ましろはひろプリの少女担当? 日常がしっかりしている強さを感じる
異世界から来たキャラクターが最初に直面する問題。それは住居問題。
レインボー星人は木の上で野宿したり、人魚は水族館に隠れ住んだりしていたものだが、スカイランド住人はどうなる!?
話の分かるおばあさんがいて秒で解決した。
ましろの祖母ヨヨさん。プリキュアシリーズのおばあさんと言えば只者ではないのが常であるが、呑み込みが早すぎる。
それもそのはずで、どうやらプリンセス・エルとつながりのある方のようだ。
ソラがソラシド市に降ってきたのも何か理由があるのだろうか?
ヨヨさんとの関係性や住んでいるところもそうだが、ましろは育ちがいい感じがする。
なんというか、真っ当に日常を送る資質において欠けているところがない。
ソラがヒーロー=非日常の主人公とするならましろは日常の主人公だろう。
明るく爽やかなヒーローといった感じのソラだが、日常のふるまいではましろに対しどこか遠慮があった。
そこを感じて距離を詰めに行ったのはましろの方。人間関係における強さはむしろこちらに分がある、と感じるふたりである。
ソラにましろをプリンセスと呼ばせるなど、製作陣の「わかってる」感じもさりげない。
ええぞ。もっとやれ。
そんなわけで2話はましろがソラを引っ張っていく日常が描かれた。
服選びファッションショーのシーンなど、鉄板ネタであるがゆえに楽しい。
先週も取り上げたOPのアレのようで素晴らしい。
1話でヒーローを、2話で日常の少女を描いていいバランスをとっている。
おそらくこの振れ幅で視聴者は盛り上がっていくことになるだろう。
ザブトン、カツドン、いやカバトンさん
買い物だけして終わっても十分楽しい2話だっただろうが、ちゃんとカバトンさんも出てきた。
ハンバーガーを無銭飲食する悪党っぷり。そこまで外見にあった悪事をしなくてもいいのに…
「性懲りもなく悪いことをして!」というソラのヒーロースタンスも配慮があって良い。
別にカバトン=悪人ではないのだ。カバトンが無銭飲食をした上に暴れまわっているので懲らしめに行くのだ。
これぞ勧善懲悪!
ソラの生身の恐怖と活躍を間近で見たましろは、「本物のヒーローを見たから」というソラと同じ言葉と共に新ヒーロー手帳を送るところで2話は締めくくられる。
めっちゃキレイなヒーローの憧れの輪。
やっぱりBパートも必要だ。カバトンさんが影のMVPだ!
どうやらましろは3話も変身しないらしい。
1人プリキュア記録はどこまで伸びるだろうか?
過去作のオマージュを感じてニヤニヤする
ザブトン、カツドン、カバトン。敵幹部の名前間違えと言えばS☆Sの咲だ。
これは、あれかな。
— 麦わら帽子 (@q6SzNqkQxNpqiFv) February 12, 2023
カレーパンとか、ハナミズターレとか、敵の名前を間違ったまま呼んでいくタイプの子かな。 pic.twitter.com/Lefg9huUnG
20周年記念ということで、OPのシーン叱り、過去作のオマージュをよみとるファンも多い。
そんな中変身アイテムのギミックを見ていて気付きがあった。
ただ光るだけのペン! というシンプルな機能の「ミラージュペン」
実はこれ、ミラクルライトのオマージュなのではないか?
ふと気付いたのだが、ミラージュペンはミラクルライトのオマージュなのか?
— こ (@ko81818) February 16, 2023
劇中の登場タイミングも呼びかけの言葉ぷいきゅあ〜もミラクルライトのそれに一致する。 #precure #nitiasa #ひろプリ https://t.co/Ykw2ab6WkZ
演出面でもミラクルライトの趣旨に一致している。
プリンセス・エルすなわち子どもの「ぷいきゅあー!」の声と共に光り、ソラに力を与える。
まさに映画のここぞというピンチで客席からミラクルライトを光らせる演出そのものではないか。
こう考えると「光るだけのペン」という見方も変わってくる。
ミラクルライトの光を放つことに加えてペンという機能も持っているアイテムだとすると、ペン機能が持つ意味を考えたくなってくる。
まだピンと来ていないが絶対に何かあると私は睨んでいる。
仮面ライダーギーツ22話:人狼ゲーム最終日は確白説得ゲーム
猫と狐でタヌキを説得するゲーム。
人の良いタヌキをまんまと猫が騙して、、、とストレートにはいかず。
「狐がそんな雑なことするか?」という信頼から猫のウソがバレたのだった。
なかなかに人狼ゲーム的な最終日で面白かった。
敏腕ディレクターのおかげで番組は大盛り上がりである。
しかしへっぽこディレクターのせいで重要アイテムであるドライバーがジャマト勢力の手に渡ってしまう。
デザグラの底が読めないので予断は許さないが、これまで運営が引いていた番組、ゲームの枠外へ戦いの軸が移っていきそうなそんな感じである。
暴太郎戦隊ドンブラザーズ48話:メンバー全員の結束を固める一大イベントだったぜ!
タロウ、雉野がヒトツ鬼に吸われてしまった前回。
今回の「最後の1人がヒトツ鬼を成敗」作戦を通してメンバー全員の結束が固まったのだった。めでたしめでたし。
でももう48話だよ! あと3話しかないのに!
3話ぐらいでやっとこうよ。しかもメンバー全員(ジロウ除く)だし。
王道ストーリーだけどド終盤にやるだけでこれだけツッコミどころを作れるのもある意味エンタメを熟知している職人芸なのだろうか?
ドンブラザーズをランダムに5話ほど見せられて「時系列で並べろ」と言われても正解できない自信がある。