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2019年11月08日

ドイツと日本の暮らしの違い お店編

この記事は3〜5分で読めます。

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Hallo

こんにちは、ニールです!

今日も前回に引き続きドイツに数年住んでみて気づいた日本との暮らしの違いについてご紹介します。

今回はお店編です!

異なる店員の感覚


まずはお店に必ずいる店員を見てみましょう。

店員の態度は本当に無愛想?

多くの方が海外の店員は「無愛想だ」と考えていると思います。
たしかに普段は日本の店員のようなサービスを期待しない方が良いでしょう。

僕のちょっとした仕草で店員と口喧嘩になりかけたこともあります。

その時は僕が子どもを連れていたこともあり、もたもたしていると「早く席につけよ」的な感じに言われました。それに対して僕がすこしふてくされ気味に首を振ったところ「なんだその態度は」と店員が怒ってきました。

そこで「もたもたしててすみませんけど、少し待ってくれませんか。」とおこり気味に答えました。

多少は罪悪感を感じながらも、もう少し言い方があるだろう。くらいに思っていました。



一方、とてもサービスが良くて、日本の店員以上に親身になってくれる人も多くいます。

ちなみに前の事例には、続きがあって「お互いちょっとカリカリしてたね」的な雰囲気で和解して、その後のサービスは子どもにちょっとした塗り絵をくれるなど、とても良くしてくれました。

このように本心から親身になってくれる人も多いですし、顔見知りになるともはや友達関係とも言えるようなラフさになります。

ちょっと日本の良いサービスとは性質が異なるかなという感じですね。

また本心からでは無い場合、以下のようなこともあります。


チップの要求


チップについてもヨーロッパでは当たり前であることは知っている方が多いでしょう。

レストランやカフェで食事をした場合は、10%がチップの相場になっていて、基本的には店員の懐にそのまま入ると思って良いです。

その為悪いサービスを受けた時は相場の10%より少なく渡すこともありますし、良いサービスの時は10%より多く渡すのが通例です。

ただし、この良いサービスというのが曲者です。

と言うのも、僕が前にレストランでとても良いサービスを受けました。その店員は、ドイツ語の発音を教えてくれたり、料理も他の席以上によく説明をしてくれました。

内心では「こいつ俺に気があるのか?」とか思ってましたが笑

冗談はさておき、その良いサービスの真の目的はチップでした。
お会計の際にさらっと「チップは別だから、はずんでね。」と言うのでした。

もともと多くチップを渡すつもりでしたし、良い店員だと思っていたので、この一言にはちょっとがっかりしました。

ちなみにチップを渡さないでいると、店員はとても不機嫌になります。まぁマナーですから、そうなるのも分かります。

ドイツを始めヨーロッパなどの国では、店員も人間、お客も人間。つまりお客様は神様ではなく、あくまで対等なのです。

その中でサービスの善し悪しが存在しています。

座ってレジ打ち?


ところ変わってスーパーなどの小売店での事です。

基本的にレジの店員は座っています
もちろん動きの取りやすいような椅子ですが…ドイツでも商品によっては店員が取る必要がありますからね。

最初の頃はちょっと驚きました。
でも逆に考えると、レジ打ちのために店員が立っている必要もないだろう。と思いました。

「良いサービスのために立っているべき」という考えもあるかもしれませんが、スーパーなどでそこまでのサービスは要らないかなと…

個人的には、むしろ座りながらでも「良い一日を」と言われた方が気分です。(ドイツでは別れ際にこういった一言は日常です。)


店内の雰囲気は?


