たげるー、と言いました。
シュナ坊も、ヴィーナスも、低学年クラスで、低学年クラスは、
セブン先生が、アトランダムに気まぐれに課題を出します。
漢字の練習など、
シュナ坊は、工場のライン作業のように、上のマスから順にしたまで、棒を一本サーッと書いて、次は縦線で上のマスから自殺したまで、サーッと書いて、と、練習帳を流れ作業みたいに。
めんどくさいのでやったのがバレて
こってりシボラレました。
ヴィーナスも、絵日記で、耳かき観察記録で、耳かきの話しばかり書いて
こってりシボラレるし。
既に美術家なのにもかかわらず、将来の夢の作文を書いて、耳鼻科になりたい、
耳のお医者さんは、イイなー
毎日、毎日、ギッシリ耳掃除をスッキリできて。ゴロゴロが。スッキリ、あんな感動はないし。
毎回毎回、絵日記の課題を耳掃除にするのです。
他に、ネタはたくさんあるでしょ!
美術家でクリエイターが、なにやってんの?
フットワークは、ちょこまかちょこまか軽いし、
あんた、それに友達たくさんいるのにっ。
友達との交流を描けばいいでしょっ。
担任の先生がいつもガミガミ怒っても、楽しい事を書けというから書いたんだっ。
と、逆ギレするし。
まっ、それは、別に。。ですが、
音鳴り町の、セント・マルベリー教会では、その頃。。。
号泣した、ラファエルおじいさん。
ビアンカ院長先生の、優しい養父のラファエルおじいさんは。。実は。。
ラファエルおじいさんは、車の整備士をしていて、車に細工を施して
わざと、養子に迎えたビアンカ院長先生に、
車好きのビアンカ院長先生の実の父親好みの車をすすめて、
このまんまだと、実の父親を殺害しかねるビアンカ院長先生と、自分を守るために、
お金の無心や脅迫を続けるビアンカ院長先生の実の父親を罠にかけました。
案の定、ビアンカ院長先生の実の父親のベノムは、セキュリティーを緩めた車を
酔って盗み事故を起こしました。
そこまで、やらなくとも、死まで追い込むのか?と。。思われるのでしょうが、
実は。。。
ビアンカ院長先生は、養父のラファエルおじいさんに、
もう、こうなっては、我慢の限界がある、
ベノム氏は、
実の父親とは言え、
脅迫やストーカーで警察に被害届を出すから、
ベノムは、今まで女性を何人もたらして中絶させてきた!!!
確かにやすやす妊娠すればこっちのものみたいなアーパー女達も悪いが、
堕ろせとしゃあしゃあ言うベノムも悪人だ!
ビアンカ院長先生は、たまたま、望まない子ではありましたが、出産されました。
ビアンカ院長先生は、いま、幸せで、養父や養母に恵まれましたから、結果オーライで、
ひどい母親、ベノムの気をひくための道具としか考えない、利用価値を見出すような女、
それでも産んでくれてありがとう、とも思いましたが。
あるビアンカ院長先生の実の父親が、酔った日に、
むかし、ひき逃げを酔っ払いしたかもしれないなー、ま、多分違うかも、
酔っ払いよく覚えてないけど。昔は、きちんと、警察の捜査もアイマイだったし、DNA鑑定もないしなー、ま、お気の毒
だけど、時効だし、小さな子どもだったしと、しゃあしゃあ言うのです。。
おそろしい事に、時間、場所。。
私には
思い当たるフシがありすぎました。
そうです、ベノム氏は、私の三歳になる息子をひき逃げして、
時効を迎えていたのです。
何という因果でしょうか、しかも、
ベノム氏は、自慢の様に酔っ払い。
全く悪い様に思っていないのです。
私は、自分の息子をひき逃げした殺人犯の息子を育てていたのです、いいえ、
ビアンカには罪は一切ありません。
しかし、ひき逃げ当時、もしも犯人がわかっていたら、私は、犯人の息子ビアンカを殺していたかもしれません。
ラファエルおじいさんは、さらに号泣しましたが、
しかし、神様の代役をする、
クライド・フォレスター氏は、
あなたには、例えその時に、ベノムを逮捕していても
ビアンカを殺しては、いないと思います。
悪い事をした
ベノムを殺していたかもしれません、
報復は、当人にしても、
あなたは。犯人の子どものビアンカを殺すことはないでしょう。
ひき逃げ犯が、ビアンカの父親のベノムであると知り、
ビアンカがにくいと思いましたか?
それで、ビアンカに引き、嫌いになりましたか?
そんなことないはずだ、
それでも、あなたはビアンカが大好きなはずだ。どんなにビアンカの実の父親を憎んで
殺したくても、
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、とは、ならないはずだ?
ビアンカは、あなた達の夫婦に支えられ成功して、たくさんの人を救える名医に成長したし、
あなた達は、ビアンカにたくさん幸せを与えられてきた。
ビアンカが今日名医にて、たくさんの人々を救い続けることができたのは、
ビアンカの才能だけでは、成し得ない事だ。。。
神様のふりをした、クライド・フォレスター氏の口からスラスラ、言葉があふれてきました。どんどん頭の中に、言葉があふれ浮かんできます。
それは、驚くべきことでした。
何を言ってどう接するのかと。悩む暇やスキもなく、
いったいわたしは、どうしたんだろう
天使の、サン太は、クライド・フォレスター氏のそばでしっぽをふるばかり。
しかし。。わたしは人殺しには違いありません。。
自首しようとしました、、、しかし。
わたしは、名誉あるビアンカ院長の父親です、
しかも、ビアンカが、救済活動をしていた、
悪徳宗教団体、北斗山水の、鴻山という男が、
脱退した信者や家族を殺害したと
逮捕される前に、
口封じで、北斗山水に殺害され、
ビアンカも、何度か後ろから階段からやホームから突き落とされそうになり、
そのため、ビアンカの車に細工を施したのも鴻山のせいになりました。
あの日偶然にも、鴻山が、うちの近所をうろちょろしていたのと、
鴻山は、車のマニアでした。
だから、車をいじることなど、鴻山ならすぐ発想すると。
だから、わたしは罪を逃れてここまできたのです。でも、殺人犯なんです。。
これで。。。いいのでしょうか。地獄に堕ちるのはもう覚悟しています。
わたしは。。。わたしは大事なビアンカの実の父親を殺した。
このまんまで、いいのでしょうか。。
ラファエルおじいさんは、うなだれました。
天使のサン太は、さぁ、と、チラッと
クライド・フォレスター氏を見つめます。
クライド・フォレスター氏は。。。
2019年05月03日
さよならクリスマスキャロル、86あゝ、懺悔人は
ゴクッ
クライド・フォレスター氏は、喉を鳴らしました。
話しが。神妙に、重々しくなってきた。
しかし、反面に、
ビアンカ院長先生の養父ラファエルの話しを聞いてみたい気がしましたし。。
まさか、このような、善良な菩薩みたいな老人の狂気を信じたくない自分もいました。
良い人には、良い人で、あってほしい。
それは、クライドさんの弟のヒカルが、
妻子を捨てて失踪したんじゃない、
なにか、やむを得ない理由が絶対ある!と、
信じていたい気持ちと同じようなものでした。
だけど。。このまま逃げ出すわけにはいかない。
しかし、神様だなんて。神様のふりだなんて、なんてばちあたり。
しかも、聖なる教会で。
しかし、ここで、かつて、わたしはサンタクロースに会ったんだ。
あの、サンタクロースに呼ばれた気がする。
あの時のサンタクロースは、きっと
ケーキやかチキンやのアルバイトのサンタクロースの衣装を盗んだホームレスかなんかのしわざだろうが。
しかし、わたしは、あのときに、
