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2022年01月03日

デジタルピアノの音声をスマホやPCに録音する方法(オーディオキャプチャーケーブル版)2

前回に引き続きで、オーディオキャプチャーケーブルを使ってデジタルピアノの音声を録音する方法について記載していきます。

まず、録音するデジタルピアノのオーディオ出力の構成によって必要な機材が変わってきますので、場合分けで説明していこうと思います。

大前提として、以下のオーディオキャプチャーケーブルを使うこととして、準備する機材を説明しようと思います。
↓ベースとなる機材

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・ヘッドフォン出力が2つあるデジタルピアノの場合
→一般向けのデジタルピアノはほぼこのタイプであると思います。
この場合、片方のヘッドフォン端子にオーディオキャプチャーケーブルを接続し、もう片方のヘッドフォン端子に自分で聴く用のヘッドフォンを接続します。

ヘッドフォン端子が3.5mmオーディオプラグ対応であればそのままデジタルピアノに接続すればOKですが、6.3mmのタイプの場合は変換プラグを使って接続する必要があります。

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・ヘッドフォン出力が1つしかないが、Line出力があるデジタルピアノの場合
→ローランドのステージピアノの類はヘッドフォン端子が1つしかありませんが、Line出力端子が付いています。その場合は、Line出力端子からオーディオキャプチャーケーブルに接続するために、6.3mmオーディオプラグからRCAコネクターに変換するケーブルもしくはアダプターが必要となります。

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ちなみに、ケーブルの長さが足りない場合は、変換ケーブルも出回っているので、そちらを選定するのも有りだと思います。

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・ヘッドフォン出力が1つしかないデジタルピアノの場合
→オーディオキャプチャーケーブルから取り込んだ音声をソフトでリアルタイム再生する機能もありますが、結構な勢いで遅延するので、録音しながら演奏するのは実質上不可能な感じでした。
なので、やはりオーディオ分配ケーブルなどを使って、音声出力を2つに分け、片方にオーディオキャプチャーケーブル、もう片方にヘッドフォンを接続するのが良いと思います。
分岐ケーブルは3.5mmジャックがほとんどなので、必要に応じて変換プラグをかませて接続すると良いかなと思います。

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デジタルピアノ側とオーディオキャプチャーケーブルとの接続のパターンはおおむね上記の3通りではないかと思います。
次はスマホ、PCとオーディオキャプチャーケーブルを接続す方法についてです。
オーディオキャプチャーケーブルのUSB端子側の形状はType-Aなので、相手側のスマホやPCのUSB端子がType-Cならば、Type-AからType-Cへの変換アダプターが必要になります。

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オーディオキャプチャーケーブルを使って録音するはずが、ドンピシャのインターフェースが無い場合、それなりに追加の危機が必要となりますが、この方法であれば基本的にUSBを搭載したPC,スマホ系であればどの機種でも録音できそうな感じなので、投資に見合った効果はあるのではないかと自分には言い聞かせて、機材を集めました。
次回は実際に機器を接続し、録音までの手順を記載していこうと思います。

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2021年12月31日

デジタルピアノの音声をスマホやPCに録音する方法(オーディオキャプチャーケーブル版)1

今回はお題の通り、デジタルピアノ録音方法についてです。
以前は抵抗入りのオーディオケーブルを使ってスマホのマイク入力に音声信号を入れて録音する方法を紹介しました。
が、このやり方にはいくつかの問題がありました。
主な問題点としては以下の通りです。

・モノラル入力しかできない
本来デジタルピアノはステレオ音声を出力することで、微妙な音の揺らぎや立体感を表現でき、その結果本物に迫る深みのある音を再現しています。
しかし、マイク入力自体がモノラルなので、デジタルピアノの片側のスピーカーの音声しか拾えず、結果のっぺりした単調な音声でしか録音ができません。
ミスせず演奏できているかどうかをチェックすることはできますが、間違っても人様に聞かせるようなクオリティーの音声は録音することができません。

・録音の音量が小さくなり、そのままでは聞けない。そしてノイズも乗る
デジタルピアノから接続したケーブルからの音声をスマホ側のマイク入力に入れるには、抵抗入りケーブルを使う事でスマホ側にマイク入力端子を認識させなければいけません。(そうしないとスマホの内蔵マイクからの録音となり、音声直結の録音ができなくなります。)抵抗が挟まることで、ピアノからの音声信号は減衰してしまい、生の音声データは音量全開にしないと聞こえないくらい小さく録音されてしまいます。
実際にデータとして保存して聴ける状態にするにはここから音声データ編集アプリを使って音声信号を2〜3倍に増幅させないといけないのですが、元の音量が低いので、バックノイズ(シャーという音)も一緒に増幅させてしまい、結果無音の時はかなり耳障りなシャー音が鳴ってしまうという問題がありました。

・使う端末の機種によってはうまくマイク入力を認識しない
このやり方で、iPhone+ライトニング変換ケーブルだとうまく認識しましたが、ほかのAndroidスマホやSurfaceなどのWindowsタブレットはマイク入力をうまく認識してくれず、この方法では録音できませんでした。結果、あのやり方は我が家ではiPhone限定という感じになってしまっていました。

