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2018年09月28日
言語聴覚士の一人職場は注意が必要!
皆さんこんにちは!
言語聴覚士の桃の助です!
本日は言語聴覚士についてのお話しを雑談形式でしたいと思います。
皆さんの職場は言語聴覚士は何人いますか?
大規模病院であれば10名程度の言語聴覚士が在籍しているところもあると思います。
中規模病院であれば5名程度、小規模の病院でや地域に密着した病院であれば、言語聴覚士は1、2名程度いると思います。
しかし、田舎の方ではまだまだ言語聴覚士のいない病院もたくさんあるのが現状です。
言語聴覚士の仕事環境(人数)によっての違いは様々あります。
そこで本日は一人職場の危険性についてお話ししたいと思います。
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一人職場ということは、言語聴覚士の仕事を一人で行う必要があります。
言語聴覚士といえば食事を評価するのも仕事の一つです。
一人職場であれば食事の時間に、患者さん2人の評価をする事が難しくなります。
時間をずらせば一日に2人程度評価は可能となります。
しかし、患者さんの食事を待たせてしまうので、食事を待たされてあまりよく思わない患者さんもいるかもしれません。
また、休憩時間が他のリハビリスタッフと同時刻にとれない事が多々あるので、食事は一人だけという状況にもなるかもしれません。
逆に言うと、休憩時間は一人がゆっくりできるからいいよ。という人には一人職場は最適かもしれません。
一人職場の人に多いのが、知識不足です。
一人職場では誰からも知識的な情報が入りません。
そういった面では勉強会や学会に参加して、知識を得る努力を人一倍する必要があるでしょう。
また、2人以上いる職場では、相談相手となる人がいます。
他の言語聴覚士が得た知識を聞くこともできますし、他の言語聴覚士がどのように考えているか知る機会も得ることができます。
独りよがりの考え方にならないためにもできれば2人以上いる職場に勤めたいものですね。
言語聴覚士が病院で仕事をしていて、一番リスクが高い場面は食事の評価です。
十分に評価をしたつもりでも、見落としがあるかもしれません。
そんな時に他の言語聴覚士がいれば、他の言語聴覚士にも相談できますし、再評価をお願いすることもできます。
その他にも、制度が変わるたびに、リハビリの算定環境を検討する必要があります。
もし医療制度を誤った解釈でとらえてしまった場合や、書類の不備などの場合は、返戻や減点などの措置をとられてしまうかもしれません。
こういった場合にも別の言語聴覚士がいればダブルチェックや相談ができることでしょう。
本日は、一人職場についてお話ししました。
私の地域でも、一人職場であっても勉強をたくさんしている人もいれば、そうでない人もいます。
でも、これだけは言えます!
新卒で就職先を検討する場合には、絶対に人数が多い職場を選択すべきです
先輩に指導を受けた言語聴覚士と、初めから一人職場の環境の言語聴覚士とでは、数年で大幅な力の差ができてしまいます。
そうならないためにも、新卒で就職先を検討している方は、先輩が多い職場を探しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです!
それではまた!
桃の助でした!
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言語聴覚士の桃の助です!
本日は言語聴覚士についてのお話しを雑談形式でしたいと思います。
皆さんの職場は言語聴覚士は何人いますか?
大規模病院であれば10名程度の言語聴覚士が在籍しているところもあると思います。
中規模病院であれば5名程度、小規模の病院でや地域に密着した病院であれば、言語聴覚士は1、2名程度いると思います。
しかし、田舎の方ではまだまだ言語聴覚士のいない病院もたくさんあるのが現状です。
言語聴覚士の仕事環境(人数)によっての違いは様々あります。
そこで本日は一人職場の危険性についてお話ししたいと思います。
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一人職場は大変
一人職場ということは、言語聴覚士の仕事を一人で行う必要があります。
言語聴覚士といえば食事を評価するのも仕事の一つです。
一人職場であれば食事の時間に、患者さん2人の評価をする事が難しくなります。
時間をずらせば一日に2人程度評価は可能となります。
しかし、患者さんの食事を待たせてしまうので、食事を待たされてあまりよく思わない患者さんもいるかもしれません。
また、休憩時間が他のリハビリスタッフと同時刻にとれない事が多々あるので、食事は一人だけという状況にもなるかもしれません。
逆に言うと、休憩時間は一人がゆっくりできるからいいよ。という人には一人職場は最適かもしれません。
知識不足になりやすい
一人職場の人に多いのが、知識不足です。
一人職場では誰からも知識的な情報が入りません。
そういった面では勉強会や学会に参加して、知識を得る努力を人一倍する必要があるでしょう。
また、2人以上いる職場では、相談相手となる人がいます。
他の言語聴覚士が得た知識を聞くこともできますし、他の言語聴覚士がどのように考えているか知る機会も得ることができます。
独りよがりの考え方にならないためにもできれば2人以上いる職場に勤めたいものですね。
リスクが一人に降りかかる
言語聴覚士が病院で仕事をしていて、一番リスクが高い場面は食事の評価です。
十分に評価をしたつもりでも、見落としがあるかもしれません。
そんな時に他の言語聴覚士がいれば、他の言語聴覚士にも相談できますし、再評価をお願いすることもできます。
その他にも、制度が変わるたびに、リハビリの算定環境を検討する必要があります。
もし医療制度を誤った解釈でとらえてしまった場合や、書類の不備などの場合は、返戻や減点などの措置をとられてしまうかもしれません。
こういった場合にも別の言語聴覚士がいればダブルチェックや相談ができることでしょう。
おわりに
本日は、一人職場についてお話ししました。
私の地域でも、一人職場であっても勉強をたくさんしている人もいれば、そうでない人もいます。
でも、これだけは言えます!