嘘つけ、父親め、いるじゃないか、サンタクロースが、
ちゃんといるじゃないか、
と、嬉しくて。
あのときのサンタクロースが、いまのわし。
神様のふりをしたわし。
あのときの、ホームレスかなんかのじいさんは、わしに希望と温かみを与えてくれたんじゃ。
だから。わしも。
神様になる。
いまは、神様になりきろう。
人を幸せに、騙して。嘘をついて、
いいですよね、神様。
しかも。恩人の!!ヤブの、いやいや、
ビアンカ院長先生の、育ての父親とは。
ビアンカ院長先生の、育ての父親、
ラファエル老人の懺悔は続きます。
わたしは、わざと、ビアンカに、
ビアンカの実の父親好みの車をすすめました、性能より、外見という、
ビアンカは、養父さん、派手好きなんだね?と、聞かれぎくっとしましたが、
それは、性能がよくて、人気で、なかなか手に入らないんだ。ひと味違うものをたまには、持つのもいい。
ビアンカの父親は、きげんのいいときは、酒を飲んで、わたしの家で、食べたり
酒を飲んで、
ほしい車をペラペラと喋りだしました。
わたしも、最初のうちは、ビアンカの実の父親で、むげにむやみに追い返せず、
ビアンカがうちに来たのは、
この人のおかげもあるし、
最初は、妻と手厚くおもてなしいたしました。
ビアンカが、ビアンカの実の父親好みの車を買えば、間違いなく、
絶対すぐに、ビアンカの父親は、目をつけるでしょう。
ビアンカも男性ですから、車は好きは好きだけれど、それほどは詳しくないため、
車は、オススメなど、私にいろいろ相談や、アドバイスを受けていました。
ビアンカには、実の父親好みの車をススメ
わたしは、その前に、さりげなくビアンカの父親に、
もう、やめてくれ、ビアンカももう車を買い替えるし、嫌がらせをしても、
これは、廃車にするからムダだ
と、わざと、
嫌がらせをするビアンカの父親に、ビアンカの新車購入の予定を漏らしました。
ピクッと、ヤツの、、、顔が。。ビアンカの実の父親の顔がニヤリとしました。
後から、ニヤリとするのは、こちらとも知らずに。。。
わたしは、
ビアンカの実の父親が、母親もですが、
ビアンカに対して、
道具みたいに利用価値がないから捨てた、だの、
望まない子だの、
本人にはっきり言うのが許せませんでした。
なぜ、そんなことを言えるのでしょうか?
ビアンカを、男を釣る道具にみなしたり、
親だから子供に援助をさせてあたりまえにしたり、
保証人でもない限り、
親の借金を子供が支払う義理はありません。
散々勝手な事をして
世の中には、言ってはいけない事がたくさんあり、
言わなければいけないことを言わないくせに、
言ってはいけない事を言って人を傷つける愚かな人間がいます。
お前は、望まない子だ、と、まんまと利用しておきながら、
援助をやめたとたんに捨てゼリフを吐く奴がありますか??
なぜ、やむを得ない事情で手放した、と嘘でも、そのまま芝居を打って貫き通さないのでしょうか。
ビアンカもそれを聞いた時は、本気で殺してやりたい、と、息巻いていました。
クライド・フォレスター氏は、
思わず、神様のふりをして、
それはの、親でも、子供を道具としてしか産んだり育てたりできない人間がいるからじゃ。お前さんみたいな人間ばかりではないぞ、
だから、人間は、社会に出ていろんな人間と交差して成長または、退廃するんじゃ。
学びの世界なんじゃとも。
自分だけで、世界が成り立つわけじゃあるまい。理不尽はさておきな、
クライド・フォレスター氏は、
ついつい、
自分の父親の、ジェイフォレスターを思い出して神様のふりをして、ラファエル老人に言いました。
きっと、ビアンカの実の両親は、
ビアンカから、もっと、お金を引っ張れると思ったんでしょう。
どさくさにまぎれて、
老後の面倒までみさせるつもりだったのかもしれません。
クライドさんも、父親の
ジェイフォレスターに、オリバー兄さんのスペアに保険がけみたいに
育てられたのです。
それを、クライド・フォレスター氏の父親のジェイフォレスターは、
次男だからあたりまえぐらいに思っていました。
ジェイフォレスターは、長男の惣領息子でしたし。
長男の惣領息子以外は、彼にとって、
奴隷か自分の手のひらで、自由自在な将棋の駒みたいなものでしょう。
クライド・フォレスター氏は胸がズキンと痛みました。
ラファエル老人は、
それは。。。わかっています。。。
わたしも、お客様商売で、
良いお客様ばかりじゃありませんでしたから。
ビアンカの父親は、酒好きなくせにカーマニアです。
酒を飲んで乱暴な運転をし、果ては、
ビアンカをやったんだからな!!と、
わたしに無料で、車の修理や車検をさせました。
ビアンカもこんなことを知ったら、気に病むに違いないので、
わざわざビアンカには、言いませんでしたが。
その事を後から知り、世話になった感謝すべき、養父さんまで!と、本気で怒り。
あの、明るく穏やかなビアンカが。、。
そんなビアンカを見たくないのと、わたしのために本気で怒り、それが、嬉かった。
このままだと、将来あるビアンカが、
ノイローゼになったり、
殺人事件を起こしたら大変だ
はやく、わたしが、実行
わたしは、ビアンカが、
お酒の接待の多い月にわざと、新車の納車をすすめました。
ビアンカは、きづきませんでしたが、
ビアンカが、すぐに車に乗らないため、です。飲みづき合いが、ないときは、
わたしが、わざわざ、酒をすすめ、
車に乗らせないようにして。
ビアンカは、生真面目で、少しでも酒を飲めば、ハンドルは一切握りません。
案の定、ビアンカの父親は、
ビアンカの新車に目をつけました。
そして、よこせと。。。
ほら、かかった!!!
ビアンカや、孫が新車のドライブへ行きました日のあと、
わたしは、ビアンカの車に細工をいたしました。
さらに、ビアンカが、悪徳宗教の救済活動で、救済した、わたしの仕事のお客様の家族のおばあさんが、
一連の、ビアンカに対する、実の父親の嫌がらせを知り、
おばあさんに、街角の占い師に化けてもらい、あらかじめ、
ビアンカのデータを知らせ、
ビアンカが、接待の日に、店の近くで、
呼び止めて、
初対面のビアンカのデータ的な事を言い当て、その占い師おばあさんに、
車に二週間ぐらい、これから乗るなと、警告していただきました。
ビアンカも、医者ですから、
そんな、非科学的なもの、占いなんて、
全く縁もゆかりもないタチですが、
だけど、ビアンカも、見知らぬおばあさんに、自分の事をスラスラビアンカ自身の事を。
あーだこーだと、言い当てられると、真っ青になり。。。
まさか、わたしが糸を引いて、データをおばあさんに漏らしているとは知らず。
びっくりしたビアンカは、わたしに、
へんな事があった
と、占いばあさんのはなしをしてきたので。。わたしも理系の人間で、車や機械やそんな相手に人生を送ってきましたし、
ビアンカから見て、わたしも非科学的なものを全く信じない人間だと思っているでしょう。
そんな、わたしは、わざわざ
驚いてみせ、
わたしだって。。。占いなんか信じるタチじゃないけど。
世の中には、予想店外な科学で割り切れないものが。。。あるのかもしれない。
わしの祖父が亡くなった時は、親が新しい買ったばかりの花瓶が、
急にピシッと音がしたかと思ったら、粉々に割れて、その時間に祖父が亡くなった
なんて事があったし。
と、大まじめに言うと
ビアンカも。何人か、真面目な患者さんや、科学者の患者さんが、
三途の川を渡りそうになった!