ここ最近デジタルピアノを買い替えたので、音のクオリティーも格段に向上したのですが、このやり方ではせっかくの良い音も台無しという事で、もう少しまともな録音方法を調べてみたところ、オーディオキャプチャーケーブルというものを使うと、より高音質でしかもステレオ音声を録音できる事が分かりました。
一般的にこういうオーディオ機器は高価というイメージですが、ここ最近はオーディオキャプチャーケーブルはかなり安価で売られているようです。(実質3000円以下)
という事で、早速ケーブルを購入し、試してみようと思い、Amazonでケーブルを発注しました。
次回は録音に必要な機器類の紹介と実際の録音の様子を描いてみようと思います。

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2021年12月30日

完全ワイヤレスイヤフォンを買う話(使用感等)

Anker Soundcore Liberty 3 Proを購入してから1か月弱が経過しましたので、実機使用感についてレビューしていこうと思います。

まず使ってみた感想としては、使い勝手は非常に良く、性能も申し分ありませんでしたが、具体的にどの辺りが良かったか、そして、ちょっと気になった点についても記載していこうと思います。

まず良かったポイントはというと・・・

・装着〜使用までの使い勝手が非常にシンプル
ケースから取り出すと自動的に電源が入り、装着するだけで使用開始することが可能です。
ちなみに、片耳でも動きます。
使い終わったらケースに収納するのですが、その時点で自動で電源OFFとなり、充電モードに入ります。
以前持っていたコードレスイヤフォンは装着→電源ボタン長押し→視聴開始
と3ステップ挟む必要がありましたので、それと比べても非常にシンプルでわかりやすい使い勝手だとおもいました。

・外音取り込みで自然な音声として外音が聞こえる。
外音取り込みモードに切り替えると、非常に自然な外音が入ってきます。
音を鳴らしていないと、装着してるのを忘れるくらい、普通に聞こえるので非常に便利です。

・本体の操作もタッチ方式なので、分かりやすい
SoundCoreLibertyPro3は両耳に装着した本体側面をタッチ操作することで、再生、停止、音量、ノイズキャンセル、外音取り込みなどの操作が可能です。
ちなみに操作の割り当ては専用のアプリを使ってカスタマイズが可能です。
装着した状態だと、本体が見えないので、物理ボタンの位置を探りながら操作すると、押し間違う事もあると思うので、タッチで直感的な操作方式は非常に有効であると感じました。

・通話もバッチリ
通話のマイク性能もバッチリです。
クリアな通話品質な上、片耳モードでも通話が可能なので、レシーバー代わりにも使えます。
両耳がふさがった状態で通話すると自分の声の大きさが把握できず、声が大きくなりがちですが、片耳での通話だと良い具合で外の音を聞きながら通話できるので、無理に大声を出さず、自然に通話できました。


・ワイヤレス充電にも対応
充電ケースにワイヤレス充電機能があるので、ケースをワイヤレス充電器に乗せるとケーブルを繋げなくても充電することが可能です。
とはいえ、我が家には室内にワイヤレス充電器が無いので、この機能の恩恵をあずかることができないので、少し残念です・・・

とまあ、便利機能満載な本モデルですが、逆に気になった点もありましたので、少し例を挙げておきます。
・風に弱い
ノイズキャンセル、外音取り込みモードを選択している状態で、電車内のエアコンの風に当たったり、屋外の風に当たったりすると、風切り音がノイズとして乗ってきます。
一応アプリ上で風切り音抑制モードが設定できるようになってはいますが、気持ち低減される程度で、劇的な効果はありませんでした。
この辺は外の音を取り込んで処理をする原理上仕方ないとは思いつつ、外音マイクの位置を何とかして、風がもう少し当たりにくくできないものかなと思いました。

・本体を充電ケースに収納する時、向きを間違えやすい
耳から取り外し、持ち替えなしにケースに収納する時に、入れる向きを間違えることが結構ありました。
一応正しい方向で収納すると磁石が引っ付いてくれるので、手探りで行けるといえばいけるんですが、慣れるまでは方向を考えながら取り外してケースに入れていました。

という感じで、若干気になる点も数か所ありますが、音質も良く、バッテリー持続時間も十分、通話もバッチリなので、使い勝手としては非常に満足です。
当面はメインのイヤフォンとして愛用していこうと思います。

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2021年12月12日

完全ワイヤレスイヤフォンを買う話(実機レビュー編)

完全ワイヤレスイヤフォンを買う話の続きです。
前回で選定したAnker Soundcore Liberty 3 Proを購入しましたので、実機レビューをしてみようと思います。

まず、パッケージでですが、さすがハイエンドモデルです。
かなりの高級感が漂っています。
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安いイヤフォンだとプラスチックのクリアケースに入っていて、パッケージは即廃却なんですが、今回はそうはいかないようです。

