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2019年04月08日

さよならクリスマスキャロル。64シュナ坊の、違和感。。。

だーれもいないから、
シュナ坊を、
夜になるまで、ヴィーナスんちに預かってもらうわ。そのまま、学校から一緒にヴィーナスんちに帰りなさい。
低学年クラスの、
帰りの会が終わり、帰り支度をしていると、

低学年クラスに笑〜がやってきて。


笑〜は、シュナ坊に言いました。
今夜は、みんな年末年始とかで、

福の神たちが出払っているようです。

じゃあ、ヴィーナスがうちにこればいいじゃん!!!
こないだ、ヴィーナスが、うちにきて、海老フライかなんか、居酒屋金曜日で出前したでしょ。

シュナ坊は、いいますが、
笑〜は、
福ちゃんもいるし、福ちゃんがヴィーナスと暮らしているのに、シュナ坊が、
ヴィーナスを取ったらかわいそうだし。

取ってないよ。
ヴィーナスを取るのはチワワちゃんのちいちゃんぐらいだよ。取らないもん。うるさいし。

「チワワのちいちゃんのハナシをしてヒューヒューヒヤかすから、ヴィーナスが怒るのよ。

「笑〜が、ヴィーナスに、ちいちゃんは、チーコになりました。ってヴィーナスにわざわざひやかしたんでしょう。」

「だって。ヴィーナスは、ちいちゃんよく知ってるから、ご挨拶しとかないと。
「最近ヴィーナスとすぐ喧嘩するんだもん。
「仲良いくせに、あたしから、ヴィーナスに言っといたから。
「ヴィーナス、疲れたからすぐ喫茶店いこー、とか言ってくるし。世話焼きババの、
喫茶店ばばあだし。
「今日は、後から、ヴィーナスと福ちゃんもうちに来て夜のご飯だから、南風に行ったらダメよ。南風に行くと、シュナ坊は、すぐに、アイスクリームや、パフェばっかり食べるし。

「ヴィーナスが、後からうちでご飯食べるなら、わざわざヴィーナスんちに行かなくてもいいじゃん。めんどくさいなー、最初っからうちに連れてこれば話は早いのに、笑〜は、アホ。

「どっちがアホよー、
福ちゃんがかわいそうでしょ!!!あんたのせいで、福ちゃんがひとりぼっちじゃない、それに、福の神が暇なときはいいけど、福の神がみんな、忙しい時に、かまってられなくて、ヴィーナスが来ると、キュンキュンキュンキュン、チーコが暴れて大変でしょう。

「ちいちゃんに襲われても、死ぬわけないじゃん。それに、福ちゃんも最初っからみんなでヴィーナスとうちにこればいいのに。

「年末年始にかけた大掃除なのよ。。。年末年始は、なにかと人の出入りが多いでしょ。ついてきたら、あんたにも、雑巾掛け、掃除させるからね、」

「邪魔なんだね、
僕は。。
ふだんお掃除しないとガミガミガミガミ怒るくせに。

「会社の大事な話もあるのよ、、さ。ご飯まで帰ってきたらだめよ。」

そう、強引に
笑〜に押し切られ。
また、ギャーギャーギャーギャーギャーギャーいつまでも言われるのもだし。めんどくさいなー。

笑〜もお掃除も、めんどくさいなー

掃除を手伝わなくていいなら、と。シュナ坊は、割り切りました。それに、ヴィーナスは、

ヴィーナスの身体の一部に触っていると、

セーノ、で、ある程度の距離ワープできるのです。
ヴィーナスの麗しが浜。南新町から、
福の神楽園の首都圏は、神楽町内だし。お茶の子さいさい。
移動も楽チンだし。
ま。いいか。大掃除サボれるしっ。

それにしても。。。なんか、変な感じ。

年末年始の大掃除を手伝わなくていいって。

びっくりしたー。

あの、笑〜が、、、

福の神たちは。、、
僕に内緒で、なんか。。。みんなで、楽しい事やら、美味しいものを食べて遊んで、、、

僕は仲間はずれにしてるんかなぁ〜。

なんだか、シュナ坊は、奇妙な違和感を覚えました。

ま。でも。こないだ、いいことしたー、っからサンタクロースの弟さんがうちに来たし。
だから、シュナ坊さま様。。。
優しくしないと、って改め直したのかなぁ。

ヴィーナスは、シュナ坊を見つけると、

「キョーハ。シュナボーノセワ。」大いばりで、シュナ坊の手をひっぱりました。

さきほどまで、
シュナ坊も、ヴィーナスも、
口をきかないだの、ウルサイなだの、プイッと、喧嘩していたはずでしたが。

よくある兄弟ゲンカみたいに、いつも、意識しない知らない間に喧嘩が終了です。
いつものことら。。。


下校に校庭に出る生徒の群れに、
中学年クラスのアザラシの福ちゃんを2人で見つけ、シュナ坊、福ちゃんは、ヴィーナスにつかまり、

他の友達に、バイバーイ。して、

セーノ、でヴィーナスにつかまり、三人で、

麗しが浜南新町の、海辺の白いおうちにワープしました。

家につくと、ヴィーナスが、手を洗えうがいをしろと指図してきて、

ヴィーナスが、冷蔵庫から、

濃いお茶を出しました。

冬でも、みんな子供なので、お茶は、クールです。

「まさか。。。オクス

オクス、というのは、シュナ坊の苦手なドクダミ茶です。

「ノー、カンポウノオチャ。ニジュッシュルイイジョウノヤクソウ。」
「若者が飲むもんじゃないよー、
もっと普通のお茶にしてよ、烏龍茶とか、ほうじ茶とか、麦茶とか。。。あるでしょうに。

「ヴィーナスの、製薬会社のクライアントさんが、よくくれるんだよ。スッキリするよ、若いうちから、健康は積み重ね、
」福ちゃんが言います。

「ケンコウハイチニチニシテナラズ

なんとか飲めるけども。

ジュースとか、ないのかあ。

シュナ坊は、ガッカリ。ジジババ老人会みたい。。?

今日は、オヤツすら出してくれません!!!

ジジババ老人会すら、おせんべいぐらい出すだろ。。。

なんで、いつも、ヴィーナスが、コンビニやドラッグストアで、パッと思いつきテキトーに買ってしまった気まぐれオヤツのや、

ヴィーナスのクライアントさんや、ファンからの贈答品があるので、
食べ盛り、すぐにも。さっさと、あれやこれや、
頻繁に出されますが。。。どうしたのでしょう。。



「シュナ坊やヴィーナスは、クリスマスパレード一緒のグループなんだねー、僕は違うから、ま、仲良い子いるからいいけどさ。
南極のお母さんから、クリスマスパレードの、サンタクロースの服を送ってきたんだよ。」

福ちゃんは、南極生まれで、両親と話し合い、神楽町の福の神の元に応募して、
晴れて合格し、

笑〜の、真珠養殖場の責任者をしています。

お父さんのお仕事で、神楽町に産まれ住み、

さらにまた、お父さんが、地元の南極に転勤で、両親と他の兄弟は、南極に帰りましたが、
福ちゃんは、
神楽町の
福の神支援制度の、子供を福の神の元で育成し、プロフェッショナルに!

に、大変興味があり、
福ちゃん自ら、福の神の会社の試験を受けて合格したので、福ちゃんだけ、
神楽町に残り、
親元を幼い頃から離れましたが、兄弟も多いし、
将来の保証もあるし、福の神も、福ちゃんに適性があるし、で、

支度金や、麗しが浜、南新町に白いおうちを福の神からプレゼントされました。

福ちゃんは、

家族に会いに、
たまに、南極に里帰りします。
産まれたのは、神楽町ですけど、、、

親元を離れるのは寂しいけど、既に仕事をキチンと持っている就労児童だし、なんだかんだ、仲の良い友達もたくさんできたし。

実家には仕送りしたり。お母さんや、お姉さんには、誕生日真珠のアクセサリーを送ります。

ヴィーナスが、その、カンポウのお茶らしきお茶の袋を丁寧に包みはじめました。


「なにやってんのー、バカ丁寧にさ。」シュナ坊が言います。ついでに、喫茶店南風のコーヒー豆も、袋に入れています。

「テミヤゲニモッテクノー、

「わざわざ、イイのに、それに、なんで、わざわざ南風のコーヒー豆を手土産?すぐに買いにいけるじゃん。

「カイスギタノ

なんだろう。


なんだか、福の神も、ヴィーナスも、

なにか、調子が狂うな。

シュナ坊は、お腹がすいてきてしまいました。





2019年04月07日

さよならクリスマスキャロル。63,神楽町小学校にて。。。


IMG_4255.JPG
「あちら様がご迷惑でなければ、お見舞いを申し上げたいし。そちらに送った絵は、笑さん、クライド・フォレスターさんに差し上げてくださいませんか??千歳さんも、話をしてみたら、、それならと、


