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通勤練習初日、順調

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。4連休何もすることなくボーっと過ごしてもはや最終日、ややテンパリ気味の「よそじSE」でございます。だって毎日吹雪いているんだもん。

では続けますね。

8/17(金)、2週間の図書館通勤を終え、いよいよ本社への通勤練習の初日です。本社への通勤時間は電車で1時間ちょっと掛かりますので、もう少し早めに起床しければと思い、目覚ましを5:15にセット。アラームで叩き起こされ、何とか身体を起こすものの椅子の上に座ってうたた寝をしてしまいました。

ハッと気付けば時計は6:05、ヤバイ!と慌ててジョギングに出ました。この日もいつものコース5kmを45分かけてジョギングし、シャワーを浴びて、いつもより少し軽めに朝食を済ませました。朝食を軽めにしたのは、あまり食べ過ぎて気持ち悪くなってもイヤなので自衛の為でした。

そしてちょっと早めながら、久しぶりにスーツ(と言ってもネクタイなしのワイシャツとスラックスだけなのですが)に着替え、鞄には昨日ピックアップした自分のノートPCと、暇があったら読んでみようと念の為に積み本から一冊放り込んで、7:30に自宅を出発、普段とは乗りなれない電車に乗って本社に向かいます。その電車は、東京都内でも有数の通勤混雑路線なのですが、この日はバカに空いている。吊革に掴まりながら、流れる車窓を眺めて「あぁそうかまだ世間ではお盆で夏休みなんだなぁ〜。」と考えていました。

オフィスには8:40にスンナリ到着。本社には私は殆ど行ったことがないので顔見知りはそれほど多くはないのですが、それでも何人か知っている顔があったので探してみると一人の先輩I氏発見。何を話したか覚えてませんが、他愛もない事で雑談し「今日からリハビリでこっち(本社)来るんで、宜しくお願いします。」という旨のご挨拶だけして、自分に充てがわれた空席に座りました。人事の担当者はまだ出社してないようでしたので、取り敢えず自分のノートPCを鞄から取り出してセットアップを始めました。

久しぶりに立ち上げたノートPCは、起動にものすごい時間が掛かります。
溜まっていたWindowsUpdateやウィルス対策ソフトのパターンファイルのアップデートなどなど、更新するものが沢山。その様子をジッと眺めながら待っていると人事の担当者が出社してきました。

「色々(身内の葬儀とか)あったみたいねー、大丈夫だった?」と言われ、一瞬ポカンとしてしまいました。あぁ、そう言えば身内の葬儀でリハビリ休んだんだった、先週の話だけどもうだいぶ前の出来事のような気がして、記憶から忘れられつつありました。それぐらい、毎日色んな事が起きて必死に過ごしていたんですね。「すいませんご迷惑をお掛けしました。もう大丈夫です。今日から宜しくお願いします。」と伝え、聞いていたリハビリメニューの内容の確認を始めました。

ウチの会社でやっている通勤練習のリハビリメニューは、
・9:00〜17:30まで基本的に自席に座って、IT業界雑誌を読むこと。
・日報を毎日書くこと。
・余った時間は自分の持ってきた本を読んだり何をしてもいい。但し良識の範囲でね。
という事でした。

この「日報」について詳しく触れておきます。

その日報はA3用紙1枚で、左右見開きの定型フォーマットになっていました。
●左側半分
・社員番号、名前
・今日の日付
・作業実績(何時から何時まで○○をやった、とか)
・連絡事項(自分の体調とか、主治医や産業医から何か言われたことなど)
●右側半分
・読んだIT業界雑誌の中から好きな記事を選び出して、それについて自分の意見を書くこと。記事の内容をまとめるではなく、自分自身の見解・意見を言うという事です。)

A3の左側半分は30行ぐらいの罫線が引かれており、つまりA4ビッシリに文章を書くとなると、1000字は軽く超えそうな結構な分量になります。
(本当にこんなに毎日書けるの?と第一印象で思いましたが、それは杞憂に終わりました。)

