●ERPとは?
今、企業がこぞって導入しようとしているERP
ERP とは Enterprise Resource Planning の略ですね。
これは、企業に存在する情報を一元管理して、企業全体の状況を正確にリアルタイムに把握し、経営分析や経営戦略策定に有効に活用できるようにするためのものです。 加えてIT技術を利活用し、ERPに役立てることも多く行われています。
●グループ統合システム
さて、私の会社の所属しているグループも数年前からグループ統合システムを開発してきています。
しかし、その目的は
事業にとって超ダメダメなところを改善・対処して、普通のレベルの戻すため
のもので、先進的とは口が裂けても言えないものです。
ただ、グループ企業に散在している情報がある事業工程においては、集約されるので
その意味ではプチERPってとこでしょうか
●流れの方向は?
一般的な企業は、
・受注部門
・製造部門
・販売部門
・経理部門
・人事部門
・総務部門
など、その分野ごとに事業部、もしくは本部などの組織体制になっていると思います。
そして、それぞれの部門では、肥大化した事業を運営していくために、IT技術を利用している事でしょう。
今時、紙と鉛筆でビジネスを行っているところなんて考えにくいですよね。
ところが、
事業全体を俯瞰することが出来なければ、各々の事業部門が独自にITパッケージなどを導入し、利用している状態になっているでしょう。
●と、言う事は?
たとえば、受注部門でお客さまから受注した販売情報を
プリンターで印刷して/Excelなどに入力してUSBで
販売部門手渡して
販売部門では、それを自部署の販売管理システムに入力して
ってなことを行っているところが実際に多くあります。
上の青太字で表示されている部分は、あるシステムから別のシステムに情報を伝達するだけの行為であって、それには何の生産性もない事に気づくことが出来るでしょう。
もし、この青太字の部分の工程がIT技術を利用して、システム間で自動的に伝達が行われれば、
従業員はこの作業について何もしなくて良いことになります。
すると、そのしなくて良くなった部分を別の業務に振り替えることができ、企業全体としての効率が上がることは簡単に理解していただけるでしょう。
二つのシステムでさえそうなんですから、各事業部門にそれぞれ存在している複数のシステム間での、データ伝達作業は、システムが増えれば増えるほど幾何級数てきに増加することもお判りいただけるでしょう。
ERPは、このような無駄な作業を一切合切無くすとともに、
一元化された情報から、さらなる情報を生み出し、それを企業戦略に活用しよう
と、いうものです。
●ただ、当社は・・・
ずいぶん昔から、情報の一元管理を実現できていました。
準備
受注
製造
販売
請求
原材料購入
納品検品
代理店からの請求チェック
勤怠管理(勤怠管理、休暇取得管理(有給休暇、代替休暇等のすべての休暇管理))
e-Learning
労務管理
など、全て単一のシステムに実装してきました。
当然、受注状況や製造状況は販売管理部門にとって有用な情報ですし、勤怠情報も労務管理に必要です。
昨今、働き方改革で、従業員は一年間に最低5日以上の有給休暇を消化するように事業者に義務が課せられました。
すると、どうでしょう?誰が、今年度何日有給休暇を消化していて、5日に達していないものはいないか?そのものが5日消化するためには、年度の残りでいつ消化させなければならないか・・・・
システムが有機的に結合されていなければ、大変ですよね。 紙と鉛筆では(笑)
私の会社では、全ての情報が基幹システムに入力されています。
権限さえあれば、だれでもどこの端末からでも参照できます。
あっ! その権限も基幹システム内に存在する社員マスターで全て管理されています。
そして、すべて自社開発ですよー!
そして・・・私のプロフに書いてありまーすタイトル画像の ERP の下の英単語の綴りに誤りがありました。
何となく、しっくりこなかったのでネットで調べたら間違っていました。
誤:Enterprise Resoucing Planning
正:Enterprise Recouces Planning
申し訳ありませんでした。
タグ:ERP
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