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2017年10月18日
【CDソフトレビュー】ディスターブド / DISTURBED : アサイラム / Asylum (動画付)
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2010 Reprise Records for the U.S. and WEA International Inc, for the world outside the U.S.
☆最近の本ブログのCDレビューが、女性ボーカルからヘビーメタルにシフトしています。
その乗りでもう1つ、ヘビーメタル寄りの本作のレビューをしたいと思います。
尚、今後はもう少しJAZZ、POPミュージック、ボーカルものなどのジャンルも織り交ぜていきたいと思っています。
このブログの読者の方は、少し戸惑っている感じがあり、レビューのジャンルが広すぎるせいかもしれません。
管理人の好みであるジャンルがちょっと極端なので申し訳ありませんが、しばらく同じようなジャンルのレビューをしては、また違うジャンルと、回帰するような方向で考えています。
どこかへ深く突き進む感じではありませんので、お好みのジャンルが登場しない場合は、しばらくお待ちいただくとまた違うジャンルに行っていると思います。
一応、レビューをする前は、再度レビュー用にCDを聴き直すので、その時の気分に大きく左右されるため、次はどのジャンルと言えないのが正直なところです。
辛抱強く、お付き合い頂けますと幸いです。
※レビューは輸入盤になります
※ハイレゾもあります。
ハイレゾのレビューは別途予定しています。
■リリース:
発売:Reprise Records、WEAインターナショナル
時間:57 min
発売日:2010年8月31日
■オーディオ:
CD 2.0ch 44.1kHz 16bit
■ディスク:
CD Disc
片面1層 (1 CD-640MB/700MB)
■ジャンル:ヘビー・メタル / ハード・ロック
■プロデューサー:
【バンドメンバーのセルフ・プロデュースです】
・Dan Donegan(ディスターブドのメンバー/ギタリスト)
・David Draiman(共同プロデューサー、ディスターブドのメンバー/ボーカル)
・Mike Wengren(共同プロデューサー、ディスターブドのメンバー/ドラマ―)
■作曲:
・ディスターブド
■編曲・アレンジ:
・-
■レコーディング / ミックス:
・Jeremy Parker(エンジニア)
・Neal Avron(ミックス)
・Ted Jensen(マスタリング)(メガデス、パット・メセニー、コールド・プレイ、ポール・マッカートニーなど)
■レコーディングスタジオ:
・Groovemaster Studios(レコーディング)
・Paramount Recording Studios(ミックス)
■マスタリング:
・Sterling Sound
本作は、2010年にアメリカのディスターブドがリリースした5作目のアルバムです。
日本ではほぼ無名かと思います。
全米では、2作目から本作まで全てチャート1位を記録しています。
アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドではゴールドディスク、イギリスではシルバーディスクを記録しています。
音楽ジャンルは難しく、どのジャンルにも属さない音楽とか、ラップメタルとか、オルタナティブメタルとか、ヘビーロックとか言われていました。
バンド自身が、本作前にヘビー・メタルと宣言したため、ヘビー・メタルのジャンルなのだと思いますが、管理人はヘビーロックがしっくりします。
楽曲の作りが、ロック寄りだと思っています。
毎度そうですが、ヘビー・メタル系のジャケットは、うーん、と考えてしまいますね。
本作も例にもれず、絶対に万人受けしない作りです。
外人は、こういう変な(失礼)キャラやイラストが好きなんでしょうか?