なんて、死後の世界の話しをしてくる、
と、言うので、わたしは、世の中には、
全く科学で割り切れないパワーを持った人はいる。隣の町の神楽町だって、
福の神が作った街だろう。
ビアンカも、お酒の席が続くらしいし、二週間ぐらい、タクシーか電車か、
わしか、嫁さんに送迎をしてもらいな、と、
わしも言いました。
ビアンカも。素直にうなずきました、
わたしは、わざと車庫に鍵をかけずに、
ビアンカの車のキーのスペアをわざとかけ、
ビアンカが、接待で遅くなる日、
わたしは、いいお酒が入った。カラスミもビアンカの付け届けでいただきましたから、
そうやって、
ビアンカの実の父親をまんまと誘いだしました。
ビアンカの父親は、酔って嫌がらせをし、
あまり、酔って喧嘩した事をハッキリ覚えていない事がありましたので。
わたしとも、酔って言い争いましたが、
その時はすっかり忘れていました。うらやましいぐらいに単純な人です。
ビアンカがくれた、
いいお酒だの、ビアンカの付け届けだの、
さも。
わざと、ビアンカが良くしてくれることをアピールして。。。
さすがに、成人した子どもを返せ、とは
ビアンカの実の父親も言えませんからね。
ラファエル老人が、つらつら懺悔をすると、
神様になりきった、クライド・フォレスター氏が、
だけど。御前様の息子の養父がろくでなしなおかげで、
御前様のもとに、ビアンカが来たんじゃ。
もしも、ビアンカの両親が、
御前様みたいな愛情深い性格であってごらん。だから、悪役も世の中には必要なんぞ、
ビアンカも、施設で育って、名医になられ、
もしも、御前様達の夫婦が愛情深くなければ、ビアンカの今日の成功は、あるまいぞ、
と、いうと、天使のサン太が、にっこりクライドさんに嬉しそうにしっぽをフリフリします。
もったいのうございます、神様、
そういうと、
ラファエルじいさんは、号泣しました、
クライド・フォレスター氏は、喉を鳴らしました。
話しが。神妙に、重々しくなってきた。
しかし、反面に、
ビアンカ院長先生の養父ラファエルの話しを聞いてみたい気がしましたし。。
まさか、このような、善良な菩薩みたいな老人の狂気を信じたくない自分もいました。
良い人には、良い人で、あってほしい。
それは、クライドさんの弟のヒカルが、
妻子を捨てて失踪したんじゃない、
なにか、やむを得ない理由が絶対ある!と、
信じていたい気持ちと同じようなものでした。
だけど。。このまま逃げ出すわけにはいかない。
しかし、神様だなんて。神様のふりだなんて、なんてばちあたり。
しかも、聖なる教会で。
しかし、ここで、かつて、わたしはサンタクロースに会ったんだ。
あの、サンタクロースに呼ばれた気がする。
あの時のサンタクロースは、きっと
ケーキやかチキンやのアルバイトのサンタクロースの衣装を盗んだホームレスかなんかのしわざだろうが。
しかし、わたしは、あのときに、
嘘つけ、父親め、いるじゃないか、サンタクロースが、
ちゃんといるじゃないか、
と、嬉しくて。
あのときのサンタクロースが、いまのわし。
神様のふりをしたわし。
あのときの、ホームレスかなんかのじいさんは、わしに希望と温かみを与えてくれたんじゃ。
だから。わしも。
神様になる。
いまは、神様になりきろう。
人を幸せに、騙して。嘘をついて、
いいですよね、神様。
しかも。恩人の!!ヤブの、いやいや、
ビアンカ院長先生の、育ての父親とは。
ビアンカ院長先生の、育ての父親、
ラファエル老人の懺悔は続きます。
わたしは、わざと、ビアンカに、
ビアンカの実の父親好みの車をすすめました、性能より、外見という、
ビアンカは、養父さん、派手好きなんだね?と、聞かれぎくっとしましたが、
それは、性能がよくて、人気で、なかなか手に入らないんだ。ひと味違うものをたまには、持つのもいい。
ビアンカの父親は、きげんのいいときは、酒を飲んで、わたしの家で、食べたり
酒を飲んで、
ほしい車をペラペラと喋りだしました。
わたしも、最初のうちは、ビアンカの実の父親で、むげにむやみに追い返せず、
ビアンカがうちに来たのは、
この人のおかげもあるし、
最初は、妻と手厚くおもてなしいたしました。
ビアンカが、ビアンカの実の父親好みの車を買えば、間違いなく、
絶対すぐに、ビアンカの父親は、目をつけるでしょう。
ビアンカも男性ですから、車は好きは好きだけれど、それほどは詳しくないため、
車は、オススメなど、私にいろいろ相談や、アドバイスを受けていました。
ビアンカには、実の父親好みの車をススメ
わたしは、その前に、さりげなくビアンカの父親に、
もう、やめてくれ、ビアンカももう車を買い替えるし、嫌がらせをしても、
これは、廃車にするからムダだ
と、わざと、
嫌がらせをするビアンカの父親に、ビアンカの新車購入の予定を漏らしました。
ピクッと、ヤツの、、、顔が。。ビアンカの実の父親の顔がニヤリとしました。
後から、ニヤリとするのは、こちらとも知らずに。。。
わたしは、
ビアンカの実の父親が、母親もですが、
ビアンカに対して、
道具みたいに利用価値がないから捨てた、だの、
望まない子だの、
本人にはっきり言うのが許せませんでした。
なぜ、そんなことを言えるのでしょうか?
ビアンカを、男を釣る道具にみなしたり、
親だから子供に援助をさせてあたりまえにしたり、
保証人でもない限り、
親の借金を子供が支払う義理はありません。
散々勝手な事をして
世の中には、言ってはいけない事がたくさんあり、
言わなければいけないことを言わないくせに、
言ってはいけない事を言って人を傷つける愚かな人間がいます。
お前は、望まない子だ、と、まんまと利用しておきながら、
援助をやめたとたんに捨てゼリフを吐く奴がありますか??