パッケージを開けると、本体、充電ケース、イヤーピース、取説類、が整然と収納されていました。
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イヤーピースの他、スタビライザーもサイズに応じて交換できるようです。
さすがハイエンドモデルだけあって、至れり尽くせりです。

充電ケースの蓋はスライド式で、イヤフォン本体の曲線の形状が彫り込まれていて、本体を入れるとマグネットで自然に充電端子の位置が合うようになっているみたいです。
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細かい設定はスマホのアプリで行うようです。
↓耳の形状に合わせて音を最適化しているところ
Screenshot_20211128-201422_Soundcore.jpg

詳細の使用感については、もう少し使い込んでから書いてみようと思います。

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2021年12月04日

完全ワイヤレスイヤフォンを買う話(候補絞り込み編)

前回に引き続き、完全ワイヤレスイヤフォンを買う話について記載していきます。
今回は要求スペックに基づき、候補を絞り込んでいこうと思います。
その中で価格やデザインの好みで最もよさそうと感じたものを購入し、実機レビューという感じで進めていこうと思います。

という事で、まずは要求スペックの整理をしてみます。
今回必要となる機能は以下のような感じかなと思いました。
・完全ワイヤレスタイプであること
→これは言わずもがなですね。ケーブルのわずらわしさから解放されるために購入するのでここは譲れません。ワイヤレスのオーバーヘッドタイプのヘッドフォンもコードレスですが、モノがでかく、かさばるので今回は除外とします。

・外音取り込み機能があること
→ここも必須項目として挙げておきたいところです。
外音取り込み機能が備わっているイヤフォン・ヘッドフォンはおのずとノイズキャンセリング機能も付属しているものですが、今回はあえて外音取り込みに焦点を当てて探してみようと思います。

・マルチポイント対応であること
→以前、Bluetoothレシーバーを買ったときにマルチポイントの便利さに味をしめてしまったので、今回もこの機能は選定条件に追加してしまいます。

ということで、この3条件を満たすイヤフォンについて価格ドットコムで調査をしてみました。
結果としては以下のような候補が絞り込まれました。

比較表のリンク

・Anker Soundcore Liberty 3 Pro

Anker Soundcore Liberty 3 Pro(完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.2)【ウルトラノイズキャンセリング 2.0 / ハイレゾ / LDAC / マルチポイント接続 / ワイヤレス充電 / 外音取り込み / PSE技術基準適合】ミッドナイトブラック




・オーディオテクニカ SOLID BASS ATH-CKS50TW

オーディオテクニカ ATH-CKS50TW 完全ワイヤレスイヤホン / Bluetooth5.2 / 重低音 / 最大約50時間再生 /イヤホン20時間再生 / 通話品質強化/ノイズキャンセル/ヒアスルー/低遅延モード/新開発イヤピース/aptX adaptive/AAC / 360 Reality Audio【国内正規品】 ベージュ ATH-CKS50TW BG




・Jabra Elite 7 Pro

Jabra Elite 7 Pro 完全ワイヤレスイヤホン チタニウムブラック [国内正規品/メーカー2年保証付き] アクティブノイズキャンセリング搭載 骨伝導センサー 片耳モード Bluetooth 5.2 ワイヤレス充電対応 Amazon Alexa内蔵




・パナソニック Technics EAH-AZ40

テクニクス カナル型 完全ワイヤレスイヤホン コンパクト Bluetooth マルチポイント対応 ローズゴールド EAH-AZ40-N




これらの候補それぞれ非常に優れた機能を持っているようですが、あまりに多機能なので、メーカーのページを見ても把握しきれない感じでした・・・
その中で今回はケースのデザインや開閉のやり易さ、Amazonのポイントバックの金額が最もお得だったAnker Soundcore Liberty 3 Proを購入することにしました。

Soundcore Liberty 3 Proは、SoundCoreシリーズの最新モデルで、ハイレゾ音源対応、ワイヤレス充電対応、マルチポイント対応のハイエンドモデルのイヤフォンとなります。

次回は実機レビューを書いてみようと思います。

2021年11月29日

完全ワイヤレスイヤフォンを買う話(動機編)

今年の始めはテレワークの急速な普及により、オーディオ機器の選定がマイブームでした。
色々検討した結果、Bluetoothレシーバーが自分のニーズに最も合致しているという結果となり、数点購入し、数か月間使い続けてきました。
業務用で選定したFiioμBTRは安定した性能を発揮し、今でもリモート会議の通話用レシーバーとして大活躍してくれていますし、SONYのSBH56は通勤の友としてスマホでの動画視聴やゲームで活用中です。
当面はこの組み合わせで良さそうだったのですが、ここ最近Bluetoothレシーバーを使い続けている中で、以下のような不満点が出てきました。
・イヤフォンのケーブルが邪魔
→これは通勤電車を降りる直線で、レシーバーをしまう時に発生する問題です。
1.2m程度のコードを巻き取り、バンドでまとめてから収納しているのですが、巻き終わるのに10秒程度かかるので、ある程度余裕を見てイヤフォンを切らないと、収納が間に合わなくなってしまいます。
(今のところ、イヤフォンの巻き取りが原因で乗り過ごした事はありませんが、精神的余裕が削られ、ちょっとストレスを感じてしまいます)

