2018年02月11日
ホットなグリちゃん
私はすぐ上の姉と2人で2階の8畳間を寝室にしていた。
グリとチロは私たちが先に寝ると
いつも後から階段を上がって来て
チロは「入れてー」と鳴くのだが、
グリが一人で
(「一匹で」でしょ(*^^*ゞ )
来た時は、ドアを トントン と叩くのだった。
ネコパンチであんなに「トントン」と上手に叩ける???
どうやって叩いているのか確かめたくても中からは見えないし、
私たちが部屋の外に居ればドアなど叩く訳も無し。
未だに謎なのだ。
ハアー、可愛いネコパンチ思い出しちゃった(; ;)
やがてチロとグリもお母さんになる時が来た。
不思議な事に2匹が同時に出産する事は無かったので
我が家は絶えず子猫が居るみたいな状況になってしまった。
こうも次々と子猫が産まれると
さすがに貰い手を探すのも大変だったが、
当時白猫が本当に少なかったから
家族皆で友人知人当たりまくりなんとかなったものの
その騒ぎが大変で、
ゆっくり猫の可愛さを味わっていられなかったのか、
その間の子猫達の記憶は全くおぼろげなのだ。(?_?)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
グリは母性愛が強いというのか世話好きというのか
はたまた「お節介」なのか「ホット」なのか (◎_◎;)
チロが産んで乳離れしたばかりのまだ親に甘えたい子猫を
自分の子のように抱き締め舐めまわし
大切に可愛がって育てるのはいつもグリだった。
(*^_^*)
甥っ子を抱きしめてます
また、グリはお風呂が好きで、
(と言ってもお湯に入るのではなく)
いつも姉と私が2人で入ったのだが、
あとからやってきてお風呂の入り口を自分で開け
例の ”グルルルルル―――― ”
という鳴き声で入って来て、
端に寄せた風呂蓋の上に座って私たちの入浴する様子を
じっと見ているのだった。
ある日いつものようにお風呂場で私たちの様子を「観察」していた。
(^。^;)
壁に蛾が止まっているのに気が付いて
風呂蓋の上に後ろ向きに座り、下げたしっぽをふりふりしたら
ちょうどお湯の量が多くてしっぽが濡れた。
するとその感触が気に入ったらしく
後ろを振り向きながらしっぽをゆらゆらさせて
お湯の中でふわふわとしっぽが揺れるのを見て
しばらく楽しんでいたのだが、
壁に居た蛾が飛び立ったのに気を取られて
ポチャンと後ろ脚からお湯に落ち、
風呂蓋につかまったところを姉が両手で支えてやると、
慌てる様子も無く気持ちよさそうにじっとしている。
グリは肝っ玉母さんなのだ。
━☆★☆★☆━ つ づ く ━☆★☆★☆━
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