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2015年08月18日

強い個性を武器にする

「しくじり先生」にて、俳優・岡本信人さんの生き様が紹介された。


彼は俳優として映画やドラマなどで活躍していたが、ある時、それらの仕事が無くなってしまう。

路頭に迷っていたある日、とある番組をきっかけに、野草を食べるおじさんというキャラクターを確立し、注目を集めた。

このことから、

周囲には奇抜に見える強い個性が、人生を切り開く武器となる。

という教訓を得た。


芸能界においては、「代わりになれる人がいない」というのは大きな強みになる。

そういう部分を意識してか、最近は変わったキャラでブレイクしようとするタレントがいる。

しかし、行き過ぎていて需要がなかったり、うまくいかない人も多い。

キャラをつけて手軽にブレイクしようとしても、そう簡単にはいかない。


もし仮に、簡単にブレイクできたとしても、実力がなければ早々に落ちていくだろう。

楽をすることばかり考えてはいけない。

ベースとなる実力をつけよう。


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2015年08月10日

トガりかたに気をつけて

「しくじり先生」に映画監督・紀里谷和明(きりやかずあき)さんが登場。

彼は映画監督になる前、PV(プロモーションビデオ)の監督だった。


新進気鋭のPV監督として注目されていた彼は、日本映画界をバカにするような発言をしていた。

映画を1本も撮ったことがないのに。

当然ながら、日本映画界から超嫌われてしまった。


しかし彼には、「日本映画を変えたい」という強い思いがあった。

彼が「CASSHERN(キャシャーン)」という映画を撮ることになった時、『すべてをぶっ壊して、今までにないものをつくる!』という思いで撮影に臨んだ。

映画業界のしきたりを無視し、通常の映画のセオリーも無視してつくったCASSHERNは、制作費6億円、興行収入15億円という結果になり、金額的には成功を収めた。


だが、日本の映画評論家たちからは酷評されてしまう。


結局、人間というのは、嫌いな人のやることが気に入らないのだろう。

それがどんなにすごいことであっても、認めたくないという感情が出てしまうようだ。

これはとても重要なポイントである。


例えば、ものすごい身体能力を持ったスポーツ選手がいて、オリンピックに出たら金メダルを確実に取れる力があるとする。

そして、その選手が周りの人たちやスポーツ協会などからめちゃくちゃ嫌われていたとする。

すると、その選手は代表選手に選ばれず、オリンピックに出ることができなくなる、ということが起こり得る。

どんなにすごい能力があっても、それを発揮する場に出られなかったら、良い結果も悪い結果も出せない。

チャンスすら与えられないのでは、どうすることもできない。


紀里谷監督は、映画を撮るチャンスがあったから良かったものの、下手をしたら、ただただ叩かれて終わりだったかもしれない。


CASSHERN発表後、紀里谷監督のもとにハリウッドからのオファーが3件あった。

日本の評価と外国の評価は、いろいろと大きく違うようだ。


突出した能力を持っている人は、トガっていたり、変わり者だったりする。

だからこそ普通の人にはできないことができるわけだが、トガりかたを間違えると、周りに反発されて潰されてしまう。

必要以上に敵を作らないように注意すべきだ。


そういえば堀江貴文さんも、新たに挑戦する業界の人に嫌われて失敗した経験があると言っていた。

やはりこれは、非常に重要なポイントであるということだ。


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2015年08月07日

何を続けて、何をやめるか。

「しくじり先生」に森脇和成さんが登場。

彼は以前、芸人をしており、「猿岩石」というコンビで活動していた。

そんな彼が今回の放送で教えてくれたこと。それは、


「影響されやすくて根気のない人は、どの世界でも大成しない」


ということである。

「影響されやすい」というのは必ずしも悪いことではない。

しかし、「影響されやすく」て「根気がない」というのが良くない。


新しいことを始めてはすぐにやめて、次のことを始める。そしてまたすぐにやめる。

「やってみて、自分に向いてないと思ったからやめた」

という人もいるかもしれない。

確かに、自分に向いていることをやった方が、良い結果が出やすいだろう。

自分に向いていないことに時間を使うのはもったいない。そういう考え方もある。

しかし、根気がない人はほんの少しやっただけでやめてしまうので、それが自分に向いているかどうかの判断もできていないのではないだろうか。


新しいことに挑戦するのは大切なことだ。

例えば、何かに挑戦して、途中で「これは自分に向いていないな」と感じて、やめたとする。

それのどういう部分が向いていなかったのかを分析しておけば、次に挑戦するものが自分に向いているかどうかを判断する材料になる。

やみくもに行動するより、自分に向いているものに出会いやすくなるのではないだろうか。



「継続は力なり」という言葉がある。

自分には向いていないと思うことでも、続けていくうちに得意になっていくこともある。

何を続けて、何をやめるか。

頭で考えているだけでは答えは出ない。

なかなか想像通りにならないから、人生はおもしろい。


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