周囲に怒っている人がいて、ネガティブな感情を出している人がいることで
その空気に引きずられることから
本来のパフォーマンスが出せなかった経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。
それはあなたの周りの環境に対して、自分の心と身体にも同調作用がはたらくことで
場の空気に影響されてしまっている状態だと見ることも出来ます。
人はもともと周囲の環境に適応するように進化をしてきたように
周囲に問題があったときには
そこで引き摺られないというのは
難しい話に聞こえるところがあるかもしれません。
そこで影響を受けないまでも
そこに影響されている自分がいるのではないか、と意識に上げてみるだけでも
心身で起こる感情への対応も変わってくることになります。
周囲のネガティブな環境に影響を受けている時は
周りをみる余裕が失われていることが多く
相手の立場に立ってみることが出来ていないことがあります。
冷静に落ち着いて判断すれば良いことであっても
その為の抽象思考がはたらく状態になれれば
周囲を俯瞰して見るのが難しくなってきます。
だからこそ、そこでいったん自分の心理状態を意識にあげることが
冷静に落ち着いて判断する為にも大切なことになってきます。
その第一歩は、その問題は本当に重要なことなのだろうか、本当の問題はどこにあるのか、と
自問し直してみることにあります。
これも心に焦りを感じるときほど、何故、今、自分はこう思っているのだろう?と
問いかけを入れることで効果的に意識に上げることが出来ます。
最初は意識して、そんな問いかけの習慣を加えていくことから
自分の思考の方向性がズレないように出来ることで
ブレない自分という存在を意識できるようになるはずです!