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2020年01月16日
「上原正三シナリオ選集」
2020年01月08日
映画用「時の塔」解説
本作は、レイ・カミングズのSF小説「時の塔(the shadow girl)」を、早川書房の「時の塔」と、岩崎書店の「時間ちょう特急」の、二つの邦訳を使って、映画用のシノプシスに直してみたものです。
ベースにはジュブナイルの「時間ちょう特急」の方を使用して、登場人物名は完訳の「時の塔」のものを採用しています。と言いますのも、設定は「時間ちょう特急」の方がよく練られていましたが、「時の塔」だけに出てくるキャラクターもきちんと登場させたからです。
原作は1929年に書かれた古典である為、内容に粗い部分も目立ち、そのへんは、私の方で解釈を色々と追加させていただきました。時間旅行のルールなんて、ほぼ全て、私が考案して、新たに付け足したものです。それが無いと、もっと別の効率いい時間旅行の仕方が思い浮かんでしまい、原作通りの話の流れにしにくかったからです。さらには、せっかくなので、タイムトラベルものらしい伏線も、随所に盛り込ませていただきました。そんな訳で、原作にない小ネタが本作にはかなり多く、あとで原作を読んだ方は、あまりの違いに驚いてしまうかもしれません。
原作では、ほとんど見せ場のなかったキャラたちにも、本作ではより味付けをさせていただきました。無意味すぎるキャラがいると、逆に、観る人に物足りなさを感じさせると思ったからです。
チャーリーを子供キャラにしたのは「時間ちょう特急」のアイディアですが、完全に主要キャラの一人に加えたのは、私の発案です。映画の場合、メインキャラに子供が一人いた方が、子供の観客は感情移入しやすいだろうと判断したからです。「時間ちょう特急」では省かれたキャラのジョーゼファは、その存在意義を考えているうち、本作では、かなり大事なキャラに化けました。ティラノサウルスは、せっかくのタイムトラベルものなので、サプライズ的に、強引に登場させたものです。
原作のタイトルは「the shadow girl」であり、このタイトルも活かせるように、原作のエンディングの一コマも採用しただけではなく、事件の冒頭でも、彼女が目立つカットをあえて追加しています。
「ルシーの明日とその他の物語」
ベースにはジュブナイルの「時間ちょう特急」の方を使用して、登場人物名は完訳の「時の塔」のものを採用しています。と言いますのも、設定は「時間ちょう特急」の方がよく練られていましたが、「時の塔」だけに出てくるキャラクターもきちんと登場させたからです。
原作は1929年に書かれた古典である為、内容に粗い部分も目立ち、そのへんは、私の方で解釈を色々と追加させていただきました。時間旅行のルールなんて、ほぼ全て、私が考案して、新たに付け足したものです。それが無いと、もっと別の効率いい時間旅行の仕方が思い浮かんでしまい、原作通りの話の流れにしにくかったからです。さらには、せっかくなので、タイムトラベルものらしい伏線も、随所に盛り込ませていただきました。そんな訳で、原作にない小ネタが本作にはかなり多く、あとで原作を読んだ方は、あまりの違いに驚いてしまうかもしれません。
原作では、ほとんど見せ場のなかったキャラたちにも、本作ではより味付けをさせていただきました。無意味すぎるキャラがいると、逆に、観る人に物足りなさを感じさせると思ったからです。
チャーリーを子供キャラにしたのは「時間ちょう特急」のアイディアですが、完全に主要キャラの一人に加えたのは、私の発案です。映画の場合、メインキャラに子供が一人いた方が、子供の観客は感情移入しやすいだろうと判断したからです。「時間ちょう特急」では省かれたキャラのジョーゼファは、その存在意義を考えているうち、本作では、かなり大事なキャラに化けました。ティラノサウルスは、せっかくのタイムトラベルものなので、サプライズ的に、強引に登場させたものです。
原作のタイトルは「the shadow girl」であり、このタイトルも活かせるように、原作のエンディングの一コマも採用しただけではなく、事件の冒頭でも、彼女が目立つカットをあえて追加しています。