・レシーバーを身に付けるところが無い時がある
→職場の場合は作業着なので、襟元や胸ポケットなど、適当な場所にクリップ止めできるのですが、自宅でパジャマやセーターを着ていざレシーバーを使おうとすると、ポケットや胸ボタンが無いので、レシーバーを身に着けることができません・・・仕方なく首元に着けたりするのですが、顎の真下にレシーバーがくっつくので非常に窮屈で、イヤフォンのケーブルも結構な勢いで邪魔になります。


・外音取り込み機能が欲しい
家でレシーバーを使っていると、家族が話しかけてきてもほぼ聞こえません。
聞こえず無視していると、家族とも険悪なムードになりがちです。
外音取り込みで強制的に周囲の音が聞こえるとこの問題が解決するのではないかと思い始めました。

という事で、これらの機能を満足するには完全分離型のワイヤレスイヤフォンしかないのではないかと思いました。
ちょうどAmazonでブラックフライデーセールをやっているので、上記の問題をクリアしつつ、自分の要求性能を満足するようなワイヤレスイヤフォンを選定してみようと思います。

次回は要求性能と候補の絞り込みについて書いてみようと思います。

2021年10月30日

OneMix4を買ってみた話(実機使用感続き)

OneMix4を購入して約1か月半経過しました。
その後、通勤の友および自宅のゲームマシンとして大活躍中です。

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↑様々な場面で活躍されているOneMix4様


その後、使っていて気付いた点がありましたので、追加レビューします。
・使っているとキーボードは慣れる。
最初は変則配列に戸惑いましたが、慣れると通常の速度でタイピングできるようになりました。
キータッチの取りこぼしも、キーの打ち方を丁寧、強めを意識(感覚としては意識的にキーボードのバチバチ感を味わいながら打つような感じ?)して使っていたところ、それが自分の中でデフォルトになっていき、結果的にほぼ発生しなくなりました。

・電源入らない問題は帯電が原因?
電源スイッチを入れると画面が付かず、そのまま電源が切れてしまう現象が発生し、最初は故障かと思いましたが、置き場所を変えずに使っているとまず発生しない事や、発生するタイミングは通勤カバンから出して使う一発目に集中していることから、カバンの生地との摩擦で本体が帯電しているのではないかと思われます。
ちなみに我が家のデスクトップPCも、電源ユニットの再配線を行った際に同様に帯電してしまい、しばらく電源が入らなかった事があります。
この現象もこれと同様のものなのではないかと思われます。

・自前の充電器を準備する場合は出力と相性問題に注意
付属の純正充電器だけを使っている分には問題ないのですが、外出用などに充電器を買い足す場合は、モノによっては正常に充電できないものが存在するので注意が必要です。
まずPCを使用している状態で充電をしたい場合、少なくとも純正充電器以上の出力(45W以上)を持った充電器を選定しないと、出力不足で充電できない、もしくは充電能力が追い付かず、充電していてもバッテリーが減っていくという問題が発生する可能性が高いです。
また、出力が高くても、充電器自体の相性問題もあるようで、自分が持っているAukey製の45WPD充電器は相性が微妙でした。
発生した現象は下記となります。
・PC使用中は充電が中断再開を繰り返し、まともに充電できず
・電源OFF状態だと普通に充電できる。
・何故かドッキングステーションを間にかますと何の問題もなく充電できる・・・
おそらく充電器とPC本体の間で給電の電力を交渉するチップ同士の相性なのかな?と思うのですが、どの機種が充電できるかが今ひとつわからず、結果的には自前充電器は使わず無難に純正の充電器を使って対応しています。
ちなみに充電用の18WのPD電源を使った場合は、PCの電源ON/OFFにかかわらず充電は出来ませんでした・・・相性なのか出力不足なのかはちょっと不明です。(おそらく両方?)
ついでに言うと、職場のタブレットPCに使用しているPD65WとHP純正のドッキングステーションとの組み合わせだと、ドッキングステーションをかまして充電すると、ドッキングステーションごと認識しなくなり、充電できませんでした。
その代わり、電源を本体直挿し、ドッキングステーションも別ポートに個別で直挿しすると、両方とも正常認識される始末でした・・・ここはまさに相性問題ではないかと思っています。
この辺りは当たり外れが激しそうなので、ネット記事や知人の充電器を借りたりしながら、当たりの充電器を模索するしかなさそうな感じです。
モバイルバッテリーもPD対応であれば原理上は充電可能ですが、上記と同様の問題が発生しますので、選定においては同じく注意が必要ではないかと思われます。

現在ぶち当たっている問題は主に充電器問題ですが、リサーチをしっかり行いながら機器選定を行っていきたいと思います。


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2021年09月20日

OneMix4を購入してみる話(実機レビュー編2)