管理人にとっては、理解不能です。
その筋のファンの方からクレームが来そうなのでこの辺で・・・。
なお、楽曲はジャケットと違い、ちょっと普通のロックとは一線を画しています。
ボーカルは、ラップ風の気合いの入った「べしゃり」ボーカルです。
ラップとは歌唱方法が違うのですが、(デス調の歌唱でもありません)、ほぼ全編、歌が入っています。
歌がないパートは、前奏と間奏くらいで、あとはほとんどしゃべってます。(歌ってます・・・)
それとリフとリズム隊とドラムがユニゾンで同期して(揃って)います。
「ダダダン・ダン」というリフがあったとすると、全員が「ダダダン・ダン」と演奏・歌を入れて揃います。
この手法ですと、音として肝になるのは、タイトにピタッと揃う必要があり、それがこのバンドの楽曲の気持ちよさに繋がっています。
プロデューサーは、バンドのギタリストである関係か、タイトで切れ味のあるギターが特徴です。
シングルギターですが、オーバーダビングで、リードパートとリズムパートでちゃんと構成されています。
そして特筆すべき点は、ヘビーメタルのジャンルでは数少ないドラムの音がしっかりとしている点です。
共同プロデュースはボーカルとドラムであることが関係しているのだと思います。
オーディオチェックに、和太鼓のCDを使う方もいらっしゃると思いますが、本作のドラムはオーディオチェックにぴったりです。
本作のドラムが気持ちよく鳴らないオーディオは、調整が必要なくらい、かなりしっかりと音として入っています。
本作はセルフプロデュースですが、エンジニアにヒットメーカーのTed Jensenを迎え、タイトでレンジの広いハイレゾサウンドを作りだしています。
このあたりが、ただのロック、ヘビーメタルのバンドサウンドとは違う音色を作りだして、1ランク上を行っているのだと思います。
ディスターブド / DISTURBED
2000年に活動を開始した4人組のバンドになります。
ファーストアルバム『シックネス / The Sickness 』がいきなり300万枚以上のセールスを記録し、その後も全てのアルバムがヒットしています。
そのヒットした背景は管理人は知らないので、それ以上は記載出来ない状態です。
セカンドアルバム以降に、オリジナルメンバーのベースが脱退したので、それ以降は残りの3人がセルフプロデュースをしていると思われます。
本作リリース後、2011年に活動を休止しましたが、2015年に再開しています。
・YouTube Official Channel
・Official Web
・myspace
・Twitter
・Facebook
・Instagram
・ワーナー・ミュージック・ジャパン
音圧は高めで濃密です。
ダイナミックレンジとしては、判断が難しいのですが、必要な帯域をCDの限界まで詰め込んだ感じです。
コントラスト感は高く、伸びが不足している感じはありません。
ちょっとCDの限界を感じます。
ヘビーメタルのボーカルとしては、情報量も多く、変なエコーもないため、クッキリはっきりしています。
オフマイク気味で少し口が大きい表現をします。
定位感は少し微妙で、口一個分くらい向かって左に寄ってます。
ボーカルは少し斜めに向いて録音したのかもしれません。
コーラス多重の部分は、左右のスピーカーに分離して面白い表現をします。
ツインギター(オーバーダビング)、ドラムの情報量はぴか一です。
マイクセッティングだけでなく、マスタリングが優秀なのだと思います。
非常にタイトなドラム、キレイで良く伸びるギター、弾むベースがはっきりと解像感を伴い鳴ります。
タイトな反面、倍音成分が少し弱めで、余韻は少ないです。
音域バランスは、ど真ん中ですが高域の伸びが少し不足している感じです。
楽器の再現度も優秀で、細かい音までちゃんと鳴り分けます。
ドラムが特筆すべき再現度で、バンドサウンドとしての存在感が風圧を伴うような音圧で迫ります。
タイトで締りが良く、重低音までクッキリです。
バスドラムは締まりよく前面に出てきます。
ベースは地味かもしれませんが、そもそもそういうサウンドメイクです。
ボーカルと楽器との分離感が良く、このジャンルとしてはぴか一です。
逆にボーカルが常に歌っているので、うるさく感じると思いますが、音質の問題ではなく、楽曲の問題ですね。
また楽器は、ギターが左右のスピーカーにキレイに分離して鳴り分けます。
ドラムもセンター定位が良く、ボーカルと喧嘩することなく、3次元的な分離をしています。
フロントスピーカーを超えた音場を創出し、サラウンドするような鳴り方をします。
★ヘビーメタルのジャンルにとらわれず、オーディオのクオリティチェック用ディスクとしても使える貴重なCDです。
特にドラムの音のチェックには抜群です。
和太鼓をチェックCDとしている人には特におすすめです。
管理人は、このCDのドラムが気持ちよく聴こえるか、システムを少し変えたり動かしたりした場合は、オーディオチェックに使います。
(CDお勧めレベルは85点以上)
(1〜100点)
ダイナミックレンジ :90点
(広さと偏り)
ボーカル情報量・解像感 :87点
(定位や鮮度)
演奏情報量・解像感 :97点
(MIXや密度)
バランス :90点
(帯域と楽器再現)
分離感 :98点
(音場と立体感)
レビュー基準についてはこちら
ハイレゾ:e-onkyo
※ハイレゾのレビューは別途予定しています。
輸入盤
DVD付き
【eBay】 日本配送可能品(新品)
