1話、2話のプレシャスのようにブラペが壁を超える話
TL待望のブラペ回。そしてブラペ回はすなわちゆいの掘り下げ回でもあった。
マリちゃんのデリシャストーンを直すためにブラペの石をよこせと言われる展開だった。
拓海はまだ中学生。1話、2話でゆいとマリちゃんの間にあったような大人と子どもの壁が立ちはだかる。
さらにブラペはプリキュアではない。男女の壁も高く立ちはだかるのだった。
壁を前にして思春期の中学生はひねくれる。
「別にあんな変な恰好したくねーし」的にイキってみせる。うぅっ! 見ているこっちが恥ずかしい!!
平成ライダーならこのままカップ麺でも食べながら闇落ちするところであるが、
我らが品田拓海は優良模範中学生男子である。
「セクレトルーと話したい」というプレシャスの思いを守るため、ブラペは再び現れる。
平成がよみがえりそうな5人キックで見事、ウバウゾーの完璧バリアーも突破。
晴れてブラペはパーティに迎えられた。おめでとう!
ブラペ=拓海。その時、プレシャスは?
ドキドキの正体バレタイム。
なんとプレシャスは、、、泣いた! ぼろぼろ泣いた!
ブラペが泣かした! とばかりにわちゃわちゃする周囲。
私もこのプレシャスの反応は予想外で、ブラペみたいに慌ててしまった。
この感情を追い切るのは難しい、と視聴中にも直観したが、やはりいまだに全要素は追えない。
もっとも真ん中を射ていると思ったツイートを引用させていただく。
ゆいちゃん、泣いちゃった理由を自分でも自覚してないの良〜〜〜〜〜!
— 女児おぢのお墓⚰ (@puikuanl) December 18, 2022
なんか本当に、彼女の心情が『お兄ちゃんみたいな幼馴染』から『ずっと守ろうとしてくれてた男の子』に変わるのをまざまざと最高演出で叩きつけられてしまって村は燃えたし墓は立った
『お兄ちゃんみたいな幼馴染』という言葉にゆいと拓海の長い年月が込められている。
その分厚くて濃い関係性がさらに熱いモノに変わる瞬間の感情を何で表すのか? が号泣だったのだと。
デカすぎる感情を人は受け止められない。だから泣くし墓は立つし村は燃える。
何にせよ、この手のネタが盛り上がるとTLにはノスタル爺があふれるのだった。
拓ゆいでひとしきり騒いだ後のTLがこうなってる#precure #nitiasa #デパプリ pic.twitter.com/YY404HN7Fj
— こ (@ko81818) December 18, 2022
年末恒例、敵組織と物語が容赦なく動く。
浮かれてばかりもいられない。
ブンドル団は海外でレシピッピを捕らえているらしいし、来週はどうやらクッキングダムからフェンネルさんもやってくる。
物語が大きく動く気配がプンプンとする。
クックファイターたちの過去はどのようなものなのか?
料理が苦手なセクレトルーさんとはどのように決着をつけるのか?
未だにはっきりしないゴーダッツ様の正体とは?
仮面ライダーギーツ15話:ギーツ再雇用
悪役ギロリ兄さん(憎めない)の策略でデザグラから追放された英寿だが、そういった事態にも対応していた。
スターとしての言葉やポスターのサイン、そういったヒントを辿ると記憶を取り戻すためのライダーたちのバックルへたどり着くような仕込みをしていたのだ。
さすがの頭脳派ライダーである。
ギーツが落ちた後のゲーム形式がシンプルなスコアアタックなのも面白い。
ギーツがいる間は単純なスペック勝負にならないよう色々工夫していたのだろうか?
ギロリ兄さん、ルール内で何とかしようと苦労してたんだなあ。
暴太郎戦隊ドンブラザーズ41話:脳人がサンタ
脳人がサンタをやる。それだけでも十分カオス回だ。
そこにさらに自称サンタでごみを配るおじさんを混ぜて、サンタを信じる少女と対面させたらどうなるだろう?
もはや脳人がサンタをやってることに何の疑問もわかない。
こういうのを見事な手腕というのだろうか?
なんだかよくわからんがサンタとタロウの関係性でいい感じに締められてしまった。
あと10話あるかないか、らしいのだがデパプリとは違う意味でどんな着地をするかさっぱりわからん。
完全に井上敏樹の手のひらの上である。