神楽町小学校の近隣の喫茶店南風。。
三木龍馬氏が、音鳴り町のクライド・フォレスター氏のお見舞いに行き、
遠き幸せな思いでのひとつ。
幼い頃に。ホワイトシュナウザーのサン太を通して友情をはぐくんだ。。
その、一緒に遊んだ外国人の男の子は、クライド・フォレスター氏だったんだ、
そして、
ホワイトシュナウザーのパピー、
サン太は、家出をし、三木龍馬氏が、祖父や両親から言われていた、サンタの死因の
交通事故死したわけではなく。。。
サンタは、ご主人になるべく人、
クライド・フォレスター氏を助けるがゆえ、家出をし。最後は、クライド・フォレスター氏のサン太になっていた、
三木龍馬氏の家もじゅうぶんに幸せだったし。いいけど
サン太の主人は。クライド・フォレスター氏と、サン太が選んだのだった。
サン太は、、クライド・フォレスター氏を守る為に。。。虹の橋を渡って。。
それからも、
彼は、
見えないけれども。
ご主人が、幸せになりますように、と。切に
いつも。クライド・フォレスター氏をそっと見守っていたのでした。
ホワイトシュナウザーのサン太が亡くなった、という話しをすると、ミージイサンが、泣き出しました。
ミージイサンのうちには、ホワイトシュナウザーのパピルスが息子としていて、
ただいま、科学者の卵として、神楽町の東部、イーストサイエンス大学研究所の寮にいるのです。
幼少期の悲しい
ホワイトシュナウザー、サン太の死亡
事故で、
三木龍馬氏の祖父と、父親は、
ミニチュアシュナウザーのブリーダーの三木センチュリオンで、
ホワイトシュナウザーを、サンタの事故以来は、育てなかったと、ミージイサンは、聞いていて、
三木龍馬氏が、サン太の供養の為にもと、ホワイトシュナウザー解禁をして、
ちょうどその頃のタイミングで、
ミージイサンは、歳をとったので、
定年退職後、
ゆるゆる、小学校の用務員さんのアルバイトに応募しました。
子供もいないしと、亡くなった奥様と、三木センチュリオンから
ホワイトシュナウザーのパピルスを家族として迎えました。
夫婦、どちらかが先には亡くなるものの、ひとりになっても、家族がいますように。と。
それで、ミージイサンの奥様は、亡くなり。
ミージイサンは、一緒に住んでいないけど、息子になった優秀なパピルスとふたりきりの家族なので、
もしも。。。もしもワシのパピルスが、突然不慮の事故で亡くなったら。
と、急に思うと泣けてきたのでした。
「ナニナイテンノヨウ
ミージイサン、
シュナボーノオジイサマモ、ゴイッショ」
「ジイジイ。座っていい?ビーナスが、喉かわいたー、喫茶店いこ〜って、引っ張ってきたけど、席、空いてないんだもん。」
ニコニコしながら。
シュナ坊が、ヴィーナスに連れられて、学校帰りに、南風にやってきました。
ミージイサンと、浅見先輩と、三木龍馬氏で、四人がけのテーブルに、スタッフさんが、子供用の椅子を持ってきてくれました。
「モシカシテ、ダイジナオハナシデシタカ」じい様三人そろい。ハッ、とヴィーナスは、気づいたのですが。
「南風で、内緒話は、できんだろー、こんな混み合ってする方が、オカシイぞい。」
ミージイサンは、言いました。
「ま、大事な話しなんだけど。。。シュナ坊、ちゃんと、お金、持ってきた?」
三木龍馬氏が、シュナ坊に聞くので、
「シュナベーハ、アタシノオツキアイダイキン。シュナベー。」ヴィーナスが、苦笑いしました
「ヴィーナスが、いつも、奢ってくれるの。疲れたー、喫茶店いこー、とか。喉かわいたー、喫茶店いこー、とか、学校の帰りの会が終わって、ヴィーナスに児童会の会議がないとか、お仕事がすぐないと。南風に、よく引っ張られるの。ヴィーナスは、喫茶店ババアだし。」
シュナ坊が言いました
「今日は、シュナ坊のも、ヴィーナスちゃんのも、ジイジイが、支払い出すからね。ヴィーナスちゃん、なんかいつも、悪いね、、、あまえんぼうだからね、シュナ坊は。」
三木龍馬氏が、ヴィーナスに、お礼を言うと、
ヴィーナスは、「イイエー、アタシガシュナボーヲカクホシテ、フリマワシテシマイマスカラ。
アハハハハ。」
と。賑やかなテーブルには、南風のマスターのハリネズミのグーがやってきました。
「オヤ?こんにちは、いつもありがとう。ヴィーナスや。ミージイサンのお友達?」
「トユウカ、シュナボーノオジイサマト、オジイサマノオトモダチ。」
「オヤ。どうも。ご来店ありがとうございます。