思い立った三木龍馬氏は、笑〜に電話しました。


「大事なお客様からのプレゼントの長年の、三木さんの、大事な絵なんじゃないんですか??!」

「確かに。。。千歳さんが、あと、ふたつシリーズの絵を持っているので、大事にしてくださってるお礼に、三木さんには、もう一つの方を差し上げます、セシルや、独立したミニチュアシュナウザー達と仲良くやってこれたのも、三木さんとのご縁様ですから、と快く言ってくださいました。
千歳さんに、いいのですか、と聞いたら、あの絵を喜んで愛してくださる方に、私はひとつありますから、飾っていただきたいのですよ。どうぞ。わたしも、もういいおじいさんです。、。
幸せは、みんなでわけあいましょう、だって。
それに、弟様の絵だって。。。それは、素晴らしい巡り合わせです、って。

まぁ、みんなで、千歳さんの優しさにお礼を忘れずにしよう、と言いました。

小さなサンタクロースたち。。。シリーズ。三枚セット。
lucky。新入社員時代の千歳さんは、
お小遣い程度で、お部屋が明るくなる絵が、セット買えたなー。と、もちろん気に入ってはいましたが。。。
やはり、大事な弟さんの、と、あれば、クライドさんは、その絵は宝物でしょう。

小さなサンタクロースたち、の、ミニチュアシュナウザーのサンタクロースの絵の三枚セットは、
千歳さんが、ミニチュアシュナウザーに興味を持ち。まだ、犬がいなかった頃に犬好きの社会人サークルで、奥様に出会え。

三木龍馬氏に出会い。セシルちゃんや、独立したミニチュアシュナウザーたち。

千歳さんは、三枚の絵から世界が広がって。日常生活が気持ち豊かになりました。
なにげなしに。気に入ってたまたま、買った絵が。
それこそ、幸福を呼ぶ絵だと。

だから。幸福をわけあいましょう、と。
とっても、とっても。
千歳さんは、幸せなんだろうな。

三木龍馬氏は、あの日のこと。。。あの少年に出会えた事が嬉しくもあり、

しかし、また、クライド・フォレスターさんが。。。今まで荒れた人生を送られたようでやるせない気持ちもしました。

時は優しく、時には厳しく。。。年月は流れ、年月は流れ、年月は人を変え、

年とともに人は変わっていく。。。

良くも悪くも堕落も成長も。。。

みんな。。。

もともとの素質もあるにせよ、親元の庇護下にある環境を越えるのは、子供には限界があり、

クライド・フォレスター氏は、今更ながら、それに気づいた。
自分も虐待を受けてきて、連鎖、息子にも虐待していた。。。ほとんど殴った事はないけれど、。、虐待は。そればっかりじゃない。

フォレスター一族の洗脳は虐待そのもの。。。

さて。笑〜が、学校で、校門で、ヴィーナスを見つけると、嬉しそうに、
捕まえて。
「ね、チワワちゃんのちいさいちゃん、ちいちゃんがいるでしょ。」と、言ってきたので、ヴィーナスは、ギクッ
として。。。

「シャチョウ。オハデスネー、イーテンキダナ

ヴィーナスは、はぐらかしました。
「ヴィーナス、ちいちゃんに、はっきりした名前がなくて、ちいさいちゃんだの、ちいちゃんだのチビちゃんだの、教育係りのタチバナにかわいそうだから、チーコにしたら、チイコでも、イイけどって言ったら、チーコでいいよ。いつまでも、適当だと、確かにかわいそうだし、って言って、今朝、タチバナが、行き掛け役所に登録しに行ったのよね。

すると、ヒョイと、シュナ坊があらわれて、
「ホラァ。おめでとう。。ヴィーナス。。。。嫁さんの名前がきちんと決まったよー。後はもー、結婚だけだー。
チワワちゃんは、チワワちゃん同士で結婚しないとね。

シュナ坊は、今日は、笑〜に連れられて登校したようです。
「ダレガチワワダストーカーコムスメノハナシヲスルナ」
気の強い活発なヴィーナスですが、

相手がチワワちゃんの赤ちゃんだし、自分を好きだと言うとどーも憎めないところがあり。

「チワワ用の服を着るからヴィーナスは、チワワさ。宇宙人やめて、チワワになれば似合うのに。

「スナボウ
モーキョーハ、ツナボウトクチヲキカナイ

「おしゃべりなヴィーナスが、そんな事我慢できないくせにー。」アハハハー。

ギャーギャー、言ってると、早く校門に入りなさい、遅刻するぞっ!!。

生活指導の先生が、ビシッと
だいたいの、
先生は、天使と鳥のハーフティチャーズですが、

生活指導の先生は、雷様です。
あまり怒ると、まわりが、夕立や稲光りで、大荒れになるので。。。
キャー
校門前で、のんびりしていた
生徒たちは、慌てて、
蜘蛛の子を散らす様に、教室に入っていきました。

シュナ坊が、教室に入っていくと。
「そうそう!ヴィーナスと、シュナ坊たち。クリスマスパレードの、
あたしらの班は。ふり分け、神楽町小学校の高学年いないってよ!
笑さんと、ヴィーナスが、児童会役員だから、
シーズーのクラスメイトの牡丹が言うと。

「ゲゲゲのげ。偏り過ぎだよー。小姑が二匹。もー、
オバケだね〜。
シュナ坊が、言うと、ヴィーナスが、お尻でシュナ坊をキックしました。

「誰だよ、って小姑が、って誰とかさー、名前言ってないじゃん。とーとー、ヴィーナスは、自分を、小姑って認めたか。
ヴィーナスが、またシュナ坊にお尻でキックしました。

「あとは、、、音鳴り町の。。。さっき、先生が教えてくれたけど、、ひとり入院してこれない子がいるんだって。
牡丹が言います。

「シロイシュナボー。ダヨ。オトナリビョウインノ。エミーシャチョーガ、オミマイニイッタリシテルヨ。ワレワレトオナジク、テイガクネンジドウミタイ。
ヴィーナスが、言うと、シュナ坊は、

