2019年11月30日
ドイツの水道事情
こんにちはニールです。僕は現在、ノードライン=ヴェストファーレン州の村でウーファーとして暮らしています。
ウーファーって何ぞやというご紹介
今回は、ドイツの水事情について話たいと思います。
水道代がヨーロッパ1高い!
ドイツの水道水はヨーロッパでも1番高いと言われています。
その為、日本にいる感覚で使いすぎると追加で請求されてしまうかもしれません…
水道会社は競争社会なのに
最近は日本でも電力自由化で話題になっていましたね。それがドイツでは水道にも当てはまるのです。
家の契約をしたらStadtwerkeという公的に公共サービスの提供をする会社に行って水道の契約をします。
アパートによては、建物丸ごと契約されていることもありますが、僕が前に住んでいたシェアハウスでは一軒ごと契約をしていました。
契約の方法は、月どれくらい使うかを予想して予測をもとに料金を支払うシステムになっています。その予測を上回ると追加請求され、下回ればその分返ってきます。
日本の感覚で水を使っていたら追加料金不可避?
ここは具体的に数字で見ていきましょう。どちらの国も各都市によって水道代は差がありますが、単純に平均値段だけで両国の首都に住む4人家族を比べると、ベルリンが100€/月(円換算で12,000円/月)で東京が6,000円/月ということでおよそ2倍になります。(料金のみ利用量は比較していません)
利用量については比較材料が見つかりませんでしたが、ドイツ人はかなり水を節約するという意識があってこれですから、日本と同じ感覚で使ったらもっと高くなります。
風呂についてもそもそも浴槽が無くシャワーだけの家も多いですし、2,3日に1回しかシャワーを浴びない人も多いです。香水がヨーロッパで発展したのはこれが理由ともいわれますよね。
シャワーについては、節水以外にも硬水であるために毎日入ると肌に悪いとも言われています…
現に僕たちのシェアハウス(多い時で日本人が4人ドイツ人が3人)でも水道料金は裕に予測を超えていて、追加料金を請求されるはず…でした。ただこの時は大家が超優しかったんです。この辺については直接水道とは関係ないので、別の機会で触れたいと思います。
蛇口が超節水型
ドイツ人は意識的に節約していますし、加えて物理的にも節約を図っています。その代表例が蛇口です。日本でもたまに見られる節水型というやつで、ドイツ国内のほとんどの蛇口が節水型です。
なので水を汲もうとすると思った以上に時間がかかるんですよね。
ちなみに食器洗い機もそれが目的で設置している節もあるようで、手洗いより節水になるし時間の節約にもなるということです。本当に合理的な国なんですね。
水道水は飲める?
先に結論から言うと飲めます!
しかしいくつか注意することがありますので気を付けてください…
たまに濁っていることがあります。おそらく飲むのにはもんだいないはずですが、僕がいたときに1度、水質に問題が見つかったからとシャワーすら自粛するように言われたことがありました。
それから日本の水よりカルキが強いので、ケトルや洗濯機にカルキがこびりつくことがあります。これらは、酢やそれ専用の粉でカルキを溶かすことができます。しかし体内にも同様にカルキがたまっていくので、それが原因でおなかを壊す日本人もいるようです。
日本の水は基本的に軟水ですが、ドイツは硬水が基本なのでそれが原因で水を飲んでいて溺れるということがあるそうですが、僕はどういうことなのかよく分かりません(笑)
ドイツの水道水は日本の水道水より塩素臭がしないので、日本のより飲みやすいと思います。しかしそれでも心配な方は飲料水を買うことをお勧めします。
飲料水についてはまた明日ご紹介しますね!
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