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2020年04月22日

コロナ不況下の日本に、最悪のスタグフレーションが迫る構図を読み解く



 コロナ不況下の日本に 

 最悪のスタグフレーションが迫る 構図を読み解く


           〜ニューズウィーク日本版 4/21(火) 12:15配信〜

 <新型コロナで日本経済が既に景気後退入りして居るとされる中、物価だけが上がると云う最悪の状況が現実に為りつつある>

 新型コロナウイルスの感染拡大でデフレ激化を懸念する声が上がるが、一方でスタグフレーション・不景気下のインフレのリスクも徐々に高まって居る。好景気に依るインフレは、賃金も上がるのでそれ程大きな混乱は生じないが、スタグフレーションではそうはいか無い。只でさえ苦しかった庶民の懐は更に厳しく為る可能性もある。
 経済学的に見てインフレには2種類ある。一つは需要の伸びが大きく、供給が追い付か無い場合に発生するディマンドプル・インフレ、もう一つは、何等かの理由で供給側のコストが上昇するコストプッシュ・インフレである。

 一般的にディマンドプル・インフレは好景気の時に起こり易いが、コストプッシュ・インフレはそうとは限ら無い。1973年に発生したオイルショックはその典型だが、原油価格の一方的な上昇を切っ掛けにあらゆる製品の価格が上昇し、景気とは無関係に一気にインフレが進んだ。
 日本では近年、デフレが続いて居るとされて来たが、それは物価上昇率が鈍いと云う意味で、物価の絶対値は寧ろ上昇を続けて居る。アベノミクス以降はその傾向が顕著で、消費者物価指数(総合)は過去7年間で6.5% も上昇した。徐々にインフレが進んで居ると云うのが実態だ。

 コロナで起きるのはデフレかインフレか

 インフレが進む最大の理由は、諸外国とのGDP格差が拡大した所為で、輸入価格が上昇した事に加え、深刻な人手不足から、建設や外食等、現場作業が必要な業界を中心に人件費の高騰が進んで居るからである。
 こうした中で発生したのが新型コロナウイルスである。各国に感染が拡大して居る事から、世界的な景気後退の可能性が高まって居るが、需要減からモノが余るので一見するとデフレを誘発しそうに思える。確かに総需要が減るので、一部の商品は価格が下がるかも知れないが、話はそう単純では無い。全世界で人やモノの流れが停滞して居る事で、航空機等の便数が大幅に減少し、貨物運賃の急騰を招いて居るからだ。

 インフレ目前で有る事を示すデータ

 ウイルスが終息した後も、近い将来、再び似た様な感染拡大が発生すると予想する専門家は多く、企業側はグローバルな物流網や生産体制の見直しを進める可能性が高い。そう為ると、従来の様に世界各国から最安値で商品を大量に調達する事が難しく為るので、最終的には輸入価格の上昇に繋がる。
 国内の労働市場に付いても同じだ。これ迄は世帯年収の低下を補う為、主婦や高齢者が安い賃金で労働市場に参加して居り平均賃金を引き下げて居た。だが、日本の就業率はここ数年で大幅に上昇し、先進国の中でも可成り高い水準と為った。今の日本は、働ける人はホボ全員、働きに出た状態であり、労働者の増加による賃金低下はこれ以上進ま無い可能性が高い。

 しかも、失業率とインフレの関係を示すフィリップス曲線を見ると、現時点に於ける日本の失業率(2.4%)は、丁度インフレが顕著と為る敷居値に位置して居り、経験則上は物価高騰目前である。日本経済には、輸入価格の高騰・人手不足・物流コスト増大等、多くのインフレ要因が存在して居る。
 コロナショックで一時的にはデフレと為り、失業率も上がるかも知れないが、物価上昇等在り得無いと云った思い込みは危険である。


           042301.jpg

       本誌2020年4月21日号掲載 加谷珪一 経済評論家     以上









 【管理人のひとこと】

 人々が見落とし勝ちな日常の風景・・・所得が年々下がる感覚なのに公共料金が上がり、生活費が膨らみ何と無く生活が苦しい大変な時代・・・と。しかし、実際は、デフレの国内経済状態なのに、個人としては生活苦が重く圧し掛かる日常なのである。
 加谷珪一氏が警告を発する様に最悪の「不況下のインフレ」への恐怖が我々を襲って来る・・・その危険性が高いのかも知れない。これは、最悪のシナリオである。
 安倍政治の経済政策の失敗で、掛け声だけの〔景気浮揚策〕として、オリンピック招致・海外からの旅行者誘致(インバウンド)・IR・大阪万博招致・・・と、全て他者や人頼みの掛け声だけの政策に邁進し、足元の国民の購買力を無視し軽んじた政策の連続だった。国としての全ての力を国民を除外した外へ向けての政策だった訳だ。国内は疲弊し購買力も減少・・・頼みは海外からの旺盛な経済力のみに頼ったモノだけだった。
 現在は、先ずは海外からの観光客は消滅し、オリンピックも延期か中止を迫られ、疲弊した国内の購買力は益々低下する。安倍政治の全ての失敗が集中して、今我々を襲って居る。この上食料や日用品が高騰する様な事態と為ったら・・・その恐れは高いのかも知れない。








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