「ほら、ひかるちゃんでしょ。僕の惑星のかけらのサンタクロースが、その子の元へ行ったんだよ。

シュナ坊は、サンタクロースの弟に、クリスマスパレードの服をもらい、
いまに、
ホンモノのサンタクロースに会えるから

と、言われ。

惑星のかけら、グリがくれた虹のかけら、両方彫刻したサンタクロースが逃げてしまいましたが。

サンタクロースに会えるから。で、
単純。
もう、そんなことは、どうでもよくなりました。

あとは、音鳴り町の小学生メンバーは、高学年が、ひかるちゃんのお兄さんのヨルザちゃんと、オバケの子供。

中学年は、像の男の子。

低学年児童は、ウシ柄のチワワちゃんでした。


IMG_4259.JPG
「ミニチュアシュナウザーが、2人で、ひとり入院。チワワが、2人なんだねー。
シュナ坊が言うと、ヴィーナスが、

「ダレガチワワダ」再三、シュナ坊をお尻でキックしました。

「誰だよ、って名前言ってないじゃん!ヴィーナスは、自分で自分が、やっぱりチワワなのを認めたか?」

プイッ

ヴィーナスは、かんかんです。

ヴィーナスだって、チワワちゃんは、可愛くて好きなのですが、

ヴィーナスにべた惚れの、
福の神タチバナの赤ちゃんチワワちゃんのチーコは、ヴィーナスを見ると、
ちぎれんばかりに、シッポをふって、
喜んで飛びついてシツコイし。

チビだの、ちっちゃくて落ち着きなくウロチョロしてるだの、こうるさいだの、

シュナ坊を尻に敷かないと気が済まないヴィーナスは、それが、しゃくにさわるのです。

ま。ヴィーナスは、順位づけするし、犬じゃん、チワワちゃん、と、シュナ坊がからかうのでした。




2019年04月06日

さよならクリスマスキャロル、62,三木龍馬氏と、天使の羽根。


IMG_4251.JPG
「なんだって。。。えっ、、、じゃあ、やっぱり。。、あの子は?
あの子は、クライド・フォレスター氏と。。。」

笑〜は、三木龍馬氏に電話をしました。

小さな頃の思い出は、特に印象的なのが、点々と、こまぎれに、悲喜こもごも。。。

あの日の、三木龍馬氏。。
確かに。。。そう。。同じぐらいの年齢で、外国人で音鳴り町のお金持ち、と言ったら。。。
そうそう、限られてくる。

それに。。。クライド・フォレスター氏も、
無邪気なくったくないそんな頃が、

誰にもあるはずだし。

サンタが迷い込んだ、お城のような
夢みたいな素敵なお屋敷。。

サンタがなついて。。喜んでた外国人の男の子。
サンタに、あったあの子は、クライド・フォレスター氏だったんだ。

サン太は、白いミニチュアシュナウザーで、
これから、大きくなったら、初めての白いファミリーを作ろう。

祖父の龍之介が言っていました。

しかし、サン太は。。。ある日突然家を出ました。

もしかして、コアラみたいな、既に三木センチュリオンで育ったファミリーに、

たった一人でポツンと、赤ちゃんの白いミニチュアシュナウザーがいて。

だけど、よその家族に混ざり合って。
みんな、仲良しで、みんなと仲良くしていると、こちらは思い込んでいた。

コアラみたいな色のシュナ坊たちみたいなカラーのミニチュアシュナウザーのママは、白いサンタを受け入れ育てて。
他の兄妹とも仲良くしていたんだけど。。。

やっぱり。。。どこか。。。ひとりぼっちだと、感じてしまったのかなぁ。

サンタが、どうして家を出たのかわからず、

戻れば。。。冷たくなって戻ってきて。

家族みんなで泣いて。
三木龍馬氏の、おじいちゃんの龍之介が、白いミニチュアシュナウザーを迎える事がなく、三木龍馬氏のお父さんも。。。

三木龍馬氏は、お兄さんが2人いましたが、サンタが亡くなった時は三木龍馬氏より少し年上ぐらいの、子どもだったから、

サンタの悲しい事件以来、トラウマになり、犬は大好きだけど、自分が、三木センチュリオンを継ぐのが怖くなった。

龍馬氏は、サンタとは短いほんの一瞬だけど、
サンタの為にも、また、白いミニチュアシュナウザーを迎える事にしました。

三木龍馬氏の
幼なじみの、神楽小学校の用務員さんの、三ッ蔵正義さん、ミージイサンの本名ですが、

ミージイサンは、白いミニチュアシュナウザーの話を聞くと、子どももいないので、一緒に暮らしたい。ばあさんと共働きで、犬と暮らす事を忘れていたけど、

わしらも、もう歳をとったし、と、ミージイサンは、最初っから、白いミニチュアシュナウザーを希望しました。

それが、科学者の卵パピルスです。

神楽町の東部のイーストサイエンスの大学の研究室にいて、いまは、1人で暮らしています。

三木龍馬氏は、白いミニチュアシュナウザーを迎えてヨカッタ。と、親友のミージイサンの幸せを喜びました。

これで、良かったんだね、サンタ。

クリスマスに近いあの日、幼いサンタは天使になりました。


三木龍馬氏は、笑〜と電話で話をして、

ローズ夫人と、三木龍馬氏にクライド・フォレスター氏の弟さんの絵をくれた、千歳さんに、

「千歳さんに申し訳ないんだけど、あの絵は、行方不明の弟さんを気遣うクライド・フォレスター氏に差し上げたいんじゃ。

お叱りは覚悟です。だけど、、大事ないなくなった弟さんが残したもの、、、

ワシだって。クライド・フォレスター氏なら、ぜひ欲しい。

すると、千歳さんが、

「あの、あの絵は三セット。わしは、もう一つあるんじゃな。だから。もう一つを、また、大事にしてくれていた三木さんに差し上げましょう。
神楽町に、三木さんのあの絵を送ったんなら、そのまま、クライド・フォレスター氏に差し上げたら?
ワシだって、自分の大事な弟の絵があるなら、そりゃ、欲しい。みんな、そうじゃ。」驚いて、いいんですか、
三木龍馬氏は、
寛大な千歳さんに、感謝いたしました。

笑〜の話だと、筆記体のサインは、Pで、ピカりん。

クライド・フォレスター氏の弟のひかるさんは、小さな頃ピカりんと呼ばれて

以来、絵にピカりんと、ローマ字の筆記体のサインを入れるそうです。

三木龍馬氏が、とりとめなき考えごとをしながらお庭に出ると

冬の陽だまりのような優しい日。。だから、思わず、三木龍馬氏は、外に出てしまいました。

あっ。。。雪???冬なのにこんな、暖かな日に??と。。。
思ったら。。。あっ。。。

雪ではなく。。。まるで、天使の羽根のような白い羽根が空から舞い降りてきました。

サン太が、天使になった事を思い出して。
なんだか。。。

サン太が、見ている様な。。

IMG_4253.JPG


サン太。。。サン太は。幸せだったのかなぁ。

幸せじゃなかったから、家を出たのかな。。。

幼い頃の、喜んで三木龍馬氏にじゃれついて。喜んで、既にいたミニチュアシュナウザーの親子とも仲良くして。

あれは、優しいサン太が、小さいのに気を使ってくれていたのかな。

赤ちゃんの時に、お母さんから離れて

1人でみき家に来たサン太。

誰だって。。。悲しいかもしれない。


三木龍馬氏が、手のひらに、その天使の羽根を受け止めました。


すると。。。

クライド・フォレスターさんの、お見舞いに行きなよ。神楽町に帰郷するんでしょ。

音鳴り町の病院に、行きなよ。

クライド・フォレスターさんに、会いに行きなよ。

三木龍馬氏に、小さな男の子の、そんな声が聞こえてきました。



さようならクリスマスキャロル。61,思い出が舞い降りる日。

サンタクロースに会いたい。。。

サンタさんに、病氣を治して、元気にして。っていってるのに。。。

サンタクロースも、僕のことは。。。

無理なんだろうな。

クリスマスの朝になって目が覚めると、

そこには、今時の毎年流行りの素敵なおもちゃがそこにあり。

ありがたいし、嬉しいけど。。。

よけいみじめになる僕は。
その時は、いつでもね。。。
来年には、このおもちゃが使えなくなり、来年には、僕は、

おもちゃを受け取ることができないかもしれないと。

いつも。。。

よけいに悲しくなるばかり。

ねぇ。。。サンタさん。。、

元気はくれないの?

こんなことを言う僕は、悪い子だから、くれないのかな。

どうして、みんなは、、、最初から元気なんだろうなぁ。。。

僕は、なんかしたのかなぁ。。。

「えっ、そうなの。。。突然サンタクロースから、、、」
笑〜は、音鳴り病院に入院お見舞いを、

仕事関係の、脚本家の如月翠先生、
クライド・フォレスター氏、そして、ひかるちゃんの、

三人のお見舞いをしていました。

ひかるちゃんに、ピンクや白のしなやかな芍薬の切り花を笑〜は、また持ってきました。

茶目コは、今日は、お仕事でこれません。

ちょうど、病室に、ひかるちゃんがひとりでした。
ひかるちゃんは、笑〜に、サンタクロースが、たくさんのお金を振り込んでくれた、と、お母さんが言うんだ。

実は。。。ちらっと。、
僕は、もしかして、サンタクロースが、お父さんか、お母さんか、なんじゃないかと思ったことがあったりしたけど。。。

そうじゃないんだ。。。でも。。なんで、お金を、、、なんだろう。

ひかるちゃんが言うので、笑さんは、

「それで、治療をしてください、元気になってくださいね、サンタクロースは、お医者さんじゃないから、元気になるために、治療を、と、言っているのよ。

笑〜は、言いました。

サンタクロースからは、たくさんの振り込みが、何度かあったそうです。

ビアンカ院長先生は、むずかしいけれど。。。手術をする手もあると言うのだけれど。手術は、怖いし。

何度かは手術をしたけど、まだまだ入院してるし。
だけど、もしかしたら、良くなる?かもしれない。だけど。怖いし。。。

「サンタクロースは、僕に手術をしなさいって言うのかなぁ。お金をたくさんくれて。。。なんで、お金を、、なんだろうな。元気をくれないのかなぁ。。」

「お金で、元気や可能性や時間を買えるかもしれないから、サンタクロースは、ひかるちゃんに、お金をたくさんくれたんだよ。
ひかるちゃんに、幸せになって欲しいから。お金は、使い方次第で、ものすごく人を幸せにするから、サンタクロースは、
ひかるちゃんが、幸せなお金を使えるから、お金をたくさんくれたんだよ。
笑〜は、ひかるちゃんにそう言いました。

お金で買えない幸せもありますが、お金で買える幸せや、お金で健康が買える場合もあります。
お金で買えない幸せも、買える幸せも、両方わからないと、人は幸せになれないでしょう。

やっぱり、お金は使い方しだいだし。素晴らしい贈り物です。

クリスマスパレードの、希望の袋と夢袋の、夢袋は、お金の寄付を入れる袋でしたが、

中には、子どもにむやみにお金を与えるなんて、との批判もありましたが、

お金を与える人は、子ども達が好きなものにお金を使ったり、街をよくするためないわば、投資ですし。笑〜は、なぜ、そんな批判をするんだろうどもおもいましたが、

それぞれは、それぞれ。

クライド・フォレスター氏も、ひかるちゃんと接する事により、
昔はよく、いつも、
クリスマスパレードの子どもの訪問を、こじきだなんだと、クレームやら嫌がらせをしていた事が恥ずかしくなりました。

