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天気予報から考える国民性

今日は,海外メディアとNHKの天気予報の報道の仕方を比較して,国民性について考えてみたいと思います。取りあげた国は日本、オーストラリア、カナダ、フランス、です。これらの国を選んだ理由は,ただ単に,ウエブサイトの見つけやすいところに,天気予報があったからという単純なものです。

ところで,このファンブログの画像容量は50MBまでみたいですが,私は既に 11MBも使用しています。このペースでブログを書きますと,来年には,別のブログを探さなくてはいけなくなるかもしれません。まあ,その時はその時で考えましょう。

話を元に戻しまして、


NHK

−細かい仕上げは完璧な職人−




1日の予報を3時間単位で伝えている国は,他にないような気がします。
NHKの天気予報は,天気, 最高気温, 最低気温と別々に取り上げていきます。

それぞれを掘り下げるので,個別に把握するにはより深く理解できますが, 全体としてどうなのかという個別要素を統合して捉えることが苦手になります。

ひとつのことを歯車の歯を噛み合わせるように,時系列で捉えますので,このような切り口になれていますと, メカニカルな細かい仕上げは抜けがなく完璧ですが, 全体のバランスや目的から見たときに, 本質から外れたり、過剰なレベルまで仕事をしてしまいそうです。

全体から見た最適も考えて、自分の持ち味にもっと磨きをかけましょう。日本人の国民性に当てはまるような気がします。

文字や数字で表していますので,感性よりも知性重視タイプです。天気,気温を別々に説明するのは,イギリス,ドイツも同じです。

ただ,3時間レベルというような細かさや,天気なら天気だけに焦点を絞るというのは,日本の特徴のようです。


ABC(オーストラリア)

−全体を統合的に捉える、太っ腹な世捨て人−




統合的な視点から、伝える断面を切り取っています。地図上に地名, 天気, 気温も一緒に表示しています。感性・知性のバランスが取れています。様々な移民をまとめるためには,全体を統合的に見る必要があることと関係しているかもしれません。

ただ,天気予報を聞いていますと,パッチー・レイン(ところどころ雨)というような,かなり大雑把な表現も多いです。全体として体裁が整っていれば細かいことは気にしない大らかさがあります。

これに、細部を組み立てる能力が磨かれると、大局を見る能力は一層の輝きを増すでしょう。




CTV モントリオール(カナダ)

− 全体より、自分の仕事に焦点をあてる実務遂行者−




CTVモントリオールは、カナダ各地の天気を、地図なしで, 地名,天気,気温を同時に表示するスタイルです。感性よりも知性重視タイプです。また,全体よりも個別といように視野は狭いです。日本と同じような傾向ですが,天気,気温が一緒に表示されていますので,日本より統合的な見方をしています。

出身国の異なる人でも,個性を尊重してくれるマイペースと関係しているかもしれません。また数字がでてくるのは,感覚の異なる人同士の共通言語ということなのでしょう。




France 2(フランス)

−全体を直感で捉える芸術家−




地名と個別の気温が出てきません。1週間の天気も7日分のフランス地図に天気が表示された小さな集合体が現れ,次に順次,曜日別の上のような画像が現れます。

気温は右端に,南北の最低・最高があるだけです。細かいことを気にせずに全体を直感で捉える感性タイプです。芸術と結びついた感性の世界で持ち味を発揮できるタイプです。ただ、科学技術・工業で,その特徴を発揮するのは工夫が必要かもしれません。


以上、天気予報にも国民性が出ていると思いましたので,取り上げました。
今日は, 悪口を書いているようで、後味がよくありません。




それではまた!





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