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2021年01月13日

大雪で高速道路を止めろというが


日本海側の県は昨年末から今年は記録的な豪雪で、積雪が2mとなる大変な状態である。

昨年は関越道、今年1月は北陸道で自動車1000台を超える立ち往生、

また、雪下ろしなどでの事故、屋根からの雪に埋もれて亡くなる事故が多発し、とても残念である。

道路では短時間での大雪であるドカ雪に降られると、4輪駆動車でも、チェーンを装着しても動けなくなるそうだ。

このような中で、立ち往生などの迷惑になるなら高速道路を通行止めにしたらという意見もある。

しかし、東日本大震災の時で知れたこと、国民生活のためには灯油、ガソリン、食料品が必要であり

企業においても食品原料、生産原料、材料などが必要で、それを迅速に運ぶためには

トラックドライバーと高速道路や国道は物流を通して国民生活や日本経済で重要な役割を果たしている。

物資を迅速に運べないと、特に物価が高くつく。

例えば、交通の便が悪い辺鄙な地域にガソリンや灯油、物資を運ぶのには手間と時間がかかる

そうなれば必然的に物価が高くなるのだ。

今回の大雪で、また日本の自然災害に対する脆弱性が明らかになった。

今後、日本経済、国民生活のためには日本海側での高速道路での融雪対策のための公共事業が必要だと考える。

しかし、日本の財政、地方の財政はひっ迫しており、財政で厳しいため、公共事業にお金がかけられないのだ。

NEXCOも平成17年に民営化された際に38兆円の国への借金があり、現在は企業努力を重ね

25兆円程度まで借金を減らしているが、高速道路も舗装や橋が老朽化するなどで、

維持管理費が必要である中で借金返済の義務があり、お金がないのだ。

しかし、雪国において遠距離物流を担う高速道路だけは道路機能を保持できる融雪設備の設置など必要ではと思う。

posted by 土木技師 at 00:00| 公共事業の問題


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