●システムテスト
現在、当社を含むグループで使用するグループ統合システムを開発中です。
そして、ベンダーさんが開発してきたシステムアプリケーションのテストを終え
システムテストの真っ最中です。
システムテストとは、システムを構成するサブシステム通しで、
情報のやり取りがうまく出来ていることを前提に、
送る方と受け取る方が勘違いが無いことを確認する工程です。
これはどういうことかと言うと・・・
アホ・・・関東では罵倒、関西では愛称
バカ・・・関東では愛称、関西では罵倒
って違いがあります。
関東サブシステムと関西サブシステムで、『アホ』『バカ』って機能は理解しています。
でも、関東サブシステムは愛をこめて関西サブシステムを『バカ』って送ると
関西サブシステムは激怒します。
関西サブシステムはその怒りを込めて『バカ』って関東サブシステムは愛を感じます
このままシステムを稼働させていると、そのうち破綻するでしょう。
両システムとも、『アホ』と『バカ』って機能が自分の思っていることと違う・・・
って気づかせる工程がシステムテストです。
●Slack
各サブシステムテスト担当者は、テストを行いつつ、互いの誤解などを解決するため
Slackって言うコミュニケーションツールを利用しています。
私もそのコミュニケーションツールに参加しています。
なので、いろいろなメッセージが飛び交います。
システムテストが開始されたときから、
メッセージが飛びまくっています
殆どが不具合の報告です。
●不具合報告
不具合報告ってのは、仕様上では本来こうであるべきなのに、そうならないって報告ですね。
つまり、プログラムバグもありますが、システムプログラミング時に仕様の解釈を間違っている
パターンが多いって事ですね。
さっきの例で言うと、
関西システムが、『アホ』って関東システムに送りました。
関東システムの様子を見ると、嬉しがらずに激怒しているようだ。
なんで関東システムが激怒するんだ?嬉しがるはずなのに・・・
って報告が上がるわけです。
すると関東システムは、
『何を言ってる? アホなんて言われたら誰でも気分が悪くなるわい!』って返します。
関西システムは、
えっ?
ってなりますよね
●大丈夫か?
こんな不具合が方々で様々に起こっています。
なので、毎朝、報告会ってオンライン会議を開いています。
実際、Slackって言うツールだけでは情報量が少なすぎるのと、
解釈の違いを説明するには、相手と実際に話さないと・・・って事で
重症です。
大丈夫?このシステム