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Figulus australicus について

一応はF.regularisのシノニムとされる種類です。

記載文で本種の主な特徴として点刻が多いことが挙げられています。
本種と思われる個体は確かにF.regularisより点刻が明らかに多いです。
Parry,1863ではF.regularisのバリエーションとされています。
 

Figulus australicus Thomson,1862:432
[Type Locality] Australia

記載文
Catalogue des Lucanides de la collection de M.James Thomson, suivi d'un appendix renfermant la description des coupes génériques et spécifiques nouvelles
: Annales de la Sociétè Entomologique de France (4)2:389-436
より

Queensland

Figulus boileaui

レグラリスと比較されていてます。
クィーンズランド産で本種と思われる個体を見たことがありますが、
複眼縁の形状が決め手となりそうです。


Figulus boileaui Bomans,1986:10,fig.2
[Type Locality] Australia(sans précision)

記載文の絵
50e contribution à l'étude des Coléoptères Lucanides. Notes synonymiques et diverses, et descriptions d'espèces nouvelles du Genre Figulus (Macleay). (1e partie).
: Bulletin de la Société Sciences Nat Bulletin 51:7-15
より

Aegus cornutus Boileau について

福建省あたりから得られる種類ですが、
アクミナートゥスのシノニムである「Lucanus cornutus Thunberg,1806」が先に記載されていて無効名です。

また、 海外ではA.bidensと同種とされていて、
A.bidensのシノニムとされていることが多いです。
A.bidensの方がA.cornutus Boileauより後に書かれているのですが、
A.cornutus Boileauがホモニムなのでそのようにしているのかもしれません。

ただ
A.cornutus Boileauは福建省周辺に分布し、
A.didensはベトナムと雲南省(広西は未確認ですがいるかも)に分布しています。
個体そのものも 歯型・頭部・頭楯・体型などで区別できます。


Aegus cornutus Boileau,1899:319-320
[Type Locality] Chine méridionale

ホロタイプ Mizunuma&Nagai,1994より

A.cornutusとA.bidensの比較
左:福建省
右:北ベトナム
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プロフィール

tkyk4
主に大図鑑に載っていなかった種類について書いていこうかと思います。 見解の相違や同定間違いなどもあると思いますが、あたたかい目で見守ってください。
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