昨晩の投稿で、レコード数が十億を越えてるのにそれを感じさせないアクセススピード!
AS400ちゃんは手を抜くわけでもなくきちんと仕事をしてくれる
結果は正しく返してくれる!
早くて正しい仕事、見習いたいものだ(*^▽^*)
冗談はさておき、ほんと、良くできたOSとデータベースです!
さて、新しいシステムを作るとき非機能要件ってのがあって、これを決めないと、出来上がってきたシステムがもしかしたら使い物にならない場合がありますよね!
例えば、有る仕事をコンピューターにさせるため、仕様書を作ってプログラムを作ってもらうとします。
ただ、入力がこんなで出力がこんなプログラムを作ってって頼むとその通りに出来上がってくるでしょう!
ただ、それを使ってみたら、今まで処理時間が2時間もかかってて、それじゃ遅すぎるから頼んだのに、出来上がったプログラムを動作させると4時間かかった_| ̄|〇 なんてことになると、プログラムを作ってくれた人にお金を払うどころかどつきたくなりますよね(*^▽^*)
なので、入力がこんなで出力がこんなで………の他に非機能要件として、例えば10分以内で完了することって要件を提示するんです。
以前、当社の基幹システムを別システムに置き換えようとした動きがありました。これは当然当社のシステムを嫌いなグループ親会社の人間の陰謀です(笑)
当然、現在の機能はそのままにすること………が最低条件ですね。当然です。親会社はソフトウェア外注(自分で作らない・・・作れない)なんです。
つまり、お金がかかるわけです。
せっかくお金をかけるんだったら、こんな機能やあんな機能やそんな機能が欲しくなりますよね。全く同じ昨日ならお金をかける意味がないですから。
ただ、その陰謀はとにかくAS400を排除したかったんです。
まぁ、百歩譲ってそれもありとしましょう。すると、置き換えるにあたって現在の機能はそのままにするとともに、所要時間の制限を加えることにしました!当然ですよね!
で、困ったのはそこからです。
測定可能な時間をかけて動作する処理プログラムを探し始めたんですが、なかなか見つかりません。もちろん、通常の処理データ量でです。丸一日かけて見つけました!
そのプログラムは開始してから終了するまで3分ほどかかったのを覚えています!
やったー!
って思いました!
時間のかかるプログラムを見つけて喜ぶのも変ですがね(*^▽^*)
で、時間を正確に計るためにもう2回計ることにしました。パソコンと違って、多数のジョブが平行に稼働しているホストコンピューターでは他のジョブの影響も受けるだろうから、三回計測して平均を出そうと!
そしてプログラムを呼び出し、さっきと同じデータ量で処理させる範囲を設定し、実行を指示!
あれっ!
何故か2秒ちょっと???
範囲を間違えたのか?と思い確認したけれども、ミスはない!
もう一度!
あれっ!やっぱり2秒ちょっと!
何でやーって………ふと、AS400のアーキテクチャーで単一レベル記憶ってのが有ったことに気付きました!いや、思い出しました!
まぁ、ざっくり言うとキャッシュメモリのスーパー進化版みたいなもんですね!
ざっくり過ぎましたか(笑)
単一レベル記憶の説明は次回に・・・
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