今回は前回に引き続いて、OneMix4の実機の使用感についてです。
購入後1週間、ひたすら使い倒した結果、感じたことを以下に羅列していこうと思います。

・処理速度は全く文句なし。
→ここはさすがCPUスコア1万点超えのCore-i7搭載だけあって、処理速度は爆速です。
普段の操作でももたつくことは一切なし、3Dグラフィックもチップ内蔵のIrisXeGraphicsが強力なので、GeforceGTXシリーズ等の本格的なグラフィックボードにはかなわないものの、かなりいい動きを見せてくれます。

スクリーンショット (11).png
↑マインクラフト(ノーマル)をプレイしているところ。
ワールド生成時点ではfpsが落ちますが、それ以降はコンスタントに50fps出ていました。そして負荷的にはまだ余力がありそうな雰囲気でした。
もしかしたら50fps上限リミットがかかっている疑惑ありです。

スクリーンショット (3).png
↑マインクラフト(シェーダーMOD入り)をプレイしているところ。
さすがにGPUのパワーが足りず、20fps辺りにとどまっています。
デスクトップのGTX1650であればコンスタントに60fps出るところなので、やはりこの辺りが内蔵グラボの限界かなという感じです。
GPUのベンチマークを見てもこのPCに搭載されているIrisXeGraphics(96EU)は、GTX1650の半分程度の性能なので、順当といえば順当な結果かなという感じです。

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↑フォートナイトをプレイしているところ。
インストール直後のオートチューニング設定で30fpsリミットの設定が当たったので、そのままプレイしてみました。
結果、初期スポーン時、プレイ開始直後のステージ描画処理の際はコマ落ちが見られましたが、通常のプレイ時はそこそこ滑らかに動作しました。
画質も従来のIntelHDGraphicsの類とは段違いに綺麗に描画できているので、実プレイには十分耐えうるという感じでした。

・高負荷時の発熱は凄い
→さすがにGPUとCPUを全開で酷使する3Dゲームをプレイしたり、Androidエミュレーターを動かしたりすると、チップが発熱し、冷却ファンがキーンという甲高い音を立てて全開で動き出します。
そして、全身アルミボディーなので熱伝導性が良く、発熱はキーボード側にも結構伝わってきてかなり熱くなってしまいます。
温度的には火傷するほどではありませんが、気になるのであれば外付けキーボードもしくはコントローラーを使った方が良いかもしれません。

次に、最大の懸案事項だったキーボードの使い勝手については、やはりそれなりに癖がありましたので、気になった点について以下にまとめてみました。

・ホームポジションが画面中心からやや右にズレる。
普通の使いやすいといわれているノートパソコンは、画面や本体の中心とタイピングのホームポジションの中心が揃っています。しかし、このOneMix4は、画面の中心に対してタイピングする両手のホームポジションの中心線がやや右にズレています。その結果、ホームポジションに手を置いたとき、右手の小指に割り当たるはずのキーが別の位置に配置されているので、タイプしていると、画面に対して少し右寄りに座って、なおかつ右側の1/4が切り落とされたフルサイズキーボードをタイプしているような感覚に陥ります。
数o程度のズレですが、意外にこの違和感は大きく、文字を打っていると右の小指が結構空振りして非常に変な感じです・・・
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とはいえ、先回購入したMSIのゲーミングノートも同じようにホームポジションがズレていたので、この問題はOneMix4特有の問題という訳ではなさそうです。
意識的に体の中心をPCから右にズラしてタイピングをする事で50音の文字のタイピングについてはそれほど違和感なく行うことができるようになりました。

・キーピッチが広いのはメリット
OneMix4は標準キーボードに19mmに近い18.5mmのキーピッチを実現しています。
UMPCの小型化のデメリットを最大限に克服しようとするメーカー側の意図が感じられます。
実際に使ってみてもキーピッチが広いので、通常のアルファベットキーを使ったタイピングについてはそこそこ快適であると感じました。
逆にこっちに慣れてしまうと、キーピッチ17mmのSurfaceGOに戻れなくなってしまいそうです。

・記号キーは一応努力の痕跡あり?
アルファベットキー以外のキー配列は正直かなりめちゃくちゃですが、使用頻度の高いカンマ、ピリオド、スラッシュ、ハイフン、アットマークなどのキー配置についてはフルサイズキーボードと同じ位置関係に来るように配置しているようです。
ただし、コロンやセミコロン、鍵括弧キーなどはとんでもない位置に配置されていたり、タブキーはキャップスロックキーと統一、半角キーは通常の1段下に配置されているので、打つときは見ながらという感じになりそうです・・・

・キータッチは好みが分かれるところ
キーボードの質感はそこそこの出来栄えだと思いますが、打鍵感は反発感が強く、タイプの感度も若干鈍めという印象です。
逆にSurfaceGOのタイプカバーは軽快でバチバチと打てる上に、指が半当たりでもきっちりと入力を拾ってくれるので、キーピッチの狭さのデメリットをそこそこ補ってくれていますが、OneMix4のキーボードはボタンの芯をきっちり打ち込まないと空振り判定になってしまうことがあります。
なので、SurfceGOや他の外付けキーボードよりも若干強く確実にタイピングするという事を意識する必要があると感じました。

