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2023年09月15日

土木業界もグローバル化の中で防衛の視点が必要では


以前、建設技術者として働いていたころ、

建設に関係したシンポジウムや講演会、講習会に多く参加していた。

なぜかといえば、設計技術者にはCPD義務制度と言って、新しい技術や改正法令、知見を学び続ける義務があるためだ。

(CPDの目的、要は現役の管理責任者は最新の技術、関係法令、周辺分野の動向、社会ニーズなどを把握して
公共インフラ設計の品質を高め、公益に資するために常に新しいことや広い知見を持つ責務があるということ)

よって、仕事以外に時間を割いて多くの勉強をしなくてはいけいのだ。

その中で違和感を感じたことは講義やシンポジウムの講師の先生

土木の大学教授などの先生方で海外の研究者と共同研究されている方など

土木技術は防衛や治安にあまり関係しないと思い込んでいる平和ボケしている大学教授や先生が多いと感じた。

最近の国防での研究では、もし戦争になったら自国を守る守備防衛が重要だが、

相手国に戦争を起こそうという気持ちにさせない防衛手法、

戦争が起きてしまったら、短い戦争で収束させることなども研究されているという。

その中で、やはり、中立公正な立ち位置で経済力の大きな国が最終的に戦争の抑止力が強いこと

自国での抑止力だけでなく、戦争当事国との仲裁役での役割、

戦争が起きても早期に収束する可能性が高い国とは経済力の強い国ということだ。

言うなれば、正直でまじめな貧乏人と悪徳な金持ちが訴訟を含め喧嘩した場合、

金持ちは弁護士に大金を払えるし、いろんな人脈があり、

貧乏な人は正しくとも結果的に負けてしまうということだ。

ただ、ネットの時代、世間では正しい貧乏人を応援して金持ちは叩かれて負けるケースもあるが。

よって、国同士の場合、経済力の強い国だと安易に戦争に走らない抑止力になるという理論だ。

ただ中国のような独裁国家に経済力を持たせることは世界の脅威になる。

日本の大学の先生方は平和ボケして、日本の高度な土木技術を中国や韓国に安易に親切心で教えたために

中国は急速な経済発展を遂げ、日本は経済大国の2位の座を中国に譲ってから

中国が台頭し利己的な自己主張をしだし、周辺国に軍事的なちょっかいをだして、トラブルが多発している。

今懸念されているのが台湾との戦争だ。日本での尖閣諸島問題などがある。

中国もロシアも共産社会主義の独裁国家は軍事力という武力で領土や主権の拡大主義で

迷惑するのは周辺国で紳士的につつましく国を運営している我が国や台湾、ウクライナのような国だ。

韓国との場合、日本企業は海外での土木事業で競争相手になることが多いが、

海外事業でコスト面で韓国に日本のゼネコンが負けて、受注に至らない問題もある。

土木大学の先生方はだれとでも分け隔てなく仲良く勉強し、相手の意見を尊重し

他国の研究者から学び、こちらの技術は親切に教えることが良いことだと考えているのだろう。

それは人としては大変立派な姿勢で考え方だと尊敬する。

しかし、国同士のことや世界での防衛や治安、戦争のことを考えれば、その考えは必ずしも正しくないと思う。

戦争になれば多くの人が死に、多くの人の幸福が奪われ不幸になる。

自分の研究成果や日本の最先端土木技術を中国や韓国に親切に教えてあげて他国が発展しご機嫌だろうが

結果的にアジア圏で日本が周辺国に負けて日本経済が疲弊して、

国民生活にしわ寄せがきているのではということも研究してほしいものだ。

土木でも防災分野など自然災害から国民の生命や財産を守る系統であるなら問題は少ないだろうが

高速道路建設、港湾整備や新幹線建設など交通や輸入輸出インフラは経済発展に大きく関係する分野のため

防衛上脅威となる周辺国を安易に発展させる土木技術、インフラ計画技術を反日な周辺国に教えることが

我が国の防衛、治安、国民経済という視点が平和ボケした先生には欠けているのではと思う。

日韓海底トンネル構想などそのよい例だ。

日本の大学の先生がたは中国人大学教授が中国共産党が自国の発展で日本を追い抜けとの命令

日本の技術を特許を無視して盗用せよとの国家命令に逆らえないことを知っているのだろうか。

日本の先生方も日本に不利でも中国や韓国の先生方と縁を切ることができないだろう。

頭がグローバル化し、平和ボケの高齢な先生が多い。

過去の実務者だった私からすれば、25年前に設計計算で用いる単位を一律にニュートン単位にして

実務での構造物安全性チェック、仕事の効率性低下は大学の先生方がグローバルかぶれしたためだと考えている。

30年ほど前は欧米に足並みを揃えることが進んでいるという風潮だったが

国内業務までニュートン単位にすることで、直観で安全性のチェックがしにくくなった。

普通の人が車の重さが250ニュートンと言われて感覚的に理解できますか、

250ニュートンは25トンに近い値だが。

車が衝突する力をニュートン単位で言われてわかるのでしょうか

土木建築の分野では日本国内業務は従来どおりトン、キログラム、センチ、メートルで、

海外業務はニュートン単位で使い分けしてもよかったのではないか。

圧力もトンからパスカルに変更し、感覚的に分かりにくくなった。

現場から見ると、このようにグローバルかぶれした大学の先生がたに反感を感じることがある。
posted by 土木技師 at 12:00| 公共事業の問題


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