「ルシーの明日とその他の物語」
2020年01月07日
映画用「黒の放射線」解説
本作は、中尾明のSFジュブナイル小説「黒の放射線」を、いろいろと細部を直しながら、劇場映画用のシノプシスにと書き起こしてみたものです。私自身がこの小説をはじめて読んだのは小学生高学年の頃でして、当時、私が抱いた本作への印象(イメージ)をより優先して、話を組み立てさせていただきました。よって、最初に黒あざ病にかかるのは少女タレントの浅井恵子となり、クライマックスは東京のど真ん中での黒あざの大行進にと変わったのでした。
原作は、他の読者からも指摘されているように、せっかく面白い内容なのに、あちこちにアラが目立ち、私もそのへんをテコ入れしながら、各エピソードを再構築してみました。特に、描き切れてないと感じられるキャラが多かったので、そこらへんの掘り下げには力を入れています。
信一には「再会」という劇的シチュエーションを与え(会えなかった期間を6年にしたのは、あだち充の漫画「みゆき」を意識したからです)、ヤンチャな長田修二にも少し見せ場を作ってあげました。中でも、原作の小山治は、悪者にも徹し切れていない歯がゆい存在だったのですが、私のシノプシスでは、最後にちょっとナオミを助けるようなシーンを盛り込んでみました。アーベル博士は、原作では兄弟で登場しますが、わざわざ二人にする必要性がなかったので、私は一人のキャラにまとめてしまい、かなり大事なキャラに昇格させています。キンダー少年は、原作では黒人の細菌学者だったのですが、私の方では、学校内にいる黒人生徒役として使わせていただきました。原作では、他にも、世界各地での混乱の様子が多数、書き込まれていたのですが、私のシノプシスでは、それらは全部、省略しています。
キーキャラとなるSL教団と団長(教祖)は、原作では、そこまで悪質さは感じられず、一番重要なシーンも、たまたまケガをした団長を研究所に連れ込み、騙して、自白剤を飲ませてしまう、という、ご都合主義で、主人公側の行動の方が悪どく見える展開でしたので、私のシノプシスでは、かなり流れを作り変えさせていただきました。なお、SL教団の設定や悪辣さについては、実在したオウム真理教とも意図的に似せています。
途中で、ナオミと母の入浴シーンがありますが、これは原作通りです。どうせなら、本当に二人のヌードを撮影して、その健康的なエロスに観客をときめかせたかったのですが、現在の日本では、コンプライアンス的に絶対に無理なシーンかもしれません。それ以前に、メインの黒あざ病自体が差別的と判断されて、本作そのものが映画化不可能なのかもしれませんが。
「ルシーの明日とその他の物語」
原作は、他の読者からも指摘されているように、せっかく面白い内容なのに、あちこちにアラが目立ち、私もそのへんをテコ入れしながら、各エピソードを再構築してみました。特に、描き切れてないと感じられるキャラが多かったので、そこらへんの掘り下げには力を入れています。
信一には「再会」という劇的シチュエーションを与え(会えなかった期間を6年にしたのは、あだち充の漫画「みゆき」を意識したからです)、ヤンチャな長田修二にも少し見せ場を作ってあげました。中でも、原作の小山治は、悪者にも徹し切れていない歯がゆい存在だったのですが、私のシノプシスでは、最後にちょっとナオミを助けるようなシーンを盛り込んでみました。アーベル博士は、原作では兄弟で登場しますが、わざわざ二人にする必要性がなかったので、私は一人のキャラにまとめてしまい、かなり大事なキャラに昇格させています。キンダー少年は、原作では黒人の細菌学者だったのですが、私の方では、学校内にいる黒人生徒役として使わせていただきました。原作では、他にも、世界各地での混乱の様子が多数、書き込まれていたのですが、私のシノプシスでは、それらは全部、省略しています。
キーキャラとなるSL教団と団長(教祖)は、原作では、そこまで悪質さは感じられず、一番重要なシーンも、たまたまケガをした団長を研究所に連れ込み、騙して、自白剤を飲ませてしまう、という、ご都合主義で、主人公側の行動の方が悪どく見える展開でしたので、私のシノプシスでは、かなり流れを作り変えさせていただきました。なお、SL教団の設定や悪辣さについては、実在したオウム真理教とも意図的に似せています。