子どもからは、与えられ。。。人の気持ちや環境を豊かにします。

環境が豊かであることは、何も知らない汚れない子どもにとって、かなり重要なことです。
サンタクロースは、いない、と否定され、

無理矢理な暴言で、未来の自由をもぎ取られてひねくれて、愛のない結婚で、
道具のために生まれた自分は、
また、愛のない結婚で、道具の息子ができ。

息子は、ヤクザになり。。。やっぱり、土壌が、環境が、悪いのでしょう。

クライド・フォレスター氏は、今更後悔しました。

あとのまつり。。。でも。昔の人は、時代もあったかもしれません。男尊女卑やら、無理矢理な家業を継がされるやら。戦争に行かされるやら。。。

今の時代は、虐待でしかありません。


クライド・フォレスター氏は、ナイショで、こっそり、ひかるちゃんに、サンタクロースと、お金を。

音鳴り病院の、ひかるちゃんへ、と。音鳴り病院に振り込みました。

ビアンカ院長先生は、ひかるちゃんと、ひかるちゃんのご両親に、そのままお金を渡しました。

それは、過去へのつぐないでした。

クライド・フォレスター氏は、ヤクザになった息子も。自分も、ひねくれ。。。

やはり。。よい環境を、お金はたくさんあったのに、作れなかった。馬鹿だな。。
息子には、気づかずに。
悪いことした。。。
と、後悔しました。

笑〜が、また、クライド・フォレスター氏にも、芍薬を持ってきて、

「あの、、、クライドさん、、、わたしの友人の、ほら。クライドさんの弟さんの絵を持ってる、三木龍馬氏、、、あの人が、
子供時代に、外国人の犬好きな男の子と、会って、迷った白い仔犬と一緒に遊んだそうなんですが、三木龍馬氏は、だいたい、クライドさんと同世代なんです。。。でも。。。クライドさんは、昔は、ワンちゃんは、苦手、でしたよね???
今はもう、ひかるちゃんが、いるので、そんなことは、ないと思われるんですが。。。」


「えっ。。。あ、、、あ、、それ、それは、、、あの、ひかるちゃんと、おんなじ、犬種の白い、、、サンタちゃん??」

クライド・フォレスター氏が、びっくりして言います。

「は、はい、確か、確か、、、サンタちゃんだと、おもいました。三木さんが、いうには。。、


「わし、わしだ、わしじゃ!!!それは、、、わし。」

「えっ。。。え、じゃあ、三木さんは。。。」

「間違いなし。。わしね。。。

「それから、あの、三木龍馬氏の絵が届きまして、、、
秘書に持ってこさせる予定ですから。。。」と、言うが早いか、コンコン、とノックされ、

笑〜の第1秘書のロップイヤーのミミコさんが、大事そうに、

三木龍馬氏から届いた、小さなサンタクロース達が、の絵を、抱えてきて、

笑〜に渡しました。笑〜は、それを、クライド・フォレスター氏に見せると、

「この、感じは。。。あの、スケッチブックの絵と。。。おんなじ。。、」

「セントラル美術大学という、大学の学園祭で、千歳さんという、三木龍馬氏のお客様が、3枚ぐらいセットで購入したみたいですね。。。
こちらに、さいん?が、あるんですが、これは、Pでしょ?」

「あっ。。。ピカりん、子どもの時から、ヒカルは、ピカりんと呼ばれて、絵に、筆記体でピカりんと、書いてる癖があった。。。これは。。。これは、ピカりん。。ヒカルの。。。」

たくさんの、過去の思い出が、クライド・フォレスター氏に、舞い降りてきました。


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2019年04月04日

さよならクリスマスキャロル。60,過去と未来と。。。

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「アハハハ。アリガトー。

ヴィーナスは、喜んで、シュナ坊が、

これは、サンタクロースのおじいさんの弟がくれたんだよう。

僕のおかげなんだよう。

と、サンタクロースっぽい赤いマントを、ヴィーナスにあげました。

「ワォ。
ヴィーナスは、すぐにも、、羽織りました。フワッ。

IMG_4248.JPG

「可愛い。似合うわー。」パチパチパチパチパチパチ。

ヒュー
クラスメイトが、ワイワイ、ガヤガヤ。
わー、僕のおかげなんだよう。。。ヴィーナスが、チヤホヤされて。ムッ。IMG_4249.JPG

シュナ坊は、まんまと、ヴィーナスに、

主役を持っていかれました。

クラスメイトが、ヴィーナスを囲んで、わー、きゃー言っています。

「サンタクロースの、弟さんが、チワワちゃんの赤ちゃんのサイズで計ったんだって。
やっぱり、ヴィーナスは、チビで、ジッとしてられないから、そうだと思ってたけど、やっぱり、チワワの仲間だったんだね〜。僕も小型犬なんだけどなぁ〜。
チワワよりは大きいし。チワワは、チワワでも、チワワの赤ちゃんぐらいだし!

すぐスネる。。。
焼き餅焼きのシュナ坊がメチャメチャなハナシをして、癇癪を起こします。

「チワワノハナシハスルナ。ンモ
ヴィーナスは、日頃から、チワワちゃんの赤ちゃんのちいちゃんに追いまわされていますが、、、誰も助けてくれないどころか、
ひやかして、笑って。
みんなくつっけたがるので、プイッ
と怒りました。
ストーカーノ
コムスメガイッポウテキニシツコイ。

クリスマスパレードのグループ。

シュナ坊は、ヴィーナスや、ボタンやハニー。
そして、中学年は、エミチャメの笑〜や茶目子達だし。

あっ。

音鳴り町は、白いミニチュアシュナウザーのシュナ坊そっくりのひかるちゃんは、入院で学校に行けないので、名前だけですが、
シュナ坊と一緒のグループだし、
ひかるちゃんのお兄ちゃんのヨルザ君は、

一緒のグループで、クリスマスパレードに参加して、抽選でプレゼントをいいのを当てたら、ひかるちゃんにあげるんだ、
と、
脚本家の如月先生のお見舞いに行った笑〜が、クライドさんや、ひかるちゃんもお見舞いをして、聞いたのです。

入院で学校にいけないお友達は、他の生徒のサンタクロースがプレゼントするし、

抽選もちゃんと、病院とスカイプやテレビ電話で、体調が悪くないならするからね。

クリスマスパレードは、サンタクロースの格好で、子どもたちが、希望の袋を持って、
音鳴り町、神楽町と決められた地域をプレゼントをもらいに家庭をまわりますが。
サンタクロースに、
プレゼントを渡して?

なんだけど、子どもから希望や未来や夢をいただいているので、

子どもは、神様からのプレゼント
で、感謝の気持ちで、大人がプレゼントを渡すのです。

そして、

大人達や、福の神タチバナの飲食関係のスタッフは、
毎年、
ウェディングケーキみたいな大きなケーキを作ったり。
あとで、みんなで、ガヤガヤ、ワイワイ。切り分けて仲良く食べたり。

幹事さんによって、打ち上げも変わりますが、冬場、シャキシャキ採れたてダイコンのオデンやお味噌汁を炊き出したりして。
昨年度のタイムカプセルにしまわれた

みんなの、惑星のかけらの短冊の願いの
お炊き上げの、火を利用したお料理や、焼き芋や。。。

どんど焼きみたいな感じに。。。
はふはふと、寒いなか食べるのもまたまた、風情があるのです。

プレゼントを入れている希望の袋は、重くなったら、電話すると、係の人が預かりに来てくれます。
希望の袋もあるけど、夢袋は、お金をくれる方もいるので、お金を入れます。

夢を希望や、いっぱい。

笑〜は、もっとちいさい頃に、両親に、あの袋はなにが入ってたら嬉しいの?