新卒で就職先を検討する場合には、絶対に人数が多い職場を選択すべきです
先輩に指導を受けた言語聴覚士と、初めから一人職場の環境の言語聴覚士とでは、数年で大幅な力の差ができてしまいます。
そうならないためにも、新卒で就職先を検討している方は、先輩が多い職場を探しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです!
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2018年02月03日
言語聴覚士ってどんな仕事?
どうも、皆さんこんにちは。
日々、病院で言語聴覚士として働いている桃の助です
今日は言語聴覚士の仕事をご存知でない方のために仕事内容を説明したいと思います。
言語聴覚士と聞くと、「言葉と聞こえの人?」という事くらいは想像できると思います!
そうなんです!言語聴覚士というのはまさに言葉と聞こえの訓練をするリハビリの一職種なんです
リハビリの一職種?
リハビリというと歩く練習をする理学療法士が一般的ですよね?
リハビリの中で言語聴覚士というと仕事は、若干影に隠れた存在なんです
普通に暮らしている方には馴染みの薄い仕事なのは間違いないです!
でも、言語聴覚士という仕事はとても大切な仕事という事を本日は知って頂きたいと思います!
なぜ馴染みの薄い仕事かと言うと、言語聴覚士が対象とする患者さんは、
@脳卒中で言語障害などが出た方
A生まれつき言葉が不自由な方
B加齢による飲み込みや会話能力が低下した方
C事故などによる高次脳機能障害が出た方
D耳の聞こえが低下している方
などの治療をするので、普通に生活している方は全く存在すらも知らない方もいるのが現状です
(言語症状や飲み込みの症状などについては、別のページで説明したいと思います。)
あまり存在を知られていない言語聴覚士ですが、実はとても大切な仕事なんです!
もしあなたが脳梗塞を発症して歩けなくなり一生、車椅子生活になったとします。
それでも不自由はあるものの、生活できるイメージは持てると思います。
今度は、脳梗塞になって一生食事が出来ない生活を想像してみて下さい。
毎日当たり前のように食べているご飯も、喉が渇いた時に当たり前に飲んでいる水も、お菓子もスイーツも外食も………全て食べる事が出来なくなります!
当たり前に食べている食事が、実は人間にとって生きがいだったりするものなんです!
少なくとも私の経験では、「歩けなくてもいいから、ご飯だけは食べれるようにしてくれ!」と言うと患者さんが大半です
他にも、脳梗塞や事故で全く話せない状況になる方もいます。
昨日まであんなに達者に話していたのに、何を言われても理解できない、「おはよう」も言えない体になる事だってあります
一言も話せない、他人が言っている言葉が分からない状況は、想像しただけで精神的ストレスが物凄いものだと思います。
そういった普段は何気なく行なっている、人生の生きがいを取り戻すために日々訓練をしているのが「言語聴覚士」という仕事です
皆さんに分かりやすくするために少しオーバーに書いていますが、実際にこういった症状を発症する方は毎日どこかにいます。
少しでも言語聴覚士という仕事が皆さんに認知されて、言語聴覚士を目指してくれる若者が増えればいいなと思います!
桃の助でした
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日々、病院で言語聴覚士として働いている桃の助です
今日は言語聴覚士の仕事をご存知でない方のために仕事内容を説明したいと思います。
言語聴覚士と聞くと、「言葉と聞こえの人?」という事くらいは想像できると思います!
そうなんです!言語聴覚士というのはまさに言葉と聞こえの訓練をするリハビリの一職種なんです
リハビリの一職種?
リハビリというと歩く練習をする理学療法士が一般的ですよね?
リハビリの中で言語聴覚士というと仕事は、若干影に隠れた存在なんです
普通に暮らしている方には馴染みの薄い仕事なのは間違いないです!
でも、言語聴覚士という仕事はとても大切な仕事という事を本日は知って頂きたいと思います!
なぜ馴染みの薄い仕事かと言うと、言語聴覚士が対象とする患者さんは、
@脳卒中で言語障害などが出た方
A生まれつき言葉が不自由な方
B加齢による飲み込みや会話能力が低下した方
C事故などによる高次脳機能障害が出た方
D耳の聞こえが低下している方
などの治療をするので、普通に生活している方は全く存在すらも知らない方もいるのが現状です
(言語症状や飲み込みの症状などについては、別のページで説明したいと思います。)
あまり存在を知られていない言語聴覚士ですが、実はとても大切な仕事なんです!
もしあなたが脳梗塞を発症して歩けなくなり一生、車椅子生活になったとします。
それでも不自由はあるものの、生活できるイメージは持てると思います。
今度は、脳梗塞になって一生食事が出来ない生活を想像してみて下さい。
毎日当たり前のように食べているご飯も、喉が渇いた時に当たり前に飲んでいる水も、お菓子もスイーツも外食も………全て食べる事が出来なくなります!
当たり前に食べている食事が、実は人間にとって生きがいだったりするものなんです!
少なくとも私の経験では、「歩けなくてもいいから、ご飯だけは食べれるようにしてくれ!」と言うと患者さんが大半です
他にも、脳梗塞や事故で全く話せない状況になる方もいます。
昨日まであんなに達者に話していたのに、何を言われても理解できない、「おはよう」も言えない体になる事だってあります
一言も話せない、他人が言っている言葉が分からない状況は、想像しただけで精神的ストレスが物凄いものだと思います。
そういった普段は何気なく行なっている、人生の生きがいを取り戻すために日々訓練をしているのが「言語聴覚士」という仕事です
皆さんに分かりやすくするために少しオーバーに書いていますが、実際にこういった症状を発症する方は毎日どこかにいます。
少しでも言語聴覚士という仕事が皆さんに認知されて、言語聴覚士を目指してくれる若者が増えればいいなと思います!
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