「アライグマは特に綺麗好きじゃないんだ!」
悟先生の動物豆知識! すっかり名物コーナーである。
それにしても先週のガッチャードといい、ニチアサで二度と聞くことがないであろう台詞がガンガン聞ける。
「アライグマは特に綺麗好きじゃないんだ!」
「仮面ライダーのキックなら温泉を掘り当てることができる!」
「トイレがポリスを捕まえるなんて公務執行妨害だ!」
うーん、すごい1年になりそうだ。
綺麗好きで可愛いイメージに反して実は凶暴、と明かされたアライグマの株がゴリゴリ下がる。
綱引き遊びを隠れ蓑にした一本背負いで体制を崩し、決め技に持って行く流れ。
暴力封印プリキュアはなんだかんだ投げ技極め技ならOK理論を持ってきがちである。
そのうちヒールホールドとかギロチンチョークとかもやるかもしれない。
ガルガルとの戦いとは本当に全く関係なく、ユキとまゆの出会いが回想された。
野良猫に触れてはいけない。まゆのお父さんの静止は命を最後まで見届ける覚悟を問う意図がありそうだ。
距離のある、制限付きの触れ合いがユキとまゆの出会いだった。雪国の町の、雪が降る日の思い出である。
触れ合いないけれど心を通わせるこのドラマは、
言葉が通じないけれど心を通わせることと構造が似ている。
わんぷりはここでも「コミュニケーションは本質的に不完全」という前提で、
それでも通じ合おうとする姿を描いている、様な気がする。
ユキを洗ったあとにその毛色を「雪色」と表現した意味の深さが良い。
白の美しさだけではない、ユキとまゆの間にだけある雪国の町の思い出まで色の表現に込めているようだ。
うーん、ハイコンテクスト。
猫屋敷まゆの重さ
アライグマのガルガルとは全く絡まず自分の回想だけで1話走りきった猫屋敷まゆさん。
これ、変身したとしてプリキュアやってる余裕あるのかな? と心配になる。
とにかく感情が重い(そして重いので、変身しなくても物語になる!)
回想では接触禁止を言い渡されていたが、これはかえって功を奏したのではないか?
当時のユキが重たい感情をぶつけられていたら、普通に逃げ出して終わっていたかも…
実際にユキが家に来て以降、接触が解禁されたらゴリゴリに触って反発(DV?)されているみたいだし。
この辺の距離感の下手さも魅力だな‐と思いながら見ている。
仮面ライダーガッチャード 30話:サプライズドンブラザーズ
サプライズ忍者理論:その映画に突然忍者が出現したとして、より面白くなるようならその映画は失敗している。
転じて、どんな映画でも突然忍者を出したら面白くなる、という理論。
後半はもちろん嘘である。
無からドンブラザーズのソノザと雉野が生えてきて、鬼頭はるかとドンムラサメの人身事故ネタを擦っていった。
後輩のブンブンジャーはミニコーナーで良い子に交通安全を説いているというのに…。
アトロポスとりんねに「父を殺された」という共通点ができてしまった。
ケミストリーおじさんは父だったのか…。あまりに変態っぽいから父親だと思ってなかった。
仮面ライダー名物のろくでもない父親枠だと思うので、過去にとらわれず仲良くしてほしいものだ。
爆上戦隊ブンブンジャー 6話:マンホールを私物化するな
マンホールは最強の盾だ! 釈由美子もそう言っていた。いや言ってはいないか。
苦魔獣の攻撃をうけても裏表がない、と聞くと桃園ラブ先輩を思い出す。幸せゲットだよ!
そんな警察官ブンブンジャーの魅力アップ回と見せかけて、根っこは熱いブルーの魅力発信回だった。
あの大也が最初に仲間にしてるくらいだから、そりゃーこいつもおもしれー男なんだよな。