と、聞かれて。

「おかねー。だって。おかねは、なんでも買えるし。好きなものを買えるし。
みんな、欲しいものや、価値があるものは違うから、お金が嬉しいなー。
だって。欲しく無いものをもらっても嬉しく無いし。お金や気を使わせたこちらも悪いし。。。もらって嬉しいもののひとつに、お金がある、」なーんて、言ってたかなぁ。

いろいろもらって嬉しいもの、どうでもいいものがあってあたりまえだけど。

お金はみんながもらって嬉しいものだー、食べたいもの、欲しいものは、そのときどき変わるけど。。。

お金はそのときどき違うものを買えるし。
と。

今はもう、笑〜も、自分がどれぐらい持ってるかわからないほどのお金持ちです。
欲しいものは、だいたいなんでも買えるし。
でも、ほんとに欲しいもの、ってなんだろうなと、

朝、サンタクロースの弟に会ったなんて興奮して喜んだシュナ坊を見てふと、考えました。

希望の、希望や夢を信じるキモチ、かなぁ。

クライド・フォレスター氏と少し話し合って、クライド・フォレスター氏は、小さな頃から、親にサンタクロースは、いない!!!
サンタクロースは、
あれは、商売だ、とか、クリスマスみたいなチャラ男みたいな日に生まれたとか、年末年始にこの忙しい時に生まれやがって、

なんて。罵倒されて育ったらしく。

それじゃ。。。まるで。。

虐待だし。ヒネクレるわよね。

確かに。。。クリスマスパレードのクレームやら嫌がらせはすごかったけど、

それはそれで、ダメはダメ。。。だけど。

でも。親の都合で、クリスマスに生まれたのに、親に馬鹿にされるって。。

だんだん。。。クライド・フォレスター氏は、音鳴り病院に入院で、患者のひかるちゃんに出会って変わって行ったみたいだけどなぁー。

とりとめなく、アレやこれや、笑〜に珍しくポーっとしていますと、

三木龍馬氏から、国際電話です。

笑〜は、シュナ坊に、クリスマスパレードのお洋服を、サンタクロースが渡した、というか、サンタクロースの弟が渡しに来て、

クリスマスには、ホンモノのサンタクロースがくる
と、言ったら喜んでた、と御礼を申し上げました。

ああ。ナイショなサプライズ、で、
三木龍馬氏、神楽町に帰郷。

シュナ坊にとっての、サンタクロース。三木龍馬氏。

「そうそう、笑さん。ずーと、気になってたことがあって。。。。わしね、なんか、すーごい子どもの時なんじゃけどな。音鳴り町の、お金持ちの、おんなじぐらいの、。。。外国人の男の子と、当時うちにいた、子犬のサンタと。、。遊んだ記憶があってのう。」

「えっ。。。」

「音鳴り町の、外国人の、お金持ちんち、で、おんなじぐらいの歳って。。。そら、限られるじゃろー、」

「うん。。。まさか、まさか?クライド・フォレスター氏と?
でも。クライド・フォレスター氏は、
昔は、犬が嫌いだったみたいだけど?」

「じゃよなぁ〜。。。じゃ、違うんかいのう。。。
お父さん、お母さんは、犬が嫌いだけど、僕は大好きってサンタと嬉しそうに遊んでたからなぁ。じゃ、違うのう。

それに、クライド・フォレスター氏は、、、、偏屈で嫌われ者としたヒール役の人、で、生きていた。

とてもじゃないけど、あの、ニコニコした犬好きな少年は。。。

似ても似つかない。。

よなぁ。。。

でも、確かに、あの日は、夢じゃなくって、はっきりと、記憶にある。

でも。。。もしかして。。。もしかしてあの記憶の中の少年は、

クライド・フォレスター氏?

三木龍馬氏は、なんとなく、おもいました。




さよならクリスマスキャロル。59。ごきげんな朝は。

「ハァーすごいすごい。

シュナレモンは、朝起きると、

いつも冬の朝はいつまでたってもお布団から離れないでモゴモゴグズグズ言ってますが、

今日は、シャッキリして、超ゴキげんさん!
と、ニコニコして起きてきました。

「アレ。
ナンダなんだー。オーちゃん帰ってきてたのう。。
大蔵は、てっきり仕事先に泊まりかと思ったんだけど、ま、昨日は、

福の神。一緒に眠る、大蔵や、柊が居なくって、独り寝だったからこそ、

あの、サンタクロースの弟さんが、僕のところにやってきたんだから。

福の神たちは。必死に笑いをこらえておりました。


「昨日さー、僕のお部屋には、サンタクロースの弟さんがきたんだから。

キラキラと、目を輝かせてシュナレモンが得意そうに言います。


「まあっ。それは、それは。で、なんの、ご用事??
サンタクロース?弟さん?」
ラブがわざとらしくききます。

「これを、くれたんだけど。これと、チョコレートねっ。
すっごい美味しそうなチョコレート。
昨日サンタクロースの弟さんから、香りのするチョコレートをもらって食べたら急に眠くなって。
気がついたら、朝で。
で、チョコレートと、ほら、あったかそうな、クリスマスパレードの衣装。

「おー、それは、よかったな、ボウズ、ボウズ昨日は、一人でおしっこちびらなかったか?」
大蔵がしらじらしくいいました。

福の神家のお食事当番のタチバナは、
12月ということで、年末年始、他の福の神よりも、泊まりや徹夜が続き、

今朝は不在でした。

それで、笑〜がクロワッサンや、マフィンと、卵を茹でてきて、ラブが紅茶を入れていますが、

「たっちゃんがいないと、なんか、朝からお食事の香りがないなー、チエッ。」たっちゃん、タチバナの香り立つ朝食が無く、
シュナレモンが不満げですが、

「仕方ないでしょ。みんな、あとは、ほとんどお料理しないんだから。ここのマフィンは、美味しいし、卵を茹でるだけでも、褒めてちょうだい。」臨時朝食当番の笑〜が。プリプリ怒ります。

「まぁ、いーや。
ね、見てみて見て。昨日、もらったんだー、クリスマスに近くなると、ホンモノのサンタクロースがくるんだ、ってサンタクロースの弟さんが言ってたよ。
あったかそうでしょー。
シュナレモンは、クリスマスパレードの衣装を見せびらかしながら、ご機嫌さん。

「かわいい。モコモコしてるー、
ラブがいいます。

ラブの、トイプードルの小雪は冬の朝は特に遅くまで寝ています。
赤ちゃんなので、学校にいかないし。

福の神家の、同居人の、シュナレモンのクラスメイトのチワワちゃんの、ララ尾くんは、学校から帰るとすぐに、泊まりのタチバナの仕事に、ついて行ってしまいました。

時々、ララ尾くんは、将来シェフになって、妹のちいちゃんに、美味しいものをいっぱい食べさせてあげたいから、と。

お料理関係のタチバナについていきます。

神楽町は、就労児童もたくさんいるので、小さな頃から、将来性を見出すのは大歓迎です。

妹の赤ちゃんのちいさいちゃんは、食いしん坊すぎて。タチバナが、他の人の分の食べ物に反応しないように、
お部屋にはバリアーがしてあります。
なんだかな。
ちょっとかわいそうだけどねー。

IMG_4245.JPG

ちいちい、ちいちゃんは、胃袋がブラックホールな。。。
だけど、超特異体質だしね。。。えへへ。

それは。そうとも。シュナレモン氏。

「でもさぁ。変なんだよ。なんで、僕のお部屋には来たのに、ヴィーナスらしき??人の、クリスマスパレードのマントまで、僕に渡せって言われたし。
僕が、いい子だから、僕のクリスマスパレードのお洋服をくれたのに。。。なんで、なんにもしてない、ヴィーナスのマントがあるんだろーな。。?
納得いかないし。

みたいな顔を、シュナレモンがすると、笑〜が。。。

「シュナ坊。ヴィーナスには、いつもお世話になってるでしょ!!、
それに、シュナ、蜘蛛の糸のお話は知ってる???自分だけが、って欲張ってプッチンと。地獄に堕ちるやつね。。。」笑〜は、きつくシュナ坊を注意しました。