南風のマスターのグーです。」
「
三木龍馬です。シュナ坊がお世話になってます、お洒落た
センスのある雰囲気がいい喫茶店ですねー、
カフェというのかなー、でも、お得というのか、そのギャップがいいですね〜、
コーヒーを頼んだのに、ピーナッツやら卵やらクッキーやら。
わしが、神楽町から、引っ越してから出来たんだね。」
「名古屋出資で、名古屋の喫茶店文化です。週によって、ランチタイム後は、サービスも違いますよ。
兄の、シェフのピースと一緒に、
名古屋から出てきて、最初、福の神タチバナさんのお店で修行して、それから独立して2年ぐらいにはなりますかねぇ〜。
シュナ坊ちゃんのおじいちゃん、て、ことは、お料理研究家の三木ローズ先生の旦那様?」
グーは、
いつもシュナ坊、シュナ坊と呼び捨てのくせに、
シュナ坊ちゃん、と三木龍馬氏の前でマスターのグーがいうので、シュナ坊もヴィーナスも、気持ち悪くなりました。
三木龍馬氏の奥様のカリスマ料理講師の
三木ローズ夫人は、料理人たちの憧れです。
グーの目もキラキラ輝いています。
ミニチュアシュナウザーに似た
優しそうな品の良いジェントルマンな三木龍馬氏と
いつまでも可愛らしくて若々しい人気者お料理講師の三木ローズ夫人は
とってもお似合いのご夫婦です。
「そうですね〜、妻のローズもいま、久しぶりにシュナ坊が元気にしてるかって、顔見にきたところです。
セーギ。。。あっ、ミージイサンとは、神楽町生まれ神楽町育ちの幼なじみじゃし。こっちの浅見先輩も。小さい時からみんな友達。」
「わしも、最近、喫茶店行ってなかったけど、なかなかいいもんじゃね。」浅見先輩が言いました。
「マスタ。。ホット。」ヴィーナスが、いつものようにコーヒーをオーダーすると、
「ヴィーナスちゃん、遠慮することないのに、いつも、シュナ坊がお世話になります、なんでも食べていいのに。」
三木龍馬氏は、ヴィーナスが、子供なのに、ホットしかオーダーしないのにびっくりしました。
早めな
クリスマスと、混ぜ混ぜシュナ坊と、よつごの福の神の福の神家での誕生日パーティー
こないだのパーティーでも、
確かにヴィーナスは、コーヒーを飲んでいましたよ。
でも。ジュースやら、スイーツ、もちろん切り分けたシュナ坊とよつごのバースデーケーキも食べていたので、
まさか。子供が、ホットだけ、って渋すぎる
シュナ坊がスイーツばかり。
三木龍馬氏家族のミニチュアシュナウザー達も、スイーツか、ミルクやココアやジュースやらで、
コーヒーをオーダーする子供にびっくりしました。
マスターが、笑って、
「こー見えても、ヴィーナス氏は、違いがわかるんです。やたらコーヒーにうるさいんです。
香りを楽しむ飲み物らしいですな、ヴィーナス氏に言わせると。」
「んじゃ、ジイジイ、なんでもいいなら、プリンあらどうも。
と、ソーセージ。」シュナ坊が言いました。
「プリンアラモードデショ。ナンカイマチガエルノアラドーモ、アラアラ、ア・ラ・モード」
ヴィーナスが、呆れます。
「通じるよー、通じるよ。あらどうも。ポットペトルも通じるよ。」
シュナ坊がちいさいので、ペットボトルをポットペトルやら、
エレベーターとエスカレーターがこんがらがったり、エレベーターが、エベレストになっていたり。
「マスター、スプーンとフォーク2個ちょうだい。どうせ、ヴィーナス、甘いのいつも盗むし。
ソーセージも、何個かあるし、半分こする。あと、フルーツヨーグルトね。
ヴィーナスとふたり分だから足りないし。それに、ウチのジイジイがお金払うから、」
「おー、今日は、お兄さんだね、シュナちゃん。」
子供用のかわいらしい
スプーンや、フォークを、ヴィーナスと、シュナ坊の前にそろえた
マスターが、シュナちゃんというので、
いつも呼び捨てのくせにー、なんか、キモー。
「ヴィーナスちゃんは、こないだのアザラシちゃんと、二人暮らしなの?」
三木龍馬氏がヴィーナスに聞きました。
「アザラシノフクチャント、ミナミシンマチニスンデマス。
アタシモフクチャンモ、シゴトシナガラガッコウデス」
神楽町には、働きながら学校へ行く、既に就労児童がいるので、子供のみで暮らす親から独立した子もなかにはいるのです。
福の神天職プロジェクトで、
個別の素質や資質、長所を社会に生かして
働く本人も社会もお客様も神様も、みーんな喜びましょうの精神で、
