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菜園クラブで野菜を作っています。たまに、釣り、旅行、スポーツをします。
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2023年05月17日

桜咲く盛岡を訪れて 南昌荘の池泉回遊式庭園

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桜の咲く頃、盛岡を家族で訪れた。昨年の7月、一人で大人の休日倶楽部パスを使い訪ねてから、約1年ぶりである。盛岡は、何度も行っているが、盛岡八幡宮は見たことがなく、テレビなどで見た朱塗りの重厚な大社殿を、一度は見たいと思い訪ねたものである。私は、大社造りも素晴らしいと思ったが、境内から中津川まで続く真直ぐな参道に感動した。今は、参道沿いに住宅や店舗が建っているが、300年前はどのような風景であったのであろうか。
今回は、家族とともに、盛岡八幡宮を訪ね、その近くを半日程度で散策しようということで訪れたものである。実際は、車と歩きで半日以上かかったが、次のようなコースを歩いた。
私の盛岡市半日コース
盛岡八幡宮右矢印1盛岡城跡公園 地下駐車場右矢印1盛岡城跡公園右矢印1下ノ橋右矢印1南昌荘右矢印1旧石井県令邸右矢印1旧盛岡銀行本店右矢印1盛岡信用金庫本店(旧盛岡貯蓄銀行)右矢印1紺屋町番屋右矢印1石割桜右矢印1盛岡城跡公園 地下駐車場右矢印1啄木新婚の家
桜の咲く季節に行ったためか、盛岡城跡公園、石割桜は多くの観光客で賑わっていた。ニューヨークタイムズで紹介された影響も大きいのであろうか。
やはり、盛岡八幡宮は、今から300年以上昔の延宝八年(1680年)に建立された歴史と重みを感じさせる大社であり、真直ぐな参道にはあらためて感動した。
私が、初めて訪れたのは、「南昌荘」である。恥ずかしい話であるが、その存在自体知らなかった。ホームページによれは、盛岡出身の実業家頼川安五郎が明治18年頃に邸宅として建て、築庭も含め数年かけ完成した。池泉回遊式の庭園を有し、原敬など数多くの著名人も訪れ、盛岡市の保護庭園・景観重要建造物。庭園は国の登録記念物に指定されているとのことである。
建築後、ほぼ130年の間に所有者が次々変わる中で、今日まで継承されてきたが、1987年、盛岡市民生協は、南昌荘が大手マンション業者により買収されという話を聞き、購入し、1990年からは、現在のいわて生活協同組合が維持管理しているそうである。
当日は、訪問者も少なく、中2階の南昌の間の椅子に座り、池泉回遊式の庭園を眺めた。寒い日であったが、ひざ掛けも備えてあり、暖かくゆっくりできた。窓ガラスは、昔のガラスでやや歪んでおり、ガラスを通してみる庭園は一層趣があった。
行政等ではなく、生協が文化財を管理している話は、あまり聞いたことはない。
庭園の素晴らしさに感動するとともに、岩手県民の文化財への愛情を感じた時間であった。





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