・がっつりと長文を打つ時は外付けキーボードを・・・
上記のような癖のあるキーボードなので、慣れるまでは結構なストレスがかかります。
無理に短期間で慣れる努力をするのも悪くないですが、自分はキーピッチ19mmの外付けキーボードを持っていますので、長文を打つ時はそっちを使っています。
またドッキングステーションを使うと、外部モニターにもつながりますので、腰を据えて作業する場合は、モニター、キーボード、マウスをつなげ、デスクトップ的な使い方をお勧めします。
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↑長文を打つ時は、キーボードを逆V字に反らせて外付けキーボードを使っています。
逆反りして本体を立てると、ちょうど冷却ファンの風が顔面に当たる角度になりますので。CPU負荷が上がってくると額に風を感じながらの作業となります・・・

もしくはキーボード面を土台にして逆L字に立てると角度調整もやり易く、設置面も安定する感じです。
↓ドッキングステーションを接続し、有線キーボードと電源を接続したところ。
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ただしこの方法は机などの平坦な台の上でしか使えません。
凸凹した面に置くとキーボードが押されてしまい、余計な文字が入力されたりします。
キーボードの入力を無効化するには画面を完全に逆反り(タブレットスタイル)にする必要があるようです。

以上が変則配列のキーボードを使った時の感想となります。
出先でのちょっとした、メッセンジャーの送信や数値入力、ネット検索程度のタイピングであれば十分使えますが、長文を打つ時は素直に使いやすいキーボードを接続して使うのが賢明ではないかと思いました。

その他の気になった点については以下の通りです。
・タブレットモードはそこまで利便性を感じない。
ここはWindows10自体、タブレットモードの出来栄えが今一つなので、OneMix4がどうこうという問題ではありませんが、このモデルに特化したところで気になった点は数点ありました。
まず一つ目は、キーボードを逆ぞりさせてタブレット使用する場合は、手動でタッチパッドを無効化して裏返す必要があるという所です。そうしないと手で持っているとき、裏側のタッチパッドが反応してしまい、思い通りに操作できないという問題が発生します。
そしてもう1つは、本体側面に熱風が噴き出す冷却ファンの排気口がありますので、負荷の高いアプリケーションをタブレットモードで使っていると、排気口から熱風が噴き出し、本体を持っている手が熱くなってくるという所も気になったところです。

・通勤電車の座席上での設置安定感は非常に良い
SurfceGOを通勤電車で使う場合、画面側が本体なので、キーボード側で本体を支えることができません。そこで、キックスタンドを展開し、膝の上の鞄に無理やり立てかけて使う必要がありました。もちろん通勤鞄の奥行きはそこまで広くないので、キックスタンドは鞄の縁に半掛かりの状態となり、画面を寝かそうとするとキックスタンドが外れてしまい、下手すると落下してしまう事もありました。
一方、OneMix4はノートPC形状なのでキーボード側が本体となり、自力で画面の角度をキープすることが可能です。その結果、土台の本体を鞄の上にしっかりと固定でき、自由に画面の角度を調整できるので、安定性は劇的に改善しました。
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↑通勤鞄の上でOneMix4を使っているところ。安定感は抜群ですが、鞄と通気口が密着してしまうので、冷却に支障が出ないかどうかがちょっと心配・・・

・時々電源が入らない現象あり・・・?
電源ボタンを押して本体を起動しようとしたとき、1日に1回程度、BIOS画面が起動せず、そのまま勝手に電源がOFFとなってしまう現象が発生しています。再度電源を入れなおすと問題なく大抵は復旧するので、本体の一時的な帯電が原因かな?と漠然と思っています。(デスクトップPCも帯電すると電源が入らなくなるので)
公式ショップのトラブルシューティングのページにも同様の現象の記載があり、やはり帯電が原因とは書いているのですが、あくまでも中華性というところで、初期的な不良の可能性もありますので念のためメーカーには問い合わせを入れてみました。

全体を通して、OneMix4は非常に高性能で面白味のあるPCであることには間違いないのですが、やはり小型なボディーに様々な機能を詰め込んだ結果、少し癖のある使い勝手であると感じました。
メルカリなどをみていると、使い込む前に短期間で手放す人がちらほら見受けられるのも、実機を触ってみて納得という感じです。(合わない人は合わないと思います)

今後はこのPCの様々な使い勝手を確かめながら、今後の所有パソコンの使い分けを模索していこうと思います。

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2021年09月19日

OneMix4を購入してみる話(実機レビュー編1)

OneMix4を購入し、実機が到着しましたので、開封レビューしてみようと思います。
OneMix4とは中国製のUMPCの最新モデルで、小型ノートPCであるにもかかわらず、やたらとハイスペックな性能を持つという、非常に珍しい部類のノート型PCです。
出先での軽作業から、自宅でのヘビーユースまで幅広く対応できるのが特徴となります。