【セカイモン:eBayの日本語仲介サイト】
【JBL公式通販サイト】
【AVアンプ】
【サウンドバー】
【ハイレゾ ヘッドホン】
2010 Reprise Records for the U.S. and WEA International Inc, for the world outside the U.S.
☆最近の本ブログのCDレビューが、女性ボーカルからヘビーメタルにシフトしています。
その乗りでもう1つ、ヘビーメタル寄りの本作のレビューをしたいと思います。
尚、今後はもう少しJAZZ、POPミュージック、ボーカルものなどのジャンルも織り交ぜていきたいと思っています。
このブログの読者の方は、少し戸惑っている感じがあり、レビューのジャンルが広すぎるせいかもしれません。
管理人の好みであるジャンルがちょっと極端なので申し訳ありませんが、しばらく同じようなジャンルのレビューをしては、また違うジャンルと、回帰するような方向で考えています。
どこかへ深く突き進む感じではありませんので、お好みのジャンルが登場しない場合は、しばらくお待ちいただくとまた違うジャンルに行っていると思います。
一応、レビューをする前は、再度レビュー用にCDを聴き直すので、その時の気分に大きく左右されるため、次はどのジャンルと言えないのが正直なところです。
辛抱強く、お付き合い頂けますと幸いです。
ソフト情報
※レビューは輸入盤になります
※ハイレゾもあります。
ハイレゾのレビューは別途予定しています。
■リリース:
発売:Reprise Records、WEAインターナショナル
時間:57 min
発売日:2010年8月31日
■オーディオ:
CD 2.0ch 44.1kHz 16bit
■ディスク:
CD Disc
片面1層 (1 CD-640MB/700MB)
■ジャンル:ヘビー・メタル / ハード・ロック
■プロデューサー:
【バンドメンバーのセルフ・プロデュースです】
・Dan Donegan(ディスターブドのメンバー/ギタリスト)
・David Draiman(共同プロデューサー、ディスターブドのメンバー/ボーカル)
・Mike Wengren(共同プロデューサー、ディスターブドのメンバー/ドラマ―)
■作曲:
・ディスターブド
■編曲・アレンジ:
・-
■レコーディング / ミックス:
・Jeremy Parker(エンジニア)
・Neal Avron(ミックス)
・Ted Jensen(マスタリング)(メガデス、パット・メセニー、コールド・プレイ、ポール・マッカートニーなど)
■レコーディングスタジオ:
・Groovemaster Studios(レコーディング)
・Paramount Recording Studios(ミックス)
■マスタリング:
・Sterling Sound
クオリティ・レビュー総評
本作は、2010年にアメリカのディスターブドがリリースした5作目のアルバムです。
日本ではほぼ無名かと思います。
全米では、2作目から本作まで全てチャート1位を記録しています。
アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドではゴールドディスク、イギリスではシルバーディスクを記録しています。
音楽ジャンルは難しく、どのジャンルにも属さない音楽とか、ラップメタルとか、オルタナティブメタルとか、ヘビーロックとか言われていました。
バンド自身が、本作前にヘビー・メタルと宣言したため、ヘビー・メタルのジャンルなのだと思いますが、管理人はヘビーロックがしっくりします。
楽曲の作りが、ロック寄りだと思っています。
毎度そうですが、ヘビー・メタル系のジャケットは、うーん、と考えてしまいますね。
本作も例にもれず、絶対に万人受けしない作りです。
外人は、こういう変な(失礼)キャラやイラストが好きなんでしょうか?
