●ボランティアで始めたSE教育
私が所属しているグループで横浜にある別企業のシステム開発部に6月から、週に2.5日のペースで出勤するようになりました。
そこに設置された私の机の隣とその対面に若い女性二人が居てました。
その子たちの業務内容を知りたく観察していたら、来る日も来る日も事務作業を行っています。
ある時、その部署の別の人間から、その女性の一人がITエキスパートの初級を独自で勉強し資格を取得したって聞きました。
えっ? と驚きました。
向上心があるのに、させられてるのは事務作業ばかり・・・変な違和感を感じました。
最初は、あいさつ程度しかしなかったんですが、一か月たち、二か月たって、冗談や世間話もするようになりました。
そこで、開発について、好奇心レベルか、もっとそれ以上のものを持っているのか探ろうと思い、それとなく尋ねました。
●生徒は2人から
すると、ITエキスパートをなぜ取ったかっていう動機から、今プログラミングについて勉強しようとしてるけど分からないことだらけって答えが返ってきました。
私は、こんな事って人材の無駄遣いにしかならない
何とかしなければ・・・と思い立って、彼女らにシステム開発について教えてあげることにしました。
もちろん、会社の許可は取っていないので、ボランティアです。
勤務時間には、課題や説明文などを作ることはできません。
しかし、彼女らの開発スキルへの渇望にこたえてあげたい気持ちはプライベートタイムを少し削るぐらい何とも思わないようにしました。
●只今、3人
そして、11月から、私の本拠地の京都の会社で、私の部署に派遣として来ておられるパートさん・・・
この方も開発をしてみたいという気持ちがとても高く、横浜の二人にちょうど教え始めてたから一緒にしてみる?って聞いたら・・・
『えっ? よろしいんですか? ぜひともお願いします!』
って答えが・・・
彼女が3人目の生徒になりました。
●もしかしたら4人
現在、データベースの正規化と言う課題について、三人に教えています。
これはシステム開発をする上では、データベースは欠かせないもので、そのデータベースをいかに効率よく運用・維持できるか・・・そのためのデータベースの構造についての技術的スキル・・・を教えています。
これを、私の部署で『・・・こんなことをしている』って伝えたところ、もう一人が手を上げました。
まだ、私の生徒になるかどうかはわかりませんが、もしなってくれれば4人目です。
うれしい悲鳴ですねー!
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