2023年05月13日
タマネギ 「トウ立」注意、苗は鉛筆より細く
スーパーの野菜売り場や八百屋に新タマネギが並び始めた。九州、特に、佐賀県のものが目立つようである。私の住む地方でも、大きくなってはきたが、まだ、玉が茶色になっているものは少ない。私の畑は、べと病が見られたものの、ローテーション消毒の効果がでて、今は心配ない。1回勝負の野菜であり、収穫の見通しが見え、うれしい限りである。タマネギは、肥大期に水分が必要と言われており、潅水した玉は少し大きく、早目に食べれそうである。
タマネギの収穫期が近づくと、ポツポツとトウ立ちするものが見られてくる。毎日、朝食前、散歩がてらに畑に行くが、トウ立ちが増えていくのを見るのは、ショックである。球は、大きくならず、硬くなり、腐れやすい。ガッカリはするが、まず、芯をとり、硬くならないうちに食べていけば、新タマと同じであると考えている(考えざるを得ない)。
トウ立ち、いわゆる抽苔は、大苗が低温の影響を受けて花芽が分化するものであり、大苗で冬を越させるなと言われている。私の地方では、大苗の基準は、「鉛筆より太い苗」。苗の大小は、播種時期の影響が大きいのでトウ立の多い菜園は、少し、遅く播き、鉛筆より細い苗を植えてはどうでしょうか。私は、昔、8月下旬に播いていたが、今は、9月上旬に播種し、トウ立ちを減らしている。
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