途中で、ナオミと母の入浴シーンがありますが、これは原作通りです。どうせなら、本当に二人のヌードを撮影して、その健康的なエロスに観客をときめかせたかったのですが、現在の日本では、コンプライアンス的に絶対に無理なシーンかもしれません。それ以前に、メインの黒あざ病自体が差別的と判断されて、本作そのものが映画化不可能なのかもしれませんが。
「ルシーの明日とその他の物語」
2020年01月05日
新ネタは「二次創作」
昨年末、フェイントをかけて、タイトルページの部分だけ「ルシーの明日とその他の物語」に追加しておきましたので、すでに気付いていた人もいたかもしれませんが、エロ小説から離れて、久々に普通の内容の作品を「ルシーの明日とその他の物語」の方で公開させていただきました。先月は、ずっと表面的な活動をしていませんでしたが、実はこれを書いていたのです。
今度のジャンルは「二次創作」です。もっと正確に言えば、原作ありの映画用シノプシスです。私の過去の小説「影の少女 rewrite」の映画化用シノプシスは、早い段階で、「小説家になろう」の方で公開していましたが、続けて、「時の塔」や「黒の放射線」などの、他の小説家の作品を映画向けに書き直したシノプシスも展示させていただきました。まあ、私自身、堂々と「二次創作」と称していますので、著作権的にも問題はないはずでしょう。
むしろ、私のシノプシスを読んで、原作の方も読んでみたいと思う人が現われてくれたら、幸いだと思っている次第なのです。
「ルシーの明日とその他の物語」
今度のジャンルは「二次創作」です。もっと正確に言えば、原作ありの映画用シノプシスです。私の過去の小説「影の少女 rewrite」の映画化用シノプシスは、早い段階で、「小説家になろう」の方で公開していましたが、続けて、「時の塔」や「黒の放射線」などの、他の小説家の作品を映画向けに書き直したシノプシスも展示させていただきました。まあ、私自身、堂々と「二次創作」と称していますので、著作権的にも問題はないはずでしょう。
むしろ、私のシノプシスを読んで、原作の方も読んでみたいと思う人が現われてくれたら、幸いだと思っている次第なのです。
「ルシーの明日とその他の物語」
2019年12月22日
スマホ、機種交換しました
本日、私のスマホを新しいものにバージョンアップさせていただきました。
古いスマホに愛着があったもので、なかなか買い換えなかったのですが、さすがに7年前に買ったスマホですと、4G未対応など、どんどん不都合が出てきまして、使えないアプリも増えてしまいました。その古いスマホが、とうとう調子が悪くなってしまいましたので、ついに思い切って買い直した次第です。(と言っても、金出して、超最新機種に交換した訳でもないのですが)
実は、ツイッターとか電子書籍アプリとかも、古いスマホでは、すでに使えなくなっておりまして、この度、ようやく復活しましたので、鬼太郎やウルトラマンの感想とかも、またタイムリーに呟く事ができそうであります。
そして、なんと、嬉しい事に、古いスマホも、WiFiを通して、インターネットはまだ使えるではありませんか。よって、古いスマホも、今後も状況に応じて、大切に活用していきたいと思っている次第です。
古いスマホに愛着があったもので、なかなか買い換えなかったのですが、さすがに7年前に買ったスマホですと、4G未対応など、どんどん不都合が出てきまして、使えないアプリも増えてしまいました。その古いスマホが、とうとう調子が悪くなってしまいましたので、ついに思い切って買い直した次第です。(と言っても、金出して、超最新機種に交換した訳でもないのですが)
実は、ツイッターとか電子書籍アプリとかも、古いスマホでは、すでに使えなくなっておりまして、この度、ようやく復活しましたので、鬼太郎やウルトラマンの感想とかも、またタイムリーに呟く事ができそうであります。
そして、なんと、嬉しい事に、古いスマホも、WiFiを通して、インターネットはまだ使えるではありませんか。よって、古いスマホも、今後も状況に応じて、大切に活用していきたいと思っている次第です。