管理人にとっては、理解不能です。
その筋のファンの方からクレームが来そうなのでこの辺で・・・。
なお、楽曲はジャケットと違い、ちょっと普通のロックとは一線を画しています。
ボーカルは、ラップ風の気合いの入った「べしゃり」ボーカルです。
ラップとは歌唱方法が違うのですが、(デス調の歌唱でもありません)、ほぼ全編、歌が入っています。
歌がないパートは、前奏と間奏くらいで、あとはほとんどしゃべってます。(歌ってます・・・)
それとリフとリズム隊とドラムがユニゾンで同期して(揃って)います。
「ダダダン・ダン」というリフがあったとすると、全員が「ダダダン・ダン」と演奏・歌を入れて揃います。
この手法ですと、音として肝になるのは、タイトにピタッと揃う必要があり、それがこのバンドの楽曲の気持ちよさに繋がっています。
プロデューサーは、バンドのギタリストである関係か、タイトで切れ味のあるギターが特徴です。
シングルギターですが、オーバーダビングで、リードパートとリズムパートでちゃんと構成されています。
そして特筆すべき点は、ヘビーメタルのジャンルでは数少ないドラムの音がしっかりとしている点です。
共同プロデュースはボーカルとドラムであることが関係しているのだと思います。
オーディオチェックに、和太鼓のCDを使う方もいらっしゃると思いますが、本作のドラムはオーディオチェックにぴったりです。
本作のドラムが気持ちよく鳴らないオーディオは、調整が必要なくらい、かなりしっかりと音として入っています。
本作はセルフプロデュースですが、エンジニアにヒットメーカーのTed Jensenを迎え、タイトでレンジの広いハイレゾサウンドを作りだしています。
このあたりが、ただのロック、ヘビーメタルのバンドサウンドとは違う音色を作りだして、1ランク上を行っているのだと思います。
公式動画
5曲目:Another Way To Die 【HD】
アーティスト情報
ディスターブド / DISTURBED
2000年に活動を開始した4人組のバンドになります。
ファーストアルバム『シックネス / The Sickness 』がいきなり300万枚以上のセールスを記録し、その後も全てのアルバムがヒットしています。
そのヒットした背景は管理人は知らないので、それ以上は記載出来ない状態です。
セカンドアルバム以降に、オリジナルメンバーのベースが脱退したので、それ以降は残りの3人がセルフプロデュースをしていると思われます。
本作リリース後、2011年に活動を休止しましたが、2015年に再開しています。
・YouTube Official Channel
・Official Web
・myspace
・ワーナー・ミュージック・ジャパン
公式動画
2曲目:Asylum 【HD】
クオリティ・レビュー詳細
ダイナミックレンジ(音域バランス)
音圧は高めで濃密です。
ダイナミックレンジとしては、判断が難しいのですが、必要な帯域をCDの限界まで詰め込んだ感じです。
コントラスト感は高く、伸びが不足している感じはありません。
ちょっとCDの限界を感じます。
ボーカル情報量・解像感
ヘビーメタルのボーカルとしては、情報量も多く、変なエコーもないため、クッキリはっきりしています。
オフマイク気味で少し口が大きい表現をします。
定位感は少し微妙で、口一個分くらい向かって左に寄ってます。
ボーカルは少し斜めに向いて録音したのかもしれません。
コーラス多重の部分は、左右のスピーカーに分離して面白い表現をします。
演奏情報量・解像感
ツインギター(オーバーダビング)、ドラムの情報量はぴか一です。
マイクセッティングだけでなく、マスタリングが優秀なのだと思います。
非常にタイトなドラム、キレイで良く伸びるギター、弾むベースがはっきりと解像感を伴い鳴ります。
タイトな反面、倍音成分が少し弱めで、余韻は少ないです。
バランス(帯域と楽器再現度)
音域バランスは、ど真ん中ですが高域の伸びが少し不足している感じです。
楽器の再現度も優秀で、細かい音までちゃんと鳴り分けます。
ドラムが特筆すべき再現度で、バンドサウンドとしての存在感が風圧を伴うような音圧で迫ります。
タイトで締りが良く、重低音までクッキリです。
バスドラムは締まりよく前面に出てきます。
ベースは地味かもしれませんが、そもそもそういうサウンドメイクです。
分離感
ボーカルと楽器との分離感が良く、このジャンルとしてはぴか一です。
逆にボーカルが常に歌っているので、うるさく感じると思いますが、音質の問題ではなく、楽曲の問題ですね。
また楽器は、ギターが左右のスピーカーにキレイに分離して鳴り分けます。
ドラムもセンター定位が良く、ボーカルと喧嘩することなく、3次元的な分離をしています。
フロントスピーカーを超えた音場を創出し、サラウンドするような鳴り方をします。
公式動画
7曲目:The Animal
★ヘビーメタルのジャンルにとらわれず、オーディオのクオリティチェック用ディスクとしても使える貴重なCDです。
特にドラムの音のチェックには抜群です。
和太鼓をチェックCDとしている人には特におすすめです。
管理人は、このCDのドラムが気持ちよく聴こえるか、システムを少し変えたり動かしたりした場合は、オーディオチェックに使います。
★総合クオリティ :92点
(CDお勧めレベルは85点以上)
(1〜100点)
ダイナミックレンジ :90点
(広さと偏り)
ボーカル情報量・解像感 :87点
(定位や鮮度)
演奏情報量・解像感 :97点
(MIXや密度)
バランス :90点
(帯域と楽器再現)
分離感 :98点
(音場と立体感)
レビュー基準についてはこちら
商品ソフト紹介
ハイレゾ:e-onkyo
※ハイレゾのレビューは別途予定しています。
輸入盤
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DVD付き
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【AVアンプ】
【サウンドバー】
【ハイレゾ ヘッドホン】