今回購入するにあたっては、ちょうど期末の3割引きセールをやっていたので、定価よりかなり安い値段で購入することができました。

ネット注文したのが日曜日だったので、翌営業日の月曜日に出荷、火曜日に現品が到着しました。
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↑梱包箱を開封したところ。本体のパッケージとフェルトケース(おまけ)が同梱されていました。

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↑本体パッケージには、確かにOneMix4プラチナエディションと記載されています。

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↑パッケージの中に、さらに分厚くてきれいなパッケージの箱が入っていました。
内側はクッション材が入っていて、厳重に包装されていました。

20210914_202314.jpg
↑内箱のふたを開けると、保護フィルムに包まれた本体が出現しました。

20210914_202528.jpg
↑同梱品はこん感じでした。本体、マニュアル類、保証書、電源アダプター(PD45W)、ケーブル(Type-C)
多すぎず、少なすぎず、必要充分な同梱品だと思いました。

20210914_202534.jpg
↑電源アダプターはType-C×1ポートのもの、ケーブルは少し短めのものが付いています。
 ケーブルは短すぎて机の下のコンセントに届かなかったので、以前SurfceGO用に購入していた、手持ちのPD対応のType-Cケーブルを使うことにしました。

本体を取り出して、SurfaceGOとサイズ比べをしてみました。
フットプリントとしてはSurfaceGOよりも一回り小さい感じです。
20210914_202952.jpg

20210914_203342.jpg
↑実際に開いて並べてみると、ベゼルの太さもあいまって、SurfaceGOのほうがかなり大きく見えます。
逆にOneMix4の方は画面サイズのイメージに加え、更に一段と小さく見えます。

20210914_203354.jpg
↑本体左側面には、ThunderBolt対応のType-Cポート2つ、MicroSDカードスロットが配置されています。
こちら側のどちらかのポートに電源ケーブルを挿すことで充電ができるようです。

20210914_203413.jpg
↑本体右側面には指紋センサー付き電源ボタン、USB-Cポート、イヤフォンジャック端子が配置されています。ちなみに右側のUSB-Cポートは充電非対応となります。(いわゆる普通のUSBポートというやつです)

20210914_203424.jpg
↑本体底面-背面には冷却用の通気口が空いています。
そして底面の隅っこにはCore-i7のロゴが貼り付けられていました。
やはり、処理速度の高いCPUを搭載している関係で、しっかりした冷却構造を設ける必要があるようです。
この辺りが通常のコンパクトPCと異なる点ではないかと思われます。
ちなみにSurfaceGOは発熱量の低い省電力タイプのCPUを搭載しているので、自冷式(冷却ファンなし、排気口もなし)となります。

20210914_203504.jpg
↑本体を開いたところ。アルミ削り出しのボディーが高級感を醸し出しています。
ちなみに、OneMix4の画面はグレアタイプなのですが、出先だと電車の外の光や景色などが映り込んで非常に画面が見えにくくなるので、この写真では、ノングレアタイプの保護フィルムを別途購入し、画面に貼た状態で撮影しています。

20210914_203515.jpg
↑キーボードは18.5mmピッチで、通常のフルサイズキーボードにかなり近いキーピッチとなっています。
(ちなみにSurfaceGOのタイプカバーは17mmピッチ)
ボタンも大きく、押しやすそうな雰囲気ですが、前評判通り、一部のキー配置がかなり特殊になっています。
タッチパッドは中央に配置され、パッド自体を押し込むことでクリック操作が可能なここ最近のノートPCでは標準的なものが付いています。

20210914_203557.jpg
↑電源を入れると、画面にはOneMixのロゴが表示された後、Windowsが起動します。

20210914_205939.jpg
↑Windowsのセットアップが終わり、Officeを入れているところ、画面のベゼルが非常に狭く、本体一杯に画面が広がっている感じがします。

という感じで、開封レビューは以上かなという感じです。
予想通りのコンパクトさに、第一印象は大満足でした。
次回は実際の使用感についてまとめてみようと思います。

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2021年09月11日

OneMix4を購入してみる話(動機編)

今回は話題のUMPCの最新型であるOneMix4を購入してみる話です。

現在、通勤の友としてSurfaceGO2を目下愛用中なのですが、よりコンパクトで高性能なPCが無いかな〜と日常的にリサーチは続けていました。
一応以前より超小型で高性能なUMPCというジャンルの製品は気になる存在ではあったのですが、あまりに小型化やゲーミング用途を追求しすぎた結果、利便性が著しく犠牲になっており、購入対象となるまでには至りませんでした。
そんな中、ここ最近そのUMPCの系統で非常に適切なバランス感を持った製品がとうとう発売されてしまいました。
それが今回の話題となるOneMix4というモデルとなります。