「だって。きのー、ヴィーナスと喧嘩したんだよ。スナボウとか、ツナボウとか、めちゃめちゃ言ってくるし。ばっかみたいにさ。

「シュナ坊が、びなすって書くからじゃん。友達なのに。」どっちもどっち。。。
ラブが呆れました。

「難しいんだもん、ヴィーとか、しゃらくっさいし。

「とにかく、サンタクロースの弟さんが言ったように、ヴィーナスに、そのマントをあげるのよ。イジワルしないで。」笑〜が言います。


ヴィーナスは、帽子だけって言ってたけどなぁ。。。

IMG_4246.JPG

アーだコーダ。。。でも。シュナ坊は、嬉しそうに学校へ行きました。

福の神家は、神楽小学校と同じ神楽町首都圏区域で、シュナ坊は、歩きです。

スクールバスや、自転車、
親の送りなどなど。。。区域により、通学手段が違います。

鳥の生徒は飛んできたり。

海辺の麗しガ浜南新町は、ヴィーナスと時間が合えば、ヴィーナスにつかまって、ワープしてくる子もいます。

ヴィーナスに、つかまったり、手を繋ぐと、セーノ、で。ワープできます。

だから、楽チンなので、ヴィーナスが、お仕事で変則的な出勤じゃないと、近所の子供が、ヴィーナス出勤をしたがりますが。

だけど、けっこうヴィーナスは、福ちゃんと、小学校の近くのカフェ。南風でモーニング常連さんなので、ヴィーナス出勤は、

稀なプレミアムレアケースです。

シュナ坊は、ララ尾くんや、途中で友達と合流しつつ。。。通学路です。

「お。出かけたなー、はー、昨日は、バレやしないかとハラハラしたぜー。」シュナ坊が出かけたので、

大蔵が言いました。

「ダイジョーブですって。変声風があるんだから。。

変声風というのは、雲の形の袋で、中の空気をストローで吸うと声が変わります。

笑〜が、テレビ局の匿名さんの声を変え身元内緒にするために、の道具の変声風を持ってきました。

白い雲、老人男性の声を、で、ヨシ、っと。

「綿のヒゲだらけなら、わかんないよー、身体も座布団入れてふくらましたし。」ラブがケラケラ笑いました。

「なんか。。。座布団って、妊娠したとか、嘘つく女みたいじゃん。。
サンタクロースの弟、と名乗った大蔵が言いました。


「で。。。シュナ坊のホンモノのサンタクロースは、三木さん三木龍馬氏だしね。
笑〜も笑いました。

笑い合いながら。。。3人の福の神は、子供の頃のサンタクロースを信じていなかった、

と、いうか。最初っから、親の演出だー、

と、言って。両親にこってり絞られた懐かしいあの日を思い出して。。。

賢いのは、そうかもしれないけど、

嘘も方便な騙され上手もいるし。

なにごとも、キツキツな理屈っぽく生きないで、

地に足をつけながら。ロマンチックで、暖かなハートと、遊び心を大切にしなさい。

それは。。。

清濁伏せ飲む、福の神達の、

最初のクリスマスプレゼントだったのかもしれません。




2019年04月02日

さよならクリスマスキャロル。57海を越えて。。。

あ、そうそう、三木さん。。、
確かね、セントラル美術大学っていう、
わしの、新入社員時代の
会社の近くの大学で、

当時、センビダイが、民間に学食をオープンしていたから、会社の同僚とも、週替わりランチもリーズナブルだったし、なかなか
飽きないから、新入社員時代は、よく行ってた。。。

センビダイ、って言われてて。美術大学だけあって、お洒落なインテリアやキャンパスも、噴水が芸術的で、なかなか観てまわるのも楽しかったし。
見るものすべてがイキイキと洗練されて美しいなー、なんて。

若い頃は、おおかた、都会や、スタイリッシュさに憧れるもんじゃい。

わしも、海生まれな田舎モノから、、、都会に憧れて、わざわざ街の会社を選んだしのう。
確かに。千歳さんは、都会のダンディなおじいさんといった感じです。
三木龍馬氏に、ミニチュアシュナウザーの小さなサンタクロースたち、というタイトルのシリーズ絵の一枚をプレゼントしてくれた、

電話の向こうで、
三木龍馬氏の三木センチュリオンの、
お客様のおじいさんの千歳さんが言いました。
センビダイで、ランチに行くと、学園祭のチラシを配布されて、土日休みだったし、

殺風景な部屋に、絵なんかあれば、なんて。同僚とも話していて、気に入ったのがあればー、なんて気軽に出かけて。

わしは、海生まれだから、故郷の海。。もしくは、憧れのご縁がなかった山、、そんなん気に入ったのがあれば、と。自然絵

と、考えていたんじゃな。ところが、しかし、三木さんにも差し上げた、あの小さなサンタクロースの絵を。3枚セットで売り出され

ほーぉ。なんじゃけなー、たまに見かける、おじいさんみたいな顔の。。。サンタクロース。。時期があるけど、ま。自分の部屋に、だしなぁ。
なかなか、スタイリッシュな、ワンちゃんじゃ。
と。その絵をセットで買ったんじゃ。
それが、ご縁で、ミニチュアシュナウザーと暮らす事になったんじゃね。

なんか、予感がしたんじゃの〜、犬は、親が嫌いで子どものとき、犬と、住めんくて。独立したら、なんて思ってたけど、子どもん時から。
なんの、ワンコと暮らすか全然決めておらんかったのう。
それも、ご縁だからね〜。
千歳さんが嬉しそうに言います。

千歳さんは、三木龍馬氏より少し年上です、
三木龍馬氏が、クライドさんと、クライドさんの弟のひかるさんと同世代で、

ハタチぐらいの、美大生のひかるさん、と、千歳さんは大学を出て、新入社員時代に、その絵を買った。というので、

クライド・フォレスター氏から、弟さんの
ひかるさんも、千歳さんの住んでる都会の美大生だった、と言うことはわかりました。


だいたい千歳さんは、七十代後半ぐらいで、年齢層的にも、ひかるさんの絵を買った可能性が高いのです。

まぁ、
笑〜の写メの、
クライド・フォレスター氏の弟さんのスケッチブックの絵からして、
それは、確実に、ひかるさんの絵だ
と、確信しました。
以前、千歳さんは、
小さなサンタクロースたちは、3枚あり、その一枚を三木龍馬氏に、プレゼントしました。

三木龍馬氏は、その、小さなサンタクロースたちの絵を、笑〜の元に送りました。

これが、きっと、クライド・フォレスター氏の弟さんの絵じゃないか?と。

「隅にさのう、筆記体で。。。ミミズみたいなサインが、あるがのう。
千歳さんは言いました。

三木龍馬氏は、手元の自分の絵を、笑さんに、発送してしまったので、

「なんか、あった、ような。?ま、笑さんに聞いとこ。千歳さんは元気だなぁ。ヨカッタ。
セシルちゃんも。元気?」

セシルちゃんは、千歳さんちのミニチュアシュナウザーの女の子です。

千歳さんが、セントラル美術大学、センビダイで、小さなサンタクロースたちの絵をご縁にして、ミニチュアシュナウザーとの
生活がはじまりました。

子供達が独立してしまいましたので、

奥さんとセシルちゃんと、毎年毎年家族写真の年賀状を三木龍馬氏に送ってきました。

今年もまた。ファミリーの年賀状をもう撮影したそうです。

三木龍馬氏は、千歳さんにお礼を言ったあと、

笑〜に電話しましたが、どうも仕事中かなんらかで?出ないらしく。
同居のミニチュアシュナウザーのいちご姫に頼んで、パソコンにメールをしました。


千歳さんは、セントラル美術大学という会社の近くの美術大学で、セットで、小さなサンタクロースたちという絵を買ったようです。

千歳さんがいうには、筆記体で、書いた人のサインが小さく書かれているそうですが、
筆記体で、独特なサインで、千歳さんは読めなかったそうです。

しばらく時間が経ち、笑〜から、シュナ坊の写メと、


三木さん。ありがとうございます。
やはり、クライド・フォレスター氏の弟さんのひかるさんは、セントラル美術大学に行かれたようです。
いろいろありがとうございます。
三木さんからの絵を待ちます。

笑〜が、パソコンにそんな返信を送りました。

海外からの、
三木龍馬氏の絵が届き。。。

絵、だけではなく。、、三木龍馬氏の今住んでいる地域のお土産、ローズ夫人の作った果物のジャム、ハーブティー

玉手箱の様に次々と可愛らしいものにあふれ、

「あっ、

それは、クリスマスパレードのための、シュナ坊のサンタクロースの衣装でした。

いちご姫か、ローズ夫人が作ったのでしょう。
あと、マントみたいなのも入っていました。

これは。。。

シュナ坊のクリスマスパレードは、小学校に入ってはじめてですから、作りました。

あと、シュナ坊のお手紙に、

びなすは、からだがちいさくてまるいので、てあしがハポンもあり、
くりすますぱれどわ、びなすはぼうしだけです。へんなの。

と、書いてあり、いつも、シュナ坊が、ビーナスさんにお世話になっておりますので、送りますね。
帽子だけだと寒いので、マントにしました。

と、書かれていました。

これは、

シュナ坊には、、、サンタクロースからのプレゼント

と、言っておこう。


さて。。。ひかるさんのらしき。。

絵は?


確かに、筆記体みたいなちいさくて読みにくいサインがありましたが、

「最初は、ピィ、、Pかなぁ。?」





2019年04月01日

さよならクリスマスキャロル。56,悲しみの記憶のピース。

「お義父さん、、、今日は元気???」

ビアンカ院長先生は、ほとんどお休みがなく、お休みがあったとて、すぐ病院から緊急や、相談や、処理などなど。。なんだかんだ。呼びだされ。。。
少しの隙間をぬぐって、音鳴り病院の老人施設の育ての養父に顔を出すことにしました。

まだらに認知症がでてきて。もう90歳をとうに超えて、養母も亡くなり、いつ、
お別れが来て後悔しないか。。。だから、
習慣的に行ける時は顔を出しました。

たまに、ビアンカ院長先生の顔を忘れられる事があり、なおさら時間の問題とも思え

ビアンカ院長先生は、職業柄、死に行く人送る人の、死線をさまよったりお別れが
隣り合わせの職業柄の日常です。

義理の両親には、感謝してもしきれませんから。。。
つかの間のお見舞いが、なんとなく癒しにもなっていました。


ビアンカ院長先生は、いつも複雑な感情にさいなまれていました。長生きはして欲しい。だけど、、、病気で苦しむなら早く天国に行きたい。。。

泣いて延命治療費を無理矢理借金して延命治療する家族。苦しいから早く逝きたい患者。。。ずっとずっと安楽死、尊厳死のテーマは、医者同士討論になっていました。

幸いに
養父は身体は健康的で、ビアンカ院長先生は、お金持ちで、病院にはもちろん強いコネがあります。

養父は、たまにまだらな認知症。。。施設に入れ、完全看護。。
ビアンカ院長先生や、院長先生の家族もお見舞いに顔を出す。


しかし、義理の両親。、、養父は、これで幸せなんだろうか。。。

今日は、なんだか、少し。。。自分を忘れているのかな??