なぜ、やむを得ない事情で手放した、と嘘でも、そのまま芝居を打って貫き通さないのでしょうか。
ビアンカもそれを聞いた時は、本気で殺してやりたい、と、息巻いていました。
クライド・フォレスター氏は、
思わず、神様のふりをして、
それはの、親でも、子供を道具としてしか産んだり育てたりできない人間がいるからじゃ。お前さんみたいな人間ばかりではないぞ、
だから、人間は、社会に出ていろんな人間と交差して成長または、退廃するんじゃ。
学びの世界なんじゃとも。
自分だけで、世界が成り立つわけじゃあるまい。理不尽はさておきな、
クライド・フォレスター氏は、
ついつい、
自分の父親の、ジェイフォレスターを思い出して神様のふりをして、ラファエル老人に言いました。
きっと、ビアンカの実の両親は、
ビアンカから、もっと、お金を引っ張れると思ったんでしょう。
どさくさにまぎれて、
老後の面倒までみさせるつもりだったのかもしれません。
クライドさんも、父親の
ジェイフォレスターに、オリバー兄さんのスペアに保険がけみたいに
育てられたのです。
それを、クライド・フォレスター氏の父親のジェイフォレスターは、
次男だからあたりまえぐらいに思っていました。
ジェイフォレスターは、長男の惣領息子でしたし。
長男の惣領息子以外は、彼にとって、
奴隷か自分の手のひらで、自由自在な将棋の駒みたいなものでしょう。
クライド・フォレスター氏は胸がズキンと痛みました。
ラファエル老人は、
それは。。。わかっています。。。
わたしも、お客様商売で、
良いお客様ばかりじゃありませんでしたから。
ビアンカの父親は、酒好きなくせにカーマニアです。
酒を飲んで乱暴な運転をし、果ては、
ビアンカをやったんだからな!!と、
わたしに無料で、車の修理や車検をさせました。
ビアンカもこんなことを知ったら、気に病むに違いないので、
わざわざビアンカには、言いませんでしたが。
その事を後から知り、世話になった感謝すべき、養父さんまで!と、本気で怒り。
あの、明るく穏やかなビアンカが。、。
そんなビアンカを見たくないのと、わたしのために本気で怒り、それが、嬉かった。
このままだと、将来あるビアンカが、
ノイローゼになったり、
殺人事件を起こしたら大変だ
はやく、わたしが、実行
わたしは、ビアンカが、
お酒の接待の多い月にわざと、新車の納車をすすめました。
ビアンカは、きづきませんでしたが、
ビアンカが、すぐに車に乗らないため、です。飲みづき合いが、ないときは、
わたしが、わざわざ、酒をすすめ、
車に乗らせないようにして。
ビアンカは、生真面目で、少しでも酒を飲めば、ハンドルは一切握りません。
案の定、ビアンカの父親は、
ビアンカの新車に目をつけました。
そして、よこせと。。。
ほら、かかった!!!
ビアンカや、孫が新車のドライブへ行きました日のあと、
わたしは、ビアンカの車に細工をいたしました。
さらに、ビアンカが、悪徳宗教の救済活動で、救済した、わたしの仕事のお客様の家族のおばあさんが、
一連の、ビアンカに対する、実の父親の嫌がらせを知り、
おばあさんに、街角の占い師に化けてもらい、あらかじめ、
ビアンカのデータを知らせ、
ビアンカが、接待の日に、店の近くで、
呼び止めて、
初対面のビアンカのデータ的な事を言い当て、その占い師おばあさんに、
車に二週間ぐらい、これから乗るなと、警告していただきました。
ビアンカも、医者ですから、
そんな、非科学的なもの、占いなんて、
全く縁もゆかりもないタチですが、
だけど、ビアンカも、見知らぬおばあさんに、自分の事をスラスラビアンカ自身の事を。
あーだこーだと、言い当てられると、真っ青になり。。。
まさか、わたしが糸を引いて、データをおばあさんに漏らしているとは知らず。
びっくりしたビアンカは、わたしに、
へんな事があった
と、占いばあさんのはなしをしてきたので。。わたしも理系の人間で、車や機械やそんな相手に人生を送ってきましたし、
ビアンカから見て、わたしも非科学的なものを全く信じない人間だと思っているでしょう。
そんな、わたしは、わざわざ
驚いてみせ、
わたしだって。。。占いなんか信じるタチじゃないけど。
世の中には、予想店外な科学で割り切れないものが。。。あるのかもしれない。
わしの祖父が亡くなった時は、親が新しい買ったばかりの花瓶が、
急にピシッと音がしたかと思ったら、粉々に割れて、その時間に祖父が亡くなった
なんて事があったし。
と、大まじめに言うと
ビアンカも。何人か、真面目な患者さんや、科学者の患者さんが、
三途の川を渡りそうになった!
なんて、死後の世界の話しをしてくる、
と、言うので、わたしは、世の中には、
全く科学で割り切れないパワーを持った人はいる。隣の町の神楽町だって、
福の神が作った街だろう。
ビアンカも、お酒の席が続くらしいし、二週間ぐらい、タクシーか電車か、
わしか、嫁さんに送迎をしてもらいな、と、
わしも言いました。
ビアンカも。素直にうなずきました、
わたしは、わざと車庫に鍵をかけずに、
ビアンカの車のキーのスペアをわざとかけ、
ビアンカが、接待で遅くなる日、
わたしは、いいお酒が入った。カラスミもビアンカの付け届けでいただきましたから、
そうやって、
ビアンカの実の父親をまんまと誘いだしました。
ビアンカの父親は、酔って嫌がらせをし、
あまり、酔って喧嘩した事をハッキリ覚えていない事がありましたので。
わたしとも、酔って言い争いましたが、
その時はすっかり忘れていました。うらやましいぐらいに単純な人です。
ビアンカがくれた、
いいお酒だの、ビアンカの付け届けだの、
さも。
わざと、ビアンカが良くしてくれることをアピールして。。。
さすがに、成人した子どもを返せ、とは
ビアンカの実の父親も言えませんからね。
ラファエル老人が、つらつら懺悔をすると、
神様になりきった、クライド・フォレスター氏が、
だけど。御前様の息子の養父がろくでなしなおかげで、
御前様のもとに、ビアンカが来たんじゃ。
もしも、ビアンカの両親が、
御前様みたいな愛情深い性格であってごらん。だから、悪役も世の中には必要なんぞ、
ビアンカも、施設で育って、名医になられ、
もしも、御前様達の夫婦が愛情深くなければ、ビアンカの今日の成功は、あるまいぞ、
と、いうと、天使のサン太が、にっこりクライドさんに嬉しそうにしっぽをフリフリします。
もったいのうございます、神様、
そういうと、
ラファエルじいさんは、号泣しました、
2019年05月02日
さよならクリスマスキャロル、85我が息子ビアンカ。
福の神家、ゲストハウスにて。
「これは、後で、ちいちゃんに、一緒に食べれないのは、ちょっとかわいそうね。。」
