2021年11月08日
【30兆円規模の経済対策!】政府の30兆円規模の経済対策の中身の概要が判明!その中身とは?
政府、与党が新型コロナウイルス禍に対応した経済対策の財政支出を30兆円超とする方向で検討しているとのことです。
2020年度予算の繰越金の一部や決算剰余金を使い、残りは借金である新規国債の発行で賄うとのことです。
今回の経済対策は、19日頃に決定する予定です。
今回は、経済対策の概要を紹介します。
@経済支出は、30兆円超えとすることで検討。
A18歳以下の子どもへ10万円給付。
B観光支援事業『Go To トラベル』再開。
C介護職や保育士、看護師などの処遇改善。
D2020年度予算の繰越金、決済余剰金を活用。
E対策の裏付けとなる21年度補正予算は、年内に成立。
F対策の一部は、22年度当初予算に計上。
公明党は18歳以下に一律10万円の現金給付を主張していますが、富裕層にも支給されることになるため政府内には所得制限を求める意見が出ています。
【最後に】
18歳以下の所得制限無しでの給付金の支給は、ややばらまきとの報道が出ているので、所得制限や年末調整での回収などは入るかもしれませんね。
個人的には、19歳〜22歳の大学生、専門学校生などで、アルバイトが出来なかった方や、年齢制限にかかわらず、困窮している方に、税金を回して欲しいですね。
今回のブログは、以上です。
【女性の方は要注意!】増加傾向の「乳がん」に、なりやすい人・なりやすい年齢、生活習慣などの関係について
乳がんの増加には、女性のライフスタイルが大きく関わっているといわれています。
今回は、「どんな人が乳がんになりやすいのか」「乳がんになりやすい習慣はあるのか」を中心に紹介します。
【目次】
1,乳がんになりやすい要因
2,生活習慣について
3,最後に
【乳がんになりやすい要因(年齢・遺伝・エストロゲン・肥満)】
2019年には1年で14935人もの人が乳がんで命を落としたと報告されています。
乳がんの罹患者数は年々増加していますが、そもそもなぜ乳がん患者数が増えているのでしょうか?
それは女性のライフスタイルと大きく関わっていると考えられています。
まずは、乳がんの好発年齢や遺伝的要因、出産経験の有無や体型の傾向などについてみてみましょう。
《年齢》
日本人女性の乳がん発生率は30代から上がり、40代後半から50代前半がピークになります。
30代でも頭の片隅に置いておくことは必要ですが、特に40歳以上は要注意です。
《遺伝的素因》
乳がんにかかったことがある家族がいる方や、片方の乳房を乳がんで手術した方などがこれに当たります。
またいわゆる遺伝的素因とはちょっと違いますが、乳房に放射線を多く浴びたり、過去に良性の乳腺疾患にかかったことがあるなど、なんらかの形で遺伝子変異を起こしやすい環境にいた方も気をつけてください。
ちなみに乳がんの発生にはBRCA1、BRCA2と呼ばれる遺伝子の変異が関わっているといわれています。
以前、ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、ご自身のBRCA1の遺伝子異常を知ったことで両乳房を切除して話題になりました。
《エストロゲン》
乳がんの発生にはエストロゲンが多く関わっているといわれます。
というと難しく聞こえますが、「エストロゲンにさらされている期間」=「生理がある期間」と大雑把に考えていただければいいと思います。
そうすると初産の年齢が30歳以上の方、出産経験のない方(=妊娠している間は生理はないですよね)、初潮年齢が早かった方、閉経年齢が遅かった方、ホルモン補充療法を長期間続けている方、経口避妊剤を長期間使用した方は少し注意が必要ということになります。
《肥満》
意外かもしれませんが閉経後の肥満の人も注意が必要です。
これは、閉経後は脂肪組織のなかでエストロゲンが作られるからです。
太っていると、その分エストロゲンが多くなるので乳がんになりやすいといわれています。
ただし、閉経前の肥満は逆に乳がんのリスクを下げるといわれています。
女性の体は閉経前と閉経後でかなり変わることの一例です。
こう考えると女性の社会進出、少子化、早い初潮年齢、どれをとっても、乳がんの危険因子が最近増えていますよね。
乳がんの発生が年々増加しているのもうなずけます。
その他、出生時体重が重い、高身長などの方も注意が必要なことがわかっています。
【生活習慣について】
《運動》
閉経後の運動には乳がんの予防効果があると考えられています。
《食事》
野菜、果物、食物繊維、緑茶、イソフラボンなどが予防要因として注目されていますが、現時点ではまだ根拠不充分です。
また、閉経後の脂質の取りすぎはリスクを高める可能性があります。
《アルコール》
ほぼ確実にリスクを上げます。
《夜間勤務》
リスクを上げる可能性があります。
【最後に】
今回は、『乳がん診療ガイドライン』を中心にまとめてみました。
予防という点では、根拠に乏しい点がありますが、リスク要因は、かなり研究が進んでいますので、ご確認頂ければと思います。
今回のブログは、以上です。