養父が、言いました。「北斗。。。。。北斗三水。。。ほくと。。。ほく。。。」

えっ。。。北斗?北斗三水。。。

それは、ビアンカ院長先生が、救済活動をし、たくさんの人を助けた
あの、いまはなき悪徳宗教団体です。

救済活動の主体となった
ビアンカ院長先生も、怨敵としてマークされ、
電車のホームから突き落とされそうになったり、
新車に細工をされ、謎の占い師の老婆に二週間前後、車は乗るなと、気味の悪い事を言われ。。

実際、実の父親が、ビアンカ院長先生から、新車を盗み。実の父親は、酔っ払い運転もありで、

あっけなく事故死。。。

身代わりと言われたら、それぐらいが、お金を無心し続けたチンピラみたいな実の父親に感謝すべき事だし。

実の
父親や産みの母親が、16、七歳でビアンカ院長先生をつくり、いらないから、とあっさり捨て。。。

ビアンカ院長先生が、お金持ちになり、

成功したら、ハエのように手をすり足をすり。。。よってきた。

しかし、ところが、、、寄生しようとしたダニみたいなビアンカ院長先生の実の

父親は、事故死して。。。北斗三水というある男性が、教団内部で、殺害されて、
殺害されたあとから。

結局その男性が、ビアンカ院長先生殺人未遂、その他救済活動をしていた人々や助けられた人が狙われたり記者が殺された実行犯だ、と犯人は死んだ状態で、事件は終わりました。

あの頃は、ビアンカ院長先生は、三十代前半ぐらいで、まだ、養父が、車の整備商店を実家でしていて、そのお客様が、
養父に、息子が北斗三水という宗教団体にかぶれた、と泣きついて相談していました。

それから、ビアンカ院長先生も話しを聞いたり、病院関係者や患者さんでも、北斗三水の宗教団体で、家族トラブルがある人がいて、

社会現象的にも問題になっていました。

学生時代の友人も、とうとう北斗三水に奥さんが最初ママどもサークルから入ってしまった、という事で、正義感の強いビアンカ院長先生は、友人や被害者家族と、
悪徳宗教団体からの救済活動をするようになったのです。

「お義父さん、お義父さん。。。北斗三水は、もうないんですよ。われわれは、勝ったのですから。。。」
ビアンカ院長先生は、養父に言いました。


「北斗三水の。。。。コウヤマは、、、犯人じゃない。。。コウヤマじゃない。」

「えっ。。。鴻山は、もう死にました。鴻山が、犯人と。」
悪徳宗教団体北斗三水の、
鴻山潔が、犯人死亡で、殺人未遂や殺人罪で逮捕されました。

「わたしは。。。。わたしは。。真犯人を。。。真犯人を知っている。。

???

養父の認知症?
それとも。。。ドラマ、養父は、よく刑事ドラマが好きで、ビデオなど、時間があれば、
ビアンカ院長先生が、録画する事がありましたが。。。

認知症で、ビデオや映画が交錯しているのでしょうか?

犯人??

鴻山?鴻山は、あの死んだ、わたしの車に細工をして殺そうとした犯人だ。。。

違う?

どうしたんだ。。。養父は?




2019年03月30日

さよならクリスマスキャロル。55。悲しみよ、こんにちは。

サンタクロース。。。

ある人は、ある人がサンタクロースで。
そのまた、ある人には違う人がサンタクロースで。

サンタクロースから。。。

突然、音鳴り病院の入院患者、白いミニチュアシュナウザーの男の子、ひかるちゃん
の元に。。。小切手が送られてきました。

フロム。サンタクロース。

勇気を出して。
早く良くなってください。。。

あなたのサンタクロース。


ビアンカ院長先生は、ひかるちゃんのサンタクロースの正体をなんとなくだけど、
薄々と。。
気づいてはいました。

だけど。。。多分、そのサンタクロースは、名乗らず、そっと、しておいてほしいのでしょう。。。
知らないふりをしました。そういう
ビアンカ院長先生は、既に幼少期サンタクロースが現れて、暖かい手を差し伸べてくれました。

それは、もちろん、施設から引き取り育ててくれた義理の父と母。

感謝してもしきれない。

もしも、あのとき。サンタクロースが現れてくれなかったら。。

子供の力では、どうしようもならない事もたくさんあります。

大人になれば、ある程度働くなり自立するなり、なんとかできることも。。。

それは、それは。私は幸せな巡り合わせだった。

孤児院の施設で、、、里子に行ったけれど。
だいたい昔の人は、
家の跡取りが欲しいとか、子供がいないから、老後をみてほしいとか。。。

そういう親もなかには、いるだろう。
しかし。。。私は、
義理の父と母に愛されて、学校にも行かせてくれて、好きなことをさせてくれて。

しかし。実の子供でも、哀しい虐待がある場合があり。。。
わたしは、捨てられて良かったんだ。。
ビアンカ院長先生は、時として不思議な感覚に戸惑います。

さて。。幼い
入院患者の
ひかるちゃんは、小さな頃から音鳴り病院に、入院退院を繰り返しています。
そっと、陰ながらに。
誰かが、そんなひかるちゃんの身を案じてくれたのか。

ひかるちゃんのお父さんお母さんも、保険はあるけど、それでもひかるちゃんの治療費がかかり、始終働きっぱなしで、
ひかるちゃんのお兄ちゃんの、よっちゃん、
ヨルザが代わりに病院によく来ていました。

小さなけなげな2人の兄弟。

どこかのサンタクロースが、病気の弟を影なり日向なりして、気遣う兄との、そんな兄弟二人を見ていたのかもしれません。

ヨルザがひかるちゃんと、病院の庭を散歩しているのを見ると、クライド・フォレスターさんも

居なくなった、弟のヒカルの子供時代を思い出します。

冬の日の暖かい陽だまりの様な、まだまだこれから冬も深まる時期なのに、春が見え隠れとするなんとも、不思議な光景が。。。
自分にも、わずかに。
あんな日があった。。。

SCANDAL記事。三面記事の、週刊誌スキャンダラシックス。
時として、世間のヒール役。。。著名人な
あることないこと、クライド・フォレスターさんも書かれていました。

冷血非常な
守銭奴、入院。

クライド・フォレスター氏は著名人です。アレやこれや、染み付いたイメージで叩かれる事もたくさんあります。


クライド・フォレスター氏は、地元の子供たちのクリスマスパレードに、毎年毎年暴言とクレーム。

だが、今年は入院。。。
クライド・フォレスター氏はクリスマス産まれ、クリぼっちの逆恨みか

癌には、意地悪も勝てない


そこで、クライド・フォレスターさんは、
先日、
笑〜に相談と、お願いして、
勇気を出して、弟のひかるさんの行方不明捜査を、マスコミに公開捜査をしようと決意しました。

そりゃあ。しかし。。。当然として。
賛否両論あるでしょう。

マスコミを使う、って!!!
ホントに大丈夫なのですか、著名人。。。
人嫌いなクライド・フォレスター氏が。。。???
ビアンカ先生は、身を案じてくれたのですが、
クライドさんは。。。。。
人生残り少ないし、、、
もう、あまり時間もないだろう。。。背に腹はかえられぬ。。。!!!
でも。

しかし、笑〜が言いました。

「弟さんの、ヒカルさんのご事情があるかもしれないわ。、、なにかあって身を隠していたり、もしも、ヒカルさんが、新しいご家族や、人間関係に、フォレスター一族だ、とか、著名人の、クライドさんの身内って隠していたりしたら。。。
なくは、ないでしょう。プライバシーは、ご本人様の意に沿わないと。」

そうです、テレビ公開捜査は、、、探す方は、自分の探す意思がある、しかし、逆に探された方の人のプライバシーがありますし、
あえて探されたくない事情があり失踪した場合もあります。

