シソは、「青ジソ」と「赤シソ」の2種類ある。青ジソは大葉ともいわれ、薬味、天ぷらなどとして利用され、赤シソは、梅干しの着色やジュースなどとして食べる。私の住む地方では、梅干しを赤にそめるために、赤シソを栽培していた。梅干しを作る人が少なくなってからは、栽培している方も減少している。畑にもあまり見かけない。
私は、青ジソしか作ったことがない。我が家の利用方法は、主に薬味や天ぷらであるが、大葉みそ、シソ巻き(シソでピーナッツ味噌などを巻き油であげたもの)を100個くらい作って、ご飯のお供にしている。
私は、シソを本当の意味で栽培管理したことはない。一般に野菜は、耕うん、畦立、施肥、播種、防除の流れで収穫に至るが、シソについては、私は、何もやっていない。収穫だけ、葉を摘むだけである。
ネギのそばにシソが生育しているが、この時期になると、畑のいたるところにシソが自然に発生する。昨年のシソの種子が落ちで、発芽してくるのである。その中から、空いている場所のシソを残し、追肥で生長を促し、時々、葉を摘み、夏の香りを満喫する。
あまり、消費しない我が家では、こんな「ほったらかし栽培」で間に合うのである。
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