タグ:スマホ
2019年12月03日
「影の少女」二編
「小説家になろう」の方に、最新作となる映画版「影の少女」シノプシスをアップいたしました。いわゆる令和版「影の少女」で、「影の少女」の最新リメイクでもあります。
SNSを使って子供を拐かしたり、AIの自由発言が問題を引き起こしたり、悪質ないじめの事例が出てきたりと、何だか、つい最近ニュースで騒がれている話題と全く重なるような内容になってしまいましたが、あくまで、私の方が、この作品については、1年以上も前から構想は出来上がっていました。
「小説家になろう」は、どうやら、業界の人も、けっこうネタ探しに覗いているらしくて、今回は、コンテスト(ネット小説大賞)入賞よりは、そういう業界の人に直に見てもらいたくて、こんな形での公開という形を取らせていただきました。世の中の状況が変わってきて、もう時間がないので、すぐに映画化してもらうしかなく、それが無理なら、この作品は寝かし続けていても仕方がないのであります。
同時進行で、この映画版「影の少女」の原作扱いに指定しておいた旧作「影の少女 rewrite」も、パブーの方に新装アップいたしました。今のところ、無料公開にしてありますが、内容が先に進むと、いろいろとヤバくなってきますので、そこまでアップする前に、有料に変更いたします。
映画版「影の少女」シノプシス
「影の少女 rewrite」パブー版
SNSを使って子供を拐かしたり、AIの自由発言が問題を引き起こしたり、悪質ないじめの事例が出てきたりと、何だか、つい最近ニュースで騒がれている話題と全く重なるような内容になってしまいましたが、あくまで、私の方が、この作品については、1年以上も前から構想は出来上がっていました。
「小説家になろう」は、どうやら、業界の人も、けっこうネタ探しに覗いているらしくて、今回は、コンテスト(ネット小説大賞)入賞よりは、そういう業界の人に直に見てもらいたくて、こんな形での公開という形を取らせていただきました。世の中の状況が変わってきて、もう時間がないので、すぐに映画化してもらうしかなく、それが無理なら、この作品は寝かし続けていても仕方がないのであります。
同時進行で、この映画版「影の少女」の原作扱いに指定しておいた旧作「影の少女 rewrite」も、パブーの方に新装アップいたしました。今のところ、無料公開にしてありますが、内容が先に進むと、いろいろとヤバくなってきますので、そこまでアップする前に、有料に変更いたします。
映画版「影の少女」シノプシス
「影の少女 rewrite」パブー版
2019年11月22日
「びっくりどっきり怪獣大図鑑」
何となく気になっていたけど、ずっと買わなかった本のパート2。「びっくりどっきり怪獣大図鑑」(ビッグジャガーズ・立風書房)
いわゆる、特撮怪獣がいっぱい載っている児童本ですが、すでに知ってる怪獣しか掲載されてないかもしれないので、ずっと買わないで、古本価格が500円以下(送料込み)になるまで待っておりました。その時がきたので、ついに購入した次第。
やはり、知っている怪獣ばかりでしたが、いくつか、珍品のキャラも収録されていたので、まあ良し、といたしましょう。映画ポスター集は、初見のものもあり、そこそこ楽しめました。
後半のモノクロページは日本の特撮映画のあらすじ紹介で、ほとんど不要な内容でしたが、なぜか「北京原人の逆襲」のあらすじも混ざっていたのが謎でした。
2019年11月21日
「かげこの玉手箱」シリーズ
パブーに「新編 かげこの玉手箱」(「いじめられっ子の気持ち」付き)を追加させていただきました。
これは、もともと、でじたる書房の方で公開していた電子書籍作品だったのですが、公開後、だいぶ経つのに、全く反応が無くなりましたので、先の場所は見限って、パブーの方に移動させた次第です。
以前からパブーで公開していた「かげこの玉手箱」正編も、この度、無料に設定し直しましたので、これで私の「かげこの玉手箱」シリーズは、誰でも、全編をタダで読めるようになりました。
