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2019年10月29日

日本人がヨーロッパで車を運転できるのか?

guten Tag!

こんにちはニールです。僕は現在、ラインラント プファルツ州の村でウーファーとして暮らしています。

ウーファーって何ぞやというご紹介

今回は自動車の運転についての紹介です。
はたしてヨーロッパで日本人は車の運転ができるのでしょうか。

先に結論を言うと「できます!」

僕は日本で運転免許証を取った後、ほとんど日本で運転しないまま半年後にはドイツで車を乗り回していました。オペアとして車を運転する必要があったのです。
日本も同様だと思いますが田舎に行けば行くほど運転免許は保有率が高く、もちろん車の保有率も上がります。一方都市部では、交通渋滞が激しいので僕は地下鉄などを使うようにしていました。そうは言ってもやはり車は便利ですから使うことも多いです。

この時点で、以前の記事と矛盾するではないかと思われているも多いと思いますが、ぜひ最後まで読んでみてください。
以前ご紹介した通り、都市部では公共交通機関が便利です。しかしドイツはなんだかんだ言っても「車社会」なので、車を利用する又は利用したいという機会があります。

まずドイツと日本で車を運転するときの違いを見てみましょう。
多くの人は右側通行と左側通行。そして右ハンドルと左ハンドルといった点を思い浮かべることでしょう。
また多くの交差点が「環状交差点」になっているのも特徴です。

しかし他の点については、ほとんど大きな相違が無いんです。
細かいところで見ると、路駐が多かったり標識が日本と違うものもあるといったことはありますが。

なので日本の運転免許証は、ドイツでの書き換えが手数料だけでできてしまうのです!むしろ半年以上ドイツに住むことが決まっている場合は、速やかに書き換えるよう言われています。
実際に僕お含めて多くの友人はすぐにドイツでの運転に慣れ、問題なく運転できています。つまり日本とドイツの免許証取得までの習熟度は同じくらいということなのでしょう。

ただこれだけでは本当に運転できるのか、イメージがわきにくいですね…
僕の経験も含めて詳しく見ていきましょう。

ドイツの車はマニュアル車(MT)が大半を占めています。最近になって一部の高級車はオートマチック車(AT)も増えていますが、レンタカーなども基本的にMT車です。
なので海外で運転する可能性があり、日本で免許証を取っていく人はAT限定の免許ではなくMTで免許証の取得を目指すことをお勧めします。

僕の場合は渡航後すぐに友人の車を使って練習場で練習をしました。
トヨタですが中身はもちろんEU仕様でMT車。
練習場はVerkehrsübungsplatzと言いドイツ各地にあり、日本の教習所の練習場とほぼ同じ構造です。ここでは有効な免許証が無くても1時間数€で利用できたと思います。

ただし車に関しては自前で用意する必要があり、そこでの事故などの保険も任意です。
そこで登場するのがドイツでも教習車です。僕は友人のために予約をしただけで利用したことは無いのですが、免許を取得後にも練習させてくれます。大体1時間20€くらいでした。

これを使って練習場に行くこともできますし、すでに免許証を書き換えている(書き換え中も可能)なら、公道も走れます。

実際に運転してみると、同レベルの道の交差が右方優先だったり、注意や優先道路の標識が日本と違ったり。路面電車との分岐が分かりにくかったりしました。逆に右左折する際は、誤侵入を防止するために地面に点線があったり、矢印が書いてあったり分かりやすい面もあります。

またおそらく多くの日本人が苦戦するであろうポイントはやはり環状交差点です。これは慣れしかないかなとも思いますが、最初は小さい環状交差点での練習が良いでしょう。大都市だと環状交差点内に車線があって、混乱している間に出るべきところで出そこなって、何周もしてしまうということもあり得るからです。

ドライバーに関してはクラクションを鳴らす人が日本より多いです。最近は日本のあおり運転が話題になっていますが、こちらでも多少なりともあります。(危険を感じることは日本と同じくらいだと思います。)
またヨーロッパ各国の車が乗り入れてきますから、中には荒い人もやはりいますが、ドイツ人に関して言えば危険を感じるような運転をしている人の数も日本と大差ないかなと思います。

運転す場合はどこでも同じですが、焦ってしまわないようにしましょう。

そしてもう1つ気を付けたいのは、オービスというカメラで交通違反を取り締まる機械。速度制限に関しては日本より厳しく、8km/h単位で違反額が上がっていきます。この機械で前の車に接近しすぎていても写真を撮られることがあるんだとか…

ちなみに街中は基本的に50km/h(細い道はZONE30km/hとしてエリア全体に速度制限がかかる。)で、町を出ると制限標識が無ければ100km/hです。またアウトバーン(高速道路)は一応速度制限はありませんが一時的に設けられている場所も多いです。

そういった場所で速度超過をしているとオービスに写真を撮られ、後日、自動車の登録してある住所に振込用紙と運転者の写真まで送られてきます。地元であれば位置を把握できるかもしれませんが、目視でオービスを発見してから速度を落としても時すでに遅しなので気を付けましょう。
僕は下道を走るとき地元ナンバーの速度に合わせています。

長くなりましたが、結論として日本で運転免許を取得した人はドイツでも運転が可能で、かついくつかの注意点を頭に入れておけば、走りながら慣れ、そんなに難易度も高くないということです。

次回は運転免許証についてもう少し詳しく見ていこうと思います。

費用を抑えて海外留学したい方はこちらの記事もお勧め!

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posted by ニール at 20:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 留学
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プロフィール
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ニール
幼少期の海外旅行を機に海外に興味を持つ。

高校時代には海外旅行のためにアルバイトをし、旅をする。
そこで訪れたドイツを留学先とする。

高校卒業後に単身ドイツに留学。
現地ではドイツ語を勉強しながら、日本語や文化のセミナー開催やブンデスリーガベースボール2部てプレー。(語学学生ビザ)

日本に帰国し、短期大学を首席で卒業。
幼稚園教諭2種免許を取得。

オペアとして再渡独。 (オペアビザ)

ウーファーとして旅を続ける。(観光ビザ)
現在に至る
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