2019年12月12日
ドイツの道には街灯がない?都市間道路の紹介
こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
ドイツの道路時事情
今回はドイツの道、主に都市間道路についてご紹介します。
都市間道路とは
ドイツの都市は、全国に散在していてその周辺に小さな町がありす。
その都市や町の間に緩衝地帯のようなエリアが存在していて、多くの場合はただの草原が広がります。ミュンヘンやベルリンのような大都市ではそういったエリアを見ることなく隣町に着いてしまうこともありますが…
その緩衝地帯はLandstraße(ランドシュトラーセ)と呼ばれていて、基本的には片側1,2車線の道路です。例えるなら、アメリカで有名なルート66みたいな感じですね。流石にそこまで長くはないですけど、イメージはそんな感じです。
そういった道路は信号もなくあって環状交差点くらいです。また高速道路さながらの合流車線があって他方面からの道とも合流しています。
制限速度と動物
こういった道では、制限速度が70(km/h)だったり50(km/h)だったりしますが、速度制限が無い区間は100(km/h)が制限速度となっています。
なので日本の高速道路くらいの感覚で走ることができます。
ただそこまでの高規格道路ではないので、制限が無くてもそこまでスピードを出せないことも多いです。逆にオービスもこういった道ではあまり整備されていませんから、多少オーバーしても大丈夫です。
というのも、都市間道路は策などが無いので動物が出現することがあるんです。
森林が近い場合はシカなどが稀に出てきますし、小さい動物としてウサギやカエルを見ることはよくあります。そして100(km/h)近い高速で走っていると、ぶつかると動けなくなる可能性があるので、夜間はスピードを落として走る人が多いですね。
トラクターの存在
こういった都市間道路ではしばしばトラクターを見かけます。
このトラクターというのが結構厄介者で、早くても60(km/h)で荷積みがある際はそれ以下の速度しか出せないので、追い越すことが大半です。
追い越す際は道の線に注意しましょう。
おそらく日本も同じだったと思いますが、追い越し禁止の看板がある場合と、切れ目のない実線の場合は追い越しができません。それ以外はいつ追い越しても平気です。
もちろん対向車には注意してくださいね。この都市間道路には、そもそも中央の線が無いことすらありますから、そういったところも高速道路とは違った点です。
街灯なしの超暗闇
ここまででこの都市間道路が高規格道路でないことが分かったと思います。
そしてこの都市間道路、街灯すらない道なんです。また緩衝地帯にはあってガソリンスタンド程度なので、基本的に夜は真っ暗になります。たまにドイツの高速道路もこういう区間があるんですよ(笑)
でも車はちゃんと走れるようになっています。
その策として、反射板が側帯についているので全く真っ暗闇ではありません。
車は夜間に前照灯を点けますから、これによって道の線形が確認できるようになっています。
前照灯を消すとこんな感じ…
ヨーロッパの車は勝手に車幅灯がついてしまうので完全消灯はできませんがこの暗さ… ライトをつければちゃんとそれなりに見えるので、ご心配なく笑
流石ドイツ合理的ですね。
もちろん都市や村の道には街灯がついています。
歩道の代わりにサイクリングロード
上記のように都市間道路には街灯が無いため、歩道などが整備されていないことが多いです。
というより都市間の距離が長いので歩ける距離でないと言うほうが正しいかもしれません。
その代わりに、その道に近くか道に沿ってサイクリングロードのようなものが整備されています。もちろんその区間は歩けますが、ちょっと歩きたくないですね(笑)
歩道がある場合として、都市間の距離が短い場合やハイキングロードが周辺にある場合です。
ドイツ人はハイキングが好きなんです。
いかがでしょうか。
昨日紹介したアウトバーンより速度が遅く、交通量もそこまで多くないことが多いので、景色を見ながら走るのも面白い都市間道路。
割と頻繁に走ることになると思うので、ぜひ頭の霞にでも置いておいてくださいね。
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