ローズ夫人は、きちんとチーコの分のハンバーグやスープやサラダも作ってありました。
大食いなオバケ赤ちゃんチワワのチーコは、
あるだけが、それだけなら、それだけ食べますが、
他の人がなにか食べていると、食べ足りないチーコは、
近くの人のご飯まで勝手に取ってしまうからです。
神楽町
チルドレン学習教育センターで、
社会生活に支障のある子供の社会適合訓練を行っていますが、
たべものに関するトラブルなので、チーコの問題、これは、
訓練センターで、どうしようもないかも
しれません。
チーコは赤ちゃんの生まれたてのくせに、
元飼い主一家のご飯を食べたり、
ストックのたべものを食べ散らかし
元飼い主が、怒って捨てたのでした。
成長したら治るかもしれない、と、福の神達は言ってますが。
ぶるぶる。ヴィーナスは震えて。チーコは、たべものもだけど、
「ネラワレタアタシモカワイソー」
ヴィーナスのことも。。。
どーも。ヴィーナスのことが、すっごく好きらしく。
チーコは、ヴィーナスを見ると、QunQunしっぽをフリフリ飛びついてくるので、
あまりの積極性に、
ヴィーナスは、いつも逃げまわっていて、ミンナにからかわれるのでした。
ほんとは、ヴィーナスだって。
世話好き、赤ちゃん好きなので、
チーコが、まともなら、チワワちゃんの赤ちゃんだし、
可愛がって、ご飯を一緒に食べたり遊んだりできるのですが、飛びつかれたり、甘噛みされたり。
果ては、ヤキモチで、怒って押さえつけたり、引っかかれたり。
自分が、ヴィーナスの彼女だと思い込んでくるし。
世話焼きヴィーナスだけど、確かにチーコをハブにするとカワイソーだけど。
だけど、あたしもカワイソーなんだから。
こんなちいさいうちから、
こっちは、一方的に小娘に
これからの、
幅広いチャンスを棒に振りグイグイ強引に。
恋愛のもつれに勝手にまきこまれてるし。
ヴィーナスが、タコと金星人のハーフだ、と、誰かが、チーコにもらすと、
チーコは、じゃ、
ハーフなら、相手は、犬でも、猫でも、宇宙人でも。。。
ヴィーナスと、同種類の生きものじゃなくても、くっつくのね、
みたいに、しっぽをフリフリするのでした。
ちょこまか、飛び跳ねてはうるさいし。
なんて、言うと、ギャハハー、
ちょこまかちょこまかちょこまかうるさいのは、ヴィーナスでしょ。と、笑われるだけだし。。
チワ公め。
さて。。。
セントマルベリー教会。
この。。。おじいさんは。。
ヤブの養父だ。絶対ヤブの養父だぞ、
祭壇の裏で、神様のフリをした
クライド・フォレスター氏は、絶対、この人は、ビアンカ院長の養父だろ!と、確信しました。
「そなたの息子は、、お隣町病院院長先生の、ビアンカ氏じゃな。」
そして。
クライド・フォレスター氏は、神様のふりをしておじいさんに尋ねました。
さすが。。。。神様は、すべてわかっていらっしゃる。
すんなり、おじいさんは、返事したので、やはり、このおじいさんは、認知症なんだ。
だから、神様が、返事をしても、なんの驚きもなく。。。
そうだ、認知症なんだ、だから。、、
だから、人殺しを、とか。
映画かドラマの見過ぎだったんだ。
クライド・フォレスター氏は、まさか、
知り合いの身内だったのと、いきなり人殺しをと、その知り合いの身内が言い出すので、
なにがなにやら、とドギマギしましたが、
「続けなさい。懺悔を聞きましょう、」
やはり、確信した通り、ヤブの育てのオヤジか。。。
どうしたらいい?か、わからないままに、
クライド・フォレスター氏は、神様のふりをして
また、返事をしました。
おじいさんは、誰かに打ち明けたくてしかたない様子で、
息子の、ビアンカの実の父親も、
実の母親が、ビアンカが成功しているので、
お金を、与えられていると知ると、
なんで、父親の俺だって、金をもらう権利はある!!!と、
ビアンカの父親は、
妊娠した母親を棄てたくせにしゃあしゃあと名乗り出ました。
大事な息子、ビアンカの父親だったし、
わたしは、素晴らしい息子を養子にして、
ビアンカの実の父親に、恩がありました。
しかし、この、ビアンカの父親は、どうしようもない奴だったのです。
わたしは、
車の整備士ですので、クルマ好きなビアンカの実の父親に、
車検や、車の整備を無料で、恩を足元に見られてさせられました。
それだけなら、まあ、あんな優秀な息子を養子にして、お釣りが出るぐらいです。しかし、
ビアンカの実の父親は、
酒ぐせは酷いし、女性にはだらしないし、ギャンブルでたくさん借金があるらしく、ビアンカに無心しました。
ビアンカは、いくらか、実の父親の借金を支払いましたが、
しかし、実の母親から、しかたないので、里子に出したわけではなく、
男を釣るためにあんたをつくったが、あんたがジャマで、嫌がられて逃げられたさ!
あんたなんか、役に立たない!!!と、
実の母親のお金の無心を断り、実の母親から、妊娠は、おまえは、父親の気をひく道具、
しかし、父親は、おまえができて、わずらわしいから、わたしは、棄てられたんだ!!!
と、逆ギレされ。すべて、裏切られた。
やむを得ない事情で、里子に出されたんじゃない。親は、身勝手な事情で、里子に出したんだ!
実の両親に、
騙されていたんだ。
あまりに、金銭感覚が狂っている、ビアンカの父親、、、
金を出せないなら、車をよこせ!!!
車の整備士のわたしに、車好きなビアンカの実の父親は、
クルマ好きなので、車をよこせ!と、
たびたび家に乗り込んできました。
酔っ払って、わたしのお客様の車を盗もうともしました。
ビアンカの
父親が、いつまでもいつまでも、ビアンカに張り付くし、
ビアンカが、両親が若すぎたから里子に出したんではなくて、
実の両親は、ビアンカを
いらない子供だから、里子に出して、
ビアンカが、成功すると、コロッといい親のふりして、実は、お金目当てで、
近づいてきたことを、知ると。。。
ビアンカは、お金の援助を打ち切ると、しつこくしつこく、ストーカーし、
家のまわりをうろついたり、誹謗中傷の張り紙をしたり、
近所や、ビアンカの職場に、
ビアンカは、実の父親を見捨てる、困っているのに、ビアンカは、金がたくさんあるくせに。。。父親が困っていても知らん顔だ!!
と、ビアンカに、散々無心や、借金の肩代わりや、
わたしにも、車の整備や車検を無料でさせて、
しかし、それがあだになりました。
ますます、あいつは、酒とギャンブルに溺れるようになりまして。
そのうちに、ビアンカが、
わたしに、
殺してやりたい、
あいつは、父親なんかじゃない。あいつは、わたしを棄てたくせに。。
それでも、あいつがいなければ、
わたしは今の幸せも、養父両親にも巡り会わなかったから、我慢していたけど、
もう、許せない、限界だ!!!
