んな事は出来るわけないだろうと思いつつも、本を広げてみる。
東田一氏の投資本。多くの経験のある個人投資家の意見を聞いてみる。
私はデイトレーダーではないので、細かい板読みで売り買いする事は
ほとんどないが、本日の各銘柄の状況確認の為に、寄り付き前には人
とおり見ている。騙し、大商い、いろいろな思惑が見えて、なかなか
面白い。デイトレーダーでなくとも、板読みはできるに越したことは
ない。
まず板の意味合いとしては、その時点での注文状況、厚い板と薄い板、
株価の方向性、大型株と小型株の動きの違いなど。それと優先の原則。
「価格優先」と「時間優先」これは誰にでも平等である。
次に歩み値、小型株、大型株、人気株、仕手株など、それぞれに特徴が
あり、知っていればその後の株操作がやり易い。そして注意を要する「
見せ板」。朝の寄り付き前は見せ板のオンパレード。わかってくれば、
なぜこんな見え見えの事を改めてやるのか、やるほうの気が知れないが、
やらないと気が済まないのかも知れない。だから正しい板読みをするに
は、8時59分からの板が正しい事になる。それと場の途中に出てくる大
量の注文、大きなファンドの板操作が多いので、個人投資家は意図的な
板のバランス騙されないように注意。
結論として板が読めるという事は個人投資家にとっても大変重要で、な
ぜかと云えば板の推移はそのままその銘柄の売買参加者の心理を、刻々
と表したものだから。慣れてくれば、株価がどの方向に行こうとしてい
るのか、なぜここで大量の注文が出たのか、大口ファンドの意図はどう
したいのか、仕手がどこで利確を目論んでいるのか等が、薄々とではあ
るが、何となくわかってくるから不思議だ。
但し、過度の思い込みと盲信はご法度。そうそう自分の考えるとおりに
株価は動かない事も、冷静に自覚しておく事。
それでは又。
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