早くから、自分の社会の役割を自覚したり、生かしたり。福の神のもと、面談、筆記実技や試験を受け、
福の神の元に預けられ、福の神丁稚奉公。
親元から離れ、卵やらプロフェッショナルやらと、影なり日向なりして
神楽町で働く子供がいます。
親も、福の神の元なら、エリート。将来困りませんし、安心して自立を早くさせる人々もいました。
「かわいらしいねー、うちは子供いないけどさ。
嫁さんが、嫌いじゃないけど、、、産んで育てるまでは好きではないみたいだし、
あ、よその子なら、責任ないからね、可愛がるんだけども。。。
わしも、特に、仕事が忙しくて、子育てできるわけなかったからさ。
うちは、あえて、子供作らなかったんだけど。。。セーギんちは、パピルス君がいるし。
なんか。。。わしも、子供いても、良かったかな。
今からでも。。。わんちゃんと暮らそうかな。。。妻も、犬は好きだし。」
ヴィーナスや、シュナ坊が、キャッキャはしゃいでるのを、
浅見先輩が羨ましそうに見て言いました。
浅見先輩は、元ジャーナリストで、
いまは、ジャーナリストや、記者の育成や指導を、奥様ともしています。
奥様も、元ジャーナリストで、
浅見先輩とは、夫婦別姓だし。
浅見先輩も飛び回る性質の性格や仕事で、わずらわしい、ビイビイビービー仕事が忙しくてかえってこないだの、メソメソめそめそした依存的な
女性ならば、いっそ、夫婦別姓だろうが、
奥様の倉橋麻美さんみたいな、女性がさっぱりしていて、いいと結婚したのでした。
「じゃ、チワワちゃんなんて、どう?」
テヘッ。シュナ坊は、からかうように、ヴィーナスの方をチラッと見ながら浅見先輩に言いました。
「んぎゃ。
チワワは、嫁さんが、ヤカマシイのに。。。怒るよ。家に嫁さんが、2人いるみたいじゃん。」
ムギュッと、ヴィーナスが、
ナイショで
手をシュルッとのばして横に座っていたシュナ坊のおしりをつねりました。
ま。それはそれ。。。
どうも。。。クライド・フォレスター氏の弟さんと、
浅見先輩が、新人記者時代に、インタビューしたんじゃないか、、
三木龍馬氏も、クライド・フォレスター氏のお見舞いで、
甥の、西園寺玲泉氏が言うには、母親の桃子の一家が、セントラル美術大学の学生時代、
クライド・フォレスター氏の弟のひかるさんと同棲していて、
桃子と、桃子の家族が、悪徳宗教の、北斗山水から、洗脳を目覚めさせて、
救った、という話しでした。
やはり。。。。
北斗山水という、新興宗教は怪しい。
北斗山水からの、信者の救済活動をメジャーにしていた
音鳴り町の、音鳴り病院の、ビアンカ院長先生も、車に細工をされて、
命をねらわれそうになり、実際、ビアンカ院長先生は無事で、
ビアンカ院長先生の車を盗んだ実の父親が、
その車で事故死したし。
クライド・フォレスター氏は、もう、音鳴り町の病院をそろそろ退院するらしいので、
アポを取って
音鳴り町の病院に、退院のお祝いと、
弟さんの行方捜査の情報提供に、
お伺いしようか。と、いうことになりました。
ヴィーナスちゃん、福ちゃんも呼んで、
私たちがいるときは、だいたいローズが晩ご飯をつくるので、
福の神さんちに。
夜ご飯食べに来たら、と、三木龍馬氏は、言いました。
「キモチハアリガタインデスガ。イキタイケド。。。コムスメガ、ソノ」
「小娘?」
「アノ。。。オニミタイナ、チビデス。ワタシヲミルト。。コウソクシタリ、ストーカースルノデス。トホホ。。」
「ちーちゃんだよ、見てたでしょう、オジイもさ。パーティーの時に、僕が、チワワの他の女の子のはなしをして、ヴィーナスも、僕も、
クリスマスパレードが、チーム一緒だね、って言っただけで、ぎゃーぎゃー、怒り出した」
「あー、、そっか、、
あ、あはは。、。あれは。。。スゴイね。。あのチビチビが、寝てる時にどうだい。
ふだん、かわいそうだけど、他の人の
食べものがらあるから、タチバナちゃんの、お部屋に入っているでしょ、チーコちゃんは。」
ローズが、ごはんをつくるので。。
少しでも、みんな、たくさん一緒に食べると
私達も嬉しいしね。
三木龍馬氏は、優しく、
まだまだとても
ちいさいのに、
遠く親元から離れ、神楽町に、働きにきている、ヴィーナスや福ちゃんを気づかって言いました。
2019年04月26日
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