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2019年04月29日

さよならクリスマスキャロル83その老人の正体は??!

ど。。。どうしたらいい。。

音鳴り町の、幼い頃に、サンタクロースと遭遇して。。

懐かしくなり、さりげなくふらっと訪れた、
励ましをもらった小さな古いあの教会で。
祭壇に隠れたら。。。突然、誰かやってきた。

ヨボヨボなご老人。お爺さん、
まさかの予想もしていなかった、生きる菩薩の様なご老人の懺悔。、クライド・フォレスター氏は、

ドキドキ。。。

だけど。。。きっとこの人は。認知症のご老人なんだ。

サン太や、ワシの、神様の声に反応して
なんの疑いすらなく、
神様がいると素直に思っていらっしゃる
認知症
だから。神様の声に違和感がないんだ。

ふつうなら、誰もいない場で神様の声がしたらびっくりするし。

サン太は、クライド・フォレスター氏にウインクしました。

きっと。映画やドラマファンのテレビの見過ぎだったご老人が認知症になって。。


趣味が映画好きな人が、認知症になれば、
日ごろの願望もあいまって。
きっと、その人は、自分が映画やドラマの主人公になったかのごとく、混在してって
それは、おおいにあるかもしれない。


だけど、神様として。お話しを聞いてあげよう。

それとも、もしかすると、仙人のようないでたちで。。実は、半生以上、刑務所ですごした本当に人殺しをした。。。

極悪犯かもしれない。反省に反省を重ねて菩薩の域に達したのかもしれない。。

まぁ。。。自分は。。

フィクションだろうが、ノンフィクションだろうが。。。
この老人の、話し相手になるだけだ。
このご老人がどうあろうと。。。傾聴は、現代。なかなか、他人の話に耳を傾ける、という事は貴重な癒しだ。

万が一にも、このお爺さんが、凶悪犯で、
見つかって神様じゃないことがばれても、

わしも、おじいさんだけど、このヨボヨボのおじいさんには、さすが襲いかかられることは、ないだろうさ。

誰しも、聞いてもらうと悩みが半減するような気持ちになる。

幼い頃ここで、サンタクロースに会った。

今日は、ワシは、このご老人の、サンタクロース。。

クライド・フォレスター氏は、そんな気持ちになるのでした。

ガラッと
場面は変わりまして。
さて。。。こちらは、その。

例の福の神家の、ゲストハウスにて。

デミグラス系のハンバーグと、シュナ坊の大好きな甘いコンスープ。鮮やかでみずみずしいサラダ。

福の神家の福の神達は、年末の忘年会や、接待で全員留守で、
久しぶり、シュナ坊は、元飼い主さんの帰郷で、元飼い主さん三木龍馬氏ファミリーに甘えます。

神楽町小学校近所の喫茶店南風で、
幼なじみの浅見先輩や、ミージイサンと、
三木龍馬氏が、会う約束をすると、
シュナ坊を連れてきたヴィーナスに会ったので。

ヴィーナスや、福ちゃんは、就労児童として、親元から離れて神楽町に住んでいると聞き、

ヴィーナスや、同居の福ちゃんも、
福の神家のゲストハウスにて。
三木龍馬氏の家族と、奥様のローズ夫人の手作りディナーに招かれました。

年末の忘年会や接待続き。。で、シュナ坊の晩ごはんをどうするか、ですが、三木龍馬氏ファミリーが、いま、
神楽町に里帰りしてるし。

福の神家の、他の同居人のワンコたちは、
福の神のタチバナ、ラブのワンコ
チワワララ尾やトイプードル小雪は、

それぞれ教育係りの福の神の忘年会について行っています。

シュナ坊は、
小姑みたいな、なにかと小うるさい教育係りの福の神の笑〜についていきたくないし。途中からついてって、眠くなるのもめんどくさいし。

笑〜が、僕の教育係からハズレたらいいんだ。

笑〜は、問題児赤ちゃんチワワのチーコのめんどうを見ればいいのにさっ。

あんだけパワフル同士ならば、笑〜がチーコを教育係に責任持てばお似合いどうしなのに。。。

シュナ坊は、ここぞとばかりに、ついつい。
三木龍馬氏やローズ夫人に甘えました。

福ちゃんも、両親や他の兄妹は南極に帰り、ヴィーナスも金星からやってきて。

ふたりとも、家庭の味にはこのところご縁がなく。
家庭の味には、と言っても、ローズ夫人は、カリスマお料理講師でプロフェッショナル中のプロフェッショナルですが、

なんだか、シュナ坊も含め。福ちゃんも、ヴィーナスもホッとしました。

そろそろ、神楽町小学校と、音鳴り町小学校の合同クリスマスパレードがあります。

「明日の夜なら、グリちゃんに、クリスマスパレードのサンタクロースの衣装ができるわ。グリちゃんは、ホワイトサンタクロースね。
サイズは、私達ミニチュアシュナウザーを少し小さく、シュナ坊より少し大きく、ね。」

シュナ坊の姉の、イチゴ姫が言います。

「グリナラソレグライ。」ヴィーナスが、パクパク美味しそーに、ごはんを食べるので、

「わ、ダイエット中って、学校で言ってなかった?
イジワルげ。
シュナ坊が、突っ込みます。

給食ビュッフェのときと、年末の忘年会接待、。、ヴィーナスも、自分で仕事をする身ではあるので、

接待や忘年会が、あるのですが、夜は眠いやら、長話してダラダラって相手もいるので、適当にダイエット中だとか、

子供なんで、夜は早寝早起きします、
と、嘘も方便と。

もちろん、全部断るわけじゃないけど、気楽なパッとした付き合いなら、楽しくて。いいけどね。酒癖が悪い相手に、
アーだこーだくだをまかれたり。
アチコチ仕切り振り回すのはいいけど、
あちらからは、
拘束されるのってやだしね。

次の日学校があるし疲れる。

なら、シュナ坊のファミリーのご飯にお招き預かった方がいい。

三木龍馬氏夫婦は、子供好きで親切だしね。


さて。。。音鳴り町の、音鳴り病院に隣接する施設では、、、

「大変だ、大変だ。。。ラファエルさんが、ラファエルさんが。。。ラファエルさんがいないぞ!!!」

施設のスタッフが、見回りをすると、ラファエルさんの部屋のドアが開いています。。。

ラファエルさんは、もう、100歳前後で、

マダラ認知症。正常なときと、認知症の症状が。交互に来るときがあるのです。

ヨボヨボながら、昔っから足腰は鍛えていたらしく、ほおっておくと、徘徊の恐れがありますが、

普段きっちり施錠をしているので、安心していますが、、今日は、はっ

しまった、施錠をしわすれた!

スタッフ手分けしてくまなく施設をさがしましたが、見当たらないので、隣の音鳴り病院にも、

ビアンカ院長先生のもと、
音鳴り病院に、連絡がきました。


「な、、、、なんですと??!

なんですと、ち、養父がいなくなった?

そうです、
ラファエルという認知症のおじいさんは、
ビアンカ院長先生を大事に育ててくれた養父なのでした。




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