と、ビアンカが、ノイローゼ気味になっていき、わたしは、
やめなさい、殺すなんて
どんなことがあっても、あの人は、
ビアンカに生を与えてくれた人なんだよ、と
必死で、ビアンカを止めました。
あんなビアンカは、見たくない。
ちょうど。その頃、私の車の整備の常連さんの老夫婦が、息子が、悪徳新興宗教にかぶれて、田畑を取られそうだ
と、泣きついてきました。
私は、妻とビアンカの妻子と、
ビアンカの家族の希望で、
敷地内同居をしておりましたから。
ビアンカが、たまたまそれを知って、
昔っから、常連さん夫婦でビアンカもよくその人に可愛がってもらっていましたので、
家族に苦しめられる、いや、家族に、というか。。。
もう、ビアンカは、実の父親を家族だとはみなしていなくなり、
血縁者にドロドロ苦しめられる、というのは、ビアンカも苦しみ身をもって。
よくよく。。ビアンカは、とても正義感の強い子でしたし、憤りの自分の実の父親への
どうしようもないパワーもあり、自分も悩み苦しみながらにも、その、
悪徳宗教にハマっだと思う被害者家族の相談や救済活動をはじめました。
自分を幼い頃から可愛がってくれた、私の会社の常連客様の心配もあり。
しかし、それが、悪徳宗教に目をつけられ、
ビアンカは、階段や駅のホームから突き落とされそうになり、
私は、もう、いいから、ビアンカの命が亡くなったらわたしはどうしよう、と、泣いたものの、
ビアンカは、救済活動をやめませんでした。
そんな時、
その悪徳宗教のルポをしていた記者が殺害されたり、
脱会した信者や、信者の家族が殺されるという事件がおき、
これは、そのときに、犯人は悪徳宗教組織だ、そうに違いないという話しになり、
わたしは、ビアンカに、危ないから、もう救済活動は、控えなさい。と、何度も言いました。
しかし、ビアンカは、責任感も人一倍強い男です。
そして、重なり同時にて。
その頃。。、まだまだ、ビアンカの実の父親は、ビアンカへの脅迫をやめませんでした。
ビアンカが、ビアンカの家族やわたしや妻に嫌がらせをやめない実の父親、、、
ビアンカも苦しみ、本気で、
父親を殺したいと
私だって、殺したいぐらいです。金をよこせ!と、うちに乗り込んできたり。
そんなおり、ちょうどビアンカが、新車に買い換えるという話があり、
車に詳しいわたしに相談してきまして、
これとあれは、どちらがいいだろう?性能はどう?とか、車に詳しいわたしに聞いてきたのですが。。。
あっ、
そうです。。
わたしは、わたしはそのときに、わざと、
わざと、ビアンカの父親の、好みのタイプの車を答えました。ビアンカの実の父親は、
わたしやビアンカに、車を貸せ!と、
しつこく言ってきて。ビアンカの父親は、
借金で車を担保にしていますし。
ビアンカの父親は、車が好きでしたが、飲酒運転で、逮捕されたり、事故を起こしたり
免許は取り上げられて無免でしたから、
私たちは、絶対に、車を貸さずに、車庫をきっちり管理していました。
わたしや私のお客様の車に
嫌がらせをされ、車に傷をつけられていたこともありました。
ビアンカは、このことに、物凄く許せない、自分ばかりでなく、自分の家族にまで、危害を加えて
と。。。
私は、ビアンカに、家族と言われたことが嬉しくて、実の父親に勝った、と思いました。
しかし。。。わたしは、思いついたのです。。。
クライドさんは、
一方的に話す
老人の話しを聞いていて
背筋に冷たいものがゾクゾクはしりました。
2019年05月01日
さよならクリスマスキャロル84老人と告白
セント・マルベリー教会。
音鳴り町。。。音鳴り町病院からほど近い
おごそかで、引き締まった寒さの教会。。
奇跡が舞い降りそうな神聖なる美しさに対比して、。。
祭壇でうな垂れたおじいさん。。
おじいさんは、祭壇、神様に、静かに語りかけました。
聞いてくださいますか、、、神様。
私は罪深き人間ですが、ここまで生きてしまいました。なんで、こんな罪深き人間を
神様は、永らえて生かしてくれるのでしょうか。。。
私と妻は幼い男の子を、交通事故で亡くしました。息子が3歳だったと思います。
轢き逃げで、目の前が真っ暗になりました。
妻が、一瞬目を離した隙に。。。
当時の轢き逃げ捜査は、今の時代と違って、犯人逮捕も、綿密な捜査もおこなわれず。。
いまの時代すら、未解決事件はたくさんあり。
仕方ありませんね。。やるせないです。
妻は、この息子を亡くして。もう妊娠できない身体、です。妻からは、子供ができないので、別れて欲しい。
わたしが息子から目を離したせいだし、、
あなたは、まだ若いし、子供が好きなあなたは、これから子供ができる可能性があると言われましたが、
しかし。。子供は欲しいけれど、
妻の子供じゃなければ意味はないし。
いないなら、いないで、里親制度を考えたらいいと、わたしはそう言いました。
確かに、子供が欲しいのは事実でしたし、
でも、誰の子でもいいわけじゃない。
神様。
わたしは、家族のベーシックなところ、奔流となるところは。。。。
愛だと思います。。そんな、愛という土台なくして、、、家庭という城は、築けないと。、
バカみたいに思われて、
くさいかも、しれませんが。。それが、わたしの流儀です。
愛している
自分を責める妻を、ほうっておくわけにもいきませんし。
子育ては、夫婦すべてが二人三脚です。
わたしは、大切にできない好きでもない愛情もない異性の子供でも、子供は、子供と割り切れる性質じゃないし。うちは、商売があるから、
息子が亡くなり、それは残念だとは思いましたが。。。妻と離婚したくないので、妻以外の女性の子供などつくりたくありませんので、
それならば、と。
養子を迎えることにしました。
ですが、なかなか、この子は、という子供は見つからず。
ここ、音鳴り町や、隣の神楽町近辺では、
国籍や生命の種類に問わず、
いろいろな、人種や生き物のるつぼのグローバル社会で、
相性さえ良ければ、ご縁なので、人種や国籍は問わないと、妻と養子を迎える事に決めまして。
早く、私らにも息子が見つかるとは思いましたが。、。
だけど。。。
やはり、うちに来てくれるだけでありがたい、贅沢は言わないと言っても、亡くなったたった一人の我が子に執着してしまい。。。結局、
どうしても。。。
息子に似た白人の男の子を、と。
探して。。。探して。。探して、
やっと。。やっと、施設から、小学校に通う亡くなった息子が生きていれば、同じ年齢の男の子を探しました。
聡明で、可愛いこで。なんと、微笑ましく天使みたいな子でしょうか。
私たち夫婦に、小学校一年生の息子ができました。運命の出逢いです。。
クライド・フォレスター氏は、黙って仙人のようなおじいさんの告白を一方的に聞いていました。
なんだか、愛だの。。それはそうかもしれないが、やっぱり、このおじいさん
映画やドラママニアで。昔よく見ていた恋愛ものかなんかの、主人公になりきって、、ボケてしまってるのかな。。。
運命の出逢いとか。、愛だの、ねぇ。。
そこは。。。苦手な。。。
クライド・フォレスター氏は寂しい気持ちに再びなってしまいました。自分も悪いが、息子はヤクザ。行方不明のヤクザものだし。。
クライドさんの、
妻は。。。離婚して。わざと、あちらの非をもってくるようにして、あちらの浮気や不倫を責めて自分が有利な立場で離婚して、
無一文で放り出したし。
仕事で、飲みに行く事やら、接待の飲みがありましても。。。
はっきり言って、もー、あからさまにお金目当て!