私は、現在、新たなる「いじめっ子問題」シリーズの執筆も開始しておりまして、この「かげこの玉手箱」の無料開放は、実は、次なる一手への布石なのだったりもします。
引き続き、私の過去の代表小説である「影の少女 rewrite」も、パブーへの移行を考慮しているところです。
「新編 かげこの玉手箱」
これは、もともと、でじたる書房の方で公開していた電子書籍作品だったのですが、公開後、だいぶ経つのに、全く反応が無くなりましたので、先の場所は見限って、パブーの方に移動させた次第です。
以前からパブーで公開していた「かげこの玉手箱」正編も、この度、無料に設定し直しましたので、これで私の「かげこの玉手箱」シリーズは、誰でも、全編をタダで読めるようになりました。
私は、現在、新たなる「いじめっ子問題」シリーズの執筆も開始しておりまして、この「かげこの玉手箱」の無料開放は、実は、次なる一手への布石なのだったりもします。
引き続き、私の過去の代表小説である「影の少女 rewrite」も、パブーへの移行を考慮しているところです。
「新編 かげこの玉手箱」
2019年11月18日
「SF大全科」
何となく気になっていたけど、ずっと買わなかった一冊。秋田書店の「SF大全科」。
とうとう買ってしまいました。
ほんとは、同シリーズの「怪奇大全科」みたいに、古いマニアックな日本未公開映画がズラッと並んで紹介されているのを期待していたのですが、そこまで望み通りの内容ではありませんでした。
代わりに、SFの本らしく、宇宙船の内部図解が、やたらといっぱい掲載されています。好きな人なら、まあまあ、ずっと眺めていられるでしょう。SF小道具の大真面目な解説があちこちに載っているあたりも、当時のSF本らしいです。
それと、「海底軍艦」や「緯度0大作戦」などの邦画で、登場メカやキャラに、まるで聞きなれない名前が添えられています。海外版で、それらの名が使われていたのかも調べてみましたが、どうも違うみたいです。なんか、変なモヤモヤが残ってしまいました。
2019年11月12日
ビバ!ゆでたまご先生
昨夜放送された「しくじり先生」は、なかなか良かったです。
あの大ヒット漫画「キン肉マン」を、まさかのしくじり作品と称して、その内容の(有名な)書き間違いやら、設定の一貫性の無さなどを指摘していきます。
本当に素晴らしかったのは、その事に対する作者・ゆでたまご(嶋田隆司)先生の返答でして、
「昔のマンガは、どれも、こんな感じだった」
の一言で切り捨てます。
しかも、その具体例として挙げたのが、梶原一騎の「タイガーマスク」だから、どうやらパクリ疑惑まで指摘されちゃいそうです。(「キン肉マン」のシチュエーションの多数が、「タイガーマスク」から流用されたものだから)
でも、ゆでたまご先生と同じように、昔のマンガを読んで育った私の気持ちとしては、まさに、ゆでたまご先生の言う通りなのです。私は、「キン肉マン」を読んでてて、まるで矛盾点が気にならなかったのですが、やはり、思考が同じだったからなのでしょう。
昨今の、やたらと、内容の整合性とか正しい書き方とかにうるさい傾向は、ほんと、糞食らえです。伸び伸びとした、自由な環境こそが、無限の想像を生むのです。
あの大ヒット漫画「キン肉マン」を、まさかのしくじり作品と称して、その内容の(有名な)書き間違いやら、設定の一貫性の無さなどを指摘していきます。
本当に素晴らしかったのは、その事に対する作者・ゆでたまご(嶋田隆司)先生の返答でして、
「昔のマンガは、どれも、こんな感じだった」
の一言で切り捨てます。
しかも、その具体例として挙げたのが、梶原一騎の「タイガーマスク」だから、どうやらパクリ疑惑まで指摘されちゃいそうです。(「キン肉マン」のシチュエーションの多数が、「タイガーマスク」から流用されたものだから)
でも、ゆでたまご先生と同じように、昔のマンガを読んで育った私の気持ちとしては、まさに、ゆでたまご先生の言う通りなのです。私は、「キン肉マン」を読んでてて、まるで矛盾点が気にならなかったのですが、やはり、思考が同じだったからなのでしょう。
昨今の、やたらと、内容の整合性とか正しい書き方とかにうるさい傾向は、ほんと、糞食らえです。伸び伸びとした、自由な環境こそが、無限の想像を生むのです。