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ゾンビ映画の原点にして、全てのルーツとなった代表作。 地獄で死者が溢れたとき、この世の<終末>世界が始まる!!

皆さんこんばんは
ACEprojectの、NO,movie NO,life!!のお時間でございます。



今宵は金曜日という事もありまして、僕のオススメホラー映画をご紹介しましょう。
その作品は、全てのゾンビ映画の原点となった作品。
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」でございます。

最近、かなりの確率で「走るゾンビ」が目立つ映画ばかりなんですが、この作品は、
じわじわと歩み寄ってくる演出が、イイんですよね。
この映画が無ければ、あの超有名なゲーム「バイオハザード」も制作されてなかったと言われる
ホド・・・それくらいの衝撃を世に知らしめた作品なんですよね。

この衝撃的な作品の監督が、ホラー映画ファンなら誰でもご存知、ゾンビ映画の第一人者、そしてホラー映画の巨匠、カルト映画の鬼才として知られるジョージ・A・ロメロ監督なんですよ。

実はこの監督、CMや産業用フィルムの制作をしていたんですよね、でも劇場用映画製作の夢を捨てがたく、当時、会社勤めの傍ら、映画製作の友人とお金を出し合い週末などを利用して映画を作ることを決意したんですよ。

そして、今回の映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」なんですが、当時では、賛否両論あった
この作品、その裏では全編に横溢するカニバリズムや反モラル的ラストなど、当時のタブーに
挑戦した内容だったので、映画は興行的に失敗したんですが、その後、ドライブインシアターや
テレビの深夜放送でカルト的人気を得て、伝説的な作品になったんですよ。
今では、ニューヨーク近代美術館にも所蔵されるカルト・クラシック(儀礼・祭祀などの宗教的活動の起源)となっているんですよ。
素晴らしいですね。

それでは、この記念すべきゾンビ映画、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」のストーリーをご紹介
しましょう。

母の墓参りに来た、バーバラと兄のジョニーは墓地でゾンビに襲われる。
兄はゾンビによって殺され、バーバラはどうにかこうにかその場を逃げ出すのだった
恐怖と悲しみの中バーバラは近くの民家に立てこもる。
民家に助けを求め人を探していると、そこの住民と思しきゾンビに襲われる。
外に逃げ出したところ、黒人青年のベンが現れ二人でその家に戻り、襲いかかるゾンビを倒し、
そして、ここに閉じこもる事にするのだった。
なぜなら、トラックはガス欠で動く事ができないからだ・・・・

ゾンビ以外は誰もいないと思われていたこの家だが、実は地下室に数人の生存者が隠れていた。
この家の持ち主の親戚のトムとジュディ、そして怪我をして寝込んでいる娘を持つクーパー夫妻の計5人だ。
バーバラたちはテレビを通して、甦った死者たちが人間を襲って食い殺していることを知り絶望感に陥ってしまう、
さらに追い討ちをかけるかのように、クーパーとベンが些細な事からいがみ合いを始めてしまうのであった。
そんな過酷な状況の中、トムがこの危機的状況を打破しようと一つの提案をしてくる。
トムの話によれば、この家の近くに給油所があるのだが、そこのカギがこの家のどこかにあるはずだと言うので、今後の作戦として、まず家の窓という窓を木材で塞ぎ、家の近くにある給油所の
カギを探し、ベンの乗って来た車を給油して、脱出を試みるという作戦だった・・・

さっきも書いたように全ての、ゾンビ映画の原点となった今作品。
あの、ゲームで有名な「バイオハザード」でもよく見ると映画で使われている家の造りなど似ている部分もかなりあるんですよね。
僕も、このシリーズはプレイしていたので、最初に見つけたときはちょっと感動したくらい・・・・

バイオハザードでは、舞台が薄気味悪い洋館という設定になっていて、この洋館内に2階に続く
階段がでてるんですけど、その配置と、カメラアングルが、映画内でクーパーが二階からテレビを一階に持ってくるシーンと全くと言っていいほど一緒なんですよね。
やはり、原点なんだなと思い知らされた瞬間でしたね。

そして、この「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」なんですけど、もとはと言えば白黒映画だったんですよ。
今回ご紹介しているのは、この白黒映画の内容を少し変更して制作された作品なんですよね。
特に違うのが、今日ご紹介している映画の主人公は、女性というのは変わらないんですが、
白黒版と比べてかなり勇ましい設定となっているんですよね。
白黒版では、全くの逆でか弱い女性という演出になっているんですよ。

こちらも見比べてみたら面白いかもしれませんね。
下記に白黒版サイトのリンクを貼っておくので是非ご覧下され。

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(1968)


それでは、ここで僕のオススメシーンをご紹介しましょう。
一見、ゾンビ映画と言えば、グロテスクなシーンが多いと思われがちなんですが、このジョージ・A・ロメロ監督の映画は人間ドラマが、ゾンビに負けず劣らず演出されているんですよね。

僕が感じたのが、終末世界を迎えるに当たっての絶望的象徴を表すのが「ゾンビ」というものであり、その危機的状況に陥った人間の本質的な心理が感じられる作品なんではないでしょうか?
勿論、人間は自分が一番可愛い生き物ですから、他人を裏切ってまで生き残ろうとする人々とこういう状況だからこそ助け合って生き延びようとする人々との人間ドラマが見所の一つだと思いま
すよ。
そして、作品中に登場する個性豊かなゾンビたち・・・・
印象的なのが、ベンが火の付いた棒をゾンビたちに威嚇しながら振りかざしていたんですけど、
その中で、一瞬火に怯えるお爺ちゃん?ゾンビがいたのが印象的でした。
この、独特なゾンビの歩き方もロメロ監督が自ら指導したり、作品で登場する生々しい、死体の
質感や小道具などは最新の技術を多様しているハリウッドでも、未だに表現できない程の完成度
なんですよね・・・・
やはり、名作は違いますね・・・・

ホラー映画の鬼才が放つ、伝説的作品となり
世界で大ヒットとなったあの有名なゲームの原点ともなる映画。「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」。

古典的な演出にも関わらず、個性的なゾンビが表現する<終末>世界とは・・・・

じわじわと迫り来る恐怖を是非ご覧下され。

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