クライド・フォレスター氏は、ヒール役の悪名高いが、大富豪でしたから。顔は綺麗でも、
名前や、お金だけ、に寄ってくるゴキブリや蝿みたいな、女はたくさんいました。
クライドさんだって、そりゃ、女は美人な方がいいですが。かと言って、もう、お金目当てがみえすくと、ウンザリ
バケの皮の厚化粧がおちたみたいに、
キモチワルクなるのでした。
女やら。。。
家庭のことは。。考えたくない。惨めになるし。。家族ってなんだろうな。。でも。
でも、クライド・フォレスター氏は、
家族の思い出なんてな。
マトモな、腹違いの弟のヒカルは行方不明になってしまったし。
確かに家族には。。。良い思い出はなかったものの。。。
いまや。
サン太が、わしの家族みたいなものだし。
入院患者の、小さなひかるちゃん、
サン太みたいな、ホワイトシュナウザーの小さなひかるちゃんとの出逢いで、
ずいぶんと救われて、生まれ変わり、
サン太との出逢いをもたらしてくれた、
最近は、三木龍馬氏との出逢いもあった。
感謝、感謝。こんな暖かいきもちになるとは。。
ハッ、それはそうと。
クライド・フォレスター氏は、神様ということになっているんだ、と、再び、
祭壇で告白をするおじいさんの告白に耳を傾けました。
おじいさんは。。。
本当に息子は可愛いこで。
養子を迎えた、というのに、卑屈でなく、息子は、施設から自分を本当の子供として育ててくれる事に感謝してくれているのが、
有り有りとわかり。
もしも、もしも交通事故で亡くなった血の繋がりある息子が、生きていたら、
果たしてこの子みたいに優秀になったんだろうか。。。
この子みたいに、素直で明るくて、聡明で
こんな、太陽みたいに輝く子になったんだろうか、と。
そう思うぐらいに、私たち夫婦には、もったいないぐらいに、素晴らしく
優秀な息子に成長しました。
クライド・フォレスター氏は、
あ。。。あ。そう、、そうか。このおじいさんは、
息子の自慢話がしたいんだなぁ。
やれやれ。。。さすが、お年寄り。
そういうことか。
なるほど。なるほど。話し合いてのいない、可哀想な老人は、
誰かに話を聞いて欲しいんだなぁ。
よくあるかもしれないな、、
老人の孤独と、過去の栄光か。。。
クライド・フォレスター氏は、自慢話をしたくなるほどに、大事に思える息子がいることを、羨ましいとおもいました。
武勇伝や、家族の自慢話、誰かに聞いて欲しいんだなぁ。。
ああ。。。仕方ないじいさんだな。。
やれやれと、、、また。老人の告白に耳を傾けました。
老人は。
わたしは。。わたしは息子と一緒に暮らすにつれて。
妻もわたしも、息子がほんとうに可愛くなり、亡くなった子供に手を合わせながらも、
うちに来てくれた息子のご縁に、大変感謝いたしました。
来てくれた息子も、亡くなった息子の墓前に手を合わせたり、あれこれ、墓前に報告していました。
しだいに、息子と一緒にいるにつれ、もしも、事故で実の息子が亡くならなかったら、と考えるようになりました。わたくしどもは、しがない自動車整備士です。
養子を迎えるにあたって、多少、わたしの商売を継いで欲しいという下心は、ありましたが、、、養子になった息子は、
車は好きだけれど、もっとなんか違うというか。。。わたしからしてみれば、びっくりするほど優秀で。。。
息子は医者になりたいと言い出して、
わたしは、全く別の世界の中の話みたいに、
医者になるなんて、と思ったものの、
しかし、この息子ならば、医者になれる。
と、ますます、息子を自慢に思いました。
わたしも、できるだけのことをしてやりたいと思いました。
息子は、医者になりました。やはり。。。
医者になっても、息子は、遠くへは、行きませんでした。
息子は、だんだん頭角をあらわしたころ。。
イケメン、優秀なドクター、として、マスコミに取り上げられました。
クライド・フォレスター氏は、
お。やれやれ
イケメン。優秀な、ドクター。そりゃあ。自慢話。。したい、よなぁ。
したくて、ウズウズしてるんだろうな。
しかし。なんか。なんだろうな?どっかで聞いたような話なんだけどな。と、ふと、首をかしげました。
誰だったっけー、こんな人、こんな話を、、どこ、かで聞いた、
さらに、老人の告白は、続きます。
息子は名医として、飛び抜けて優秀なドクターになり、
わたしも妻にも、とても優しくて。
自慢の息子になりましたが、、、
しかし。有名になり、、、里子に出した親が、息子を嗅ぎつけて。。。息子に寄ってくるようになったのです。
私たちは、焦りました。
もう、息子はいいとしだから、息子を返せ、とは、言わないでしょうが。、
だけど。。なんだか、家庭を壊される気がしまして。
と、いうのも、養子を迎える時に、息子は、
ハイスクールのカップルの子供で、女性が、男性の気を引き独占する為に妊娠しましたが、
プレイボーイの男性は、妊娠をきっかけに女性を捨てて、女性は、たかが、女のひとり、だったんでしょうね。
それで、利用価値がないとわかると、女性は、さっさと赤ちゃんを里子に出したらしく。
女性の親も、世間体が悪いからと、赤ちゃんを里子に出させて。。
だけど、有名になり、名医となった息子を嗅ぎつけて、
案の定。息子の親は、だんだん息子にお金を無心しはじめました。。。
最初、息子は、お金を援助していましたが、
だんだん金目当てだ。とわかり、
援助を断ると、母親は、ブチ切れて、
息子は、男を釣る道具に産んで、役に立たないので捨てた!!!と、
息子を傷つけました。
父親の方も。。。捨てたはずなのに、嗅ぎつけて、息子やうちにつきまとって。。。
あ。
あれっ、、、これ、これは、ヤブだ。
そうだ
ヤブ。イヤイヤ、そのじつ、名医だが、、、
ビアンカ院長先生の。。
ビアンカ院長先生の、養父?
クライド・フォレスター氏は、、
ビアンカ院長先生の養父が、人殺しを?
まさか。まさか、認知症だから、そんなこてを言うのでなく、ほんとに?
だけど。。ビアンカ院長先生の話しと一致している!!
音鳴り町。。。音鳴り町病院からほど近い
おごそかで、引き締まった寒さの教会。。
奇跡が舞い降りそうな神聖なる美しさに対比して、。。
祭壇でうな垂れたおじいさん。。
おじいさんは、祭壇、神様に、静かに語りかけました。
聞いてくださいますか、、、神様。
私は罪深き人間ですが、ここまで生きてしまいました。なんで、こんな罪深き人間を
神様は、永らえて生かしてくれるのでしょうか。。。
私と妻は幼い男の子を、交通事故で亡くしました。息子が3歳だったと思います。
轢き逃げで、目の前が真っ暗になりました。
妻が、一瞬目を離した隙に。。。
当時の轢き逃げ捜査は、今の時代と違って、犯人逮捕も、綿密な捜査もおこなわれず。。
いまの時代すら、未解決事件はたくさんあり。
仕方ありませんね。。やるせないです。
妻は、この息子を亡くして。もう妊娠できない身体、です。妻からは、子供ができないので、別れて欲しい。
わたしが息子から目を離したせいだし、、
あなたは、まだ若いし、子供が好きなあなたは、これから子供ができる可能性があると言われましたが、
しかし。。子供は欲しいけれど、
妻の子供じゃなければ意味はないし。
いないなら、いないで、里親制度を考えたらいいと、わたしはそう言いました。
確かに、子供が欲しいのは事実でしたし、
でも、誰の子でもいいわけじゃない。
神様。
わたしは、家族のベーシックなところ、奔流となるところは。。。。
愛だと思います。。そんな、愛という土台なくして、、、家庭という城は、築けないと。、
バカみたいに思われて、
くさいかも、しれませんが。。それが、わたしの流儀です。
愛している
自分を責める妻を、ほうっておくわけにもいきませんし。
子育ては、夫婦すべてが二人三脚です。
わたしは、大切にできない好きでもない愛情もない異性の子供でも、子供は、子供と割り切れる性質じゃないし。うちは、商売があるから、
息子が亡くなり、それは残念だとは思いましたが。。。妻と離婚したくないので、妻以外の女性の子供などつくりたくありませんので、
それならば、と。
養子を迎えることにしました。
ですが、なかなか、この子は、という子供は見つからず。
ここ、音鳴り町や、隣の神楽町近辺では、
国籍や生命の種類に問わず、
いろいろな、人種や生き物のるつぼのグローバル社会で、
相性さえ良ければ、ご縁なので、人種や国籍は問わないと、妻と養子を迎える事に決めまして。
早く、私らにも息子が見つかるとは思いましたが。、。
だけど。。。
やはり、うちに来てくれるだけでありがたい、贅沢は言わないと言っても、亡くなったたった一人の我が子に執着してしまい。。。結局、
どうしても。。。
息子に似た白人の男の子を、と。
探して。。。探して。。探して、
やっと。。やっと、施設から、小学校に通う亡くなった息子が生きていれば、同じ年齢の男の子を探しました。
聡明で、可愛いこで。なんと、微笑ましく天使みたいな子でしょうか。
私たち夫婦に、小学校一年生の息子ができました。運命の出逢いです。。
クライド・フォレスター氏は、黙って仙人のようなおじいさんの告白を一方的に聞いていました。
なんだか、愛だの。。それはそうかもしれないが、やっぱり、このおじいさん
映画やドラママニアで。昔よく見ていた恋愛ものかなんかの、主人公になりきって、、ボケてしまってるのかな。。。
運命の出逢いとか。、愛だの、ねぇ。。
そこは。。。苦手な。。。
クライド・フォレスター氏は寂しい気持ちに再びなってしまいました。自分も悪いが、息子はヤクザ。行方不明のヤクザものだし。。
クライドさんの、
妻は。。。離婚して。わざと、あちらの非をもってくるようにして、あちらの浮気や不倫を責めて自分が有利な立場で離婚して、
無一文で放り出したし。
仕事で、飲みに行く事やら、接待の飲みがありましても。。。
はっきり言って、もー、あからさまにお金目当て!
