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性格って変わらないの?

性格って変わらないの?


性格は小さい時からずっと変わらないものなのでしょうか?
それとも年齢と共に変わっていくものでしょうか?

性格は年齢とともに変わっていくものなのかを研究した心理学の論文はたくさんありますが、
一部を紹介したいと思います。

Big Fiveの研究


Big Fiveという性格特性は5つに集約されるという考えがあります。
心理学では有名な性格特性に関する理論です。
心理学部生やカウンセラーであれば誰もが習ったことがある非常にメジャーなものです。

「性格特性って5つしかないの?」
「もっとあるんじゃないの?」
と思う方もいるかもしれませんね。

BigFiveでは性格特性はたくさんいらないと考え、5つの性格特性だけなのです。
というよりもたくさんある性格特性をまとめていくと5つに集約されるという話です。
確かに10個も20個も性格特性があればわかりにくいですよね。

BigFiveでは、以下の5つの性格特性があります。

・神経症傾向
 気にする、過敏、クヨクヨする
・外向性
 遊びに出かけたい、誰かとコミュニケーションをとりたい、関わっていたい
・同調性(協調性)
 人に合わせる、誰かと一緒が良い、反対意見は言えない
・開放性
 好奇心旺盛、新しいことを経験したい
・誠実性
 コツコツやる、責任感がある、真面目

この5つの性格特性を測定するものとしてNEO-FFI、NEO-PIRがあります。
※誠実性が勤勉性だったり、同調性が協調性だったりと若干言い方は変わります。
BigFiveを使って年齢とともに性格が変わるのかを調べた研究を紹介します。

英語圏での性格の変化は?


英語圏の人たちを対象にした研究では次のことがわかっています。
・神経症傾向は年齢と共に下がってくること
・協調性は年齢と共に上がっていくこと
・外向性や開放性は青年期にやや低下してその後一定であること
などなど。

簡単に言い換えれば年齢と共に図太くなっていって、
人と協力するようになって、外向性や開放性はあまり変わらないよという話ですね。

日本の研究でも、神経症傾向は年齢とともに低下すること、
協調性は年齢が上がると高くなること
誠実性が年齢が上がると高くなること
がわかっています。
開放性と外向性はあまり変わらないようです。年齢の影響、というよりも性別や他の要因が大きいのかもしれません。
日本のBigFiveを用いた研究でも、それほど外国の研究とは変わらないようですね。

しかし心理学研究全般に言えますが、これらの結果は「証明された!」というものではありません。
BigFiveを用いた性格の変化を調べた研究はいくつもあります。
そして研究結果は被験者によって異なっていることがあります。
一概には何とも言えないのです。

BigFiveの研究まとめ


BigFiveの理論を使った研究では、
神経症傾向は年齢が上がるにつれて低下すること
協調性は年齢が上がるにつれて高くなること
がわかっています。

そのほかの外向性、開放性、誠実性は研究結果によってマチマチな印象を受けます。


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