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Andinolucanus inesae の変異?

以前 変わったタイプのA.inesaeを検品したことがあります。
小型でしたが、顎は太くて直線的で頭部・前胸の形状にも違いが見られます。
生息の仕方が特殊らしいので
場所ごとに変異が出てくるのかもしれません。


Andinolucanus inesae Arnaud et Bomans,2006:3,pl.1-figs.a-b
[Type Locality] Peru,Huanuco,Chinchao

ホロタイプ Arnaud & Bomans,2006より


変異個体? 9mm

小型個体:サイズ不明(上と同じくらい?)
Websiteより リンク

Sphaenognathus peruvianus

ガウジョン系統の種類で脚や上翅が赤いのが特徴的です。

新大図鑑のガウジョンの139−2は似たような色味で紛らわしいですが、
前ケイ節が直線的で中央部分に棘が目立たないこと 中ケイ節が湾曲すること
顎の先端部の形状と細かい内歯が目立たないこと 上翅の皺が浅くて少ない などで区別できそうです。

Sphaenognathus peruvianus (Waterhouse,1869):18-20, figs.2-3 [Chiasognathinus pervianus]
[Type Locality] Peru
[sny] Sphenognatus wallisi Taschenberg, 1870:178 [Loja (Equadór)].

記載文の絵
On a new genus and some new species of Coleoptera, belonging to the family Lucanidae
: Transactions of the Royal Entomological Society of London :13-20
より

C.azambreiとC.pervianus

アザンブレイはエクアドル・コロンビア・ペルー、
ペルビアヌスはペルー・ビリビア・コロンビアから得られています。

アザンブレイは中型個体の歯型のまま(ほぼ)Maxサイズまで大きくなります。
新大図鑑のアザンブレイとされている個体の大きい方は
ペルビアヌスの大型個体ではないかと考えます。


Cantharolethrus azambrei Boileau,1897:275,276,figs.
[Type Locality] Equateur

原記載の絵 47mm Boileau,1897より

45mm

Cantharolethrus peruvianus Heller,1918:74-77,fig.
[Type Locality] Peru,Chanchamayo

原記載の絵 41mm Heller,1918より
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プロフィール

tkyk4
主に大図鑑に載っていなかった種類について書いていこうかと思います。 見解の相違や同定間違いなどもあると思いますが、あたたかい目で見守ってください。
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