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2018年06月01日
クラウドバンクから「米ドル建ファンド」&「米ドル両替サービス」が開始予定
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お知らせ
記事の内容とは直接関係ありませんが、お知らせです。
こちらで記事にしたブログ運営方針の変更に伴い、当ブログに以下の変更を加えています。
・ブログのレイアウトを変更しました(一部広告の削除)
・1ページあたりの記事数を増やしました
第一種金融商品取扱業ならではです
ここから本題です。
クラウドバンクからなかなか大きなニュースが飛び込んできました。
・米ドルによる募集・運用ファンドを近日中に開始
読んで字のごとく、ついに米ドルベース運用案件が登場です。
「米ドルによる出資の募集を行い、日本国内外の企業等に対し米ドル融資による運用を行う」と言う記載が
されていますので、ソーシャルレンディングのローンファンドということになりそうです。
それにしても、お知らせページにある下記文書の赤字の部分。
当ブログでも繰り返し言ってきた事がそのまま書かれていて、嬉しくなりました。
これまで、国内の融資型クラウドファンディング業界において、お客様からの日本円による出資の募集を行い、日本国外の企業等に対し米ドル融資による運用を行うサービスは複数ご提供されておりました。しかしながら、融資先から米ドルによる利息支払・元金返済が行われた時点の為替相場によって、お客様が日本円で受け取る分配金や償還金が大きく変動するリスクが存在しておりました。
当社が提供を予定している「米ドルによる募集・運用ファンド」では、当社のクラウドファンディング口座において、お客様は米ドルにて出資し、米ドルのまま分配金や償還金を受け取ることができるため、為替リスクを受けることなく、米ドルによる資産運用が可能となる国内融資型クラウドファンディング業界初のサービスとなります。
これまでも他の事業者で外貨建て案件はありましたが、まさにこの赤字部分がネックとなっていました。
外貨建て口座がなければ、案件終了と同時に為替リスクが固定されてしまいます。
めでたく予定通りの償還となり、満額の利金が入って来たとしても、その時点でちょうど円高であったなら
ソーシャルレンディングとはまるで関係のない、かつ制御不能なリスクで収益が減ることになります。
それはソーシャルレンディングの性質とは合わないのではないか、と言い続けてきました。
(そのリスクを享受するなら、外債投資でもいいわけで)
一方で、外貨両替や外貨建て口座は、ソーシャルレンディング事業者のほとんどが所持している第二種の
金融商品取扱業では難しいのも確かです。
クラウドバンクは証券業、つまり第一種金融商品取扱業の登録を受けていますので、こういった対応を取る
事ができるのでしょう。第一種ならではのサービスだと思います。
さらに、円と米ドルの両替については、FX会社と提携しているのも嬉しいところ。
かなり小さなスプレッド(買値と売値の差)での両替ができそうです。
*あと、FX会社と組むということはもしかしてスワップ有り? と、ちょっとだけ期待してしまいます。
近日中にサービス開始とのことですが、これは楽しみです。
実際に募集が始まれば、クラウドバンクへの投資の一部はドル建てでやってみようと思います。
その際には、また記事で紹介します。
クラウドバンクでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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posted by SALLOW at 16:09
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【6/1追記】【5/29版】ラッキーバンクからの続報
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6/1追記:
5/31にラッキーバンクからのメールを受け、記事の後半に追記を行いました。
ラッキーバンクからの連絡
*ラッキーバンクに関する当ブログの関連記事は以下の通りです。
・【詳細情報】ラッキーバンク延滞案件の内容を調べました
・みんクレ+ラキバン問題を受けてのソーシャルレンディング投資方針
・【追記】ラッキーバンクより回答がありました
5/29の夜、19時〜21時くらいにラッキーバンクから連絡がありました。
今回は金曜日の夜ではありませんでしたが、相変わらず営業時間後に連絡する姿勢は変わらない様子。
こういう一挙手一投足が印象を決めるだけに、猛省を促したいところです。
さて、内容としては特に進展はなく、以下の通りでした。
平成30年5月1日付で貸付の返済遅延が発生している掲題のファンドについては、本日時点におきましても返済を受領できておりません。
引き続き、弊社は、本借入人に対して、平成30年5月末までを目途として返済計画案を徴求しております。弊社は、同年6月以降、本借入人から提出される返済計画案の実現可能性等を検討し、必要に応じ本借入人との間で更に協議等を行った上で、本借入人に対する貸付債権の回収方針を決定する予定です。
状況に進捗がありました場合には、弊社ウェブサイトを通じ随時ご報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。
私の場合、遅延しているファンドは下記の黄色ハイライト以外の5案件。
(221号、245号、263号、264号、371号)
その全てについて、同じ文面のメールが送信されています。
現時点において何らかの進展があるとは考えにくいのですが、それであれば返済計画案の〆切の5月末を
受けて、状況報告のメールをすべきではなかったでしょうか。
「状況を遅滞なく連絡する」という本義からすれば、ずいぶんズレているな、という印象を抱きました。
私の状況と参考情報
さて、これは2018年で2回目の「事業者ごと機能不全に陥る」という事件です。
1件目同様、問題の根っこにあるのは「内部統制・抑止が効いていない」という事だと考えています。
現存するほぼ全ての事業者に口座開設と投資を行っている以上、軽く地雷を踏むのは当然のことなのですが
まさかラッキーバンクがこうなるとは意外でした。
金融庁検査から1年経っていただけに、安心されていた方も(私も含め)多かったのではないでしょうか。
この点、投資家保護をお題目に掲げているのなら、金融庁の検査結果や進捗についてもある程度は公開して
おくべきだと思います。
(微力ながら、金融庁には意見済み)
一部にはラッキーバンクに対して積極的な働きかけを行おうとしている動きもありますが、私は今のところ
本件に関しては静観する予定でいます。
投資先の選択と集中は行いますが、ソーシャルレンディング自体の投資についても今は継続予定です。
本件はまだ損失が確定しているわけではありませんが、元本毀損が起きた場合は同年の雑所得と相殺して
所得税や住民税を減らすことができます。
具体的な方法については、下記の記事で紹介していますので、併せてご覧下さい。
・ラッキーバンクから続報+参考記事
6/1追記
以下は6/1追記分です。
5/31の夜に、ラッキーバンクより追加の連絡がありました。
上記、私の場合の遅延ファンド(221号、245号、263号、264号、371号)の全てについて、同じ文面での
メールが入っています。
平成30年5月1日付で貸付の返済遅延が発生している掲題のファンドについては、本借入人より、平成30年5月29日付で返済計画の第一案を受領し、現在弊社内で内容を精査しております。
引き続き弊社では、受領した返済計画案の実現可能性等を精査し、必要に応じて本借入人との間で更に協議等を行った上で、6月以降、本借入人に対する貸付債権の回収方針を決定していく予定です。
状況に進捗がありました場合には、弊社ウェブサイトを通じ随時ご報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。
前回と違ったのは、今回はファンド番号順のメールではなかったことです。
前回は、221号→245号→263号→264号→371号の順番でメールが来ていましたが、今回はその順番ではなく
245号→221号→264号→371号→263号の順番でした。
さらに、263号については6/1の午前2時のメールとなっています。
大した問題ではないかもしれませんが、情報展開ということで。
メールの内容を呑み込めば、返済計画の第一案が示されたということで一歩前進でしょう。
後は、「返済計画が受け入れられない→突き返し→(繰り返し)→サービサー売却」というプロレス興行に
ならないことを願うばかりです。
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posted by SALLOW at 11:05
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