確かにSurfaceGO2は初代SurfaceGOと比較し、CPUパワーも増強され(LTEモデルのみ)、コンパクトで軽量、画面サイズも10.5インチとそこそこのサイズ、タイプカバーのキータッチ、質感ともに持ち歩き用途のコンパクトPCとしては申し分ない完成度であることには間違いありません。
しかし、処理速度の面では若干もたつく場面があり、使用時にストレスを感じる瞬間が時々ありました。(スタートメニューのアプリのアイコンをクリックしても数秒間アプリケーションが起動しない等)
また、ここ最近ゲーミングノートPCが息子に占領されてしまっているので、自宅でゲームをする際、SurfaceGOでは完全にスペック不足となり、ゲーミング性能の向上に対する要求が自分の中で高まっているという状況もありました。
そんな事情もあり、サイズ、携帯性がそのままでよりゲーミングPC並みの処理速度を持ったパソコンが現れた時点で乗り換えを検討しようという考えは以前から持っていました。

今回、まさにその条件に合致してしまったOneMix4はどのようなスペックなのでしょうか?
どういう点がSurfaceGO2よりも優れて、どういう点がデメリットとなりうるか?
自分の中の考えを整理する意味もこめて、軽くSurfaceGO2とのスペック比較と性能評価(主観入り)を作ってみました。
ちなみにOneMix4にはノーマルエディション(Corei5搭載モデル)とプラチナエディション(Corei7搭載モデル)がありますが、今回はGPU性能が著しく高いプラチナエディションを購入するので、そちらとの比較となります。
OneMix4hikaku.png
比較表を作って眺めたところ、意外な点が以下数項目ありました。
・Surfaceのタイプカバーを考慮すると重量はOneMix4の方が軽い
→SurfaceGO2の本体重量は553gですが、タイプカバーを装着するとその分重たくなるのは当たり前です。
 で、実際にタイプカバーを装着した状態で重量を実測した結果、798gもあることが判明しました。
 Surfaceシリーズは基本的にタイプカバーを装着して使用しますので、実質の重量はそこそこ重たいという事になります。
 つまり、OneMix4に買い換えることで普段の荷物の重さはトータルで軽くなる方向に行くという事になります。(とはいえ、数十グラム程度なので、ほぼ同等とみていいと思います)

・厚みは2mmしか違わない
→これもタイプカバー込みで測った結果となります。
 初見のイメージではOneMix4はSurfaceGO2に比べて断然分厚いと思っていたのですが、実質上2mm程度の差しかありませんでした。(タイプカバーが付いたSurfaceGO2は15mm、OneMix4は17mm)
 現在SurfaceGO2は通勤鞄に入れて持ち歩いていますが、2mm程度の差であれば体感としてはほぼ一緒かなと思いました。
重量、サイズ感としてもう少しかさばる方向に行くかなと思いきや、ちゃんと数値で比較するとあまり差がないことが分かり、ちょっと安心といった所です。
とはいえ、多機能なSurfaceGO2からOneMix4に変えることで失われる機能も存在します。
それについてのは以下のような見解です。
・LTE通信が無くなる
→初期的には楽天モバイルのSIMカードを入れたりしてLTE通信を使った時の使用感を試していましたが、結果的にバッテリーの消耗が早くなるだけであまりメリットがありませんでした。(ポケットWifiもしくはテザリングで充分)、ただし、楽天LINKの認証のためにSMS機能を使っていたので、そこの代替をどうするかが課題となります。今の所手持ちでAndroidスマートフォンが1台空いているのでそれで代用は可能ですが、それを手放した後、どう運用するかが課題となりそうです。

・カメラが無くなる
→SurfaceGO2はタブレット端末という位置づけなので、そこそこの解像度のカメラがフロント、リア2か所に搭載されています。
ところが、OneMix4はカメラは一切搭載されていません。
ただ、SurfaceGOシリーズを購入してから今の所顔認証以外でカメラを多用したことは一度もなく、ここは無くなってもそこまでデメリットは感じないのかなと思いました。
OneMix4は顔認証ではなく指紋認証なので、マスクの着用が日常となったこのご時世ではこっちの方が有利かもしれません。ただし全般的にWindowsタブレットの指紋認証機能は検知性能が悪いので、どの程度のセンサーが積まれているかが問題かなという感じです。
一方、写真の撮影用途としては、スマホのカメラの方が高性能ですし、ここ最近はクラウドサービスも充実しているので、Googleフォトなどを活用すれば利便性はほぼ同等ではないかと思いました。

・キーボードが変則配列になる
→OneMix4はコンパクトサイズながらもキーボードのキーピッチ、サイズは出来る限り大きめに確保しているという設計となります。
その結果、一部のキーボードが正規の位置に配列できなくなり、とんでもない位置に配置されてしまっているようです。ただ、主にタイピングに使用するアルファベットキーやエンターキーなどはちゃんと位置関係を確保しているので、どこまで利便性が落ちるのかは実際使ってみないと分からないというのが正直なところかなと・・・
ここが最も大きな不安要素となります。

そのほかの性能に関してはSurfaceGO2と同等もしくはそれ以上となりますので、心配よりむしろ期待で胸が一杯というところです。

若干高い買い物ですが、Amazonのクーポンなどでちょっとお安くなるみたいですので、現品の到着を楽しみに待とうと思います。

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