コメコメ大変化 !?らんのハッピー計画
恒例のネタバレ映画OPであった。
いつもと違う工夫がみられて通常OPのカットも合間に残されていた。
変身後のプリキュアに色がついていく音ハメのカットは通常のままで、
1000kcalパンチは映画Verになっている、みたいな。
通常OPの映像のリズム感はそのままに映画のカットも差し込まれている。いい工夫だ。
映画のカットで気になったのは、ドリーミアが全部機械化されてる点だ。
何か手作りとそうでない何かの対比になってるような気がするが、根拠はない。
映画公開前に予想をしているこの時期もとても楽しいものだ。本編はらんとコメコメの交流回であった。そして引き続きのコメコメ成長回。
人一倍の情熱をそれなりに表に出せるようになったらんがコメコメを導いていく。
成長することでコメコメは気付いてしまう。自分は他のことは違う。
このコメコメのみんなと一緒になりたい問題、取り扱いが難しいがうまーく軟着陸させた印象だ。
あなたらしくあれ、が結論なのだがアプローチが急だと暴力的なものになる。
そこであなたらしさは世間に受け入れられる、と気づかせてあげることを解決策に持ってきたのかなと。
らんの変身キットはそれを意図したものではなかったかもしれないが、そのきっかけを作ることができた。
らんの弟妹世代が受け入れる世間の役割を果たしたのも良かった。
作中の理論で行くと「子どもだから気にしないだけ」だったかもしれないが、
次の世代はコメコメもそのままの姿で受け入れてくれるはず、というのは次世代への希望を込めたメッセージが感じられる。
ブンドル団の方にも動きがあった。
スピリットルーの電池が抜かれた。
直前に応援とごはんは同じ、と『ごはんは愛のエネルギー』的なプレシャスの思想と、
『ご飯はつらい』というスピリットルーの苦悩が描かれていたので、
スピリットルーの三角のくぼみに米を詰めて来週復活していただきたい。
三角なので丁度おにぎりの形になる。
冗談はさておき、スピリットルーのこれまでの言動にはナルシストルーの内心が反映されていると匂わされた。
デパプリはミスリーディングさせるような作風ではないと思う。
ナルシストルーは好き嫌いが多く特にピーマンが嫌いでご飯は辛いというトラウマ持ち、ということになりそうだ。
プリキュア考察勢は伝統的に敵キャラも好きだ。私のTLは大騒ぎである。
「スピリットルーはナルシストルーが辛い幼少期に励まされていたおもちゃ」という考察も飛び出していた。
私はそれを見て「邪悪なモフルン」というイメージを得るなどした。
次の展開として、ナルシストルーの食べ物のマイナスの思い出がどう描かれるのか、注目である。
好き嫌いはここね回で一回やっている。
純粋にメシまずいというのは作風的にやりそうにない。
貧しくて食べ物が少なかったとしたら食べ物に当たるのは変。
そこで「食べたら体がつらくなる」というアレルギーの暗喩みたいなところに落ち着くと予想しているがどうか?
あるいは、ナルシストルーは登場タイミング的にブラペの反転存在という仮説を私は持っているのだが、
そうだとすると、食べ物の好き嫌いが原因でナルシストルーは失恋したのかもしれん。
ところでスピリットルーがブンドルブンドル‐に積極的なのがじわじわ面白い。
ナルシストルーも本当はブンドルブンドル‐が好きなのだろうか?
かくいう私も好きだ。
先週の平日中は怒涛の食品コラボが発表されていた。
映画公開に向けてガンガン盛り上がっていただきたい。
せーの、ブンドルブンドルー
ギーツ
ギーツのOPが初お目見えであった。
ダウナーな感じのカッコイイ曲調。
映像面では何かをつかみ取ろうと伸ばす手がたくさん出てきて、欲望 Desireの要素が感じられてワクワクする。
手というモチーフは造形的にも意味的にもグロテスクと美を併せ持ってて良い。
オーズの怪人も手が意匠に入ってて好きだった。
1回戦で宝箱ドロップできず敗退した人たちは生きているのだろうか?
敵倒したけどドロップ運が悪くて敗退であれば生存なのかもしれないが、
敵を倒せず死亡しているかもしれない、という不穏さがある。
デザイアグランプリ主催会社のブラックぶりがすごい。帝愛か。
ギーツのゲームシステムを紹介する回だったのだが、このシステムとても好きだ。
ドロップアイテム次第でライダーの性能が大きく変化する、運要素が大きい仕様。
プレーヤーサイドでできることが一様でなくアンバランスだ。
こういうゲームは局面局面で頭を使う楽しみがある、ように感じるのだ。
マグナムとかブーストとかが全く手に入らず実質縛りプレイでしぶとく生き延びるキャラがいてほしい。
まだ2話時点だが、デザイアグランプリのありように興味をひかれている。
底が見えてしまわないように1年走り切っていただきたい。
ドンブラ
相変わらずヤベーキャラが登場してすさまじい勢いで物語が転がる。
そして転がってる最中には全く予想もつかない美しいオチを迎える。
もう絵が燃えるラストから逆算してこの話作ったやろ、と。
なんでこんな話がつくれるんだ!? と戸惑うばかりである。
今回のゲスト絵のモデルの金持ちのお嬢様だが、このゲストキャラに対する印象を追いかけると自分たちが手のひらの上で転がされてるのを実感できる。
なんかヤベー女出た!
→お嬢様がなぜ?
→怪盗志望!ヤベー!
→何か事情が?
→ヒトツ鬼やんけ!ヤベー!
→過去の巨大感情…??
とヤバさ(!)と謎(?)を出し惜しみなく交互に出されている。
物語を転がすゲストを魅せる確かな技術がどうやらあるらしい。
さらに毎回唐突ながらもキャラに沿った登場の仕方をするジロウやムラサメ。それから獣人。
彼ら、異様に豊富なサプライズニンジャ枠が停滞しそうになった物語を如何様にも転がせるようにしている。
サプライズニンジャを面白く使うヤケクソじみたシステムになってる気がした。
それでも面白いんだから恐ろしい。
ところで今回は、今回はメインゲストがヒトツ鬼っていうパターンだったが、
過去のパターンからすると『振って湧いた野生の画商がヒトツ鬼』とかいうのもあり得たはずだ。
ドンブラザーズは「行き過ぎた人の欲望がヒトツ鬼を生む」という世界観をベースにしていながら、
ヒトツ鬼では物語を動かしていないということに気付かされる。
かなりトリッキーのようだが、誰しもが持つ欲望を描けばそれで物語は動かせるというのはクレバーだ。
だれが閾値を超えてヒトツ鬼になるかは問題ではないのだ。
もう視聴者は敏樹、いやトシ鬼にやりたい放題やられている。
このまま好き放題やってほしい。
バンダイ|BANDAI 変身プリチューム コメコメ(しょうじょ期)アクセサリーセット 価格:3,080円 |
バンダイ 仮面ライダーギーツ 変身ベルト DXデザイアドライバー DXデザイアドライバ- [DXデザイアドライバ-] 価格:5,950円 |