ひかるさんは、ハタチ、成人して行方めいでしたから。
子供や未成年が消えたのであれば、誘拐や迷子で、大っぴらに公表することもありますが。。。

ハタチ。成人した人の失踪は、いなくなりたいからいなくなった。過去を断ち切りたいから。。、、など、おおよそ、意思が働いているのでしょう。。

「内密理に、捜査した方がいいのかもしれない。信用がある、番組関係の、プロの探偵捜査陣に依頼しましょう、私も協力します。」

テレビ公開捜査を考えていたのですが、

弟さんの安否も知れず、

もしも、弟さんが、新たな人生をやり直す時に。。。あの人、クライド・フォレスター氏の弟だの、なんだの。。。
あれやこれや、ひかるの人生に傷がつき。新しい家族なり、なんなりができていて、過去を捨てたならば、ひかるの今の人間関係に、
下手したら犠牲者が出るかもしれない。

まずは、信頼できるプロの探偵に任せた方がいいかも。

確かに幅広く情報も集まる希望もある反面に、

ガセネタや、今や、ネット叩き。。。ひかるさんが見つかるとしても、
それをあれやこれや、どうだ、などなど。。。おもしろおかしく、ふざけた風評被害があるかもしれません。

もしかして、いま、ひかるさんが元気な場合でも。
ずっと、、、身を隠していたり、音信普通なのは。。。
そっとしてほしい事情がらあるかもしれない。。。

そうだ、、、やましくなければ、クライド・フォレスター氏は著名人で、どこにすんでるか生きてるか、みんなの知るところなんだし。

クライド・フォレスター氏には、なんらか。
連絡があるはずだし。

クライド・フォレスター氏は問題のある嫌われ者だけど。。。弟のひかるには優しく。学生時代も、喧嘩をしたわけではない。

やっぱり。。。ひかるは、既に。。。
既に亡くなってるのか

ハタチの時に。。。学生時代、突然なにがあってひかるは消えたんだろう。。。

笑〜が、クライドさんに。マスコミお墨付きな優秀なプロの探偵を紹介し、

笑〜も、できること。

クライド・フォレスター氏の弟さんのひかるさんの美大生時代に描かれたらしき絵について、
絵の持ち主の、三木龍馬氏や、送り主さんに連絡を取っていただこうと、できる事を協力しようとしました。

クライド・フォレスター氏は、なぜ、美大生の弟ひかるが、突然同棲中の恋人を捨ていなくなったのか?

桃子さんという、西園寺玲泉の母親が、玲泉を妊娠した事に気付いていなくなったにしてはおかしい。


ワシはともかく、ひかるは、そんなことをする人間性ではないし。

そして。。。クライド・フォレスター氏と、同じぐらいの年齢層の全く違う人生を生きる三木龍馬氏。。。。

なぜ、、、幼い頃に、白いミニチュアシュナウザーのサン太は、いなくなったんだろうか。。。


2人ともお互いの知らないところで、信用していた人が急にいなくなった。。。

ずっとずっとずっと、、おじいさんになろうと。。。2人とも、、、未だに忘れられない悲しみでした。





2019年03月29日

さよならクリスマスキャロル。54天使のしわざ??!

甘くせつない

年末年始。寒くて暖かな冬の夜。冬の夜は、ひとえにひとくくりな単純さがなく、意味深で
奥深い。なんとなく、矛盾した魅力が美しい。

にぎやかな集まりや華やぎがあり。。その裏には、表立たない様な。人肌恋しい寂しさがあり。

きっと、言い知れないドラマが点在し、交錯する。
人も、なにも。きっと矛盾するから奥深いものがあるんだ。。。
ストレートに楽しい、悲しいより。

そんな、グラデーションのMIXした様な雰囲気の方が、人は、面白み。間違いなく魅了されるだろう。

サプライズ。プレゼント。

シュナ坊の、元飼い主さん、兄や姉。

シュナ坊は、自らの希望で、元のファミリーと赤ちゃんの頃に旅立ち。


三木龍馬氏は、シュナ坊の産まれたばかりの写真を、スタイリッシュな額に入れて、
極小で、
大丈夫かなぁと、ミンナに心配されて愛されて。

海外より、
快適な神楽町にいたがるシュナ坊。
私が、めんどうみます、と言ってくれた笑〜。

笑〜には、海外の息子さんと住むので、
御礼に、と、ミニチュアシュナウザーをプレゼント。。。
この、極小の末っ子ちゃん。すーごく可愛いけど。
規定外の子だから、
他の子でもいいんだけど。大丈夫、大丈夫。

うちには、たくさん福の神がいるし。神楽町も快適な住みやすい街だし。

それで、シュナ坊は、福の神達と一緒に暮らすことになり。

三木龍馬氏の幼なじみの、神楽町小学校の用務員さんの、ミージイサンは、
年賀状や、たまに電話がきて。

三木龍馬氏の三木センチュリオンのミニチュアシュナウザーブリーダー出身の、
白いパピルスの話しばかりする。
パピルスは、人より優秀に成長し。

すっかりミージイサンのご自慢。

ちょっとぐらいてのかかり、抜けてた方がいいのに。。。なんて。いいながらも、実に嬉しそうだし。

愛しの奥様のローズ夫人と、現在、三木龍馬氏の、3人のポポロ、苺姫、コモモのミニチュアシュナウザー達と
神楽町に帰郷、、、。

セーギ、三ッ蔵正義、ミイじいさんにも、
シュナ坊に内緒な、サプライズで神楽町に帰ると、言っておきました。

三木龍馬氏の、いまだにわざわざマメに連絡する幼なじみのひとりの、
神楽町の、北西部の蓮水乃の、お寺さん、
水谷和尚は、年末年始だし、ご多忙??帰郷したいんだけど。。。と聞いたら

久々。
時間つくるー、と、言ってくれました。
水谷和尚の、水蓮寺にも、三木センチュリオン出身の神楽町小学校高学年のメグちゃんがいます。

みんな、それぞれ、自分たちのこが、一番可愛い可愛い。
IMG_4232.JPG

何年か経っても、
三木龍馬氏は、、、いまだに、サン太が、なぜ、家出したのか。。。わだかまるばかりだし。謎の名も知らぬ外国人の幼少期のサン太と一緒に遊んだ男の子の事が、
気になりしかたありませんでした。

僕も、ワンちゃん大好き。
そうだね、こんな広いお庭なら、ワンちゃん喜ぶねー。

でも、あんまり、パパとママが、ワンちゃん好きじゃないし。

だけど、お手伝いさん達は、ほとんどワンちゃんと暮らしてるし。

パパとママが外国に行ってばかりだから。

もしかして、一緒に暮らせるかも。

もしも、暮らせないなら、大人になったら暮らせばいい。

三木龍馬氏は、産まれてから既に犬とともに暮らす生活だったので、

そうか、自分がワンちゃん好きでも
ファミリーが嫌いだ、って人もいるんだ。


そういう人って、結婚してまたファミリーがワンちゃん好きじゃないなら、
なんか、かわいそうだな。

産まれた家は仕方ない。。。でも。
結婚は、新しい家族は、自分で、相手と選択し合うもんだし。

僕は将来、じいちゃんパパみたいに、
ワンちゃん好きなお嫁さんと三木センチュリオンを継ぐんだ。

三木龍馬氏は、小さな頃から

三木センチュリオンを継ぐんだ、お嫁さんは、ワンちゃんが好きなお嫁さん、と決めていました。

ローズ夫人に昔話をするうちにそんな話を思い出しました。

ご縁と言うのは不思議なもの。

そして。。。こちらのご縁も、
嬉しくもまた、
奇妙です。

音鳴り病院。。。

「僕。。。手術が怖いんだ。。。なんで僕ばっかりなんだろうな。。。みんな元気でいいなぁ。。。」
ひかるちゃんが言います。

音鳴り病院に入院している幼児、ひかるちゃんは、この頃、クライドさんのお部屋にお見舞いに行きます。

しかし、こんなに小さいながら。。。自分が病気なのに、クライドさんのお見舞いとは。

さすがのクライド・フォレスターさんも心を打たれました。

いままでの、クライド・フォレスターさんと言えば、
ビジネスライクか、実家はないし、
元奥さんは、浪費家できつく自己中で欲のかたまり。
保険金をかけられないうちに、自己中すぎて、クライドさんは、さっさと家を追い出しました。
息子はヤクザで行方不明。
息子が、
成人したら成人なので、と一切の責任を持つのはやめ、勘当したようなものです。

最初は、お金の無心にきましたが、警察を呼んだり、用心棒を雇い入れ叩き出しました。


クライドさんは、、、こっそりと、病院を抜け出して、ひかるちゃんの家族あてに、


サンタクロースより。。。
さあ、勇気を出して。。。

と、メッセージと小切手を

サンタクロースより、と名乗り送りました。

少しでも。。。ひかるちゃんの、病気の回復の足しになれば。。。

すると、あっ、



いいえ、それは、雪ではなく、

いつの日かみたいな、白い小さな天使の羽根みたいなものが、落ちてきて、

スーッと、クライドさんの目の前で消えていきました。

ほら、あなたは、何度か、サンタクロースを見たでしょう。

小さな男の子のような声がどこからともなくと聞こえてきました。

天使??
天使のしわざ