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2015年11月29日

バングラ河川敷に稚魚のマーケット市場あります。

こんにちは。ベンガルのタイガーです。



バングラデシュでえび養殖を進めながら、お魚販売を進めてます。



いつも えび養殖場の奮闘記を見て頂いてありがとうございます。


パイガサ養殖場は、これから河川の水が下がる時期。



☆池の水を抜いて土地の乾燥シーズンに入ります。というのは聞こえが良いのですが


もともと粗放養殖ですので、ヘドロなんかはありません。


本来なら自然のままでの放置で水を抜く必要性はないのですが、


年に一度の大掃除って感じですね。

IMG_4338.JPG



年末に池の水を抜く事により、池の中の雑魚が収穫できる。


養殖していない筈の魚や蟹・うなぎ・などが


河川ダムから入り込んで自然に大きくなった魚もいて


年末時期のちょっとした収入になるという事です。



☆それと養殖池を手放すオーナーさん達もいて、この12月という時期は


 この地区でも、オーナー入れ替わりが多い時期でもあるという事。




☆池の掃除が終わり、河川の水が上昇始める時期になると、

 稚魚を売りに多くの船が河川敷の土手に集まり稚魚市場が出来る。と

 いうのもパイガサ地区の見所です。


IMG_9381.JPGIMG_9604.JPG



稚魚を乗せた船がたくさん集まって来ます。
IMG_9606.JPG
IMG_9607.JPG


地元の養殖業者が集まって来て

稚魚を購入して行きます。



一年を通じ色々とパイガサ地区の養殖現場を見て来ましたが、


現地の方々の「物の見方。考え方・行動」と言う所が見え始めた感じがする。


気がつくのが遅かったのか、良かったのか。


薬品や大量の餌を投入し機械まかせで力ずくで養殖を進める集約型養殖をする方法。


昔から進めている粗放養殖を守って進める地元の人達。


☆年末近くになりますと、必ず考えさせられます。


環境も本当に大事とは考えますが、


現地の活性化を進める為には、それなりの収穫に見合った収入が無いと、


若い人達は、この村を離れ都会に行く。という事を目の当たりに見てきました。


な〜んだ。日本と同じジャ〜て感じに思いましたね〜。ちっ(怒った顔)

以上   


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