クライド・フォレスター氏は、ヒール役の悪名高いが、大富豪でしたから。顔は綺麗でも、
名前や、お金だけ、に寄ってくるゴキブリや蝿みたいな、女はたくさんいました。
クライドさんだって、そりゃ、女は美人な方がいいですが。かと言って、もう、お金目当てがみえすくと、ウンザリ
バケの皮の厚化粧がおちたみたいに、
キモチワルクなるのでした。
女やら。。。
家庭のことは。。考えたくない。惨めになるし。。家族ってなんだろうな。。でも。
でも、クライド・フォレスター氏は、
家族の思い出なんてな。
マトモな、腹違いの弟のヒカルは行方不明になってしまったし。
確かに家族には。。。良い思い出はなかったものの。。。
いまや。
サン太が、わしの家族みたいなものだし。
入院患者の、小さなひかるちゃん、
サン太みたいな、ホワイトシュナウザーの小さなひかるちゃんとの出逢いで、
ずいぶんと救われて、生まれ変わり、
サン太との出逢いをもたらしてくれた、
最近は、三木龍馬氏との出逢いもあった。
感謝、感謝。こんな暖かいきもちになるとは。。
ハッ、それはそうと。
クライド・フォレスター氏は、神様ということになっているんだ、と、再び、
祭壇で告白をするおじいさんの告白に耳を傾けました。
おじいさんは。。。
本当に息子は可愛いこで。
養子を迎えた、というのに、卑屈でなく、息子は、施設から自分を本当の子供として育ててくれる事に感謝してくれているのが、
有り有りとわかり。
もしも、もしも交通事故で亡くなった血の繋がりある息子が、生きていたら、
果たしてこの子みたいに優秀になったんだろうか。。。
この子みたいに、素直で明るくて、聡明で
こんな、太陽みたいに輝く子になったんだろうか、と。
そう思うぐらいに、私たち夫婦には、もったいないぐらいに、素晴らしく
優秀な息子に成長しました。
クライド・フォレスター氏は、
あ。。。あ。そう、、そうか。このおじいさんは、
息子の自慢話がしたいんだなぁ。
やれやれ。。。さすが、お年寄り。
そういうことか。
なるほど。なるほど。話し合いてのいない、可哀想な老人は、
誰かに話を聞いて欲しいんだなぁ。
よくあるかもしれないな、、
老人の孤独と、過去の栄光か。。。
クライド・フォレスター氏は、自慢話をしたくなるほどに、大事に思える息子がいることを、羨ましいとおもいました。
武勇伝や、家族の自慢話、誰かに聞いて欲しいんだなぁ。。
ああ。。。仕方ないじいさんだな。。
やれやれと、、、また。老人の告白に耳を傾けました。
老人は。
わたしは。。わたしは息子と一緒に暮らすにつれて。
妻もわたしも、息子がほんとうに可愛くなり、亡くなった子供に手を合わせながらも、
うちに来てくれた息子のご縁に、大変感謝いたしました。
来てくれた息子も、亡くなった息子の墓前に手を合わせたり、あれこれ、墓前に報告していました。
しだいに、息子と一緒にいるにつれ、もしも、事故で実の息子が亡くならなかったら、と考えるようになりました。わたくしどもは、しがない自動車整備士です。
養子を迎えるにあたって、多少、わたしの商売を継いで欲しいという下心は、ありましたが、、、養子になった息子は、
車は好きだけれど、もっとなんか違うというか。。。わたしからしてみれば、びっくりするほど優秀で。。。
息子は医者になりたいと言い出して、
わたしは、全く別の世界の中の話みたいに、
医者になるなんて、と思ったものの、
しかし、この息子ならば、医者になれる。
と、ますます、息子を自慢に思いました。
わたしも、できるだけのことをしてやりたいと思いました。
息子は、医者になりました。やはり。。。
医者になっても、息子は、遠くへは、行きませんでした。
息子は、だんだん頭角をあらわしたころ。。
イケメン、優秀なドクター、として、マスコミに取り上げられました。
クライド・フォレスター氏は、
お。やれやれ
イケメン。優秀な、ドクター。そりゃあ。自慢話。。したい、よなぁ。
したくて、ウズウズしてるんだろうな。
しかし。なんか。なんだろうな?どっかで聞いたような話なんだけどな。と、ふと、首をかしげました。
誰だったっけー、こんな人、こんな話を、、どこ、かで聞いた、
さらに、老人の告白は、続きます。
息子は名医として、飛び抜けて優秀なドクターになり、
わたしも妻にも、とても優しくて。
自慢の息子になりましたが、、、
しかし。有名になり、、、里子に出した親が、息子を嗅ぎつけて。。。息子に寄ってくるようになったのです。
私たちは、焦りました。
もう、息子はいいとしだから、息子を返せ、とは、言わないでしょうが。、
だけど。。なんだか、家庭を壊される気がしまして。
と、いうのも、養子を迎える時に、息子は、
ハイスクールのカップルの子供で、女性が、男性の気を引き独占する為に妊娠しましたが、
プレイボーイの男性は、妊娠をきっかけに女性を捨てて、女性は、たかが、女のひとり、だったんでしょうね。
それで、利用価値がないとわかると、女性は、さっさと赤ちゃんを里子に出したらしく。
女性の親も、世間体が悪いからと、赤ちゃんを里子に出させて。。
だけど、有名になり、名医となった息子を嗅ぎつけて、
案の定。息子の親は、だんだん息子にお金を無心しはじめました。。。
最初、息子は、お金を援助していましたが、
だんだん金目当てだ。とわかり、
援助を断ると、母親は、ブチ切れて、
息子は、男を釣る道具に産んで、役に立たないので捨てた!!!と、
息子を傷つけました。
父親の方も。。。捨てたはずなのに、嗅ぎつけて、息子やうちにつきまとって。。。
あ。
あれっ、、、これ、これは、ヤブだ。
そうだ
ヤブ。イヤイヤ、そのじつ、名医だが、、、
ビアンカ院長先生の。。
ビアンカ院長先生の、養父?
クライド・フォレスター氏は、、
ビアンカ院長先生の養父が、人殺しを?
まさか。まさか、認知症だから、そんなこてを言うのでなく、ほんとに?
だけど。。ビアンカ院長先生の話しと一致している!!