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2021年12月23日

山梨・和歌山の震度5弱は フィリピン海プレート沈み込みと云う共通の理由


 山梨・和歌山の震度5弱は 

 フィリピン海プレート沈み込み と云う共通の理由



 12-23-1.png 12/23(木) 10:22配信 12-23-1




 12-23-4.jpg

     鎌田浩毅(かまた・ひろき) 京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授・名誉教授 


  12-23-2.jpg

              12月3日に相次いだ地震の震源 12-23-2


 関東と関西で12月3日、震度5弱の地震が立て続けに日本列島を襲った。先ず、午前6時37分に山梨県東部の富士五湖を震源とするマグニチュード(M)4.8の地震が発生し、大月市で最大震度5弱を観測した。又午前9時28分には和歌山県・紀伊水道でM5.4の地震が発生し、御坊市役所で窓ガラスが割れる被害も出た。
 3時間足らずの間に発生した二つの地震に直接の関連性は無いが、何れもフィリピン海プレートの沈み込みと云う共通の原因に依る。

 本連載第66回でも触れた様に、日本は四つのプレートが重なり合って居る〔世界屈指の変動帯〕に在る。富士五湖の地震は、伊豆半島の北でフィリピン海プレートがユーラシアプレートへ沈み込む境界付近で起きた。
 一方、紀伊水道の地震はフィリピン海プレートの直上に在るユーラシアプレート内部で起きた地震で在る。夫々震源は深さ19キロ・18キロと、ドチラも比較的浅い場所だった為、強い揺れが地上を襲った。  

 富士五湖の近くには富士山が在り、噴火との関連も心配されたが、地震計や歪計等の観測データには特段の異常は見られ無かった。結果として地震の規模が小さく、且つ富士山のマグマだまりから30キロも離れて居る為、直ちに噴火する恐れは無い。  
 只、今回のM4.8規模の地震が富士山のマグマだまりの近傍で起きると、噴火に対して警戒が必要と為る。マグマだまりの周囲に亀裂が生じて中の水が水蒸気に為り、マグマが激しく泡立つからである。  

 ◇「昭和南海」前と類似  

 一方、紀伊水道の地震は、近い将来に発生が見込まれるM9規模の南海トラフ巨大地震に向け、増え続けて居る内陸地震の一つで在ると考えられる。南海トラフ巨大地震はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界が激しく滑る事に依って起きる。前回の昭和南海地震(1946年)では1,300人以上の死者を出し、各地で津波による被害も出た。  

 その発生時期は2030〜40年頃、又規模はM9.1と予想され、ユーラシアプレート内部に歪が蓄えられて居る状況に在る。1995年の阪神・淡路大震災以降、西日本では直下型地震が増える活動期に入って居り、今回の紀伊水道の地震もその一例である。
 因みに、紀伊水道は南海トラフ巨大地震の想定震源域にも含まれており、これ迄もM4以上の地震が度々発生して居る。

 21年9月以降に震度5弱以上を記録する地震は、日本列島で6回記録された。こうした直下型地震が南海トラフ巨大地震を直接誘発はしないが、昭和南海地震前にも内陸では地震が多発しており、現在と好く似て居る。  
 今後、プレート境界でM7規模の地震が起きると、M9規模の地震を誘発する可能性が在る。現代の地震学ではその時期を特定する事は出来ないが、西日本では今後も直下型地震が増える事は確実で在り、十分な警戒が必要と為る。



            12-23-3.jpg 

 ◇人物略歴  鎌田浩毅(かまた・ひろき) 京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授・名誉教授 1955年生まれ 東京大学理学部卒業 専門は火山学・地質学・地球変動学 「科学の伝道師」を自任 理学博士




 【管理人のひとこと】

 TVドラマ〔日本沈没〕が終わった。このドラマは〔日本沈没〕に依り数々の社会現象が生まれ、様々な問題を引き起こす・・・この様を広範囲に描いたものだった。丁度世界を襲うパンデミック現象に似た〔恐怖〕〔絶望〕感を取り入れた人類の未来を思わせるものだ。
 1億3千万の日本人を、何処の国が何人〔亡命〕を引き受けるか・・・世界有数の科学技術を誇る有名企業と抱き合わせて交渉しようとする。が、残念ながら現在の日本企業にそれだけの価値ある企業は存在しない。30年前の日本だったら成り立つものだったのだが。
 25年以上続く無政策のデフレ国家に、何処の国が手を差し伸べて呉れるだろう・・・そう思うと、今までの政権が疎ましくて為ら無い。世界に溢れる難民を、一切引き受けようともしない国に何処の国が助け舟を出すと云うのだ・・・残念ながら、人情も情けも無い国家とは我が国を指す言葉だつた。















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