これを「手書き」で書くのです。PCで書くのは許されませんでした。

なぜ手書きかと言うと、筆圧や字の雰囲気で体調が分かるそうです。そして、記事をまとめるでなく、自分の意見を書くという事で、物事が筋道立って理路整然と述べられているかという点を見ているそうです。
また、IT業界雑誌限定というのも、システムエンジニアという仕事に近いものに触れる事で拒絶反応が出ないか、という点を見ているそうです。

それなりに、リハビリには意味がある事なんですね。

という訳で、私は会社の書籍棚から一冊の雑誌を取り出しました。IT業界雑誌はいくつも種類がありますが、取り出したのは日経SYSTEMという月刊誌でした。

図書館と会社で決定的に違うのは、自席で好きなものを飲みながら気楽に読書が出来るという点です。私はブラックコーヒーとミネラルウォーターの2つを買って、自席に戻りました。

買ってきた飲み物と雑誌を机の上に置き、とりあえずノートPCのセットアップを継続しました。何度かWindowsを再起動して、溜まっていたメールを全部読み込み、ようやく落ち着いたのは11:00を過ぎていました。とりあえず無事報告しておこう上司に「今日から本社で通勤練習開始しました〜。」という旨のメールを送信して、いよいよ雑誌に取り掛かります。

表紙をめくって、一記事一記事、丁寧に読み進めます。読書慣れしていた私にとっては造作も無い事でした。むしろ「こんな新しい技術あったの?」とか「あの会社はこんな事になってるんだ〜。」と新しい発見が沢山。ワクワクしながら読み進めました。

程なくしてお昼休み。あまり多くは食べられないなと判断して社員食堂はパスすることに。会社に併設されているコンビニでサンドイッチとサラダだけ買って自席に戻って食べました。残りの時間はネットのニュースなどを見て過ごしていました。

お昼休み明けも雑誌の読書を続行、特集記事を読んで、更に雑誌の後半へ。どんどん進んでいくと、やがて広告だらけになっていきます。もういいかな、と思って時計を見ると15:00でしたので、いよいよ意を決して日報に取り掛かります。

手書きなんて久しぶり・・・。

社員番号と名前を書き、作業実績の途中まで書いて、いよいよ右側半分の「自分の意見」に取り掛かります。どの記事について書こう・・・これだけ量があったら2,3記事を対象にしないと足りないかも・・・と思いながら雑誌を最初からパラパラめくっていきます。ま、これでいいやと、とりあえずその号のメインの特集記事について書き始めました。

書き始めると、意外とスラスラ文章が出てくる・・・、あら、結構俺って文章書けるじゃん。普段ブログを書いている効果が出ているのかなと感じました。ただ、持ちなれないシャーペンで手で書いているので腕や手首が疲れる。硬直した筋肉をほぐそうと何度か右手をブラブラと振りながら、どんどん書き進めます。ただ、漢字が書けないですね〜、書きたい漢字がパッと出てこないので、ノートPCにエディタを立ち上げて、分からない漢字を打ち込んで調べながら書いていました。お恥ずかしい限りです。

結局、メインの特集記事について自分の意見を書いただけで右半分はもう一杯、字数が多すぎて欄外にはみ出す勢いで、2,3記事も必要なく1記事で充分でした。時計は16:00を過ぎていました。

・・・これぐらいの文章を書くのに、1時間あれば出来るんだ・・・。意外と早いんだな俺。
この自分の生産性を考えて、この次からも時間管理してみよっと。


日報がほぼ完成したので気分良く、残った時間は自分の持ってきた本を読み始めました。あんまり砕けた内容の本だと会社ではマズイだろうと、持ってきたのはクレイトン・クリステンセン著「イノベーションのジレンマ」というビジネス書でした。これならば会社で読んでいても気兼ねせず大丈夫でした。

程なくして17:30になり、日報を仕上げて人事の担当者に提出。「お疲れ様〜、取り敢えず土日はゆっくり休んで、また来週ね。」と優しく声を掛けられ、退社しました。

帰宅ラッシュの電車に揉まれながら、
意外と一日早かったな〜、そんなに疲れてもない。通勤が大変だけど図書館よりずっといいかも。このまま普通にやれていれば、きっと復職出来るんだろうな、と感じながら帰宅しました。

こんな感じで、通勤練習初日は無事に終わりました。
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