続いては店内の様子について見ていきましょう。

店内は綺麗なのか


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これについては、店によるという回答が適切でしょう。

とても綺麗にしている店もありますし、逆に常に荒れ狂っている店もあります。

もちろん立地も関係しますし、店ごとの個々の感覚が結構見える部分だと思います。

ただ日本のように商品がピシッと整っているということはあまり無いかもしれません。

そして店内を歩いていると、結構な確率で開いて溢れた商品が見られることがあります。

これは包装が過剰で無いためだったり、単純にお客が溢したとも言えるでしょう。

よく見るのは粉末類や飲み物、場合によってはビンが割れた状態のものもあります。

他にも店によっては生鮮食品に関しても、既に傷んであるものも結構あるので、ちゃんとチェックしましょう。

また営業中に普通に掃除や商品の整理などもしています。
日本の深夜のコンビニみたいな感覚ですかね。

音楽や案内放送が流れていない


日本の店に入ると、気にならない程度の音楽や、商品の紹介放送が流れていますよね。

逆にヨーロッパの店では音楽が流れていないので、最初の方は違和感があると思います。殺伐とした感じさえするかもしれません。(流れているところもあります。)

店から何か放送がかかることといえば、レジの増員要請程度です。

何気なく流れている音楽って結構大切なんですね。慣れてしまえば、それが普通なので、何も気になりませんが。


書かれた営業時間と異なる場合がある


日本でも人手不足で店が開けられないと言ったことがありますが、ドイツでは日常で、です。
もちろん張り紙や事前の告知はありません。(基本的に)

例えば僕がよく利用していた某バーガー店。24時間営業と書きながら、深夜に入店すると、2時くらいから本格的な掃除をし始め、それでもそこにいると「閉店ですから出て行って下さい。」と言われる事が度々あり、家の近くの店だったのでほぼ毎日見ていましたが、ほぼ毎日閉店してました笑

利用者からしたら24時間営業と書かれているから入店したのに… という感じですよね。そんな事はお構いなしなんです。

他の店でも、30分単位レベルで閉店時間より早く閉店していていたり、開店が遅れたりと言うこともあります。急な時は結構痛手になりますね…

しかし閉まっている店に怒っても仕方がないですから、受け入れざるおえないですね笑

こう言った店がたくさんと言うわけではありませんが、少なからずあることを頭に入れておく程度で良いでしょう。


店の照明の量


日本のお店は営業している時、煌々と照明をつけて遠くからでも営業しているのが分かりますよね。

電力不足の時は、店の照明が非効率だと言った議論があったのも皆さんの記憶にそう古くないと思います。

一方ドイツの店は、店の脇まで来ても「この店本当にやってる?」と言うレベルで暗い店が大多数です。

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それでも実際に入店すれば、暗いなと感じることはあまりないかと思います。

要は必要な光量で営業しているということです。

本来はそれで十分なんですよね。やっぱり日本の店は他店との競争が激しいのかな…



商品のコストパフォーマンス


これについては別の記事でも軽く触れましたが、

ドイツの生活必需品の質や値段は、日本よりコスパが良いと思います。
逆に贅沢品と言われるような物(ブランド物やたばこ)は日本より高くて質も日本のほどでないかなと言う事が多いです。

またドイツでコスパが悪いのは相場よりあまりにも安い商品ですね。

日本では100均でもある程度期待できますが、ヨーロッパで同じ位置づけである1€ショップは買うだけ損です。

なのでヨーロッパの格安店は日本より粗悪品が多いと覚えておいた方が良いでしょう。



いかがですか?
最初はやはり驚くことも多いと思いますが、慣れるのにもそんなに時間はかからないと思います。

次回は店の中を詳しく見ていきましょう。


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posted by ニール at 06:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 留学
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プロフィール
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ニール
幼少期の海外旅行を機に海外に興味を持つ。

高校時代には海外旅行のためにアルバイトをし、旅をする。
そこで訪れたドイツを留学先とする。

高校卒業後に単身ドイツに留学。
現地ではドイツ語を勉強しながら、日本語や文化のセミナー開催やブンデスリーガベースボール2部てプレー。(語学学生ビザ)

日本に帰国し、短期大学を首席で卒業。
幼稚園教諭2種免許を取得。

オペアとして再渡独。 (オペアビザ)

ウーファーとして旅を続ける。(観光ビザ)
現在に至る
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